スーパースケベタイム師匠(星野源さん)がTBSラジオ『タマフル』に出演。宇多丸さんと最新アルバム『YELLOW DANCER』のスケべな魅力について語り合っていました。
スーパースケベタイム師匠(星野源)TBSラジオ「タマフル」へのゲスト出演終了!濃密な1時間となりました。宇多丸さん、お聴き下さった皆さんありがとうございました! #utamaru #YELLOWDANCER pic.twitter.com/Eg6iccqbnk
— 星野源 宣伝部 official (@gen_senden) 2015, 12月 12
(宇多丸)今夜お送りする特集はこちら!『スーパースケベタイム師匠、大いに語る。いま、最も勢いのあるドスケベ、星野源のニューアルバム「YELLOW DANCER」を勝手にプロモーション特集』!『いま、最も勢いのあるドスケベ』。すごい紹介の仕方ですけどね。ということで、さっそくこの方をお招きしたいと思います。当番組のジングルの制作者として世界的な名声を誇るクリエイター。スーパースケベタイムさんです!
(スーパースケベタイム)どうも、こんばんは(笑)。スーパースケベタイムです!よろしくお願いします!
(宇多丸)あの、ちょっとスーパースケベタイムさんが若干キャラ的なところをどこに持っていってね、登場したらいいのか、ちょっと迷っていた感じなんで。
(スーパースケベタイム)そうなんだよね。いつの間にか『師匠』ってついていて、僕はもう、すごく動揺してるんです。
(宇多丸)そうですよね。いつの間にかそうですよね。師匠になってましたね。
(スーパースケベタイム)まあ、でもやぶさかではない。
(宇多丸)『スケベ』っていうと、やっぱりR師匠(R.ケリー)っていうのがありますからね。そこに引っかけてるんじゃないですか?やっぱり。
(スーパースケベタイム)なるほど。そういうことですね。
(宇多丸)うん。エロの。
(スーパースケベタイム)あと、一言だけちょっと、一瞬だけみなさん、時間をいただきたいんですけど。(小声で)星野源です。本当は、星野源ですよ。はい!あとはもう。あとはもう、言わないんで!
(宇多丸)(笑)
(スーパースケベタイム)一応言っておいた方がね。一応言っておいた方が、後々・・・で、意外と伝わらないんですよね。
(宇多丸)そう!そうですね。
(スーパースケベタイム)こういネタって意外と伝わらないんで。一応、言っておいた方がいいかな?っていうね。
(宇多丸)たしかに。さすがでございます。ありがとうございます。親切設計でございます。こういうところがやっぱりあれだろうな。オーバーグラウンドで成功するか否かの差なんだろうな。これな。
(スーパースケベタイム)(爆笑)。ありがとうございます。
(宇多丸)さあ、ということでね、まあまあ、お気づきの方も多いと思いますが、スーパースケベタイムというのは偽名でございます。
(スーパースケベタイム)(笑)
(宇多丸)まあ、スーパースケベタイムとしては本名、年齢、性別など一切不明ということでございます。
(スーパースケベタイム)そうなんですね。
(宇多丸)性別はわかるだろ?って話ですけどね。
(スーパースケベタイム)本当ですよね。
(宇多丸)まあ、いままでの経緯を説明いたします。2011年1月8日、この番組の投稿コーナーKOKOU(孤高)にてスーパースケベタイムの名でメールが採用され、華々しくデビューというね。
(スーパースケベタイム)2011年なんすね。
(宇多丸)メール職人ということです。
(スーパースケベタイム)ありがとうございます(笑)。
(宇多丸)メール職人でデビュー。そして2011年10月29日『第二回リスナーラップジングルへの道』の特集にて、スーパースケベタイムの名前で送ったジングルが見事、最優秀賞。ヘーゲルラップさんの作品とダブル受賞。あ、それ、聞きましょうか。これ、スーパースケベタイムさんの出世作。
(スーパースケベタイム)出世作(笑)。ありがとうございます!
(宇多丸)出世作、聞いてみましょう。
スーパースケベタイム タマフルジングル曲
(宇多丸)これが世界的に名声を高めたジングルなわけですね。
(スーパースケベタイム)もう、宇多丸さんが『最後のギターの「キュッ!」までを聞きたい』と。それを言ってくださった時にもう私は本当、漏らすかと思いました。嬉しくて。
(宇多丸)いやいやいや、その一件を僕、でも思い出すたびに、思うのは、まあスーパースケベタイムさんも素晴らしいんだけど、俺、やっぱすごくね?っていう。
(スーパースケベタイム)(笑)
(宇多丸)俺の耳のたしかさたるや!っていう。俺の審美眼のたしかさたるや!っていう。何にもなくてもね。まあ、ピックアップっていうか。プッとやるわけですからね。
(スーパースケベタイム)まったく、まったく誰にも言わないで応募したので。本当に、会社の人にも誰にも言わないでやったので。
(宇多丸)後にね、ドスケベな星野源さんとお会いした時に・・・その設定がどうなっているかわからないけど(笑)。『あの、実は僕なんです』っていうのを聞いて。もう、『えええーっ!?』ってね、なってしまいましたね。まあ、それを放送上でも発表なんかもしましたね。
(スーパースケベタイム)そうですね。約2年ほど黙ってました(笑)。
(宇多丸)そうですね。2014年11月1日にはリスナーラップジングルの選考委員長として出演していただきました。ということでちょうど1年ぶりの出演ということでございます、スーパースケベタイムさん。もうね、どういう設定で行けばいいかわかりませんけど。なんと、いま話題のアーティスト、星野源さんとはただならぬ関係。
(スーパースケベタイム)そうなんですよ。
(宇多丸)もう、あれですよね。だからその、ブロフェルドとボンドっていうか。鏡像関係ね。そういう・・・
(スーパースケベタイム)う・・・うん!うん!(笑)
(宇多丸)うん!(笑)。
(スーパースケベタイム)そうだと思います(笑)。
(宇多丸)『うん!』。もう、なんか適当なね。
(スーパースケベタイム)2人でひとつみたいなね、そういう感じで受け取ってもらえれば幸いです(笑)。
(宇多丸)2人でひとつ。いいですね。そんなスーパースケベタイムさんと仲のいい星野源という男がいま非常に・・・いま、星野源という人ですか。ねえ。
(スーパースケベタイム)星野源ね。すごいですよね。今ね。
(宇多丸)すごい露出量じゃないですか?だってTBSのテレビドラマ『コウノトリ』。また美味しい役を。
(スーパースケベタイム)ねえ。そうなんですよ。全く笑わないという役をやっていて。星野が。なんか、この間、笑ったんですよ。彼が。そしたらもう、すごいと。プロデューサーさんから。俺は星野くんから聞いたんですけど。プロデューサーさんが、とにかくその笑った時の反応がすごかったと。みなさんからの。
(宇多丸)やっぱりツンデレっていうのは効くんですね、これね。
(スーパースケベタイム)(笑)。それはちょっと、あんまりそこまで踏み込んだ発言がなかなかできにくい感じではありますね(笑)。
(宇多丸)なるほど(笑)。
(スーパースケベタイム)とにかく見てください。次回、最終回なんで。本当に、15分拡大ですので。ぜひみなさん、金曜10時。
(宇多丸)ドラマ自体ね、すごい評判高いですね。
(スーパースケベタイム)本当に評判で。僕も本当楽しい・・・あ、僕じゃない(笑)。うーん・・・こうね、だんだんグラデーション的に『俺』になっていくと思いますけど(笑)。
(宇多丸)味わい深い。味わい深い。いいですよ、そんなね。そしてですよ。そんな、ドラマ出演もさることながらですよ、本業なんでしょうか?本業なんでしょうか?音楽活動。12月2日発売のアルバム『YELLOW DANCER』がオリコン週間アルバムランキングで初登場一位を獲得!
(一同)(拍手)
(スーパースケベタイム)おめでとうございます!
(宇多丸)いろんなチャートでも軒並み一位という。今年発売の男性ソロアルバムでは最高の初週売上を記録。そして、今年の・・・これ、みなさんご存知ですかね?ちょっとこんな、なんて言うの?そんなマイナーなね、そんな音楽番組の話とかしても、しょうがないと思うんだけど。
(スーパースケベタイム)(笑)
(宇多丸)あの、まあ紅白歌合戦とかいう・・・
(スーパースケベタイム)(爆笑)。『とかいう・・・』とか言っちゃうんですね?
(宇多丸)とかいうね、場末のね、えー、紅白歌合戦にも出るという。
(スーパースケベタイム)すごい番組よ(笑)。
(宇多丸)噂には聞いてますけども(笑)。っていうかもう・・・
(スーパースケベタイム)星野は本当、夢だったらしいですけど。
(宇多丸)っていうか、ここに並んでいる文言が、なんて言うんですかね?にわかには信じがたい、すごいことばっかりですよね?
(スーパースケベタイム)(笑)。いや、本当ですよ。字面で見ると、改めて。
(宇多丸)だって、福山雅治とかそういう・・・だって、ドラマ出て好評で。アルバム出して、男性ソロアルバムではナントカで。で、紅白歌合戦でって。福山雅治ですよ!これ。
(スーパースケベタイム)あのね、宇多丸さん。そのカテゴリー、入れちゃダメ!
(宇多丸)(笑)。ダメ?ダメ?
(スーパースケベタイム)それは、ダメ(笑)。
(宇多丸)その名前は出しちゃダメ?
(スーパースケベタイム)先輩で、僕も大好きなんですけど。微妙に違うので。
(宇多丸)あ、微妙に違う?
(スーパースケベタイム)はい。そこは、ちょっと違う方がいいと思います。
(宇多丸)スケベっていう意味でもね、なんかその・・・
(スーパースケベタイム)あ、それは一緒かもしれませんね。そこは、はい。かなりドスケベみたいですね。星野さんは。
(宇多丸)ちなみにそのニューアルバムに関してですね、リスナーからお便りもいただいております。
(スーパースケベタイム)あ、そうですか。
(宇多丸)(お便りを読む)『宇多丸さん、スーパースケベタイムさん、こんばんは。今日はドスケベ界の紳士、星野源さんのニューアルバム「YELLOW DANCER」、略してエロダンを解説してくれるということで、楽しみすぎて仕事が手につきません。「Snow Men」や「桜の森」のような美しい情緒スケベな歌を作れるのは、さすが変態紳士のスケベ星野だなと思いました』。ディスられている(笑)。
(スーパースケベタイム)なにを言ってるのか、よくわからない(笑)。
(宇多丸)(お便りを読む)『このアルバムはまるで官能小説を読むかのような高揚感とほとばしる世界が広がり、聴き終えた時には恍惚となりました。こんな気持ちになるのはスーパースケベタイムさんの曲以来です』。だからその、ジングル以来。
(スーパースケベタイム)ジングル以来!相当狭いセンスをお持ちの方ですね(笑)。
(宇多丸)(お便りを読む)『ほとばしりすぎて、SNSの人気にスーパースケベタイムさんと星野さんがいかにスケベですごいのかという熱い気持ちをしたためましたが、卑猥になりすぎて誰からも返事がありませんでした。どうやら、静かに友達が減っているようです。次のスーパースケベタイムさんの新曲も楽しみにしています。これからもスケベとしてがんばってください』ということでございます。
(スーパースケベタイム)なるほど!ありがとうございます。スーパースケベタイムですからね。
(宇多丸)はい。ということで星野源さんのニューアルバム。あの、この間ね、ちょっと『トップ5』で、高橋芳朗がブラックミュージックのね。今日のその話が出ると思いますけど、最新ブラックミュージックの関連とかも言ってましたけど。ちょっと私、そのね、一応同業というか、音楽業界の端くれによる・・・
(スーパースケベタイム)聞きたいですね。
(宇多丸)ちょっとまずね、『YELLOW DANCER』っていうタイトルが悔しいっていうか。やられたー!っていうかですね。あのね、これを考えていたわけじゃないんですよ。ライムスターの『Bitter, Sweet & Beautiful』の次に何をしようかな?っていう時に、なんとなく、こういう方向でこういうことをしようかな?っていう。まだ会議してないんですよ。会議する前の、これからプレゼンし合うんだけど。
(スーパースケベタイム)へー!頭の中に。宇多丸さんの頭の中に。
(宇多丸)それをいちばん表すのが『YELLOW DANCER』だーっ!
(スーパースケベタイム)やったーっ!
(宇多丸)『YELLOW DANCER』だったー!
(スーパースケベタイム)やってしまったー!(笑)。先にやってしまったー!
(宇多丸)ダメだーーーー!っていうね。これ以上に上手くまとまらない!みたいな。そんな感じでしたね。
(スーパースケベタイム)ありがとうございます。
(宇多丸)で、アルバムの内容ももちろん素晴らしかったんですが、その素晴らしさも、スーパースケベタイムさん、前回ジングルの時に来ていただいた時に、さっきの流したジングルを作った時の意図とかをお話いただいたんですけど。まさにその方向を全拡大というか。本格的にさらに高度な感じで昇華したアルバムになっていて。『あ、あの時のあれがちゃんと作品としてよりすごい形に昇華されている!』みたいな。
(スーパースケベタイム)ああー、ありがたいですねー。
(宇多丸)参りました。本当に素晴らしい。実は、ビデオなんかもね、ガンガン・・・結構実はすごい聞いてますよ。
(スーパースケベタイム)ああー、うれしいですね。星野もうれしいと思います。
(宇多丸)あの、ダンサブルな曲が・・・ちょっと後ほどね。あんまりちょっと、追い追い私もそこでコメントを足していこうと思います。ということで、『YELLOW DANCER』。まず、タイトルの時点でもう死んだというお話でございました。
(スーパースケベタイム)死んだ(笑)。新しい褒め方ですね。『死んだ』。
(宇多丸)死んだということですね。さあ、ということでスーパースケベタイムさん。ご友人であられます星野源さんの今回のアルバム。『スケベ』というキーワードをもとに解説していただくということなんですけども。じゃあ、よろしくお願いできますでしょうか?
(スーパースケベタイム)あ、そうですね。いかにこのアルバムがスケベかという。それを中心として、まずお話をしていきたいんですけども。今年の6月にリリースしたシングル『SUN』という曲があるので。まず、『SUN』という曲を聞いていただきましょうか。
(宇多丸)最高ですよね。もう。
(スーパースケベタイム)ありがとうございます。それではどうぞ。『SUN』です。
星野源『SUN』
(宇多丸)はい。ということで、リリースは5月だったそうで。
(スーパースケベタイム)5月でしたね。僕、ちょっと星野源じゃないんで。ちょっとミスってしまいました。スーパースケベタイムです。こんにちは。
(宇多丸)星野源さんの『SUN』。
(スーパースケベタイム)そうなんです。5月リリースの。
(宇多丸)これのビデオも素晴らしいというね。あれ、大変だったでしょ?ワンショットでやるの?
(スーパースケベタイム)あれ、でも最後にネタばらしみたいな。
(宇多丸)全体をこう、引いていってね。
(スーパースケベタイム)そうなんです。あれ、すごく楽しかったです。
(宇多丸)そうですか。ダンスもすごいですよね。本当ね。
(スーパースケベタイム)ダンスっていいですよね。
(宇多丸)ダンス、いい?まあ、『YELLOW DANCER』だけありますけども。
(スーパースケベタイム)僕、あの・・・『僕』ってもう・・・いいや!(笑)。
(宇多丸)いや、もう、うん!
(スーパースケベタイム)民族舞踊部っていうのに入っていまして。高校の時。ダンスをすることで、なんか生きている喜びみたいな。なんか無心になる良さっていうのがあって。音楽でも、ライブとかでも、まるで何も覚えてない時ってあるませんか?真っ白になって無になるような。お客さんとひとつになって、もうワーッ!っと。あの感じを踊りでも覚えまして。なので、その気持ちよさみたいなのをいつもやりたいなと思ってるんです。でも、ダンサーではないので。
(宇多丸)うんうん。でも、むちゃむちゃ細かい振りを。MIKIKO先生の振付を。
(スーパースケベタイム)そうなんです。MIKIKO先生が振付けていただいて。
(宇多丸)素晴らしいビデオでございました。
(スーパースケベタイム)ありがとうございます。You Tubeにあるのでね、ぜひみなさん、見てください。
(宇多丸)You Tubeにね、いろいろありますよ。ということで、その『SUN』をまずかけて・・・その心は?
(スーパースケベタイム)はい。『SUN』のスケべなところはですね、よく星野源のシングル曲っていうのはいろんな要素が入っているんですよね。『夢の外へ』っていうシングルの場合は、この番組でもお馴染み寺坂直毅という放送作家。彼の『夢の中で由紀さおりさんとデート、いつでもできるんです』という発言を聞いて、その由紀さおりさんを外に出してあげたいという気持ちから『夢の外へ』という曲ができました。
(宇多丸)ああ、なるほど。ほうほうほう。そうなんですね!?そんなこと、初めて聞きました。
(スーパースケベタイム)それと、あの時、ANESSAという日焼け止めのCM曲だったんで。『外に出る』という。『日焼けしようぜ』という。そういう意味も込めて『外へ』というエッセンスが入っています。それと、ネットのゲームで『ゆめにっき』っていうゲームがありまして。僕、大好きなんですけど。女の子が主人公で、家の中にいて。外に出ようとすると『嫌、嫌』って言って外に出ないんですね。
(宇多丸)うんうん。
(スーパースケベタイム)で、またベッドの中に戻るんです。それで、夢の中で冒険をするという。で、その女の子を外に出してあげたいという気持ちもあって、『夢の外へ』という。そういう風にですね、いろんなエッセンスをですね、いつも入れてるんですよね。で、この『SUN』という曲は、とにかく明るい曲が作りたいなと。
(宇多丸)うん。
(スーパースケベタイム)なんか、いろんな時代もあったり、いろいろエンターテイメントを見ていて、なんか明るいとか面白いとか、ただ楽しいとか、なんかそういうものがこれからもっともっと来るんじゃないかな?と。で、自分もそういう気持ちになりたいと。そういう意味で、明るいってなんだろう?って思った時に、太陽だなと。すごく単純なんですけど。
(宇多丸)なるほど。
(スーパースケベタイム)で、『SUN』というタイトルにして。で、自分にとっての太陽ってなんだろう?と思った時に、マイケル・ジャクソンだったんですよね。幼少期からずっと好きで。で、すごく、いろいろあって暗い子供になっちゃったところを、画面の中にいるあのスーパースターを見て、かっこいい!俺もなんかこういう場所に立ってみたいと。でも、その瞳の奥はめちゃめちゃ寂しそうっていう。
(宇多丸)そうですね。
(スーパースケベタイム)その寂しそうな感じに自分がすごくシンクロというか、勝手に感情移入して。その寂しそうだけど、あんなに踊ってかっこよくて。ステージに立つだけでみんなが失神するような。なんかその憧れも含めて、思いを込めて歌詞を書きました。
(宇多丸)マイケル・ジャクソンオマージュ。
(スーパースケベタイム)プラスですね、このTBSラジオでもお馴染み、バナナマンさんの日村さんの誕生日の歌を毎年作っているんですけど。その、前の年に作った曲のフレーズを入れ込みまして。
(宇多丸)うんうん。
(スーパースケベタイム)で、なんかラジオが関わった曲が作りたいなというのもあって。その日村さんの歌を作ろうと。で、そういうのもあって、日村の『日』を取って『SUN』という。
(宇多丸)ああ、なるほど。いろんなかけが入ってるんですね。
(スーパースケベタイム)そう。いろんなかけが入っていまして。だからそういう意味も込めまして。なんて言うのかな?一言でいうと、たぶん要素ヤリチンみたいなことですかね。
(宇多丸)えっ!?要素ヤリチン?あ、いろんな要素とやっちゃっている?
(スーパースケベタイム)そうです。あの、要素4Pみたいな(笑)。
(宇多丸)要素4P(笑)。たいていの曲はそういうことだと思いますけども。
(スーパースケベタイム)(笑)
(宇多丸)まあ、要素4P。なるほどね。
(スーパースケベタイム)まあ4Pは普通ですかね。ええ。
(宇多丸)ちなみにマイケル・ジャクソン。ディスコ感みたいなのが入ってるじゃないですか。BPM。曲の早さ。Beats Per Minuteってどんぐらいですか?
(スーパースケベタイム)ええと、数字は忘れちゃったんですけど、100ちょいぐらいだったと思いますね。ちょっと遅めの。
(宇多丸)このね、遅めのディスコ感が僕はスケベだと思いましたね。
(スーパースケベタイム)ありがとうございます。
(宇多丸)わかってるねー!わかってるねー!おいおい!
(スーパースケベタイム)あの、サビの後に『Ah, Ah♪』っていうくだりがあるんですけど。そこがいちばん気持ちいいBPMにしたんです。
(宇多丸)おおー!
(スーパースケベタイム)Jポップではちょっと遅いぐらいなんですけど。でも、これぐらいがいちばん腰が動くという。とにかく腰が動かしたかったという。
(宇多丸)これ、スケベじゃないですか。
(スーパースケベタイム)スケベですね。
(宇多丸)同時に、なんかブラックミュージック感みたいなのを、結構本質言っちゃうけど・・・
(スーパースケベタイム)ぜひぜひ。