星野源『さらしもの feat. PUNPEE』を語る

星野源『さらしもの feat. PUNPEE』を語る 星野源のオールナイトニッポン

星野源さんがニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』の中で自身のEP『Same Thing』の中からPUNPEEさんと作った楽曲『さらしもの』について話していました。

(星野源)さあ、じゃあここでさっきかけるはずだった私の新曲をかけていきたいと思います。ちょっと先にメールを読もうかな。愛知県16歳、チェリーネーム「残金26円」。「少し暗い話になってしまうのですが、僕の学校では高校2年生になると勉強の成績順にA群、B群と分けられます。部活に打ち込んだり趣味に没頭していた僕はいま、B群にいます B群にいると一生懸命勉強していても『B群が勉強してもどうせバカだよ。バカは俺らの教室に入るなよ』と一部の性格のゆがんだA群のやつに言われたり……」。そんなことあんの!? すごいね。「『俺はB群相手に授業をしたくないと学校の先生に言われたりします」。マジで!? そ……ええっ? そんなこと、あるの? いまの日本で? マジで?

「……まるで『さらしもの』のような生活です」。すげえな……いや、すごい。「……そんな僕ですが、源さんの荒々しくも優しい新曲たちを聞いて、周りの人間を見下すことでしか自分をコントロールできないかわいそうなやつと、いい年になったにも関わらず、自分の感情のままにしか動けない子供みたいな教員に時には中指を立て、時にはそんな状況を楽しみたいと思えるようになりました。2年生になってからの半年間でモヤモヤとした何とも言えない気持ちを源さんの曲が昇華してくれた気がします。ありがとうございました」。すごい! 残金26円。すごい社会性の中で生きてるね。すげえわ! 偉い!

いやー……もうなんて言うかやっぱり実際、高校を卒業して社会に出ると、全然そんなことないわけじゃない。で、成績が良くても頭は悪いやつっていうのはいて。あと、フフフ(笑)。頭がすごくいいのに成績が良くない人っていうのもいるんだよね。で、その……「そういうことではない」っていうところにあなたはもうすでに気づいているんだよね。だからすごいことだと思います。でも、やっぱりこういう業界にもさ、あとは社会の中にもやっぱり見下すことでしか自分をコントロールできない人っていうのがめちゃいるよね。

本当にいるんだよ。だから「卒業したら全くそんな人はいない世の中だからね」とは言えないけども。あの……「本当にそういう人たち、いるよね」っていう、そういう風に共有できる人たちっていうのは山ほどできると思うので。すごいな。でも、順番がついちゃうのって、それがあるのは僕は悪いことじゃないとは思うんだけども。でも、そのAとBに分ける意味はあんまり意味がわかんないんだけどね。普通にただ、成績順に並べるならまだわかるんだけど。そのAとBの……なんなんだろうね。不思議。すごいは。じゃあねぶり棒を、ええと……じゃあ、ここにある、ファイブねぶり棒です!(拍手)。

星野源 ラジオ番組新グッズ「ねぶり棒」への反響を語る
星野源さんがニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』の中で番組の新ノベルティグッズ「ねぶり棒」に対する反響について話していました。

(ねぶり棒ファンファーレが立て続けに2回鳴り響く)

(星野源)フハハハハハハッ! どうした? どうした? 2回押した? もう力が……2回分ね(笑)。すごい! もう思わずさ、そのファンファーレを鳴らす指に力が入るぐらい。いいメールだわ、これは。すごい。いや、彼以外にもそういう人っているんだろうね。いや、すごいわ。強い。素晴らしいです。でもね、「辛いわ」っていう時はあると思うんで。そういう時はこのラジオを聞いて「くだらねー」って笑っていただければ幸いでございます。

北海道、ラジオネーム「うはウナギのう」さん。「『Same Thing』EPリリース、おめでとうございます。全部好きで4曲通して聞くのがお気に入りです」。ありがとう。いいよね。4曲の流れが僕も非常に好きです。「……ドキドキする幸せな時間をありがとうございま。す特に耳に残るのは『さらしもの』です。AppleMusicでPUNPEEさんの作った曲を片っ端から聞いて、『さらしもの』のクレジットにも名前があったRascalさんの名前が入っている曲を見つけました。

ドイツの方だとわかりましたが、解説が英語で書いてあって調べるのには骨が折れそうです(涙)。チャンス・ザ・ラッパーさんとかヒップホップの音楽を聞くと、クレジットにたくさん名前があって、どうやって音楽を作っているのか、とっても気になっていました。あの最高な『さらしもの』はどのように作られたんでしょうか? できれば教えていただきたいです」。

じゃあ、軽く『さらしもの』の話をしましょう。PUNPEEくんと「曲を作ろうよ」なんつって。で、今回の『Same Thing』のコンセプトは「友達と作ろう」っていう感じなんですよね。だからいわゆるビジネス的なコラボではまったくないってことですね。僕の友達、そして友達なんだけどかつ、音楽を愛していて僕が大好きなアーティスト。その人たちと本当に音楽を始めた頃のような気持ちでですね、わいわい言いながら音楽を作るという、そういうのをやりたいという思いで。なので、昨日の『おげんさんといっしょ』でも言いましたけども。STUTSくんがつないでくれた縁で知り合うようになってご飯したり。

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それで好きな音楽とかを交換したりとかしてね。で、「曲を作りましょう」「やりましょう、やりましょう」っつって。で、最初は「トラックも作りましょう」みたいな話だったんですけど、PUNPEEくんが「源さん、これどうですか?」って送ってくれたのがRascalっていう人のトラックで。これ、ドイツの人なんだけど。チャンス・ザ・ラッパーの曲のトラックとかも作っている人で。

Chance The Rapper『Juke Jam』(Prod. Peter Cottontale & Rascal)

で、そのRascalっていう人のトラックをPUNPEEくんが買って。で、温めてたトラックがあって。それはこの『さらしもの』っていう曲の基盤になってるループだったりとか、いわゆるトラックなんだけども。で、それをもとに「これ、いいっすね」って。それで「じゃあ、作りましょう」って。で、僕が「生でホーンを入れた方がいいんじゃないですか?」って言って、いつもお世話になっている武嶋(聡)さんにアレンジをお願いしてホーンセクションを生で入れたりとか。

で、その構成みたいなのをPUNPEEくんが軽くやってくれたりとかして。で、構成っていってもほぼループなんで。そこでシンセが入ってくるかどうかぐらいだったんだけども。そこで僕がメロディーを、いちばん最初の部分だったりサビだったりっていうのを考えて。で、そのメロディー部分の歌詞を書いたりとか。それであのラップの部分もPUNPEEくんが僕に「なにか今回、言いたいことありますか?」みたいなヒアリングをしてくれて。その中から、僕が言ったりとか書いた文章でそれを汲んでくれて。それを元にリリックを書いてくれたりとかしましたね。

で、PUNPEEくんのノートみたいなのを見せてもらって。「このワード、すごい好きです!」みたいなのもリリックに入れてもらったりとかして。で、僕のラップの部分。僕もね、この番組のジングルと、日村さんの誕生日ソング以来のラップで。

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あの、はじめてリリースする曲としてははじめてちゃんとラップをしました。で、そのラップの自分のリリックは自分で書いて。で、PUNPEEくんにその監修をしてもらって。僕のフロウになるように。いわゆるラッパーの真似事ではなくて、星野源の言葉としてラップが出るように監修もしてもらいました。で、そういう風にして一緒に、もう本当にこだわりながら作って。で、コーラスに関してはいつものギターの亮ちゃん(長岡亮介)、そして石橋英子さんの2人に来てもらって、3人でアレンジとかを考えながら一緒に録音しました。

なのでそんな感じで作っていった曲ですね。『さらしもの』っていうタイトルはPUNPEEくんのメモの中に「さらしもの」っていう言葉があって。「めっちゃいい言葉だね!」ってなって、「これをタイトルにしたいな」ってすごく思って。で、そこから作っていった曲でございます。ぜひみなさん、じっくりボリューム上げてきてください。星野源の最新EP『Same Thing』の中から星野源で『さらしもの feat. PUNPEE』。

星野源『さらしもの feat. PUNPEE』

(星野源)お送りしたのは星野源の最新曲です。最新EP『Same Thing』収録の星野源で『さらしもの feat. PUNPEE』でした。来週は『Ain’t Nobody Know』という3曲目と『私』という曲をかけて語っていきたいと思います。ちょっとね、ゆっくりなかなか話せないんで。しばらく『Same Thing』の話なんかもゆっくりしていったりとかしたいなと思っております。来週もよろしくお願いします。

(中略)

(星野源)愛知県16歳、チェリーネーム「残金26円」。「先ほどはメールを読んでいただき、ありがとうございました。『なんなんだよ、くそったれ!』という感じの学校ですが、そのおかげで人の心に寄り添いたいと強く思い、心理カウンセラーになりたいと思うようになりました。悩んでいる人を助けるには、その人の悩みを吹っ飛ばすぐらいの知識と力が必要です。いままでサボってきた分、勉強を頑張るのは大変ですが、いつか出会うあなたを救うために頑張りたいと思います」。すごすぎるね、16歳! 残金26円なのに(笑)。26円しかないのに、すごい! あんた、すごい! 素晴らしいね。そんな彼をちょっとでもね、『Same Thing』で元気づけられたならとてもよかったです。本当にありがとうね。ぜひ、たくさん棒をねぶってください(笑)。

<書き起こしおわり>

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