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星野源と松重豊『深夜の音楽食堂』トーク書き起こし

星野源と松重豊『深夜の音楽食堂』トーク書き起こし FM yokohama
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星野源さんがFMヨコハマ『深夜の音楽食堂』にゲスト出演。松重豊さんと音楽や演技などについてあれこれと話していました。

(松重豊)FMヨコハマ『深夜の音楽食堂』へようこそ。マスターの松重豊です。最近の私はと申しますと12月31日。まもなく1週間後でございますね、夜の10時からテレビ東京『孤独のグルメ』大晦日スペシャルをお届けいたします。2年連続、大晦日に生放送。裏番組は『紅白歌合戦』『ガキの使いやあらへんで』なんてね、そういうものと戦っていかなければならないわけで。そのライバル番組に出ている人が今日はね、なんと来ているということでね。今夜はクリスマスの夜です(笑)。クリスマスの夜に野郎2人でお送りいたします。目の前に座っているのは星野源くんです!

(星野源)どうも、ライバルの星野源です(笑)。

(松重豊)ライバルなんだよ。いい迷惑だよ、もう!

(星野源)フフフ(笑)。

(松重豊)だから10時から11時半まではちょっと出てこないでね。

(星野源)いや、わかんないですよ。それは。

(松重豊)なんでわかんないの?

(星野源)知らないですもん。出順っていうの、まだ聞いてないですから。

(松重豊)本当? また、しかもアミューズさんからは桑田さんもお出になるみたいで。桑田さんがまたあの時間帯にやられると、もう本当に困ったもんなんですよ。

(星野源)NHKホールに来るということなんでね。

(松重豊)僕だってNHKホール、行きますよ。なんなら、もう。出前を持って。

(星野源)じゃあ、そしたらもう僕も『孤独のグルメ』に出させていただきたいですよ。

(松重豊)フフフ、はい。いい意味でコラボレーションできたらと思うんですけどね。さあ、もう星野源さん、念願のゲストに来ていただきましたけど。

(星野源)本当にありがとうございます。

(松重豊)はい。今夜も最後までお付き合いください。

(中略)

(松重豊)松重豊がお送りしているFMヨコハマ『深夜の音楽食堂』クリスマススペシャルでございます。今夜のお客様はこの方です!

(星野源)こんばんは、星野源です。よろしくお願いします。

(松重豊)お願いします。こういう面と向かってね、ラジオに出ていただくっていうのはね、本当にね、恥ずかしいやら嬉しいやらでね。感無量でございます。

(星野源)こちらこそ。

(松重豊)では、星野源さんのプロフィールをざっくりご紹介いたしましょう。1981年、埼玉県生まれ。微妙なところで生まれたんですね。埼玉のどこでしたっけ?

(星野源)ちょっと、待ってください。そんな埼玉を「微妙」だなんて言われたら、この30分がそれについての討論で終わってしまいますよ!

(松重豊)フフフ、そうなんだけどさ、俺いちばん劇団の頃から仲が良いのが勝村政信でさ。あの男も微妙なさ、漢字で書けない蕨っていうところでさ。

(星野源)僕、だって蕨で育ってますから。

(松重豊)蕨なんだ(笑)。蕨ってほら、書ける人が、ねえ。

(星野源)勝村さん、地元の星ですよ。

(松重豊)リスナーの方でも「蕨」って書ける人、いないですよ。最近、「檸檬」と「林檎」って書けるようになってちょっと嬉しいんですけど。

(星野源)なんの話んですか?(笑)。

(松重豊)「音楽家、俳優、文筆家」っていう。なんでさ、こうやって漢字で書くの? 「ミュージシャン、アクター、エッセイスト」とか、横文字で書かないでさ。

(星野源)だって「アクター」とか恥ずかしくないですか?(笑)。

(松重豊)恥ずかしい(笑)。「役者」とかさ。

(星野源)「ミュージシャン」とかもちょっと恥ずかしいじゃないですか。

(松重豊)恥ずかしいの? 「僕、文筆家です」って言う方が「夏目漱石かよ、この野郎?」っていう感じがするんだけど。

(星野源)でもね、書き方が難しくないですか? エッセイだけ書いているわけでもないし。

(松重豊)僕もね、星野源さんにちょっと憧れてるんで。今年ね、エッセイも始めまして。

(星野源)あ、そうですか。へー!

(松重豊)サンデー毎日でちょっと連載なんか始めて。ええ。もうね、目指せ星野源っていう。星野小源としてね、がんばろうかと思って。

(星野源)フフフ、これからはもう文筆家と名乗ってくださいね。

(松重豊)いいですか? 僕も名乗って。

(星野源)もちろんですよ。

(松重豊)僕、「音楽好き俳優、文筆家」っていうので。

(星野源)「音楽好き」の方が先に来るんですね。「俳優」よりも(笑)。

(松重豊)「音楽好き俳優」と「音楽好き文筆家」っていう肩書きでひとつ、やらせてもらおうかなと。すいません。2000年にインストバンドSAKEROCKを結成。これ、若干19歳。

(星野源)そうですね、はい。

(松重豊)10代でそんな、もう?

(星野源)そうですね。自分のバンドを作りたいと思って。で、人を集めたんですけど、ボーカリストが見つからなくてインストバンドになりました。

(松重豊)2010年にファーストアルバム『ばかのうた』でソロデビュー。この時にはじめて歌った?

(星野源)そうなんです。趣味で歌は作ってたんですけど、たまに「弾き語りライブとか出てみなよ」とか言われてちょっとやって。なんかそれがちょっと口コミで広がっていって。で、細野晴臣さんのレーベルがビクターに移動するっていう時があって、その時に細野さんに「ソロアルバムを出さないか?」っていう風に言っていただいて。細野さんに言っていただいたら、もう出すしかないっていうか。「じゃあ、ちょっとこれまで恥ずかしいし、ちゃんとやってこなかったけど、歌をちゃんとやってみよう」っていって作ったのがこの『ばかのうた』でした。

(松重豊)その細野さんはどういう勝算があって星野くんに「歌を歌ってみれば?」って言ったんだろう?

(星野源)どうなんでしょうね? なんとなくじゃないですかね。

(松重豊)すごいですね。やっぱり日本の音楽界をここまでずーっと、裏でずーっと支えてらした方に背中を押してもらってソロデビューという。2016年のシングル『恋』は自身も出演したドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』とともに社会現象とも呼べる大ヒットを記録しました。

(星野源)フフフ、ありがとうございます。

(松重豊)野木(亜紀子)脚本のね。僕もね、脚本家の野木さんには本当にお世話になっているんですけども。

(星野源)2人ともお世話になっていますね。野木チルドレン。

(松重豊)野木チルで。

(星野源)フフフ、野木っ子です(笑)。

(松重豊)野木っ子なんですけどもね。野木さん自体はそんなチルドレンを作るような人じゃなくて、本当に落ち着きのない、お酒の好きな……(笑)。

(星野源)アハハハハハッ! 彼女が子供っていう感じですかね?

(松重豊)本当に、チャイルドなんですけどもね。また、翌2017年のシングル『Family Song』はオリコンウィークリーシングルランキングでこの年度のソロアーティストのシングル作品として最高売上枚数を記録する快挙。今年に入ってからは映画『ドラえもん のび太の宝島』の主題歌・挿入歌を担当。そしてNHK連続テレビ小説『半分、青い。』の主題歌『アイデア』も手がけました。それで紅白歌合戦も出演という。俳優としてはドラマ『コウノドリ』シリーズや大河ドラマ『真田丸』『逃げるは恥だが役に立つ』など出演作多数。映画は『箱入り息子の恋』『地獄でなぜ悪い』などに出演。そして、なんと来年8月には主演映画『引っ越し大名!』の公開が控えています。これ、『引っ越し大名!』。

(星野源)ねえ、まさかのね、自分で出演情報を開示していくというね。松重さん、自分から。

(松重豊)フフフ、違うんだよ!(笑)。

(星野源)正式発表の前に(笑)。

(松重豊)正式発表っていうかさ、こういうのってチョロ出しするじゃん? 脇で出ているから現場一緒だし。それで現場で友達になって、何かラジオとかに呼ばれたら「何で知り合いになったの?」って言わなきゃいけないじゃない? その『引っ越し大名!』で僕は家老なんでね。偉い人なんですよ。

(星野源)フフフ、本当にね、偉い人なんですよ。

(松重豊)偉い人なんですけど、これが現場は大変でしたけどね。

(星野源)本当に寝れない(笑)。

(松重豊)寝れない。大変。本当にね。

(星野源)面白くなってるんじゃないでしょうか。

(松重豊)現場はだから、待ち時間とかが長かったんで。こうやってね、家老と家臣とでネオソウルトークみたいなことをやっていたりして。

(星野源)そうですね、音楽の(笑)。

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『引っ越し大名!』で出会って意気投合

(松重豊)また、作家としてもご活躍。著書『蘇る変態』。

(星野源)フフフ、ダメですね、タイトルからして。これ、文庫にする時はタイトルを変えようと思ってますから。

(松重豊)俺もこの題名でエッセイ書きたかったな。まあ、ちょっと変えて。『続蘇る変態』とか。作家を変えて。

(星野源)『続』(笑)。いいですね。

(松重豊)『いのちの車窓から』などを刊行。2016年からは『星野源のオールナイトニッポン』がスタート。あ、まだでも2年ぐらいなんだ。

(星野源)そうですね。もうちょっとで3年目で。

(松重豊)へー! あんなもう完成されたような世界があるのに。じゃあ、これからもいろいろと流動していくんですね?

(星野源)そうですね。ちょっとまたやりたいことはありますね。

(松重豊)あるんだ。どんなこと?

(星野源)それは言えないですよ。

(松重豊)横流ししてくれればそれ、FMヨコハマで先にやっちゃおうかなって。

(星野源)ダメダメ!(笑)。

(松重豊)ダメか。固い男だな。

(星野源)フフフ(笑)。

(松重豊)昨年、ギャラクシー賞ラジオ部門・DJパーソナリティ賞を受賞。そしてなんと! 今月19日、3年ぶり5枚目となるニューアルバム『POP VIRUS』……これ、正しい発音をしてください。

(星野源)えっ? 「ポップウィルス」?(笑)。いや、実際の英語の発音だと違うんですけどね。

(松重豊)そうだよね。「ウィルス」って難しいんだよね。

(星野源)「ヴァイラス」かな? (いい発音で)「ヴァイラス」。

(松重豊)「ヴァイラス」。『POP VIRUS』が発売されました。おめでとうございます!

(星野源)ありがとうございます。

(松重豊)一足先に私、拝聴させていただきましてね。もういろいろと今年は星野くんとお会いして……僕も音楽を聞く幅が広がって。本当に後半はね、アルバム作りに没頭していたんだなっていうことで。時々こう、LINEとかをいただいても、本当に集中してるんだなっていうのが結実されてたようなアルバムになっていて。

(星野源)ありがとうございます。嬉しい!

(松重豊)それぞれ本当にいろんなテイストの星野くんの趣味というか趣向というかセンスというか、そういうものが散りばめられてあって。一筋縄ではいかないアルバムになっておりまして。もう4回、5回と聞いてるんですけどもね、素晴らしいアルバムだと思います。ぜひ日本中の方に聞いていただいて、紅白歌合戦で締めるという。今年1年を星野イヤーの1年であったということを締めくくりたいと思いますけれども。

(星野源)ありがとうございます。

(松重豊)まあ、これでプロフィールというのは一応終わりですけども、まだなにか言い足りないこと、ありますか?

(星野源)なにもないです。あの、AB型の一人っ子っていう、そんあ男2人がクリスマスに話すって何か、いいですね。

(松重豊)AB型の一人っ子はもう変態だっていうのがよくわかってるんでね。それがね、あの年の差を越えて星野さんにはね、異常にシンパシーというか、共感を覚えるんですね。

(星野源)普通だったらもう大大大先輩ですから。僕、だって中学生の時から『演劇ぶっく』とかに載っていた人ですからね。松重さんは。

(松重豊)『演劇ぶっく』を見てる時点でもうダメなんだよ。もうね。サブカルチャーの……。

(星野源)そうですね。メイン街道ではないですよね(笑)。

(松重豊)まずその歳で大人計画に入るなんていうことがもう変態すぎて。そこの質問から。「大人計画になんで入ったの?」っていう質問をね、京都の丹波の崖で甲冑を着ながらね。そういう話をした時に。馬の横でね。「うわっ、筋金入りの変態だな!」って思ったんだよね。

(星野源)当時はもうまったく大人計画って一般的には知られてなかったんで。阿部サダヲさんも松尾スズキさんも宮藤官九郎さんもテレビとかには一切出てなかった時なんで。『高校教師』っていうドラマがあったじゃないですか。あれの駅の切符を切る人で松尾さんが一瞬だけ出ていたりとか。その、本当にエキストラのような雰囲気でちょっとずつ出ていたっていう頃で。

(松重豊)それでも星野少年は「おっ、松尾スズキが出た!」みたいな?

(星野源)「松尾さんだー!」みたいな。でも、小劇場ではもうやっぱり有名だったので。で、当時高校生が大人計画を見るっていうのはまだ相当早いっていうか、あんまりいなかったです。周りはもう大人ばっかりで。「怖え!」みたいな。

(松重豊)そのへんのことは1曲聞いた後にうかがいたいと思いますので。1曲、星野源さんの曲に行きましょう。ニューアルバム『POP VIRUS』からタイトル・チューンっていうんですか? これは。『Pop Virus』を聞いていただきましょう。

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星野源『Pop Virus』

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