安住紳一郎・福島暢啓 『日曜天国』ピンチヒッターを語る

安住紳一郎・福島暢啓 『日曜天国』ピンチヒッターを語る ラジオ

安住紳一郎さんがMBSラジオ『MBSラジオ亥の一番!次は~新福島!猪ベリグ大新年会!』に出演。福島暢啓さんとともに福島さんに『日曜天国』のピンチヒッターを依頼した件について話していました。

(福島暢啓)福島暢啓がお送りしています。元日に5時間35分の大型生放送中! さあ、時刻は午後4時15分になろうとしていますが、皆様お待たせいたしました。この話をしなくてはいけませんが、昨年の10月の7日。私がですね、東京にある方から呼び出されまして。それがTBS。ねえ、言ったら天下のTBSの人気アナウンサー、安住紳一郎アナに呼び出されましてですね、10月7日。ご自身の夏休み取得のための番組の代打をやってくれということで、行ってまいりました。そこのご縁で、何かとやり取りをすることが増えたんですけども……呼ばれたからには、こっちも呼びたいということになりましてですね、12月の末にMBSになんとあの安住さんが来てくださいまして。この番組のためだけですよ。

この後に流れるもののためだけに……あの、ものすごい忙しい、日本レコード大賞をやっているあの、ものすごく忙しい安住紳一郎さんが、わざわざ大阪にこのためだけにやって来まして。1時間ぐらいですね、ずっと喋りました。で、その安住さんお迎えするにあたり、あまり他所のラジオ局で喋っているののってそんなに聞いたことないですから。どうしようか?っていうんで我々も知恵を絞りましてですね、コタツを用意しまして。スタジオに。で、そこにみかんを置きましてですね。実家みたいな雰囲気で喋ってもらおうということで構えたわけです。

その時の……どうせ、あれでしょ? いま、東京とかでタイムフリー、エリアフリーで聞いている皆さんもここのためだけに。なんならこの時間ぐらいから聞いてるだけみたいな人も多いんじゃないですか? ねえ。お待たせいたしました。それではお聞きいただきましょう。安住紳一郎アナウンサーとの対談です!

<対談音源スタート>

(ナレーション)ラジオ博愛主義・パイセンがやってきた。新春スペシャル!

(福島暢啓)さあ、この『猪ベリグ大新年会!』、いよいよこのお時間がやってまいりました。普段『次は~新福島!』ではラジオ博愛主義を謳いまして「パイセンがやってきた」などと言って、様々な先輩に来て頂いていろんなノウハウなどをお聞きしてるコーナーがあるんですけれども。今回のパイセンはですね、何と言いますか、ようやく来て頂いたというような感じだと思います。先ほどからずっとね、煽っておりますが。それではご紹介いたしましょう。スペシャルゲストです。TBSアナウンサー、安住紳一郎さんです。よろしくお願いいたします。

(安住紳一郎)おめでとうございます。よろしくお願いします。

(福島暢啓)よろしくお願いいたします。安住さんが今日、来てくださるということで。我々としましても、どういう風にお迎えしたらいいかなと知恵を絞りまして。まあ今日はお正月らしく、コタツをスタジオに用意しまして。

(安住紳一郎)びっくりしました。ありがとうございます。

(福島暢啓)フフフ、MBSの美術倉庫から引っ張り出してきました(笑)。

(安住紳一郎)これね、なかなかラジオでは見えないのにどういう演出なのかなと戸惑いながらも……。

(福島暢啓)まあ、これ収録ですので。年末に収録してるんですけど。おそらくいま、安住さんは相当お忙しく、お疲れだろうということで。

(安住紳一郎)ありがとうございます。

(福島暢啓)ちょっとでも親戚の家に来たような雰囲気で喋っていただけたらいいかなっていう。

(安住紳一郎)フフフ、本当に。みかんはあり、お茶まで入れていただいて。そして、猪の置物と門松と……。

(福島暢啓)置きまして(笑)。一応少しでも華やかにと思いましたんですけれども。大阪には時々、お仕事でいらっしゃいますか?

(安住紳一郎)そうですね。仕事で年に3回、4回くらいお邪魔しておりますが。

(福島暢啓)つい最近は、いついらっしゃいましたか? 最近で言うと。

(安住紳一郎)9月ぐらいでしょうかね。

(福島暢啓)本当に最近ですね。何のお仕事で?

(安住紳一郎)その時はいま、TBSで放送しています『ぴったんこカン・カン』のロケーションで来てますね。

(福島暢啓)そうでしたか。それに加えて、MBSにいらっしゃるのは本当に久しぶりといいますか?

(安住紳一郎)そうですね。22年ぶりぐらいですか。

(福島暢啓)22年ぶりというと、この社屋が建つ……?

(安住紳一郎)そう。ものすごいピカピカしててね。「鏡で作った新社屋だ」なんて言われて。ええ。

(福島暢啓)もう自慢だったらしいですけどね。当時は。

(安住紳一郎)いえいえ、いまもね。

(福島暢啓)震災をなんとか耐え抜いての、この状態なんですけどね。その時、何でいらっしゃったんですか?

(安住紳一郎)その時はちょうどこの仕事を始めてすぐの頃で、「全国のアナウンサーが集まって研修をします」ということで。MBSさんが音頭を取ってくださいまして。その時に仲間たちと一緒に来て。近藤くんとか大八木くんとか北澤さん、中村香奈ちゃん。一緒に勉強したんですね。

(福島暢啓)フフフ、ああ、そうなですか。何の勉強をされたんですか?(笑)。

(安住紳一郎)勉強の内容はあんまり覚えてないですけども、MBSの偉い人に鶴橋の焼肉屋さんに連れてってもらって。嬉しかったですね。

(福島暢啓)MBSの電波にお声が乗るっていうのは?

(安住紳一郎)いや、初めて。だからすごい嬉しくて。ねえ。

(福島暢啓)喜んでいただいてますか?(笑)。

(安住紳一郎)いやいや、もうね、たぶんラジオを聞いいてる皆さんは知らないかもしれませんけれども、民間放送の父。放送の父、バッハはMBSですからね。

(福島暢啓)アハハハハハハハッ!

(安住紳一郎)これ、ちゃんと説明した方がいいよ、福島くん。

日本の民間放送の歴史

(福島暢啓)まあ、そうですね(笑)。再三言ってはいるですけども。日本の民間放送が始まったのは昭和26年ですよね。その時にいまの阪急百貨店の屋上に「ハト小屋」という風に呼ばれてましたけど。小さなスタジオを作って、そこから放送を始めたのが最初ということで。

(安住紳一郎)いまも阪急の13階に記念碑みたいなのがあるでしょう?

(福島暢啓)ちっちゃいプレートが。よくご存知ですね。

(安住紳一郎)「民間放送発祥の地」。MBSね。

(福島暢啓)CBCの前に行くと「民間放送第一声の地」っていう石碑みたいなのが立ってるんですけどね。

(安住紳一郎)いいよね、この本家と元祖争い。大阪MBSと名古屋CBCと。バッハとヘンデルみたいに言われてますよ。

(福島暢啓)フフフ、そうですね(笑)。だから本当にまあそういう、歴史的に言えばたしかにTBSよりも先にできてはいますけども。

(安住紳一郎)そう! 放送の歴史はやっぱり大阪スタートですからね。

(福島暢啓)これ、意外と知られてないですからね。

(安住紳一郎)もちろんね、「芸能の本家は大阪だ」って思ってらっしゃる関西の方、誇りに思ってる方は多いと思いますが。放送、ラジオも発祥というかスタートは大阪ですからね。ええ。

(福島暢啓)褒めていただきありがとうございます(笑)。きっと関西の皆さん、喜んでると思いますけども。

(安住紳一郎)気に入られようとしてるんだね(笑)。

(福島暢啓)フフフ、大阪での地盤を作ろうとしてるんですかね(笑)。

(安住紳一郎)でも、面白いよね(笑)。

(福島暢啓)大して仲が悪くはないんですけどね(笑)。CBCの石井亮次さんも去年、来ていただきましたから。2時間ぐらいずーっと喋ってましたんで。石井さんも。あの時の放送、聞かれたっていう風に?

(安住紳一郎)ええ、聞きましたよ。面白かったです。

(福島暢啓)石井さん、喜びますよ。いま、本当に勢いづいてますから(笑)。まあ、本当にこの局の垣根を飛び越えてと言いますか、まあ同じ系列ということで仲良くしていこうというところもありましてなんですけれども。あの、安住さんと私の関係性、お聞きの方はよくわかってない方もいらっしゃると思うんですが。以前ですね、TBSで安住さんが担当してらっしゃる番組。日曜日の朝に放送している番組がありまして。『日曜天国』という番組があって。そこで私が、安住さんが夏休みを取られる時にピンチヒッターとして行くということがありまして。

(安住紳一郎)ええ。去年の10月7日。ありがとうございました。

福島暢啓の『日曜天国』ピンチヒッター

福島暢啓『安住紳一郎の日曜天国』代打オープニングトーク書き起こし
MBSアナウンサー福島暢啓さんがTBSラジオ『安住紳一郎の日曜天国』で安住さん夏休みのピンチヒッターを務めました。その代打オープニングトークの書き起こしです。

(福島暢啓)もう私、10月7日は死ぬまで忘れないと思います。

(安住紳一郎)そう?

(福島暢啓)ええ。もうずっと学生時代から聞いていた番組でして。やっぱり安住さんにあこがれたっていうのはものすごく大きいので。私、いまだからこうやって自分が放送局で働いて、目の前にその先輩がいて、放送をこんなお正月からやってるっていうのはなんかね、もうゾクゾクします。

(安住紳一郎)いやいやいや。もう、次に行ってください(笑)。

(福島暢啓)「次に」(笑)。「次」ってどこですか?(笑)。

(安住紳一郎)もうそのステップは越えましたよ。行きましょう。ねえ(笑)。

(福島暢啓)そうですか(笑)。なんで呼んでいただけたんですか? それをまだ、ちゃんと聞いてないんですけど。

(安住紳一郎)福島くんはね、ラジオを聞いてる皆さんはなぜ「くん」付けなのか?っていう風に怒られるかもしれませんけれども。あえてね、もう「福島くん」と今日は呼びますけれども。とても優秀だということは全国に轟いてまして。ただね、なかなかテレビの方でね、注目されるよりもたぶんラジオの方が先だろうと思いまして。ラジオはね、それぞれの地方地方で番組を組んでますから、あまり全国ネットっていうのがないもんですからね。なので、ちょっと変わったやり方をしないと全国の皆さんに福島くんのことを知ってもらえないだろうなと思って、ちょっと変わった形でTBSラジオ……なんとなく全国放送のイメージありますが、ラジオだと関東一都六県が中心になりますんで。とりあえずはまあ、関東へのお披露目ということで、いいんじゃないですか?

(福島暢啓)お披露目を頂いたんですね。ありがとうございます(笑)。

(安住紳一郎)いえいえ、びっくりしてましたよ、関東の皆さんは(笑)。

(福島暢啓)そうですかね? なんかびっくりされるのも不思議な感じなんですけども。これがずっと私、7、8年この格好でやってるもんですから。あんまりね、どういう風に受け入れられるかなと思いながら行ったところもあるんですけども。

(安住紳一郎)いや、受け入れられたっていう自負はあるんじゃない?

(福島暢啓)どうだろう? まあでも、リスナーさんは増えたので。

(安住紳一郎)エゴサーチとかしてるんでしょ?

(福島暢啓)めちゃくちゃしてます。

(安住紳一郎)結構褒められてたじゃない?

(福島暢啓)はい。でもその一方で、批判的な意見もやっぱり増えたので。あれ以降(笑)。

(安住紳一郎)気にしないでよ。そうなの?(笑)。

(福島暢啓)はい。それを言ってる人を一生懸命追い回すっていうのをやってるんですけど(笑)。

(安住紳一郎)10月にピンチヒッターをやって以来、「どうでした、私?」っていう、その人に感想を聞く期間が福島くん、長いよ(笑)。

(福島暢啓)ああ、そうですか? もう不安でしょうがなくて……(笑)。

(安住紳一郎)もういいよ(笑)。

(福島暢啓)だってご本人に聞けなかったから。

(安住紳一郎)ああ、そうかそうか。申し訳ない。本当にありがとうございました。

安住紳一郎 代打・福島暢啓アナウンサーを絶賛する
安住紳一郎さんがTBSラジオ『日曜天国』の中で前週に代打を務めたMBS・福島暢啓アナウンサーを絶賛。なぜ福島さんに代打を依頼したのか、その意図なども話していました。

(福島暢啓)「この番組」って言いますか、これは一応特番ですけど。元の番組の『次は~新福島!』っていう番組はちょこちょこ聞いてくださってるんですか?

(安住紳一郎)たまに。全部とは言えないんですけども、たまに時間が空いた時とか、気が向いた時に聞いてますよ。

(福島暢啓)そうですか。それだけでも嬉しいですけどね。で、今日は反対に私が安住さんに色々お話を伺おうと思いまして。来て頂いたんですけども。

(安住紳一郎)いやー、そう? ごめんなさいね。お正月に。同業者の新年会を放送してるみたいな感じになっちゃうもんね。

(福島暢啓)フフフ、そうですね。

<書き起こしおわり>

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