PUNPEEとMETEOR オートチューン講座・後編

PUNPEEとMETEOR オートチューン講座・後編 SOFA KING FRIDAY

(PUNPEE)ここで1曲、自分が好きなオートチューンの曲をかけようと思います。カニエ・ウェストの『My Beautiful Dark Twisted Fantasy』っていう2010年に出たアルバムの『Runaway』っていう曲なんですけども。その曲の後半、いちばん最後……だからこれ、エディットをするんですけど。そこで使っているオートチューン+もうひとつ、割れる系、歪む系のエフェクトをかけていて。それでギターソロみたいな感じでたぶんカニエがメロディーを歌っているんですけど。それが、カニエって結構そこまですげー歌が上手いっていうわけじゃないから、なんか歌えない人がテクノロジーを駆使したりして、エレキギターというかディストーションのギターがむせぶみたいな感じで歌っているのがすごい、自分的には結構エモく映った印象があるので。エディットバージョン。後半のそのソロパートが来るバージョンでお聞きください。どうぞ。

Kanye West『Runaway』

(PUNPEE)「立派だな」って(笑)。

(METEOR)オートチューン、立派ですよ。で、寺井さん、立派!

(TEAC寺井)ありがとうございます(笑)。

(METEOR)いやー、この寺井さんと会えたのが、俺たち一生の友達になるかもしれないよ!

(PUNPEE)たしかに。物腰が柔らかくて。なんでも聞いてくれる。

(METEOR)ねえ。20年間ぐらい、この後もう50歳ぐらいになってもさ、一緒に寺井さんと遊んでさ。ワゴンで旅に行きたいね!

(TEAC寺井)ああ、いいですねー。

(METEOR)ワゴンで、キャンピングカーとかでさ、日本を縦断したりして。ロードムービーをそれで作りたいね。

(PUNPEE)ああ、いいっすね。

(METEOR)「あん時、バカやったな!」なんつって。それが今日の話でね。

(PUNPEE)フハハハハハッ!

(TEAC寺井)じゃあまずは地元の岡崎に来てもらって。

(METEOR)ああ、岡崎いいね! ラーメン横綱、行きましょう!

(TEAC寺井)ああ、横綱食べに行って(笑)。

(PUNPEE)それは24時間やっている場所なんですか?

(METEOR)そうなの。ラーメン横綱はね、24時間やっているんだけど千葉県の柏市っていう俺の住んでいるところにもあるし。結構いろんなところに全国展開していて。で、場所によっては結構そのバイキング方式じゃないんだけど、チャーシューとか自分で選んでいくんだよね。行くまでに。なんて言うんだろう? 丸亀製麺みたいにチャーシューとかネギとかを取って。で、最後に「じゃあラーメン」みたいにたのんで、「いくらです」みたいな。結構ね、たのんでいると1200円ぐらい行っちゃうんですよ。

(PUNPEE)そうなんですね。でもなんか、自分のトピックで……ピックで作れるんすね。

(METEOR)そう。トピックでトッピングをするっていう。

(PUNPEE)フハハハハハッ!

(METEOR)MC漢さんみたいなフロウで。「トッピングでトッピングをする♪」みたいな(笑)。

(PUNPEE)フフフ、どんどん出てきますね。

(METEOR)そう。

(PUNPEE)そんな感じで、今日はオートチューンの特集でしたが。

(METEOR)特集。

(PUNPEE)今後、新しいTASCAMさんで機材だったりとか、目論んでいるものとか、TEACさんであったりするんでしょうか?

(TEAC寺井)そうですね。このボーカルプロセッサーってTASCAMの中からすると結構異例な製品なんですね。もともとというか、ずっと録音と再生機を作っていて。それこそこのJ-WAVEさんのCDが流れているのは全部、TASCAM製のCDプレイヤーから流れていて。

(PUNPEE)さっきありましたね。

(TEAC寺井)なので、異例中の異例なんですけど、まだまだずっと売れているのでずっと作り続けているというところで。今後、改良はしていこうかなっていうのはまあ、ご要望とかもあったりもしますので。それこそ、つまみがもうちょっと、ライブ中に動いちゃうから動かないようにしてほしいとか。ユーザーインターフェースをもうちょっとわかりやすくしてほしいとか。

(PUNPEE)あと、後ろのラインアウトを……。

(TEAC寺井)そう。ラインアウトをバランスでしっかりするように。

(METEOR)ここで肉を焼けるようにしたらいいって。バーベキューできるように。

(PUNPEE)フハハハハハッ!

(METEOR)ジューッ!っつってね。酒を飲みながら肉を食べれるようにしたらいい。

(TEAC寺井)ちょうどいい感じで。この黒い鉄板が。

(METEOR)そうそう。そしたら、ライブ中に酒を飲みながら、ここで肉を焼いて食べれるんですよ。この上の部分で。ここを溶岩の岩にした方がいい。

(TEAC寺井)アハハハハハッ!

(PUNPEE)溶岩!?

(METEOR)そしたら、ずっとメシを食えるんですよ。熱く、電熱器。ホットプレートにした方がいいですよ。ホットケーキも焼ける。

(PUNPEE)なんか焼けそうですか?

(TEAC寺井)う、うーん……いける?(笑)。

(METEOR)いろんなことやった方がいい! だって最初は石油の会社だったでしょう? 石油の会社がいま、これをやっているっていうことは、また全然違うことをした方がいいんですよ。

(PUNPEE)たしかに。

(METEOR)ラーメン屋、出しましょう。オートチューンラーメン屋。

(PUNPEE)フハハハハハッ!

(TEAC寺井)「へい、らっしゃい!」をオートチューンで。

(METEOR)(オートチューン声で)「へい、らっしゃ~~~~いぃ~~~~♪」ってね。

(PUNPEE)フハハハハハッ!

(METEOR)(オートチューン声で)「てらぁ~~~いぃ~~~♪」って。でも、寺井さんはてらいがない! 奇をてらってないですよ!

(TEAC寺井)アハハハハハッ! いや、注文がオートチューンって面白いですね。

(METEOR)そうなんです。そうなんです。メシですよ、もういま。メシはね、腹に入れた瞬間、美味い! 音楽はね、いいか悪いかわかるまでに2年ぐらいかかったりするんですよ。

(TEAC寺井)たしかに、ありますね。

(PUNPEE)あ、でもいいっすね。ここでお肉を焼けるって。

(METEOR)肉を焼けたら最高じゃないですか。

(TEAC寺井)すごい面白いですね。

(METEOR)そうです、そうです。

(TEAC寺井)「ライブ中に肉を焼くなよ!」みたいな(笑)。

(METEOR)肉を焼いて、いっぱい食べましょう!

(PUNPEE)はい。じゃあ、新しいなにかを企画しているということで。今後も楽しみにしましょう。ありがとうございました。

(TEAC寺井)こちらこそ、ありがとうございました。楽しかったです!

(METEOR)翔太、ありがとう!

(PUNPEE)フフフ、寺井さんを(笑)。TEACからTASCAMにいろいろと詳しい寺井さんをお招きしてお送りしました。で、なにか告知があるそうなんですが。

(TEAC寺井)今回、PUNPEEさんにお招きいただいてこういうしゃべる機会をいただいたので、ティアックストアという弊社のオンラインストアでこのTA-1VPを無償貸出しを1台、しているんですけど。その台数を増やしましたので、放送後にティアックストアというのをチェックしていただいてTA-1VPを検索していただければ、お試しで借りられますので。

(PUNPEE)これはもう会社とか業務用だけじゃなくて、誰でも?

(TEAC寺井)誰でもです。一般の方からミュージシャンとかプロの方でも誰でもというか、借りれますので。ぜひぜひ。

(PUNPEE)素晴らしい。じゃあみんなここで試したい人はお試しで。

(TEAC寺井)ぜひぜひ遊んでみてください。

(METEOR)あ、俺借りよう。まず、借りる。さっき「買う」って言ったけど、やっぱり借りる!

(PUNPEE)借りるんすか(笑)。

(METEOR)そう。まず借りるところから始めます。こっちもね。

(PUNPEE)慎重に。

(METEOR)そう。慎重に。

(PUNPEE)というわけで寺井さん、ありがとうございました。

(TEAC寺井)ありがとうございました。

(METEOR)テラさん、ありがとう! 『まんが道』でテラさんっていう人がいたんですよ。

(PUNPEE・寺井)フハハハハハッ!

(METEOR)「ンマーイ!」っていうね。チューダーっていうのとメンチカツサンドを出してくれるテラさんっていう漫画家の先輩。寺田ヒロオっていう人なんですよ。最後、アル中になって死んじゃうんですけども。

(PUNPEE)それはあんまりよくないですね。

(METEOR)よくないね。

(PUNPEE)で、1曲、せっかくMETEORくんに今日来てもらったので。オートチューンでMETEORくんの曲をなにか1曲、スタジオライブして。

(METEOR)マジっすか? 嬉しいね。

(PUNPEE)と、思っております。

(METEOR)ラッパー冥利につきますよ。

(PUNPEE)じゃあMETEORくん、そこの機材を8番のCMに合わせて。

(METEOR)はい。CMに変えました。だけど俺のラップはコマーシャルじゃないぜ!

(PUNPEE)というわけでMETEORくんの、自分の『Chrono Trigger』という曲のB面にも入っている『4800日後…』というクラシックがあるので、それを聞いて今日はお別れをしようと思います。

(METEOR)じゃあちょっとお願いします。俺もね、がんばるんで。目をつぶります。目をつぶって、立ちもしない。座りながら歌いますよ。それでもいいですか?

(PUNPEE)いいです。

(METEOR)寺井は? あ、PUNPEEもいい?

(PUNPEE・寺井)大丈夫です。

(METEOR)じゃあ翔太、人生の節目節目にこの曲を思い出してもらえたらと思って歌うよ。『4800日後…』。METEORで、聞いてください。

METEOR『4800日後…』オートチューンバージョン

(PUNPEE)『SOFA KING FRIDAY』Vol.16、こんな感じでオートチューン特集をさせていただきました。気になった方はチェックしていただけたらと思います。というわけで退屈しのぎの退屈な30分間、あなたの親愛なる隣人の凡人のPUNPEEがお送りしました。今日はこのあたりで終わろうと思いました。ありがとうございました。さよなら。

(METEOR・寺井)さよならー!

<書き起こしおわり>
https://miyearnzzlabo.com/archives/51433

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