安住紳一郎「雪国マウント」と「北から目線」を語る

安住紳一郎「1時間弱・強」の世代ギャップを語る 安住紳一郎の日曜天国

安住紳一郎さんが2022年1月9日放送のTBSラジオ『日曜天国』の中で東京の降雪についてトーク。少し積もっただけで大騒ぎになるのを降雪地帯の方々が苦々しく思うという「雪国マウント」、「北から目線」について話していました。

(安住紳一郎)そして火曜日、低気圧が通過する影響でまとまった雨になります。火曜日は雨。さらに夜には強い寒気がかかるため、水曜日の朝にかけて雪になるかもしれません。最新の天気予報に注意してください。火曜夜の雨が水曜の朝方、雪になる可能性があるそうです。そしてその後は再び冬型の気圧配置が強まり、北風が強く乾燥した冬晴れが続く1週間になりそうです。また火曜から水曜日にかけて雪になるんですね。今年はなんとなく雪が多くなりそうな予感がしていますが。先週も1月6日(木)、東京では4年ぶりとなる大雪警報ですか。積雪が10センチを超えましたね。木曜日、金曜日と難儀をされたんじゃないでしょうか。

赤坂も外を歩きますと日陰、街路樹の根本なんかにはまだ雪がしっかり残っていますけどね。北国の人から見ると「なにを、それぐらい」っていう話かもしれませんが。なかなか雪の準備ができていない東京都心などでは大騒ぎになりますね。

(中澤有美子)そうですね。

(安住紳一郎)さすがに東京の雪中継ばかり見せられている北国の皆さん方は「どうしてそんなに騒ぐんだ?」っていうことで「雪国マウント」なんていう、そういう言葉があるんですね。

(中澤有美子)私も今年、知りました(笑)。

(安住紳一郎)いろんな言葉を覚えたりしなきゃいけないな、なんて思いながら。

(中澤有美子)「#雪マウント」みたいな(笑)。

(安住紳一郎)前にも番組なんかで話をしましたけども。たしかに雪国の人から見ると、毎年80センチも1メートル20センチも積もっているような地方の人から見ると、東京で積雪が10センチで大騒ぎをして。ワイドショーを40分も50分も「雪に対する備え」「雪道の歩き方」とか「タイヤ、履き替えましょう」みたいなことをギャーギャー言っていると、雪国の人たちが嫌になっちゃう。そして「都会の人たち、なにをやっているの?」っていうことでの雪マウント、雪国マウントっていうことだと思うんですが。昔はこれ、「北から目線」なんてよく言われていたんですが。「北から目線」……「上から目線」みたいなことですよね? ちょっと慣れている人が慣れていない人に対する上から目線をもじって北から目線って言われていたんですけども。

(中澤有美子)語呂がいい(笑)。

「北から目線」から「雪国マウント」へ

(安住紳一郎)北から目線って語呂がいい言葉でシャレも効いていたんですけども。「北から目線」っていうと北陸とか島根の大山の豪雪地帯の人たちのことを無視しているということで。誰が取り締まっているのか知りませんけども。ちょっと「北からだけじゃないぞ」っていうことで雪マウントっていう言葉に変わったみたいですね。なんか、あっちを立てたり、こっちを立てたり、大変な時代ですけども(笑)。ねえ。まあ基本ね、皆さん、半分おふざけでというところで。ムキになった人が負けなのかもしれませんけども。そういう時代ですね。

また、東京の情報番組がずっとそれをやるから余計、地方の人たちが「ずっとなにを言っているんだ?」っていう気持ちになるのかもしれませんが。それも問題の根本を探っていきますとね、テレビもラジオも地方局の皆さんが経営が苦しいので、当然自社の情報を出せないっていうことになってきて、東京からの放送をそのまま出しているっていうようなところもありますからね。なにか、そこまで思いを馳せると誰に文句を言っていいんだか……っていうことにもなりますもんね。

(中澤有美子)そうなんですよね。

(安住紳一郎)あとは「東京のワイドショーもずっと天気のことばかりやって、なんだ。もっと伝えるべきことがあるんじゃないか?」なんて思うかもしれませんけども。見ている人たちが比較的、年配の方が増えまして。あんまり芸能ニュースとかにも興味がなくなってきて、天気の話がいちばんウケるみたいな、そういう状況がありますのでね。結局、「あれ? 怒りの矛先、どこに向けているの? いやっ! 自分の背中に刺さった!」みたいなことになりますからね。もう、よくわかんないんですよね。

私も放送局で働いている1人として、皆さんのお気持ちもよくわかるんですけども。なんだか、同じところをグルグル最近、回っているような気がしてならないなっていうところ、ありますよね。そんなに放送局で働いている人たちも悪気を持って伝えているわけじゃないので。なんとなく「全体的にもうちょっと優しい気持ちでそれぞれが見たら変わるのにな……」っていうことは思いつつも。ただ、そんなことは言っても私の発言自体に腹が立つ人もいるだろうし。どうしようかな……?

(中澤有美子)そうですね。困ったな。

(安住紳一郎)困ったな。どうしようかな?っていう感じですね。なんとなく、私は北国出身で東京で働かせてもらっているんで。両方の人たちの気持ちがわかるもんですから。なんとなく、関東で大雪が降って。そして東京のワイドショーが大雪で話をして。そして地方の人たちが東京のことをちょっと嫌な風に言うというその1日、2日が嫌なんですよね。

(中澤有美子)引き裂かれる思いなんですね。

(安住紳一郎)引き裂かれる思いなので、東京で雪が降ると、雪が降っていない関東に旅行することにしているんです(笑)。

(中澤有美子)ええっ?(笑)。

(安住紳一郎)複雑でしょう? どうですか?

(中澤有美子)ちょっと待ってくださいね?(笑)。

(安住紳一郎)もう、このハートの弱さ、どうですか?(笑)。

(中澤有美子)逃げる?

雪が降っていない関東へ逃げる

(安住紳一郎)逃げるんですよ。この一連のやり取りをもう間近で見ていたくないんでね。私は東京で大雪が降るってなった瞬間に、雪の降らない近場に逃げるんですよ。私はですから、仕事がある日はダメですけどね。なので私、金曜日は仕事がないもんですから、木曜日の夜から山梨の石和温泉に行っておりました(笑)。山梨ね、全然雪が降っていないから。

(中澤有美子)ああ、そうでした?

(安住紳一郎)そうです、そうです。関東に雪が降る時はだいたいね、山梨の方は降らないんですね。まあ、降る時もありますけどね。寒かったですけどね。

(中澤有美子)そうでしたか。

(安住紳一郎)そうです。どうですか?

(中澤有美子)アハハハハハハハハッ! 少し気が楽になりましたか?

(安住紳一郎)もうすごく、気が楽よね。うん。それでほら、山梨はテレビ山梨っていう放送が入りますんでね。テレビ山梨の地方のニュースを見てね、「ふんふん」って。だから全くねじれの位置に入るわけです。ですから、10センチしか降っていなくて大騒ぎしている東京都に住んでいる人間でもなく、普段はたくさん雪が降っているんだけども、たった10センチの降雪にギャーギャー言っている東京のワイドショーに腹が立っている地方の人の気持ちでもなく、雪が降っていない山梨県の石和温泉でおとなしく過ごしていました。どうですか?

(中澤有美子)アハハハハハハハハッ! なんかのスポットに入る感じですね。空間に。

(安住紳一郎)赤コーナーでも、青コーナーでもない。おとなしく……。

(中澤有美子)凪?(笑)。

(安住紳一郎)凪の状態でね。「ああ、そうですか」っていうことですよね。

(中澤有美子)へー! よかったですね。

(安住紳一郎)そうですね。で、金曜日に帰ってきてね。かいじに乗って帰ってきて。「ああ、意外に東京、雪が残っているな」なんて言いながら。そんな感じなんですよね。

(中澤有美子)よかったですね。1泊でも温泉に浸かることができて。

(安住紳一郎)いいですね。皆さんは年末年始、どのようにお過ごしになったでしょうか? 今年も1年、よろしくお願いいたします。

(中澤有美子)よろしくお願いいたします。

<書き起こしおわり>

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