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小袋成彬 タイラー・ザ・クリエイター『IGOR』を語る

小袋成彬 タイラー・ザ・クリエイター『IGOR』を語る MUSIC HUB
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小袋成彬さんがJ-WAVE『MUSIC HUB』の中でロンドンのファッション学校の卒業コレクションを見に行った話と、タイラー・ザ・クリエイターがリリースした新作アルバム『IGOR』について話していました。

(小袋成彬)先週ですね、セントマーチンというロンドンにある世界三大ファッション学校の卒業コレクションにお邪魔しに行きました。いわゆるファッション系の大学で世界に三つ、名門校がありまして。ひとつがロンドンのセントマーチン。ひとつがニューヨークのパーソンズで、もうひとつが名前を忘れちゃったな。デンマークにあるんですけど。ごめんなさい、名前を忘れちゃいました。

その三つの中でいちばんぶっ飛んでると言われているセントマーチンの卒業コレクションにご招待されて行ってきました。ぶっ飛んでました。ぶっ飛んでたなー。僕が見たのは女性服の部門と、あとはテキスタイルとニット。この三つを見に行ったんですけど。特に今年の女性服はめちゃくちゃぶっ飛んでて。どこかでね、Webで上がってるはずなので。卒業コレクションの様子が見られると思うんですけど。特にですね、その最後の作品の人はもう服ではなかったですね。

風船なんすよ。東京ドームみたいに中の圧を高くして、風船が……穴が空いてるんだけど膨らみようにしていていて。ある装置を切るとシューッとしぼんで服になるっていう、ほぼインスタレーションに近い展示をやってました。特にセントマーチンは……「セントマーチンは」というか、西洋の考え方としてコンテキスト。あるいはコンセプトっていうものが非常に大事になってくるんですよね。ディティールよりも。なぜこの服がいま、必要で、なぜこの服を作ったのかっていうロジック、文脈がないと評価されないんですよね。

だから一見、見ただけではただのへんてこりんなんですけど、実はその中に重要なコンセプトが含まれている。それを見定めるのが楽しかったんですけど。いかんせん僕、あんまり詳しくないんで。まあ見た目のインパクトっていう音素人目線でしか見られなかったんですけど。すっごく面白かったですね。そうそう、そこの卒業コレクションの人と自分のやっていることをどう人に説明するか。あるいは現代アーティストの人と話してて、どうこの現代アートっていうものを人に理解してもらうかっていうのに苦労するっていう話をししたんですけど。

作品だけ見れば全然わかんないけど、コンセプトを言わないと理解してもらえないようなものが多かったりするので。その割にね、自分で説明するのはすごくアーティストは嫌うというか。「見る側の判断に委ねる」としか言えなくて。でもね、普段そのアートに親しんでいない人は「それ、なんだよ。答えを教えてくれよ」っていうのが、そう思うのは山々なんですが。

まあ、僕はそういう立場ではないの。そういう人たちにでどうを説明するか?っていう話題で盛り上がって。僕はね、いつもDr.ハインリッヒっていう女性2人の若手芸人がいるんですけど。その人たちの「現代アート」っていうコントがありまして。漫才かな? 漫才がありまして。それをいつも見せます(笑)。めちゃめちゃ面白いので見てください。是非暇な人は。

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Dr.ハインリッヒ「現代アート」

僕、Dr.ハインリッヒのめちゃくちゃファンです。ということで余談でしたがそんな週末を過ごしつつですね、今日は新譜を4曲、紹介しようと思います。ではまず1曲目。タイラー・ザ・クリエイターで『EARFQUAKE』

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Tyler The Creator『EARFQUAKE』

お聞き頂いたのはタイラー・ザ・クリエイターで『EARFQUAKE』でした。タイラー・ザ・クリエイターが18日に……17の夜かな? 新譜を出しました。新しいアルバムを。これがね、めちゃくちゃ良かったす。まあタイラー・ザ・クリエイターと言えばね、オッド・フューチャーのリーダーとして、僕はほぼ同い年ですから、すごく刺激を受けるんですけど。いつも作品が出るたびにね。今回のアルバムはプレイボーイ・カーティとかカニエ・ウェスト、サンティ・ゴールド、フランク・オーシャン、エイサップ・ロッキー、リル・ウージー・ヴァート、いろんな人がフィーチャーされています。

slowthaiもいるんですよ。先々週かなんかに僕、曲をかけたと思うんですけども。イギリス中部のアップカミングなラッパーですね。

小袋成彬 アップカミングなラッパーたちのラップスタイルを語る
小袋成彬さんがJ-WAVE『MUSIC HUB』の中でアップカミングなラッパー、slowthaiを紹介。JPEGMAFIAなどとも共通するラップスタイルについて話していました。

あとはですね、ヤマタツがなぜかクレジットされているという(笑)。10曲目の『GONE, GONE / THANK YOU』っていう曲に山下達郎の文字がクレジットにありました。おそらく『『Fragile』っていう曲のメロディーがサンプリングされていて。

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『GONE, GONE / THANK YOU』


で、ヤマタツはいま、めちゃめちゃ世界で人気が再燃してるので。すごい勢い……超一流ラッパーに取り上げられて素晴らしいなと思うわけです。ちなみにね、その『GONE, GONE / THANK YOU』にはKing Kruleっていう南ロンドンのおなじみのあの野太い声のシンガーソングライターもフューチャリングされてます。

ということで、もう僕は趣味ドンピシャなんですが、すげー良かったですね。ちなみにですね、18日。アルバムがでて24時間ぐらい経った頃にタイラー・ザ・クリエイターが突然ロンドンに現れてですね、「今日、ゲリラライブをする」と。で、僕はカフェで文章を書いてたんですけど。それ見て、そんなに遠くないところでびっくりしました。

あのペッカムっていうテムズ川の南西にあるロンドンの一部のエリアなんですけど。そこに突然現れてすね、ライブをゲリラライブをやるって事になってウワーッて人が集まっちゃって。で、結局警察が止めに入ってかなわなかったんですが。アルバム発売日にロンドンにいて。オッド・フューチャーもね、何人か来てたっぽいんで。

まあ、フランク・オーシャンもロンドンに住んでるので、結構昨日はみんなこの辺で遊んだんじゃないんすかね。すごい面白いなと思いました。「あれ? アメリカにいないんだ」っていうのはびっくりしましたけど。そう。ペッカムといえば、そのヤマタツの曲が入っている『GONE, GONE / THANK YOU』で歌っているKing Kruleのお父さんの家があったり。あとはね、あのエリアってすごくロンドンの中でもヒップホップ、ジャズがすごく盛んな地域なんで。コスモパイクの出身地でもありますし。ジャズ、ヒップホップに寄ってるエリアなんですが。

そこで突然ゲリラライブをやるっていうのは何か趣深いですよね。僕、このアルバム聞いてすごい限りなくヒップホップに寄ったファンク・ソウルのアルバムだなっていう印象を受けました。すごく歌もね、歌のメロディーが綺麗ですし。踊れるんですけど、ノリがヒップホップで。ジャンルで定義することはあまり意味がないですが、むしろなんかファンクやソウルを聞いているような気分で僕は聞いてしまいましたね。すごく美しいアルバムがだったので是非、聞いてください。『IGOR』というアルバムです。

全部でね、40分もないぐらいなんで。集中して聞いたらめちゃくちゃ感動すると思います。

<書き起こしおわり>

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