安住紳一郎 新元号「令和」発音問題総まとめ

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安住紳一郎さんがTBSラジオ『日曜天国』の中で新元号「令和」についてトーク。新元号の発音、アクセントについて、考えられる問題点を総まとめしていました。

(安住紳一郎)さて、2週間放送がありませんでしたが、やはり新元号が発表された4月1日。テレビ、ラジオに釘付けだったのではないでしょうか? 特にラジオですと、11時30分の発表から少し時間がかかりましたので。テレビなどではね、皇居に向かう車などの空撮などでその11分間をいまや遅しと手に汗握る感じで待ち続けていましたけども。ラジオの場合は何もすることがないので、中村尚登さんと記者の2人の話で10分間という、それはそれはまた世紀の神回があったのですけども(笑)。

(中澤有美子)フフフ(笑)。

(安住紳一郎)気になる方、いらっしゃいましたら録音など取り寄せて聞いてみるのもいいのではないでしょうか? 中澤さんもご覧になりましたか?

(中澤有美子)見てましたね。ええ。カウントダウン。抱き合うようにして見ましたね。ペットと(笑)。

(安住紳一郎)「ペットと抱き合うように」?

(中澤有美子)子供と(笑)。はい。ええ、一緒に見ようかと(笑)。

(安住紳一郎)そしてもういまやね、みんな何でも調べてくれる時代になりまして。やっぱりあれですもんね。どういう漢字を書けばいいのかとか、そういうことがもうワイドショーなどで次々と指南してくれるので。知識目一杯って感じかもしれませんけれど。

(中澤有美子)そうですね(笑)。

(安住紳一郎)「アクセントを内閣府に電話で問い合わせる人が相次いだ」っていう記事を見て、私はひっくり返りましたけど。「真面目な国民なんだな!」と思いましたね。

(中澤有美子)ねえ。そして行動的!

(安住紳一郎)よく内閣府の電話番号を知っているなと思いましたけども。ねえ。人の好奇心から出る行動力、素晴らしいですね。「もしもし、新しい元号はどういう風に発音したらいいんでしょうか?」って電話するんですよね、きっとね。

(中澤有美子)へー!

(安住紳一郎)いろいろとありました。私も2週間ほど休みがありましたので、この新元号に対しての問題をまとめてまいりましたので。もうこれ以上知る必要はないと思いますけども、ほぼ完璧なパターンで新元号の究極の8パターンっていうのを……あ、もう元号は決まってるんですけども(笑)。

(中澤有美子)アハハハハハハッ!

(安住紳一郎)これ以上、なにを1人のアナウンサーが元号問題をより戻しているんだ?っていうことではなくてですね、新しい元号とどう向き合ったらいいかの究極の8パターンっていうのをもう出してまいりましたから。私の23年間のアナウンサー生活の知識を総動員いたしまして、完全版を持ってまいりましたので、今日はあと1ヶ月。ぜひみなさんに決めていただきたいと思います。まあ、決める必要はありませんけどもね(笑)。

(中澤有美子)ええーっ?(笑)。どういうことなのかしら?

(安住紳一郎)どういうことになるんでしょうね。うーん。問題が3つあるんですよね。これ、もうみなさんもたぶん、お調べになってるんだと思うんでお分かりだと思いますけれども。新元号、どう読んだらいいんだ?っていうことになりますとまず、「LR問題」っていうのがあるって聞きました?

(中澤有美子)ああー。どっちか、菅官房長官に質問している記者さん、いましたよね?

(安住紳一郎)いましたよね。たしか産経新聞の記者の方?

(中澤有美子)で、「ヘボン式なので……」っていう説明があって「Rだ」ということでその場ですぐに。

(安住紳一郎)そうですね。表記の場合はヘボン式なので「Reiwa」と書いてくれっていうことになったわけですけども。じゃあ、発音をする時にはLとR、どっちなのか?っていう、そういう問題もある。「えっ、LとRの違いって英語の時の話じゃないの?」と思われる方が多いと思いますが。日本人がね、特に苦手と言われてますけれども。「Light」と「Right」。これが日本語にも実は違いがあるんですよね。「知らないよ!」って話なんですけども。

私もよく、そう思うんですけども。知らなくていいことなんですけれども、実在しているという。人間は欲張りだから何でも知りたがっちゃうんですね。うーん。新元号のLとRの違い、行きますか? やめときますか?

(中澤有美子)フフフ、えっ、すいません。日本語にもLとRを発音する時、若干違いがあるんでしたっけ?

(安住紳一郎)若干発音にも関係あるんですよね。なんとなくローマ字表記の時の都合かなと思いきや、一応発音する時にも、そのアルファベットに忠実に……っていう例がありますね。どうしますか? 知らなくていいことですけれども。ねえ。私は北国の小さな町で生まれて、友人に「札幌っていう大きな街がある」と聞き、「行ってみたいな」と思い、札幌の学校に通い。

そして札幌の予備校に通ってる時に「東京というところに行かなきゃ人生が始まらない」と友人に聞き。東京に出てきて、働き口を見つけて。そして働いてからは「ニューヨークに行った方がいい」「シンガポールに行った方がいい」などと言われ。でも、そんなことを知らなくたって、きっと生まれた北国で初めて好きになった人と結ばれて、それ相応に幸せに暮らせていたんだろうなという風には思うわけですよね……。

(中澤有美子)フハハハハハハッ! アハハハハハハッ!

(安住紳一郎)何でも、知ったからには行きたいと思う人間の愚かさっていうことですよね。

(中澤有美子)なるほど(笑)。そうかー、そうですね。あるかもしれません。

(安住紳一郎)うん。慎ましくも幸せな生活をたぶん、生まれた街で送っていたにも関わらず、知ったがゆえに来てしまったというところ、ありますよね。はい、新元号のLとRの違い、聞きたいんですか!?

(中澤有美子)アハハハハハハッ! もう、その世界があると知ったからには、扉を開けずにはいられませんね。

(安住紳一郎)で、これは扉を開けたら戻れませんよ。もう大変ですよ。信じられないですから。

(中澤有美子)どうしよう、困ったな。大変ですか?

(安住紳一郎)そうですよ。だって前も話しましたけど「ん」の発音の種類だって8種類あるんですよ。知らないよ!っていう話ですよね。

(中澤有美子)そうでしたね(笑)。

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LとRの違い問題

(安住紳一郎)はい。LとRの違いですね。ら行ですね。「らりるれろ」を発音する時の口の中の舌の動きが違うということになりますけれども。はい。ちょっと日曜の朝から恐縮ですけれども、興味ある方はお付き合いください。「らりるれろ」。「L」の時ですね。英語も同じですけども、舌をそのまま上に上げて、上あごにくっつけての「ら」ですね。

(中澤有美子)「ら」。

(安住紳一郎)はい。ちょうど上の前歯の付け根あたりぐらいにそっと舌を押し当てる感じですか? 「ら」。これが「L」の「ら」ですよね。

(中澤有美子)はい。普通、これですね。

(安住紳一郎)普通、これですか。そうですね。「ら」。一方、「R」の時は今度は舌を丸めて上あごの真ん中ぐらいを弾く「ラ」です。

(以下、文字起こしの都合上、「L」ベースはひらがな、「R」ベースはカタカナで表記していきます)

(中澤有美子)フフフ(笑)。

(安住紳一郎)できますか?

(中澤有美子)もっと舌先が奥なんですね。

(安住紳一郎)そうですね。舌を丸めて上あごの真ん中辺りを舌先で弾く感じの「ラ」。

(中澤有美子)「ラ」。

(安住紳一郎)そうですね。「ラ」。

(中澤有美子)日本語の「R」で「ラ」。

(安住紳一郎)もしくは英語の時と同様に口の中、どこにもくっつかないように「ゥラ」。

(中澤有美子)「ゥラ」。

(安住紳一郎)そう。これはもう英語の「Ra」と一緒ですね。「ぅら」。もしくは、または丸めた舌を空中で戻す勢いを使い発音する「ゥラッ」。

(中澤有美子)フフフ、ちょっと待ってください? 戻す?

(安住紳一郎)丸めるでしょう? 舌を丸めて空中で上あごにもつかないような感じにして、(舌を丸めながら)丸めたのを元に戻す時の勢いを使って息を吐き出しての……「ゥラッ」。

(中澤有美子)お、おお……(笑)。

(安住紳一郎)できます?

(中澤有美子)さっきの「ラ」は「ゥラ」ですよね。

(安住紳一郎)どこにもつかない、英語と同じ舌がどこにもつかない空中で浮いてる「ラ」は「ゥラ」。

(中澤有美子)そして最後の「戻す勢いで」っていうのは?

(安住紳一郎)勢いで……ってういのは「ゥラッ」。

(中澤有美子)「ゥラッ」。出すんだ、舌を(笑)。

(安住紳一郎)舌をどちらかと言うと、出す。勢い余ると「タンッ」っていう音もくっついちゃう「ゥラッ!」っていう。「タンッ」っていう音がついちゃうわけですね。

(中澤有美子)下の口蓋に。

(安住紳一郎)そう。下の口蓋に当たって、ちょっと軽い「ポンッ」っていうのがついた「ゥラッ!」っていうのが出ちゃうっていう。

(中澤有美子)「ゥラッ!」(笑)。

(安住紳一郎)みなさん、聞いてくれていますよね?

(中澤有美子)どうでしょうね?(笑)。ちょっと厳しいかも……。

(安住紳一郎)あ、厳しいか? 楽屋でやれっていう話かな? 申し訳ない。例文で行きましょう。これ、完璧。例文。「今日のお昼にラーメンを食べよう」の「ラーメン」で行きますね。はい。ラーメンという単語が先頭に来た時……ご一緒に。「らーめん」。

(中澤有美子)「らーめん」

(安住紳一郎)その時の舌はどうですか?

(中澤有美子)ええと、歯茎よりですね。

(安住紳一郎)そうですね。なので、先頭に来た時にはだいたい「L」の「ら」の場合が多いようですね。「R」で発音される方もいらっしゃいますが、だいたい先頭に来た時には「L」の「らーめん」ですね。ところが、「とんこつラーメン、味噌ラーメン」のように「ラ」が真ん中に来た時は、これは大体「R」の「ラ」になりますね。はい。「とんこつラーメン、味噌ラーメン」。どうですか?

(中澤有美子)「とんこつラーメン、味噌ラーメン」。本当だ! 奥を弾きますね。

(安住紳一郎)はい。なので真ん中にくる「ラ」を「L」のように発音してしまうと、ちょっとやはり日本語を母語としてる方は違和感が生じるということですね。

(中澤有美子)やってみよう。「とんこつらーメン、味噌らーメン」……本当だ!

(安住紳一郎)そうですね。「L」の「ら」で発音をすると「とんこつ・らーメン、味噌・らーメン」になりますね。

(中澤有美子)フフフ(笑)。

(安住紳一郎)いや、ふざけてない。これ、きれいな「L」の発音でやってる!

(中澤有美子)本当だ! ちょっとそれ、時間がかかっちゃいますね。舌がそのセッティングに。

とんこつラーメン、味噌ラーメン

(安住紳一郎)そうなんですね。なので前の「とんこつ」終わり、「味噌」終わりで「ら」を発音した場合はやっぱり空中舌芸が必要なんですよね。「とんこつラーメン」か「味噌ラーメン」。で、「味噌ラーメン」の場合は先ほど中澤さんがお笑いになってた空中の丸めた舌を一気に吐き出すパターンの3つ目の「ゥラ」が来ますから。「味噌ゥラーメン」ですから。どうぞ!

(中澤有美子)「味噌ゥラーメン」。あっ、「味噌ゥラーメン」! 上についてない!

(安住紳一郎)そうなんですよ。しかも、丸めた舌はちょっと伸ばしていますから「味噌ゥラーメン」になっているという。

(中澤有美子)使っている! 知らなかったですね!(笑)。「味噌ゥラーメン」。へー!

(安住紳一郎)「今日のお昼は味噌ゥラーメンがいいんじゃないでしょうか」。あ、これは私の個人的な感想です。

(中澤有美子)フハハハハハハッ! ええっ? 突然(笑)。

(安住紳一郎)ん?(笑)。いや、これだけ言っていたらさ、食べたくならない?

(中澤有美子)そうですね(笑)。「味噌ラーメン」「味噌ゥラーメン」。本当だー!

(安住紳一郎)どうですか? みなさんもちょっとやってみてください。

(中澤有美子)「味噌ゥラーメン」。

(安住紳一郎)「ラーメン」って単発で言う時はやっぱり「L」。上あごに舌がついて「ら」になると思うんですが、「とんこつラーメン、味噌ラーメン」……味噌の時がわかりやすかな? 「味噌ラーメン」。上あごを弾いているか、ついていないかっていうパターンですね。

(中澤有美子)本当だ!

(安住紳一郎)なので、LとRの違い。これ新元号、どっちにするのか?っていうことを決めなくちゃいけないということですね。うーん。はい、2つ目ですよ。これ、オプションが3つあるんですよ。だから3つ、決めなきゃいけない。あと1ヶ月うちに。大変ですよ。私も六本木のハンバーガー屋さんで「ハンバーガーを650種類の中から選べます」って言われた時に「もう選べない!」ってなりましたけども。

(中澤有美子)そうですよね(笑)。

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