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モーリー・ロバートソン ホワイトハウスのCNN記者入館禁止措置を語る

モーリー・ロバートソン ホワイトハウスのCNN記者入館禁止措置を語る 水曜日のニュース・ロバートソン
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モーリー・ロバートソンさんがBSスカパー!『水曜日のニュース・ロバートソン』の中で記者会見でトランプ大統領と口論になったCNN記者のホワイトハウス入館証が没収になったニュースについてトーク。さらに中間選挙後のトランプ大統領の姿勢についても話していました。

(プチ鹿島)モーリーさん、気になったニュースは?

(モーリー)いやー、全部面白いですよね。今日は。テレビニュースの下の4つのニュースが全部相互関連しているんですよ。だって出入国管理法改正案。結局東アジアの人たちが入ってくるっていう話で。中国、韓国の人たちが働いていて、その人たちがディズニーランドでの過重労働の訴訟を起こし、そしてそこで過去の労働と言えば徴用工(訴訟問題)があった。そしてそれがBTSに行って徴用工を背景にした原爆Tシャツでしょう? そしてそれでBTSは紅白歌合戦に出られないわけよ(笑)。すごい!

(プチ鹿島)モーリーさん、高度な笑点みたいになっていますよ。

(モーリー)フハハハハハハッ!

(プチ鹿島)三題噺みたいになっていますからね。ネタをもらったみたいな感じになって。

(モーリー)これで大喜利はね、「紅白のスタッフが過重労働で倒れました。そしてNHK労組が訴訟を起こした」っていうのを加えると、話がグルッと回りますよね。「しかもそこで働いていた人たちは韓国からの技能実習生だった」とか……(笑)。

(プチ鹿島)だからBTSに関してはこの後もどんどん出てくると思いますので。

(モーリー)じゃあ、まずは僕、トランプに行きましょう。トランプさん、CNNの記者が記者会見で罵倒された挙げ句、ホワイトハウスへの入館禁止になった。で、入館禁止にするっていうことも中間選挙を受けての既定路線だったとは思うんですけど。その時、一応手続き論として彼のマイクをホワイトハウスの女性スタッフが「はい、もう終わりです。マイクを……」「嫌だ!」ってなった時にもみ合って、女性の体に触った。その行為が許せないということが一応、手続き上は……。っていうことで、「誤解を与えた」わけだ。

(プチ鹿島)「誤解を与えた」ね。

モーリー・ロバートソンとプチ鹿島「誤解を招いた」型の謝罪方法を語る
モーリー・ロバートソンさんとプチ鹿島さんがBSスカパー!『水曜日のニュースロバートソン』の中で「誤解を招くような表現をしてしまい申し訳ない」という形の謝罪方法について話していました。

(モーリー)記者の手の位置が(笑)。でも、それを職員がこうやってこうやって……うちのニャンコもたまにこうやって来るんだけど、こういう風にやったらそれも誤解を与えるのかな? みたいな。「当たり屋ですか?」みたいな。

(プチ鹿島)どうですか? 中間選挙から1週間たちましたけど。この間のトランプさん。予想通り?

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中間選挙後のトランプ大統領

(モーリー)うーん、やっぱり日々リベラル系メディアっていうのはトランプさんのいわば「はしたない」行為……要は大統領の威厳が全くないじゃないか!っていうこと以前に、三権分立や言論の自由を圧迫とか、ますます暴君、独裁者になっていくだのと、まあいろいろと口を極めて浴びせているわけですよ。ところが、面白いのはテフロン加工っていうのがあって、テフロン加工をすると水で濡れてもツルンってなって、汚れもすぐに取れちゃうんですよ。で、だんだんとトランプさんがある種テフロン化しているなっていう。つまり、「ああ、またか」ってなるんですよ。

(プチ鹿島)ほう!

(モーリー)だから、たとえば徴用工の問題で弁護士団が新日鉄の本社まで行ったんだよね。でもそれを見ていた多くの日本の視聴者はいまから韓国に「ひどい!」って怒るんじゃなくて、「ああ、またか」っていう既視感がありますよね。だから問題がこれ以上……その弁護士団が期待しているほどの効果が得られず、繰り返し同じ炎上を起こすんだけども「ああ、またこのアカウントか」ってネットでもあるわけですよ。そういう一種の鈍麻っていうか、トランプさんがやっていることがアメリカの民主主義にとって危ないっていう危機感が薄れちゃって。このままだと2020年、大統領選に有耶無耶に勝っちゃうよね。

(プチ鹿島)だからそれはトランプさんにある意味慣れちゃうっていうことはマズいですよね?

(モーリー)慣れることのマズさを当選した直後から2年間、いろんな有名コラムニストとかピューリッツァー賞を受賞したような記者が言い続けているけど、ところがあまりにも口々に似たようなことを詳しく詳しく、過去の事例とかをソ連のプロパガンダ、ナチスのプロパガンダ……みたいに。いわゆる情報が捻じ曲げられていって、大衆がそれによって鈍麻していった仮定。ファシズムはこうだったっていうこと、いつか来た道。そんな風に言い続けているとね、日本でいうと「護憲の議論」って読むともう最初の一行で、見出しでわかるじゃないですか。「憲法を守れ」から始まっているから。「ああ、もう間はなんでもいいから、最後は『憲法を守れ』って、はいはい。お約束ですね。野党ですね」ってなるよね?

(プチ鹿島)うん。

(モーリー)それと似たような効果が、本来はちゃんと真っ当なことを言っているはずなのに、読んでいるうちにリベラルの人もうんざりしてくるわけ。「もっとなにかないのか?」というところで。その意味ではトランプさんは構造的にルールを捻じ曲げることで自分が勝つように仕向けているなって思いましたね。

(プチ鹿島)でも、それは逆に言えばトランプさんにしろ、日本の政治家にしろ、もう自分がある程度実はすごい刺激のあることを言っても「ああ、またか」っていう風に慣れさせちゃうっていうのは、政治家側からすれば……。

(モーリー)たとえば自民と維新なり維新よりももっと右寄りの政党がこの先に出てきたとしますよね? たぶん外国人労働者の問題でまたそれに反発する政党も出てくると思うんですよ。それに特化された右の政党ね。そうすると、右の政党が自民党が本当は口にしたいけど、言うとはしたないことをそこでバンバン言って、そこで野党と荒れてくれる。それを自民党は「まあまあ、喧嘩はやめてそろそろ採決をしましょう」っていう。これがいちばん三角形で上手い形ですよね?

(プチ鹿島)なんだったら自民党がどんどん真ん中に見えてくるみたいな?

(モーリー)そうなんですよ。だから本来、真右だったものをだんだんと真ん中に見せてくれるっていう効果が……まあ、ある種のテフロン効果。その問題意識を薄れさせて、はっきり言って「どうでもいいや。もういいよ、決めて」って、みんな当事者意識からドン引きしてしまう。これが本当の民主主義の危機だと思うんですよね。

<書き起こしおわり>

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