三浦大知さんがニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』にゲスト出演。それぞれが持ち寄った音源を聞きながら2時間に渡って音楽談義をする中で、星野さんがブルーノ・マーズ来日公演を見に行った際の話をしていました。
本日も星野源のオールナイトニッポンお聴き頂きありがとうございました!
今夜は三浦大知さんをゲストにお迎えし、好きなレコードやCDを持ち寄って音楽について語り合う濃厚な2時間をお送りしました。
お2人が紹介した楽曲もぜひチェックしてみてくださいね。
また、来週!#星野源ANN#三浦大知 pic.twitter.com/m4BWQQR3ui— 星野源 official (@gen_senden) 2018年4月17日
(星野源)そんな大知くんに質問のメールとかもいろいろと来ていて。滋賀県の方。「今日はスペシャルゲストとして三浦大知さんがいらっしゃるんですね。音楽談義楽しみです。先週、さいたまスーパーアリーナで来日公演があったブルーノ・マーズ。お二人が共通で好きなアーティストですよね。ライブ、行かれましたか?」ということで。行った?
(三浦大知)僕、行けなかったんですよ。
(星野源)ああ、そうか。残念。
(三浦大知)行かれました?
(星野源)僕、行けた! 土曜日に行けて。
(三浦大知)どうでした?
(星野源)いやー、よかった。90分だったの。最高!
(三浦大知)あ、そうなんですね。
(星野源)最高です。90分って最高です! ノンストップで90分。
(三浦大知)いいですね!
ノンストップで90分
(星野源)で、もちろんちょっとMCもあるんだけど、本当に1分ないぐらいですぐに曲に行って。ほとんど、曲が終わったらすぐに次の曲っていう感じで。すごいよかった。
(三浦大知)いいですねー。ライブってきっといろんな形がありますけども。この90分ないし2時間に収まるぐらいのタイトなのって……。
(星野源)本編が90分でアンコール1曲みたいな感じで。で、日本の公演はツアーのセットを向こうから全部持ってきているみたいで。アジアツアーの他の場所はちょっと違うらしいんだけど、日本は全部持ち込めたみたいで。だからほぼ、向こうのツアーと変わらない内容を全部見れたっていうことらしくて。その90分っていうのがすっごい良くて。
(三浦大知)いいですねー。
(星野源)ライブを見るのってそれぐらいで結構僕、お腹いっぱいになっちゃうタイプだから。
(三浦大知)わかります、わかります。
(星野源)だからもう清々しい気持ちで会場を出るっていう。「たのしかったー!」っていう。
(三浦大知)最高潮で楽しかった瞬間で終わって。また次を聞きたくなる、見たくなるっていうような。素敵ですね。
(星野源)そうなんですよ。よかったー。ちょっとだけ日本語で歌ったりしてね。「アイシテマース♪」って言って、ちょっと歌ったりとかしていて。
(三浦大知)フフフ(笑)。そうなんですね。
(星野源)本当、よかった。かっこよかった。
(三浦大知)だからなんか、いまのエンターテイメントのね……。
(星野源)そう。トップ。完全なる世界のトップっていう感じがして。
(三浦大知)そう思いますし、やっぱりもうブルーノ・マーズ……もちろんいろんなリバイバルとかいろんな時代から影響を受けていると思いますけども、もう何をやっても大丈夫な域というか。ブルーノ・マーズがやったらもうブルーノ・マーズの音楽になるっていう感じがしますよね。
(星野源)そうだね。なんかその、アルバムが出た時にすごい興奮して曲をかけたのを覚えていて。『24K Magic』が出た時に。
(三浦大知)あ、アナログ盤ですね。
(星野源)アナログ盤、ちょっとかけますわ。
(三浦大知)おっ!
(星野源)一応これ、サイン入り。
(三浦大知)サイン入りじゃないですか! すごい! これは……。
(星野源)対談をした時に。
(三浦大知)あ、対談をされていた時のやつだ。おおっ、すごい。すいません、触っちゃいました。
(星野源)全然触ってください。この横にじゃあ、「だいちんこ」って書いてもらってもいいですけども(笑)。
(三浦大知)フフフ(笑)。そのサイン、練習したことないんで(笑)。
(星野源)サイン、練習してないね(笑)。
(三浦大知)はい。そのサインは練習したことないんで(笑)。レコードで。
(星野源)ちょっとこれ、どうしようかな?
(三浦大知)そうですね。これ、また曲がいっぱいいいのがありますからね。
(星野源)で、しかも9曲入りで、LPに収まるサイズで。1枚に収まって音質が悪くならない曲数、分数なんですよ。それがすごいなって。それもやっぱり考えてやったみたいで。本人の話を聞いたら。
(三浦大知)素晴らしいですね。ちょっと、どれを行くのかすごい楽しみです。
(星野源)ちょっと待って。頭出しが……。
(三浦大知)本当にいま、ブースの中で頭出しを。ああ、これいい曲いっぱいありますよね。
(星野源)もういい曲しかないっていう。じゃあ、『Versace On The Floor』を聞きましょう。じゃあ、ブルーノ・マーズで『Versace On The Floor』です。
Bruno Mars『Versace On The Floor』
(星野源)はい。お送りしたのはブルーノ・マーズで『Versace On The Floor』でした。いやー、いいですねー。
(三浦大知)このアウトロが好きなんですよね。この、ワクワクが持続する感じがあって。
(星野源)いいよね。これでレコードだとA面が終わるんですよ。本当によくできているんだよなー。
(三浦大知)素晴らしいですね。
(星野源)あと、『Runaway Baby』のライブだけでやるJBオマージュ。こう、みんなでしゃがんでというか、静かになって。ある合図でみんなワーッてなって踊りながらやるっていうのがあって。あれが生で見れてすごいうれしかった。
(三浦大知)いや、だから踊りだしたタイミングがもう完璧だったと思うんですよ。ブルーノって。
(星野源)うんうん。
(三浦大知)なんか、いちばん最初はソングライターとしてバッと出てきて、素晴らしい曲だっていうのがあって。いきなりライブパフォーマンスで「ああ、踊れるんだ、この人」っていう。あれは正直、ダンスをやっているというか、ダンサーたちもなんかみんな結構、悔しいじゃないですけども。あれをされたらもう敵わないぞっていうか。あれはかっこいいぞ!っていうのがやっぱりありましたね。当時。
(星野源)でも、多分それをみんな、ダンサーの人は大知くんに思っているんじゃないの? どっちも、歌もダンスも一流でっていう。
(三浦大知)いえいえ、もう全然。まだまだなんですけども。でも、なんかやっぱり歌の人だと思っていたブルーノ・マーズが踊りだした瞬間に、なんか本当に、ちょっとそれこそJB的なところもあったり、マイケル的なところもあったり。いろんな要素を持っているじゃないですか。
(星野源)本当に、いろんな過去の文化というものをいまの状態にして、しかも対談した時に言っていたのが、「このアルバムに入っているこういう音楽を聞きながら育って、いまはほとんどそれが世の中にはなくて。で、家から一歩出たらこういう音楽ばっかりが流れている世の中になってほしい。だから僕はこのアルバムを作ったんだ」って言っていて。それはすっごいことだなと思って。
(三浦大知)そうですね。
(星野源)それはしかも、そういう過去の文化っていうのを自分のフィルターを通して表現しているからこそ、それをただやるんじゃなくて、自分の音楽としてやっているからこそ。しかもいまの世界中のみんながそれを聞いていまの音楽だと思って楽しめるっていうことなんだなと思って。
(三浦大知)それが本当に言葉通り世界中で鳴り響いているっていう。
(星野源)それを有言実行しているところがすごいですね。かっこいい。
(三浦大知)かっこいい。
(星野源)そんな話を今日はね……フフフ(笑)。意外ともう、40分だって。早い!
(三浦大知)ああ、本当だ! そんな感じなんですね。
(星野源)ちょっとこんな感じで曲をかけ続けてしゃべっていきたいと思います。
<書き起こしおわり>
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