星野源 菅田将暉のオールナイトニッポン卒業が寂しい話

星野源 菅田将暉のオールナイトニッポン卒業が寂しい話 星野源のオールナイトニッポン

星野源さんが2021年12月28日放送のニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』の中で菅田将暉さんのオールナイトニッポン卒業についてトーク。菅田さんの卒業を「寂しい」と話していました。

(星野源)やっぱりちょっとショックというか、率直に「寂しいな」って思ったのが菅田将暉くんのオールナイトニッポン卒業という。いや、でも本当におつかれさまでした。5年目だったんだっけ? それで僕が6年目ということで。1年ぐらい先輩ではありますが。やっぱりね、もう忙しさというところで言うと俳優のお仕事ってやっぱり朝の仕事なんです。基本的に朝6時、7時出発っていうのは当たり前。そこから夜の10時、11時とかまでやったりとか。てっぺん超えて12時を超えるみたいなのが割とよくある。

その仕事の中で、基本的にずっと生で深夜1時から3時を……僕もラジオをはじめさせてもらった、この番組をはじめさせてもらった4年目ぐらいまでは結構がっつりちゃんと生でやっていましたけども。本当にね、体力的にはきつかったんだと思うんですよ。菅田くんも。そんな中でね、あんなムチャクチャなラジオを……(笑)。あんな、なんて言えばいいんでしょうね? テンションの高いラジオを5年、続けるっていうのは本当に大変なことだったと思うのでね。本当におつかれさまでした。ただ、寂しい。

ただ、寂しい

(星野源)なんでかっていうと、あのね、僕がオールナイトニッポンに入ってレギュラーをやらせてもらった時はなんて言うんだろうね? すごくアウェーな感じがあったんですよね。で、その頃はオールナイトニッポンって荒れていたんで(笑)。「荒れていた」っていうか、いろんな波があって。結構変わりが早かったりしたわけですよね。パーソナリティーが変わるみたいな。そんな中でも長くやっている芸人さんたちと、あとミュージシャンの方とかもいたんですけども。なんか「俳優枠」みたいなのはあんまりなかったんですね。

で、その中で1年、必死で頑張りつつ。「いろいろやっていくぞ」っていろいろとやらせてもらって。2時間丸々フェスとか、2時間丸々カラオケとか。「やったるで! みんながやってないことをやるぜ!」みたいな感じでガンガンやっていく中で菅田くんが月曜日になりまして。で、僕は元々月曜日だったのが火曜日になりまして。そんな中で俳優枠っていうのが増えて、ちょっと仲間ができたような感じ。その中で、菅田くんもラジオをやっていく中でどんどんアーティストとしての立ち位置も上がってきて。どんどん有名になっていって。

「音楽と俳優」っていう、そういう枠ってうんですかね? だから、勝手に仲間のような形で思っていたんですよね。だから、勝手に一緒に戦ってきたみたいな(笑)。だから今、こういう風に自分が当たり前のように……今ではずいぶん長い方に入るので。だから当たり前のようにこうやってオールナイトニッポンをやれているっていう。しかもジングルも全部作ったりとか。全体のジングルも僕がやったりとか。そういうのも含めてやらせていただいて。当たり前にいれるっていうのもなんていうか、菅田くんの影みたいなのを自分の中で感じていたからっていうのもあると思うんで。だから非常に寂しい。

なんで、次は誰が来たら寂しくないんだろう?っていうね。うーん。だから、それを募集します。フハハハハハハハハッ! あの、リスナーのあなたが思う「これ、来たらいいんじゃないですか?」「この人が来たらいいんじゃないですか?」っていうのをちょっと、送ってよ。まあ、ちょっと大喜利になりそうな予感がしますけども(笑)。件名は「月曜日」でメールをください。

菅田将暉の後任案

(星野源)でもね、菅田くんの後っていうのは……松坂桃李くんとかが来たらなんというか、本当に5年間、毎週『遊戯王』の話とかしてほしいじゃないですか(笑)。そういうのもあったりとか。あとはアンミカさんとかね。アンミカさんのラジオ、2時間ってどうなんだろう? 他でやっているのかな? あんまり俺、知らないんだけども。すごそうだよね。ずっとポジティブでしょう? だって。「この人、どうすか?」っていうね。きっと、もう決まっていると思うんですけども。

あ、まだか? でも4月から。春からか。じゃあ、まだわかんないか。ちょっとわかんないから一応ね、もしかしたら……これを聞いてトミー(冨山プロデューサー)が動かされるかも知れない。トミーっていう人がいるんですよ。偉い人でね。そう。トミーが動かされるかもしれませんから。募集をしております。

<書き起こしおわり>

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