山岸聖太さんが2022年4月19日放送のニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』の中で星野源さんの新曲『喜劇』について話していました。
（星野源）それで……ちょっとごめんなさい。これは私の話ですけれども。私、星野源の最新曲『喜劇』が4月13日付のオリコン週間デジタルシングルランキング。そしてBillboard JAPANにて初登場1位を獲得しました！ ありがとうございます。やったー！
（山岸聖太）やりましたね！
（星野源）ありがとうございます。ありがとうございます。聖太さん、『喜劇』は？
（山岸聖太）もちろん聞いてますよ！ 何度聞いたかわからない。
（星野源）ああ、本当に？ ありがとうございます。
（山岸聖太）よくも毎回、この決定版みたいな曲を作るな！っていう。
（星野源）アハハハハハハハハッ！ 嬉しい！
（山岸聖太）いや、これがね、どんだけの労力がかかってるか、俺はわかるよ。本当に。この決定版を毎回、この人が作るのにどんだけ何かを削ってるのかっていうことを……。
（星野源）ああ、嬉しいな。嬉しいことを言ってくれるじゃないか。
（山岸聖太）いや、すごいですね。毎回、本当に。めちゃめちゃいい曲！（笑）。
どんだけの労力がかかってるか、わかる
（星野源）ありがとう（笑）。いや、本当素直に嬉しいわ。聖太さんに言ってもらえるとね。
（山岸聖太）『SPY×FAMILY』って僕は読んでなかったんですけど。アニメを見て。「ああ、なるほどな」っていうか。
（星野源）曲を先に聞いた？
（山岸聖太）先に聞いて。で、そこから『SPY×FAMILY』を見て。「ああ、なるほどな」っていう。なんか、ねえ。作品と自分の作品をかけ合わせていくというところの純度っていうんですかね？ 大変だろうなって……（笑）。
（星野源）アハハハハハハハハッ！
（山岸聖太）いや、これ、あんまり言うのもあれだけれども……難しいんですよ。
（星野源）物作りをする人はね、わかるよね。
（山岸聖太）難しいのよ、これ。本当に！
（星野源）でもね、いわゆる「家族」っていうのがテーマということだったから。自分の家族観と作品が提示する家族観がリンクするところがすごいあったから。そこは全然。
（山岸聖太）その、なんか源くんらしさもあるし。その家族に対しての思いというか、その捉え方が源くんっぽくてね。
（星野源）嬉しい。あと、やっぱり大事なのは『SPY×FAMILY』を全く見ない人に向けてというか。そういう人が聞いた時にちゃんと俺の歌にならないとダメだし。『SPY×FAMILY』が大好きな人が聞いたらちゃんと『SPY×FAMILY』の歌になるっていう、どっちも……その両方がちょっとずつ合わさっているとかじゃなくて、どっちの面から見ても100%であるっていうのが一番大変だったので。そう。でも楽曲も含めて、1曲が3、4ヶ月かかったので。間にドラマ入ってるんだけど。ドラマ中はなかなか……あ、でもドラマのロケ中、結構遠いところにロケに行った時にホテルにキーボードを持ち込んでやったりはしてましたね。
（山岸聖太）ああ、そうですか。
（星野源）そうそう。嬉しいです。本当に。
（山岸聖太）それが1位だなんて、素晴らしいじゃないですか。
（星野源）いや、本当に。なんかビクターのストリーミングの売り上げというか。それでストリーミングが始まって以来、ビクターで1位になりそうらしいんです。
（山岸聖太）ビクター史上1位！
（星野源）今までのビクターの中で一番なんだって。
（山岸聖太）これ、なんか本当に買ってあげた方がいいよね？
（星野源）いや、本当にぜひ、買ってください。アンド、聞いてください。うん。ぜひ、よろしくお願いします。で、この間やったのが2話で。今週の土曜の3話からエンディング映像が始まるんですよ。そのエンディング映像でこの僕の『喜劇』が『SPY×FAMILY』のエンディングで流れるんですけど。その映像がちょっと、とんでもなくいいので。ぜひ楽しみ皆さんに見ていただきたいので。
で、見ての感想とかもね、来週のラジオでお待ちしておりますから、ぜひよろしくお願いします。で、『喜劇』について語るオーディオライナーノーツがYouTubeに公開されまして。高橋芳朗さん。『星野源のおんがくこうろん』でおなじみ、ヨシかいせついんが一緒にお話し相手になってくれているっていう感じですね。結構細かい話をボソボソボソボソしゃべっております、ぜひ聞いてください。
星野源『喜劇』オーディオライナーノーツ
＜書き起こしおわり＞
