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星野源と細野晴臣『HOCHONO HOUSE』を語る

星野源と細野晴臣『HOCHONO HOUSE』を語る 星野源のオールナイトニッポン
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(星野源)今夜のゲストは細野晴臣さんです。よろしくお願いします。

(細野晴臣)お邪魔してます。

(星野源)明けて今日発売、細野晴臣さんの最新アルバム『HOCHONO HOUSE』のお話をちょっと伺っていこうと思いますが、改めてこのアルバムはですね、1973年にリリースされたソロデビューアルバム『HOSONO HOUSE』を新構築した作品という。

(細野晴臣)もう半世紀前ですですね。

(星野源)すごいですね。おいくつですかこの時って? 20代ですかね?

(細野晴臣)20代前半……まあ24、5かな?

(星野源)すごいなー。その時の作品をいま、71歳で……。

(細野晴臣)71。今年で2になるよ。でも加山雄三さんには負けるんだよ(笑)。

(星野源)フフフ、「負ける」って何がですか?

(細野晴臣)いや、もう勝ち負けだから。

(星野源)いや、でもパワフルですよね。加山さんって。そんな『HOCHONO HOUSE』。収録曲順が『HOSONO HOUSE』の真逆となっておりまして、全曲演奏、歌詞、アレンジ、プログラミング、エンジニアリング。全て細野さんが手がけているという。

(細野晴臣)まあ全部1人でやっているから。

(星野源)メールが来ております。ハタチ、男性、大阪の方。「細野さんの新作『HOCHONO HOUSE』は『HOSONO HOUSE』と曲順が逆になっていますが、どうしてこの順になったのでしょうか?」。

曲順を逆にした意味

(細野晴臣)どうしてか。うーん。そんなんだよな。でも、同じでもよかったんだけど……オリジナルの1曲目が『ろっか・ばい・まい・べいびい』っていう曲から始まってるんですけど。どうしてもそこから始めたくなかったんだよな。なんでだかね、理由があまりないんだけど。いちばん最後にそれを持って来たかったんで、必然的にそれを最後にしたら逆になればいいなと思いついただけなんだよね。

(星野源)いちばん合理的な、気持ちのいいやるんアイディアというか。

(細野晴臣)そうだね。しかもオリジナルの最後は『相合傘』が……何小節かしかやってないじゃない? なんで?って思うわけ。

(星野源)フフフ、自分で?(笑)。

(細野晴臣)わからない(笑)。

(星野源)自分でやったのに(笑)。「なんで?」って思うんですね。当時の『HOSONO HOUSE』を聞いて。

(細野晴臣)当時の若者の考えがわからないっていう(笑)。

(星野源)フハハハハハハッ! ああ、面白い(笑)。

(細野晴臣)でも入れないわけにもいかないだろうしね。

(星野源)あれですよね。あのはっぴいえんどの『HAPPY END』というアルバムの中に入っちゃったっていうか……。

(細野晴臣)そう。そっちに持っていっちゃったんだよ。

(星野源)もともとソロ用に作られた『相合傘』っていう曲があって。

(細野晴臣)で、悔しいからちょっと入れたんだろうね(笑)。

(星野源)フフフ、でもそれを1曲目に?

(細野晴臣)だからその続きから始めれば、これはまたいいんじゃないの?っていう。

(星野源)たしかにつながっている感じがありますよね。『HOSONO HOUSE』のいちばん最後もラジオの……トップ20でしたっけ?

(細野晴臣)そうです。トップ20。

(星野源)トップ20の発表の中に『相合傘』が入っているっていう。

(細野晴臣)憧れだったからね。うん。実際にそんなことはあるわけないんだけど(笑)。

(星野源)でも、そのラジオでつながって半世紀でしたっけ?

(細野晴臣)半世紀近いです。

(星野源)ラジオでつながって1曲目が始まるってすごく素敵だと思いました。

(細野晴臣)そうだね。逆転してますね。うん。

言いにくいタイトル

(星野源)『HOCHONO HOUSE』って、僕が聞かせていただいた時にはタイトルもまだ考え中だったじゃないですか。『HOCHONO HOUSE』に至った変遷ってあるんですか?

(細野晴臣)あの、言いにくいでしょ? 星野くんは大丈夫かな?

(星野源)アハハハハハッ! 『HOCHONO HOUSE』。

(細野晴臣)時々、恥ずかしがる人がいるんだよね。『HOCHONO HOUSE』って言えない。さっき、外国の雑誌みたいなのが取材で、『HOCHONO HOUSE』っていうのはたとえばアメリカではどう思われんだろう?って思ったら、発音できないらしい(笑)。そういうのがないんだって。「ホショノ」なのかな?

(星野源)ああ、「CHO」が「ショ」になっちゃうんですね。

(細野晴臣)だから、いまさら変えるわけにいかないんで。あまりにもね、疲れて深刻になっちゃって。製作が。

(星野源)製作が大変だったんですね。

(細野晴臣)大変だったの。で、それを緩和させる感じなんですよね。まあ自分を嘲笑うっていうこともあるかも。「何を深刻ぶってるんだよ?」みたいなね。だから自分に向けてつけたんです。あとね、女子アナウンサーがどうやって発表するのかな? とか。

(星野源)ああ、なるほど。ちょっと「ホチョノ」って言ってほしいですね。

(細野晴臣)言ってほしいでしょう?(笑)。絶対にためらうと思うんだよね。

(星野源)ですよね。一瞬焦ったりもするでしょうね。いいですねー。

(細野晴臣)いやいや、すいません。

(星野源)そういう細野さんが大好きです。ちょっとメールがたくさんが来てるので、ご紹介します。「本日は細野さんがゲスト出演されるということですので質問をさせていただきます。某・星野源さんの特典映像に出演されているウソノハルオミさんについてご存知でいらっしゃいますでしょうか?」。

(細野晴臣)実は見てないんです。噂だけはね。すっごく見たいんですけども。

(星野源)フフフ、すいません大丈夫ですか。一応、ちゃんと撮影前にはちゃんと正式にお願いはさせていただいたんですけども。

(細野晴臣)もちろん全然OKですけど。どっかのライブでやった? 全部?

(星野源)一応、まあ全会場でやらせていただきました。

(細野晴臣)全会場でやったんだ(笑)。ああ、そうか。いやいや、なんだ? どんな感じ?(笑)。

(星野源)フフフ、ちょっとあとで映像をご覧いただいて。たぶん大丈夫だと思います。失礼なことは何ひとつしておりませんので。

(細野晴臣)いいよ、したって。うん。

(星野源)ただこの『HOSONO HOUSE』の頃の細野さんにそっくりになっています。

(細野晴臣)ああ、そうなんだ。ロングヘアーでヒゲが生えている?

(星野源)そうなんです。はい。大阪府の方。「アルバム『HOCHONO HOUSE』完成・発売おめでとうございます。完成されたからいちばんにやりたいと思ったことはなんでしょうか?」。完成されて達成感の中で……達成感、ありましたか?

(細野晴臣)いや、作っちゃうとね、落ち込むんですよ。で、発売日まで2、3ヶ月あるでしょう?

(星野源)そうですね。プレスをする時間が結構長いですよね。

(細野晴臣)その間がいちばんなんかね、落ち込むの。「これは世に出していいのかな?」とか。みんなそうなんじゃない?

(星野源)僕もそうです。やっぱり出来上がってからリリースまでってなんでしょうね。あの感じ。

(細野晴臣)空白の時間っていうかね。試験の前みたいな。

(星野源)そうですね(笑)。発表を待っているみたいな感じですもんね。

(細野晴臣)そうなんだよ。なんか評価されるっていうか、点数をつけられたりね。昔は。そういう……だから試験の前に落ち込むようなもんですよね。でも、いちばんやりたかったことは、休みたかったっていう(笑)。

(星野源)フフフ、休めましたか?

(細野晴臣)いや。

(星野源)宣伝もありますもんね。

(細野晴臣)1日ね、温泉は行ってきましたけども。

(星野源)ああ、そうですか。よかったです。そうか。じゃあ、もうちょっと経ったらお休みできそうですか?

(細野晴臣)もうすぐ、うん。4月ぐらいにちょっと休もうかなと。

(星野源)ぜひゆっくりしてください。

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