放送終了後の『ハライチのターン!』ラジオクラウドでも引き続き『宝メシグランプリ』についてトークするハライチのお二人。岩井さんは採点ミスに相当ショックだった模様で……。
(澤部佑)ちょっと! もう大問題ですよ(笑)。岩井さんのNHKの『宝メシグランプリ』。岩井さんのその審査……やっぱり間違っているね! 審査員の審査結果がネットで見れるんですけどね。
(岩井勇気)だから俺が全部、毎回「1」を押しているみたいな。
(澤部佑)岩井的には全部満点で、最後のイカだけ……。
(岩井勇気)全部満点なの。全部「5」を押しているつもりなのよ。で、「5」が4つの審査項目で20点満点。でも俺は間違って……だからボタンがA、B、C、D、Eって書いてあったから。おいしかったら「A」を押すじゃん?
(澤部佑)フフフ(笑)。まあまあ、気持ちはわからなくもないけど、それが間違いなんだね。
(岩井勇気)それがだから全部「1」を押し続けて。辛口評価をし続けて、最後の素材のイカだけ満点をつけているっていう(笑)。
(澤部佑)満点。「5、5、5、5」って。衝撃だもん。これ、いまネットのホームページを見たら。ばばの手のちゃんちゃん焼き、すげーうまそうな……ああ、ハコフグの、これは大木さんが持ってきたやつかな? ハコフグの身のやつ。
(岩井勇気)めっちゃうまかった。これ。
(澤部佑)みんな「5、5、5……」とか「4、4、4……」とかなのに。その中で急に岩井だけ「1、1、1、1」って(笑)。これ、ヤバいよ!
(岩井勇気)ヤバい(笑)。これはヤバい(笑)。
(澤部佑)これは岩井さんが間違っていたんだね(笑)。これは正式に謝罪してください(笑)。ちょっとひどいっす、これは!
(岩井勇気)これはヤバい!(笑)。これ、もう本当に俺がさ、ダメだね。もう呼ばれないよ。
(澤部佑)ベテラン俳優じゃないんだから。こういう機械の操作がわかんなくて毎回間違っちゃうみたいな。やめてよ。
(岩井勇気)すごいね。これはだからもう、お願いランキングとかだけは呼ばれるんじゃないの? 辛口審査で(笑)。
(澤部佑)辛口審査で。「あの岩井勇気は何点をつけるのか?」みたいな。「1点!」みたいな(笑)。これ、「料理もする正直芸人」だからね。やっぱり正直に言っちゃったって思われるよ。
(岩井勇気)まあ、視聴者はさ、わかんないだろうけども。スタッフは思っただろうね。「ちょっと、こいつ!」って。
(澤部佑)「なんだ、こいつ? やべーやつじゃん!」っていう(笑)。
(岩井勇気)本当にさ。
(澤部佑)これは、そうね。まあ別に岩井の審査っていうよりも、そもそも周りのプロの審査を求めているからね。
(岩井勇気)そう。で、何回か井ノ原さんに振られたんだよ。
(澤部佑)なんて振ってくるの、井ノ原さん?
何回か井ノ原さんに話を振られる
(岩井勇気)なんか「岩井さん、この料理、どうですか?」みたいな。「誰に聞いてんだよ?」って思ったけど(笑)。「その前に、なんで僕がここにいるんですか?」みたいに言ってさ。まあまあ、一応言ってね。
(澤部佑)まあね。
(岩井勇気)本当にだって、夢の中の出来事みたいなんだよ。俺がその審査員の中に入っているって(笑)。
(澤部佑)ああ、本当だね(笑)。本当にすごいよね。料理漫画の審査方法みたいな。100人の美食家たちを。
(岩井勇気)で、なんかその大豆が出た時、「これ、おいしそうですね」ってなって。「岩井さん、これどうですか?」って言われたから「最初のフグの容れ物に入れて混ぜて食ってもいいですか?」って言って(笑)。
(澤部佑)フハハハハハハッ! 最低(笑)。どうなった、それ?
(岩井勇気)「なんかコラボレーションしたんで。最初のフグのやつに入れて食べていいですか?」って言ったら、もう2時間半やってるじゃん? 誰もフグのことなんて覚えてなくて(笑)。
(澤部佑)フハハハハハハッ!
(岩井勇気)ファーッてなっちゃって。「なんだっけ、フグって?」って(笑)。
(澤部佑)すごいな(笑)。
(岩井勇気)で、「1、1、1、1」ってなってる(笑)。
(澤部佑)スタッフさんからしたら、その後に「1、1、1、1」って、もう滑った腹いせに低い点数つけてるやつみたいな(笑)。恐ろしいね。これは。
(岩井勇気)恐ろしいね。ちょっとなんか変な汗かいたわ(笑)。なんか、俺だけかな? タレントだからかな? なんか、ほとんどいちばん最後に入ったんだよ。
(澤部佑)ああ、座席に?
(岩井勇気)みんな審査員が並んでいるところに「ああ、すいません、すいません」みたいな感じで。だからもう説明が終わっていたのかな?
(澤部佑)いや、そのミスはおかしいもん。ヤバいよ(笑)。
(岩井勇気)フハハハハハハッ!
(澤部佑)「1、1、1、1」って。「うわー、こいつめっちゃふざけてくるじゃん。めっちゃボケようとしてくるじゃん」って。
(岩井勇気)ヤバいね。辛口すぎるもんね。談志師匠よりもひどいね(笑)。
(澤部佑)M-1の時の談志師匠よりも辛口だよ。「1、1、1、1」ってね。
(岩井勇気)ヤバいね。「こんなの、料理じゃねえ!」って(笑)。
(澤部佑)で、イカに「これ、うまい! なんだ、これ!……5、5、5、5!」って(笑)。「素材を生かしている。5、5、5、5!」って(笑)。うるせえよ!っていう(笑)。
(岩井勇気)本当だよな。カオスだったねー。
(澤部佑)すごいね。でも次の日、NHKの番組で大木さんと中尾彬さんとかと一緒だったんだよ。で、そこで言っていたのよ、その話を。大木さんと中尾彬さんも。中尾さん、「うまかったんだよ」って。その豆のやつを。やっぱり。「他のは味が濃かった」って言っていた。
(岩井勇気)だから、そうなんだよね。唯一みんながうまいうまいって食っていたのが、その大豆を石臼ですりつぶして、たぶんネギと混ぜて。それでちょっと砂糖を入れたやつ。
(澤部佑)プロたちはそういうのなんだろうね。1周回ってというか。
(岩井勇気)あとは里芋の種芋のでっかいやつを……。
(澤部佑)ああ、それ言ってたよ。中尾彬さん、それがすげーうまかったって言ってたよ。
(岩井勇気)でっかいやつを本当に2日ぐらい煮たやつなんだけど。
(澤部佑)めっちゃデカい里芋みたいなのを皮ごと煮てるんでしょう? 醤油で。
(岩井勇気)それ、食べたんだけど……なんか別に里芋の煮物なの。だから、煮物の煮汁の味次第じゃん。なんか。
(澤部佑)そこだよね。ダシのね。でもまあ、その大きさとインパクトでね。
(岩井勇気)そういうのが上位に来ちゃっているもんだからさ。
(澤部佑)ちょっと、見よう。録画している人はもう1回、見て。「この時、岩井が間違って1って押しているんだな」っていうのをあらためて見たいですよね。
(岩井勇気)いや、すごいいい顔しているよ。でも。「んまい、んまい!」って。
(澤部佑)「んまい、んまい、1、1、1、1!」って(笑)。「おい、あいつ、イカれてんぞ! 誰か止めろよ!」って(笑)。
(岩井勇気)すごいリアクションしているから。「うまい!」って。で、「1」を押しちゃっているんだから。
(澤部佑)スタッフさんはやっぱり「ああ、出代もないし、ボケてきてるな」って思っているかもね。
(岩井勇気)そうだよ。だってだから、俺だってさ、食通じゃないっていうのは自分でもわかっているわけだからさ。だからもうそんな審査する立場じゃないと思って満点を押したつもりだったんだよ。
(澤部佑)そうね。全部満点っていうぐらいのね。
岡田さんをおいしくするつもりが……
(岩井勇気)そう。で、イカはみんなそんな感じだったから。岡田さんをおいしくするために。
(澤部佑)ああ、なるほどね。岡田さんのためにも……という。
(岩井勇気)いや、その最低点をつけたわけですよ。そしたらもう全く逆のことをしていて(笑)。
(澤部佑)「5、5、5、5」って(笑)。
(岩井勇気)岡田さんも潰しているし。で、結果、岡田さんはビリ2だったんですよ。
(澤部佑)ああ、イカが。
(岩井勇気)で、最後にバーン!って持ってきたイカがビリ2で「おおっ!」ってなったけど、ビリにならなかったのは俺のせいかも……。
(澤部佑)あるかもね! ビリはなんなの?
(岩井勇気)ビリとはね、僅差だったんだよね。
(澤部佑)これ、20点差ぐらいだったら岩井さんのミスのせいですよ。
(岩井勇気)うーん……ああ、でもそんなにあれだわ。ちょっと差があるわ。
(澤部佑)これかな? ビリは……「1332点」。で、ビリ2は「1370点」。じゃあ、20点以上は離れていますね。うん。でも、38点差。その20点をあなたが占めてますから(笑)。これはデカいよ!
(岩井勇気)デカいね(笑)。これ、ちょっと見て。フグの。見て。よっかどぶっきんの。
(澤部佑)大木さんがプレゼンをした。
(岩井勇気)で、これを見てほしいのが、イカですよ。イカ、見て!
(澤部佑)イカ(笑)。いや、いいじゃん。別においしそう……。
(岩井勇気)皿にイカが乗っているだけなんだよ(笑)。
(澤部佑)それはいいんだよ! 別にそういうやつなんだから! 『宝メシグランプリ』っていうのはそういう地元の味を……っていうやつなんだから。やめろよ、もう!
(岩井勇気)これがめっちゃうまかったんだよ。なんか知らないけどさ、この大豆のやつが。
(澤部佑)ああ、大豆をすりつぶしたやつ。すごいなー。
(岩井勇気)いや、7番目ぐらいっていうその順番が絶妙でさ。
(澤部佑)なるほどね。どうやって決めてるんだろうね、順番を。これ、またあるかもね。
(岩井勇気)うーん。
(澤部佑)呼ばれないか、さすがに(笑)。
(岩井勇気)「岩井をうならせられるか?」みたいなのかもしれないよ。
(澤部佑)番組のスタイルが変わってね。料理もする正直芸人を……(笑)。
(岩井勇気)俺だけ別枠の点をつけさせられる可能性、あるよ。
(澤部佑)「うならせることができるのか!?」っていう。
(岩井勇気)しかも、この審査基準ですよ。これ、審査基準なんだかわかる? 「味覚」「知恵」「衝撃」「物語」。
(澤部佑)物語?
(岩井勇気)だから物語っていうのはほとんどロケの評価みたいな。ロケもだから俺、「1」ってつけてるの。先輩たちのロケを(笑)。
(澤部佑)なるほど!(笑)。全員先輩のね。でも、そうなるとわけわかんないもんね。ロケのやつを料理人が点数つけちゃっているっていうのも。
(岩井勇気)すごいよ。でも。dボタンみたいなので投票ができるの。
(澤部佑)おもしろそうだね。
(岩井勇気)dボタンみたいなので投票できるんだよ。おかしくない? みんな、食べてないのに(笑)。
(澤部佑)それでもみんな、物語部分を主に点をつけるっていうね。ぜひ、またあったらね、お願いします。
(岩井勇気)ぜひね。お願いしますわ。はー。
(澤部佑)ふう、もう終わろうか?
(岩井勇気)はい。疲れたわ、本当に。
(澤部佑)疲れちゃったわ、ちょっと(笑)。
<書き起こしおわり>