星野源と松重豊 深夜の選曲合戦書き起こし

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 0
スポンサーリンク

松重豊さんがニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』にゲスト出演。星野源さんとそれぞれが持ち寄った楽曲を聞きながら音楽談義に花を咲かせていました。

(星野源)ちょっとじゃあ1曲。曲をかけあうっていうあれなんですけど。どうしよう? どっちから行きます? じゃあさっき、ご自身の故郷でのロックのお話を聞いたので、松重さんの方から、ちょっと。

(松重豊)じゃあ故郷でのロック。サンハウスとかルースターズとかを聞いていた頃に、東京ってどんな変態がいるんだろう?って探りを入れていた時に福岡のレコード屋で東京ROCKERSっていうレコードがあって。「おっ、なんやろかね?」って思って。で、後ろをみたらちょっとこうヤバい感じでしょう? このジャケットがね。

(星野源)怖いです。

(松重豊)これはフリクション、ミスター・カイト、LIZARD、ミラーズ、S-KENさんっていうこの人たちがやられていたある東京のムーブメントなんですけども。

東京ROCKERS
Posted at 2018.7.18
FRICTION, MR.KITE, LIZARD!, MIRRORS, S-KEN
インディーズ・メーカー

(松重豊)これもピストルズの1曲目じゃないですけど、これも1曲目に聞いたフリクションの『せなかのコード』っていう曲が「ああ、これが東京やね」っていう感じで。僕を福岡から東京に引きずり込んでいった1曲なんですけどね。それを聞いていただきたいと思いますけども。これ、どうやってかければいいのかな?

(星野源)これで針を乗っけてもらって。

(松重豊)汚れているから、ちょっと吹いて。

(星野源)あ、じゃあちょっと(笑)。

(松重豊)ありがとうございます。いま、ちょっと部屋の改造でプレイヤーとかが別の部屋に行っちゃっているもんでね。上手く試聴ができなかったんですけど。

(星野源)S-KENさん、僕はすっごく昔にお会いしたことがあって。

(松重豊)最近、また新しいのを出されましたね。

(星野源)本当ですよね。いちばん最初のスーパー・バター・ドッグとかクラムボンのプロデュースもされていましたもんね。

(松重豊)もうすごい、この世界の本当にレジェンドですよね。

(星野源)かけても大丈夫ですか?

(松重豊)はい。かけてください。1曲目の『せなかのコード』です。

スポンサーリンク

フリクション『せなかのコード』

(星野源)かっこいい!

(松重豊)これがフリクションっていって。その後にアルバム『軋轢』っていうのが出たんですけど。これ、このアルバムをプロデュースしたのが坂本龍一さんなんですよね。だからあの頃、パンクバンドのプロデュースもやっていたという。まあ、時代が面白い。

軋轢
Posted at 2018.7.18
FRICTION
Pヴァインレコード

(星野源)そうですね。

(松重豊)そういうバンドでございました。

(星野源)ありがとうございます。これ、たぶんフリクションをはじめて聞く人もいると思うので。

(松重豊)でも、このレコードも年季が入っているね。

(星野源)そうなんですよ。はい。ありがとうございます。じゃあこの後もお互いに好きな音楽をかけ合いたいと思います。よろしくお願いします。

(松重豊)よろしくお願いします。

(CM明け)

(星野源)さあ、先ほどは松重さんに選曲していただきましたので。

(松重豊)すいませんね。なんか夜中にガチャガチャと。パンクでございました。当時のね。もう40年ぐらいのパンクでございます。

(星野源)メールが来ました。埼玉県女子19才。ピーチネーム……この「ピーチネーム」っていうのはまだエッチをしていないという子がラジオネームとして「ピーチ」って書くっていうのなんです。

(松重豊)そうなの? うちの番組(『深夜の音楽食堂』)にはそんな子は一度もメールをくれたことがないよ? ピーチネームね。

(星野源)まあまあ、この番組だけなんで。もしよかったら……。

(松重豊)FM横浜にもピーチネームで送ってください!

(星野源)フハハハハハッ! あ、まあいいか。松重さんが言うから大丈夫。「私はいま、埼玉に住んでいますが松重さんと同じ福岡出身です。同じ福岡出身でもこのような音楽があることは知りませんでした。ヤバいい曲ですね。夜中ですが思わず乗ってしまいます。これからいろいろ福岡で生まれた音楽も調べて聞いてみたいと思います」という。福岡はね、すごいですから。

(松重豊)そうですね。今日、僕の番組の方に来ていただいたodolという6人組のバンド、若い子なんですけども。彼らも福岡の人たちで。

(星野源)あ、そうなんですね。

(松重豊)結構やっぱりいまだに福岡という土壌がね、バンドをやっていた人たち、おっさんたちが仕事しながらもいまもまだライブとかに出ていて。「お前ら、東京で一旗揚げてこいや!」とかって言ってそうやって送り出す、なんかそういう気風があるみたいで。そこがやっぱりどんどんどんどん……芸能界にもいっぱい来ていますけどね。そういう土壌なのかな。でも、埼玉なんだね。埼玉だって……。

(星野源)僕は埼玉です。僕がいちばん最初に福岡の音楽でガーン!ってなったのはNUMBER GIRLでした。

星野源 NUMBER GIRL『透明少女』ライブバージョンを語る
星野源さんがニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』の中でNUMBER GIRLの『透明少女』ライブバージョンについて話していました。 (星野源)曲か。じゃあ、ち...

(松重豊)向井秀徳。いいですねえ。

(星野源)そこ経由で北海道のeastern youthを知るという。

(松重豊)ほう、そうなんですか。へー。

(星野源)そうなんです。本当は、あれですね。持ってきているのが限られているから。本当はいまの流れでeastern youthとかかけたいんですけど。あれですね。

(松重豊)ぶった切りましょうよ。そういう流れも。

(星野源)アハハハハハッ!

(松重豊)もう、ランダムにランダムに。

(星野源)今度はスマホに入っている音楽をそのままかけるみたいなのもいいかもしれないですね。

(松重豊)それもね、いちばん。CDで持っていなきゃいけないのかな?っていうのがあったから。

(星野源)そうですよね。そういう枠を設けたわけじゃないんですけど、なんとなくそういう感じになっちゃって。

(松重豊)スマホ編でね。

(星野源)スマホ編、今度またやりましょう。ええと、名前はマイケル・キワヌーカでたぶん合っていると思いますけど。

(松重豊)どこの人ですか?

(星野源)たぶんアメリカですね。だと思います。で、これは2016年。

(松重豊)じゃあ最近だ。

(星野源)そうですね。僕、いまからかける曲がもう大ベストだったんです。その年のベストすぎてどこにも紹介していなくて。あまり知られたくなくて(笑)。

(松重豊)「知られたくなくて」? これ、アナログ盤だけ?

(星野源)いや、CDも出ています。配信も出ていて。これ、マイケル・キワヌーカはぜひ。この間、ライブ盤も出たんですけど、ライブ盤も素晴らしいです。あ、イギリスか。そうか。イギリスの方だそうです。

(松重豊)へー。変わった名前。『LOVE & HATE』。

LOVE & HATE
Posted at 2018.7.18
MICHAEL KIWANUKA
POLYD

(星野源)このいまからかける『Black Man In A White World』という曲はですね、この間やり取りした『This Is America』のミュージックビデオがあるじゃないですか。あれを撮った監督(ヒロ村井)と同じで。

(松重豊)ああ、そうなんだ!

(星野源)そうなんです。僕、すごい昔からこの監督が大好きで。それもよかったら見てみてください。あとで送ります。

(松重豊)あのチャイルディッシュ・ガンビーノの?

(星野源)そうです。チャイルディッシュ・ガンビーノの『This Is America』の監督が昔、この人のビデオを撮っていて。……これ、いま本当に普通の撮影の時の会話ですよね(笑)。

(松重豊)そうだね。へー。

(星野源)いまラジオで流れています(笑)。

(松重豊)ああ、そうだそうだ。忘れてしまいそうな感じで。

(星野源)忘れてしまいそうになる。

(松重豊)早く聞かせて!

(星野源)はいはい。すいません。

(松重豊)あ、ホコリを取ってね。

(星野源)ホコリ、やっぱり付きますよね。

(松重豊)新しいレコードでも、やっぱりそうやってホコリとか付いちゃうんだね。

(星野源)そうですね。マイケル・キワヌーカ『Black Man In A White World』です。

Michael Kiwanuka『Black Man In A White World』

(星野源)お送りしたのはマイケル・キワヌーカ『Black Man In A White World』でした。

(松重豊)かっこいいけど、これはいまの人がやっているっていう感じじゃないよね。

(星野源)いま調べたら30才ぐらいでした。若いですよね。

(松重豊)うん。若いんだけど、なんか本当にいままでの音楽をいろいろと自分の物にして。ねえ。時代を僕らの昔に聞いていたものも入っているような感じの。うん。

(星野源)そうですね。だから本当に2016年の音じゃないんですけど、若い人がこれを真っ直ぐにやっているっていうのがすごいいいですよね。

(松重豊)こういうものをこうやってアナログ盤っていうので出すっていうのは、いまはもう世界的な流れなんですか?

LOVE & HATE [12 inch Analog]
Posted at 2018.7.18
MICHAEL KIWANUKA
POLYD

(星野源)そうだと……まあ、どうなんでしょうね? いま、だからCDを売っている、CDが中心なのって日本ぐらいだと思うんですよね。

(松重豊)そうなの?

(星野源)ほとんど配信……配信ももうなくて、SpotifyとかAppleMusicとかそういうものが中心で。なんだけど、レコードは出すみたいな。

(松重豊)これ、レコードで聞くべき音になっているんだよね?

(星野源)そうなんですよ。だから、僕は最初はAppleMusicで普通に聞いたんですけど「やべー!」って思って。で、いろんな友達に「これ、いいよ!」とか言ったりして。で、アナログで聞きたいなと思ったけど、その時はアナログのいい環境がなくて。で、最近環境が揃ったので「買おう!」って思って買いに行ったらまだあったんです。

(松重豊)ぜひ、聞きますよ。

(星野源)ああ、ぜひぜひ。うちに来てください。

(松重豊)素晴らしいオーディオ環境でね。

(星野源)楽しい。楽しい……。

(松重豊)楽しい? うらやましいな!

(星野源)楽しいですよ。なんか持ってきてください。

(松重豊)持っていきますよ。そんな大したもんはないけどね。うん。バリバリだから。

(星野源)バリバリでいいんです。じゃあ、次は松重豊さんの番ですが、その前にいったんCMです。

スポンサーリンク



シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする