オードリー若林 内藤哲也『プロフェッショナル 仕事の流儀』で号泣した話

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オードリーの若林さんがニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』の中でプロレスラー内藤哲也選手の『プロフェッショナル 仕事の流儀』で号泣した話をしていました。

(若林正恭)あのー、この間さ、めちゃくちゃ面白い番組を発見して。まあ、うーん。「いや、若林さん」って言われるかもしれないけど、『プロフェッショナル』って知ってますか?

(春日俊彰)いや、若林さん……。ナイツのネタじゃないんだからさ。できないよ、土屋くんの役は私は。

(若林正恭)絶対「知ってるよ!」って言うもんね(笑)。

(春日俊彰)フハハハハハハッ! 本当、そうよ。「知ってるよ!」だよ。

(若林正恭)「知ってるよ!」って(笑)。

(春日俊彰)知ってるよ! まあ、塙くんの聞き方ね(笑)。「知っていますか?」って(笑)。知ってますよ、もちろん。

(若林正恭)あのー、博多大吉さんとね、仕事が一緒になって。あの、『IPPONグランプリ』って知ってますか?

(春日俊彰)知ってるよ! フハハハハハハッ!

(若林正恭)それで一緒になって。で、空き時間に大吉さんに「若林くん、内藤哲也の『プロフェッショナル』、見た?」って。プロレスラーのね。「ああ、見てないです」って言ったら「すごいよかったよ。見て」って。そんな話をしていたら収録がまた再開して……っていうようなことがあったんだけど。

(春日俊彰)うん。

(若林正恭)『プロフェッショナル』ってドキュメンタリーなのよ。で、俺ね、プロレスを見に行くように4年ぐらいなんだけど。内藤哲也ってまあ、いわばヒール(悪役)なのよ。悪役だよね、いまは。で、『プロフェッショナル』ってドキュメンタリーじゃない? だから、悪役というかヒールなのに裏側を見せるのかな?って思って。

(春日俊彰)ああ、なるへそ。

(若林正恭)普段一生懸命にやっているところとか。

(春日俊彰)なるほどね。まあ、ヒールだったらあんまり見せない方が……っていう風に考える人もいるかもしれないね。努力しているみたいなことを。

(若林正恭)そう。で、これ、本当にだんだんプロレスっていうか、言っていいんだろうな、きっと。もう時代的に。内藤が真面目なことはもう知っているのよ。……これ、難しいよね。しゃべり方。いいんだよね、もうたぶん、いまの時代は。あの、内藤って正規軍っていうか正統派の、すごい運動神経とレスリングの才能があるっていう選手だったからさ。もともとはベビーフェイスだったから。

(春日俊彰)はいはい。転向したわけね。

(若林正恭)すごい真面目で、めっちゃプロレスを愛しているのは知っているんだけど、ある日を境にヒールになったんですよね。

(春日俊彰)なるほどね。

(若林正恭)で、俺、4年前に好きになった時は内藤がまだベビーフェイス。正義というか正統派だったのよ。で、見に行っていて、まだ全然知らないから、すごい動きをするプロレスラーだなって思っていたけど、なんかね、なんか「人気がない」っていうか、他の選手よりも盛り上がっているっていう感じじゃなくて。なんかブーイングすらされている時があって。

(春日俊彰)へー! ああ、そう?

(若林正恭)で、すっごいプロレスが詳しい人に「なんでなんですか?」って聞いていたの。で、なんか気になっていたんだろうね。で、優勝戦線にも絡んでくるし。

(春日俊彰)強いは強かったのね。

(若林正恭)でもなんか、人気を感じなかったのね。強さの割に。で、2015年だったと思うんだけど。見始めて1年ぐらいした時、プロレスラーって修行とかでメキシコに行ったりするじゃない? で、メキシコに行って帰ってきたのよ。そしたら、小説家の西加奈子さんが……西さんとよく内藤の話と話をしていて。西さん、プロレス大好きだから。

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(春日俊彰)うん。

(若林正恭)そしたら「若林くんな、内藤、すごいで」「どうすごいんですか?」「いや、うん、それは見に行ってみたらエエわ」みたいな。「若林くん、童貞やんな」みたいな感じで。で、俺は1人で後楽園ホールに見に行ったの。そしたらベビーフェイスの正義の内藤が、3対3の試合をやっていて。その内藤が入場してきた時、もう全然ちゃんと歩いてこないの。めちゃくちゃ遅いのよ。Tシャツ着たままで帽子をかぶって。もう自分の入場曲も終わっているの。でもまだ通路の半分ぐらいまでしか歩いてないの(笑)。

(春日俊彰)遅いな……。

(若林正恭)お前が言うな!(笑)。

(春日俊彰)早く出てこいよ!

(若林正恭)お前が言うな!

(春日俊彰)早く! なにやってんだよ!(笑)。

(若林正恭)でも、俺はそういった面でも感情移入していたの。

(春日俊彰)フハハハハハハッ!

(若林正恭)もう、自分だけこうやって、試合が始まっているんだけど、まだ真ん中らへんを歩いているの。

(春日俊彰)へー、いいね! いいじゃない!

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内藤哲也のヒールターン

(若林正恭)で、試合。3対3でウワーッ!って始まっているんだけど、1人リングサイドのエプロンのところで座って。帽子かぶったままロープに寄りかかって、試合しないのよ。

(春日俊彰)あれ、どうしちゃったのよ?

(若林正恭)ねえ。で、パイプ椅子を出して場外に置いて座って。腕組みして試合をずーっと見ているのよ。

(春日俊彰)怒られるよ、それ。

(若林正恭)俺、後楽園ホールで見ていたのよ。で、その後に背中とかボコボコにされて。

(春日俊彰)まあ、座っていたらそりゃあされるわな。

(若林正恭)で、そのまま試合が終わったんですよ。

(春日俊彰)ええっ?

(若林正恭)Tシャツを脱がず、帽子も。

(春日俊彰)それ、抵抗はしないわけ?

(若林正恭)なんかとにかくやられていた。で、なんか、ブーイングでもないの。「どうした?」みたいな。正義だった人が。でも俺は隣のサラリーマンがね、いまでも覚えているんだけど。「内藤もな……」みたいに言う人、いるじゃん? 枝豆食いながら言っていて。枝豆をもうはたき落としたいぐらい……どういう思いで、メキシコから帰ってきてゆっくり歩いているのか。俺はほら、ゆっくり歩き出したやつのことを知っているから(笑)。

(春日俊彰)フハハハハハハッ! ある日、急にね(笑)。

(若林正恭)ある日、急に(笑)。

(春日俊彰)急に歩みが遅くなったやつを。フハハハハハハッ!

(若林正恭)それにどんな覚悟があるのか?っていうね。で、また見に行った時も、また全然歩いてこないの。Tシャツ着たまま。試合、しなかったのよ。本当に、帰ってきたばっかりの時は。で、なんかもう心ないヤジよ。「内藤! キャラ変るのか?」って。試合中に。で、俺はもう本当に、事務所のネタ見せで。知っているのよ。急にピンクのベストを着たやつが先輩にネタ見せ中に後ろで「ああ、ありゃ裏だな。迷走しているな、オードリーな。オードリー、迷走してんな!」って言っていた先輩を知っているわけよ。

(春日俊彰)はいはいはい。

(若林正恭)でも、どんな覚悟があって……(笑)。

(春日俊彰)もみあげを剃り落としてな(笑)。

(若林正恭)「ゆっくり歩け」って言われて。胸を張って。わけもわからないまま(笑)。

(春日俊彰)わけもわからないまま。でもまあまあ、そいつ自身も「もういいや」って思っている部分もあるし。

(若林正恭)で、俺はその時、考えるの。いま、ヒールといえども、芸人もそうですよ。裏では優しい。それがすぐにバレる時代、なにがいちばんヒールなのか? それはやっぱり「試合をしないこと」だなって思うわけよ。

(春日俊彰)なるへそ。

内藤と春日が重なる

(若林正恭)で、俺はボケからツッコミに変わって、ボケっていう人を客観的に見るようになったじゃない? 漫才、春日とボケとツッコミを変わって。そしたら、お客さんはお金を払って笑いたくて来ている。その人に対してボケが明るく笑顔で「はい、どうも! よろしくお願いします!」って言ってボケるわけがないなって思っていたのよ。変なことを言う人なのに。

(春日俊彰)うん。そうだね。物事をよくわからなかったりする人だからね。

(若林正恭)そう。だからちゃんと歩いてくるはずがないと思ったの。客観的にボケの人を思ったら。

(春日俊彰)なるへそ。

(若林正恭)で、「ゆっくり歩いてね」って。正直、もう最初の頃は2分ぐらいたってから袖から出てきていたんだけど(笑)。内藤よりも全然遅いんだけど(笑)。

(春日俊彰)そうだね(笑)。

(若林正恭)で、「たぶんいろんな思いがあって……」っていうような思いが俺にあるわけじゃん? で、『プロフェッショナル』。それをどうやって……裏は出すのかな? 出さないままなのかな?って思いながら。大吉さんとはそこまで話さずに家に帰ってきてすぐに見たの。そしたらさ、アバンみたいなの、あるじゃん? 最初の、「今日は内藤選手をやります」みたいなの。そしたら最初に、ゆっくり入ってなかなかリングにたどり着かない内藤がだよ? 誰よりも会場入りが早かったんですよ! ヒールの内藤が。

(春日俊彰)ほう!

(若林正恭)で、お客さんも選手も誰もまだいない会場に1人でスマホを持って入って、バシバシ会場で写真を撮っているのよ。

(春日俊彰)どういうことなの?

(若林正恭)で、花道からもリングをバシバシ、もう何枚も写真を撮って。今度はブワーッて2階席に走って。2階席からリングの写真を撮っているのよ。

(春日俊彰)なに? どういうことよ。

(若林正恭)それは、5歳の時からプロレスファンだから、プロレスを愛しすぎて。その花道の映像とかはレスラーしか写真を撮れないじゃないですか。だから誰よりも会場に早く来て、写真を撮って。で、お客さんが入って自分の試合ではゆっくり歩いてきているのよ。そしたら俺、もう歳もあるんだと思うんだけど。あと、感情移入もあるのかな? もうアバンで号泣していたのよ。

(春日俊彰)早いな! 泣くのが。

(若林正恭)いや、「映すんだ!」って思って。

(春日俊彰)まあ、でもそこはそうだね。ちょっと恥ずかしいというか、出したくない部分なような気もするね。

(若林正恭)でも、アバンで泣くなんて柴田理恵さん以外、いないじゃん? でも俺、もう嗚咽。ティッシュを持って。「誰よりも会場に早く入る(ポーン……)」みたいなのが出て。フハハハハハハッ!

(春日俊彰)まあね。『プロフェッショナル』だからね。

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