モーリー・ロバートソン キリン一番搾り広告出演を語る

モーリー・ロバートソン キリン一番搾り広告出演を語る 水曜日のニュース・ロバートソン

モーリー・ロバートソンさんとプチ鹿島さんがBSスカパー!『水曜日のニュース・ロバートソン』の中で、モーリーさんがキリンビールの一番搾りの広告に出演した件について話していました。

(プチ鹿島)僕ね、この間ちょっと気づいちゃったんですけど。モーリーさん、いまビールのCMというか広告に出ていません?

(モーリー)ビールの広告、取っちゃったんですよ。

(プチ鹿島)フハハハハハハハッ!

(モーリー)それで文化人型の人と2人であるビールの商品について……。

(プチ鹿島)まあ、別にこれ、言っていいですよね。

(モーリー)一番搾り。で、きっかけがTwitterで新幹線を利用している時にお弁当の横に一番搾りを置いておいたら、それを「ああ、いいね!」って会社のお偉いさんが言ってくださったみたいで。あの、インフルエンサー。

(プチ鹿島)ほー! いい意味で炎上したわけですね! キリンさんが炎上してくれたわけですね。

(モーリー)そうなんです。本当だ。キリンって炎上しているもんね。だって、火のついた伝説の獣なんでしょう?

(プチ鹿島)そうです。だから喜んだ意味で炎上したわけですね。

(モーリー)そう。いい炎上が起きたんですよ。とうとう、これまでがんばって炎上してきたのがやっと、チャリーン♪

(プチ鹿島)いやー、まさかビールが! ビールの広告に出るって超一流ですよ、モーリーさん。

(モーリー)っていうか、みんな判断がゆるくなっていない?

(プチ鹿島)ゆるい! ゆるい、ゆるい。

(モーリー)だってさ、つい最近まで、モーリーのTwitterといえばインプレッションが1000万行くのは炎上したり、ネトウヨとかがブワーッてなっていたりとか。麻薬の過去ですよ。麻薬を過去にやっていたんですよ。35年前に1回だけだけどね。で、それをTwitterで言ったら、『ユアタイム』に出た時に「こいつ、麻薬の過去がある!」みたいな。

(プチ鹿島)一昨年か。

(モーリー)そうそう。だから『ユアタイム』に出始めた時、「過去にコカインの使用を自分でもツイート」っていうことがもう、中で会議になるぐらい……。

(プチ鹿島)ネットニュースにもなっていたし、中でも会議になっていた。

(モーリー)もうショッキングなんですよ。だから要はその時は山火事のように。乾いたカリフォルニアの森が……「今年はよく燃えてますね!」みたいな感じだったんですよ。

(プチ鹿島)アメリカの山火事、よく燃えますからね。

(モーリー)温暖化もあるしね。ところがいまのいまは熱帯雨林になっちゃって。湿った木にはいくらやっても火がつかない。

(プチ鹿島)これはどういうことですか? やっぱりメディアに出始めの珍しい生き物に関しては、最初は警戒心が強かったんだけども、いまはもうすっかり?

(モーリー)いまやもうね、その因果関係すらなくて。一番搾りに出ちゃったから。「なんだよ、一番搾りがやるんだったら、うちもできるじゃないか!」って他のスポンサーが来るわけよ。

(プチ鹿島)なるほど。そうやってどんどんどんどん循環していくんだ。

(モーリー)で、もう誰も覚えていないの。モーリーが誰であったかを。

(プチ鹿島)えっ、どういうことですか?

(モーリー)だからモーリーは一番搾りに出て、この番組をやっている賢い人で、面白い人なんですよ、僕は。

(プチ鹿島)あ、わかった。どんどんどんどん記号というか、情報がいい意味で薄くなっていくっていうことですか?

(モーリー)だからその僕がいま、24時間以内にちょっとテストで「いやー、もうね、大麻だけじゃねえや。全ての麻薬を一斉に解禁してもいいんじゃね? 人前では言わないけど」ってツイートしたわけですよ。そしたら、それをマジレスする人も何人かはいたけど、ほとんどが黙って300人が「いいね」を押しているだけなのよ。「おもろい!」って。あ、いま画面に出てますけども。

(プチ鹿島)これね。

(モーリー)これを受けて……これは要するに、ニュージーランドでも大麻解禁がとうとう来て。それをこの番組式のネタにするんだったら、「とうとう大麻のファイブアイズで日本は取り囲まれましたね」っていう。オーストラリアもそうだし。情報機関のネタですよね。だから、そういうジョークに対してこっちがある種の黒モーリーで。「もう全ての麻薬を解禁したらいいじゃないの!」みたいに言っちゃっても、もう燃えない。

(プチ鹿島)はー!

(モーリー)もうみんな、慣れちゃっている。

もうみんな、慣れてしまった

(プチ鹿島)わずか2時間前にそんなことを言ってますけどね。でも、こんなことを言っても、燃えない?

(モーリー)全然。この番組も続くし。

(プチ鹿島)たとえばこれ、4年前、5年前だったらえらい騒ぎになっていた?

(モーリー)あのね、テレビに最初から出さなかったと思う。スカパーの番組にレギュラーで出していただいた時、「全ての麻薬を解禁だ!」って書いても、たぶんそれでオファーは……だからMXにしか出ていなかったです。

(プチ鹿島)つまりMXはいいけど……。

(モーリー)あるいは、『ニュース女子』だったらなんとか入れてくれるみたいなね(笑)。

(プチ鹿島)テレビ、地上波に出していい人っていうのは誰か、メジャーな人が先鞭をつければ、もう?

(モーリー)で、その判断もいろいろと経緯を顕微鏡で見ると、どっかに間違いがあったんですよね。誰かが「ああ、こいつは大丈夫だ」ってゆるく考えた結果、通っちゃったんですよ。で、それが既成事実になって、どっかで転がりはじめて。だからね、こんな見下したような言い方はしたくないけど……メディアも大衆もいい加減だな!

(プチ鹿島)フハハハハハハハッ!

(モーリー)本当に。もう、揺れるだけなんですよ。だから俺ね、ちょっと予言していい? 5年後、誰も放射能のことを言わなくなっている。で、その頃には日本の原発、福島だけじゃなくて福井県も、玄海も、クリスマスツリーで原発銀座!って。で、「ああ、電力があってよかったね」ってみんな言っていますよ。

(プチ鹿島)だからある意味、ざわざわすることはどんどんどんどん言わなくなるみたいな、そういうことですか?

(モーリー)だから、コンテクストなんですよね。いわゆる山火事が起きる時には乾ききっていて。乾燥シーズンで木がすれただけで、あとは電気がショートしたとかっていうだけで、1回火がついてそれが連鎖して、いわゆるプラスのフィードバック現象と言って、絶対に消せなくなっちゃうんですよ。爆発して。ところが、最初から湿ったマッチは何回こすっても結局火はつかないんですよね。ムード。ムード。

(プチ鹿島)はー! モーリーさん、今日お越しいただくゲストの方は最初のほら、ざわざわ物件というか。まさにこれから注目を浴びる方だと思いますので。

(モーリー)もうちょっと世の中にざわついてほしい案件でもありますので。ぜひ注目してみたいと思います。

(プチ鹿島)というわけで『水曜日のニュース・ロバートソン』、スタートです!

<書き起こしおわり>

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