土井善晴 ポール・マッカートニーを語る

星野源 土井善晴流の味噌汁で生き方が変わってきた話 星野源のオールナイトニッポン

土井善晴さんが2022年12月20日放送のニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』の中でポール・マッカートニーについて話していました。

(星野源)土井さん、音楽もお好きだということで選曲をしていただいたんですけれども。音楽も聞かれるんですよね。ビートルズがお好きということで。

(土井善晴)ビートルズ……特にポール・マッカートニーがめちゃめちゃ好きなんですよ。本当に。今日はポール・マッカートニーの話は、しないんですか?

(星野源)アハハハハハハハハッ! いや、してください(笑)。ぜひ今、してください。

(土井善晴)大学生の時。親戚のお姉さんに黒のね、ジャンパーにアップリケで「McCartney」って赤で刺繍をしてもらったのをずっと着てましたから。

(星野源)へー! それぐらい大好きなんですね。

(土井善晴)大好きで。ポール・マッカートニーを本当にいつか……自分の人生の潤いとか、慰めとかをしてくれたから。もうとにかく、ポールが好きで。恩にさえ感じてたんですよね。そして、ポールが最初、日本に来る時に、空港で捕まったでしょう?

(星野源)ああ、ありましたね。

(土井善晴)それがショックで。1年以上、ポールを聞けなくなったんですよ。

(星野源)それはつらい……そうですか。

ショックで1年以上、ポールを聞けなくなる

(土井善晴)もう、本当にショックで。そしたら、「この気持ち、どうしたらいいねん?」っていう。そして、ポールが来るっていうことになった時に、もうどうしていいかわからへんかったけども。「でもまあまあ、こんだけ世話になってんねんから、行こう。だけども、ポールに私が来たいうことが見つからんように、一番隅っこの柱の陰から覗いていよう」って思うんですよ(笑)。

(星野源)アハハハハハハハハッ! それ、会場はどこだったんですか?

(土井善晴)会場は東京ドームで……。

(星野源)そんなの、見ないですよ(笑)。でも、それぐらい、相手にばれないように見たいっていう感じだったんですか?

(土井善晴)そういう感じやったんですね。それで、見に行ってね。もう最初から最後まで、一緒に……みんなが一緒に歌ったんですよ。それがね、もう本当に楽しかったんですね。で、一緒に行った人が「よかったですね!」って。その簡単に「よかった」って言われるのがすごく腹が立って。

(星野源)アハハハハハハハハッ! そうですよね(笑)。本当にすごい思いを持って。しかも、見つからないように、すごく気を配りながら見てたんですもんね?

(土井善晴)そうです、そうです。だって、自分としたらなんか……そのコンサートがなかったら私はいつか、イギリス・ロンドンに行って、ポールの家の前にお礼だけ言いに行こうと思っていたんですよ。その気持ちの持っていきようがなかったから。そんな思いで行ったもんですからね。

(星野源)そうですか。そんな土井さんが選曲した曲は?

(土井善晴)今日はポール・マッカートニーの『Dance Tonight』です。ちょっと楽しい曲です。

(星野源)では、どうぞ。

Paul McCartney『Dance Tonight』

<書き起こしおわり>

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