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モーリー・ロバートソン 大坂なおみアニメ・ホワイトウォッシュ騒動を語る

モーリー・ロバートソン 大坂なおみアニメ・ホワイトウォッシュ騒動を語る 水曜日のニュース・ロバートソン
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モーリー・ロバートソンさんがBSスカパー!『水曜日のニュース・ロバートソン』の中でテニスプレイヤーの大坂なおみさんがコマーシャルのアニメで肌を実際よりも白く描かれた問題について話していました。

(モーリー)あの、大坂なおみさん。これにまつわるもうひとつの騒動が起きていて。日清がスポンサーで感動的な彼女の戦いを描いたものがあったんだけど、それが実はいわゆる「ホワイトウォッシュ」。

(プチ鹿島)肌の色を薄く、不自然に描いたという。

(モーリー)薄くして。しかも、もともとハイチ人と日本人の間に生まれた……私もハーフなんですけども。そういうハーフの方。そのアフリカ系、黒人のフィーチャーですよね。そこをなんとなく消していて、アニメの標準値に寄せた。肌の色がいちばんの問題になったみたいで「そこまで黒人を描きたくないのか?」と騒ぎになった結果、日清はいまのところ、お詫びしたんでしたっけ?

(プチ鹿島)そうですね。「そういう意図はなかった」という、こういう件によくある謝罪の理由ですよね。

(モーリー)まあ、たぶん弁護士さんに相談されたとしても、「『そういう意図はなかった』の1点で行ってください」っていう風に言われる謝罪の内容なんですよ。だからスタンダードなんですけども。やっぱり興味深いのは、いままでアニメの中ってさ、人種って日本の視聴者は……。

(プチ鹿島)特にそうですよね。日本のアニメって、日本のアニメなんだけど無国籍というか。そういうキャラクターが多かったですよね。

(モーリー)でね、実はとても間接的なんですけど、グラビアにもちょっと関係してくるのかな?っていうのは、言ってみればなんらかの形で理想化された女性というものが……。

(倉持由香)そうですね。妄想を具現化したというか。

(モーリー)想像の領域があるじゃない? で、もともと日本のアニメってもうね、古くは『アタックNo.1』とか、それよりも古いものだと『りぼん』とか。目が大きいんだよ。それは欧米の目が大きいとか鼻が高いことへのあこがれがあったとか。あとはやたらブロンドなんだよね。なんか、そういうのあるじゃない? それがお約束で定着して、もうなんでそうなったのか誰も覚えていないわけですよ。フランス人形だったのか何だったのか、覚えていないじゃない?

(プチ鹿島)うんうん。

(モーリー)そこに大坂なおみさんを描くっていうことになると、作画する人はアニメのお約束の中になんとなく吸収するわけじゃない。ところが、それがいまや日本人の漫画・アニメを見ている人じゃない、世界の人が見た時に「なんで黒くないんだ?」ってなるわけ。そうすると、グラビアに写っている女性が本当の平均的な女性を反映していないみたいな。という風になった時、どう答えますか?

(倉持由香)ええっ、難しいですね。平均的な女性……そうですね。やっぱり、先ほどおっしゃられていましたけど、エロ漫画とかに近い。あれが男性の妄想というか理想なので、グラビアを私がやる時はあのエロ漫画をできるだけ再現するような。男にとって「都合のいい」とか、そういう女性を……。

モーリー・ロバートソン コンビニ成人向け雑誌販売中止を語る
モーリー・ロバートソンさんとプチ鹿島さんが日本のコンビニが続々と成人向け雑誌の販売中止を決定している件について話していました。

(モーリー)でもご本人は「そんなもの、あるわけがない」っていうことはリアリズムとしてわかっている。

(倉持由香)そうですね。ただ、グラビアは「表現」であって。

(モーリー)これってね、ちょっとこれはちゃんとした質問じゃないかもしれないけど、歌舞伎の役者さんが女性を演じる時、「この人は本当は男の人が化粧をしてやっています」っていうのを気にしなくなるじゃない? それと似ている?

(倉持由香)そう……ですね。

(モーリー)お約束の中である種、決まったフィクションとして。

(倉持由香)そうですね。グラビアはファンタジーだと思っているので。

(モーリー)そうか。そうすると、じゃあアニメもファンタジーじゃないですか。じゃあ、大坂なおみさんを「アニメだから」って言って白く描いて、お約束で目もちょっとヨーロピアンにした場合、これはどう思います?

(倉持由香)なおみさん本人の意思はどうなんでしょう?

(モーリー)本人はね、いまのところ沈黙している。あとは「私はやっぱり珍しいから、みんな驚くんじゃないか?」ってすごくやんわりとした答え。

(プチ鹿島)だからファンタジーだけのアニメのキャラクターだったらいいんだけど、大坂なおみさんっていう実在しているわけですもんね。

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ファンタジーと実在する人間の間の問題

(モーリー)そうなんだよね。それが、たとえばよ。SnapchatとかInstagramとかFacetuneとか、いろいろなアプリがあるんだけど。そこで瞳を変えたり……ほんのちょっと。本人が気づかないぐらい、ここ(顎)をね、キュッとしてくれたりするらしいの。デフォルトで。そうすると、そこに写っているのがきれいだと思ったのに本物は違うって言われるのが怖くて、最後は美容整形してでもそこに近づける人が結構いるということがいま話題になっていて。

(プチ鹿島)これがいい、これが本当の自分だって。

(モーリー)「Snapchatに写っている自分に顔を近づけるべきだ」っていうプレッシャー。つまり、アニメとかグラビアはいま言ったように……ところが、大坂なおみさんの問題に引っかかってくるわけよ。本人が、リアリズムのはずなのにそこに写っている微調整した自分の方が好きっていう風に……これは健全なのか? とか。いや、これだって結局「ソーシャルメディア、みんな遊んでいるんですよ」って、みんな冷静な間はいいですよっていうね、際どいところにこの話が行っちゃうわけね。

(倉持由香)難しいですね。

(モーリー)ねえ。難しいね。うん。

<書き起こしおわり>

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