高嶋政宏 役者になったきっかけを語る

高嶋政宏 笑っていいとも!で客全員をドン引きさせた話を語る 爆笑問題の日曜サンデー

高嶋政宏さんがTBSラジオ『爆笑問題の日曜サンデー』に出演。音楽やバンドにハマッていた高嶋さんが役者を志したきっかけについて話していました。

(太田光)じゃあ役者にっていうのは、その後になるわけですか?

(高嶋政宏)それで、そのバンドをやっていて、大学3年かなんかの時に、黒柳徹子さん原作の『トットチャンネル』っていう。それを大森監督が、要するに公募してるっていう。あ、忘れてた。その前に、相米慎二監督が好きで。で、相米監督が『光る女』っていう映画の主人公。で、武藤敬司さんが結局やったんですけどね。

(田中裕二)へー。

(高嶋政宏)で、『185センチ、熊のような男』っていうのを公募してたんですよ。で、それをなんか聞いて。それで、相米監督と話がしたかった。会ってみたかった。で、会いに行って、すごいゲイバーの話で盛り上がったんですけども。で、『ちょっと君、華奢だからダメだ』っていうんで。

(田中裕二)ああ、熊みたいじゃなかった。

(高嶋政宏)そうなんですよ。それで、当然受かろうとも思ってないんで。その時に、帰って落ちたっていう話を連絡が来てから、急に緊張して。『これ、受かっていたら俺、映画とか出てたんじゃん?』みたいな。で、逆に急に震えが来て。そしたら、東宝芸能さんから、『そういう気があったら、次、うちからオーディション受けてよ』って。

(太田光)そりゃそうだよね。

(田中裕二)それはまあ、ちょっとね。もともとのものが、やっぱり違いますからね。

(高嶋政宏)それで、向こうはぜんぜん、太った子供の頃の僕しか知らないわけですよ。東宝芸能さんはね。で、その後に、大林宣彦さんが撮った『漂流教室』。

(太田光)ああ、当時流行りましたね。

(高嶋政宏)トロイ・ドナヒュー。

(田中裕二)あの、外人の子ね。

(高嶋政宏)出てるんですよ。で、トロイ・ドナヒューさんを囲む会みたいなホームパーティーがあって。呼ばれたんですよ。呼ばれて、行ったらそこに大林監督とかいらっしゃって。原田貴和子さんとかいらしてね。で、こっちはぜんぜん、ただ普通のロックバンドの。アメフトとかやって、普通の学生で。行ったらそこに『Emma(エンマ)』っていう写真週刊誌。

(太田光)エンマ、あったねー!

写真週刊誌『Emma』

(田中裕二)いわゆる、フライデー、フォーカスと、エンマっていうもうちょっとね、ちょっとすごい写真の載っているような写真誌みたいなのがあったの。

(高嶋政宏)それで、そこで、『じゃあみなさんで記念撮影を』って撮った写真が、ちょっと写真うつりがよかったんですね。で、東宝芸能も、『なんだ、そういう気があるんだったら、うちから受けてよ』って、これでね、リップ・サービスで言ったんだけど。『なんか昔、デブッたクソガキが、あれ?成長してなんかDCブランド着て。髪の毛オールバックにしてね。あれ、思っていたやつと違うぞ?』って。

(太田光)いいじゃないかと。

(高嶋政宏)それで、『トットチャンネル』に行ったんですけど。その時にアメフトの試合の後かなんか。アメフトの格好をして、スタジャン着て、東宝撮影所に行ったんですよ。そしたら、『お前ね、みんなスーツとか着てビシッとしてたのに、お前はそんなアメフトの格好して来て。なんかいいな』みたいな感じになって。もう運よくね。

(太田光)いやー、そりゃもう素材が違いますから。

(田中裕二)でもいま聞いたらね、いわゆる高島忠夫さんの息子さんだからっていうのは何も出てこないから。ねえ。

(高嶋政宏)いや、まあでもね、東宝芸能さんがリップ・サービスにしても、『うちから』っていうのがやっぱりそれはね、たいへんお世話になっていますよ。本当に、もう。

(太田光)言ってみりゃあ、落合福嗣みたいだったんだろうね。子供の時は。

(田中裕二)名前を出さなくたっていいだろ、別によ。なんでそういうの、いま出したんだよ?別に、ぜんぜん違うだろ。俺もよく知らねえけど。福嗣くんのことは。

(太田光)(笑)

(田中裕二)ねえ。でも音楽はじゃあ、そこで?

(太田光)じゃあ、そこで諦めたんだ。

(高嶋政宏)いや、もうぜんぜん。ぜんぜん。続けてやっていましたね。まあ、撮影が忙しくなったら、コピーもできないし。譜面がね、読めないんでね。もうとにかくコピー。耳コピしないと。それで、まあいろんなCDとかも出したんですけど。CDでオリジナルやると、その曲を宣伝しないといけないじゃないですか。

(田中裕二)うんうん。

(高嶋政宏)で、それがちょっとね、どうも自分はそういうんじゃないんだなと思って。FMのイベントとかで、自分の好きな曲をカヴァーしたのをね、やったりとかもやっていました。でも、だんだんやっぱりどうしてもね、映画の脚本とか。脚本にハマると、なかなかそういうところに行かなくなるんで。最近はね、ドラマの合間とかはもう、DJ。

DJ 高嶋政宏

(太田光)DJやってるんですか?

(高嶋政宏)プログレ、パンク、ニューウェーブ、ロックDJでね。

(田中裕二)クラブとかで?

(高嶋政宏)クラブとかで。あの、知り合いとか、たのまれるとそこ行ってね、回してるんですよ。

(田中裕二)回してるんだ!

(太田光)へー!またDJ、出てきちゃったよ。

(高嶋政宏)あ、DJ、多いんですか?

(田中裕二)今日いま、エレキコミックっていうのがいて。やついくんっていうのがDJとして有名なんですよ。

(高嶋政宏)ああ、そうでしょうね。僕もかなりマニアックなジャンルのDJなんで。ええ。

(太田光)そうなんですね。DJって、なにやるんですか?

(高嶋政宏)DJって、僕はちょっとアナログがもうプレイヤーがないんで。CDですね。CDを好きなやつを大音量で。まあ、プログレが多いんですけど。もう、カットイン、カットアウト。要するにこっちかけといて、こっちからタイミングでこっちを落とす、こっちスタートするっていうんで、パンッ!ってやるんですけど。だんだん慣れてくると、こっちかけてます。で、こっちだんだん、次の曲をヘッドホンで聞いて、リズムちょっと合わせます。で、いいタイミングで流したら、先にローのつまみ。ハイ、ミディアム、ローってある、ローをいちばん低くしておくんですよ。

(太田光)うん。

(高嶋政宏)で、普通にこっちをかけておいて、同時に流しておいて、ローをだんだん次の曲あげて、いまかけている曲のローをだんだん絞っていくと上手く入れ替わっていく。乗りかわっていく。だんだんだんだん。

(田中裕二)だんだんだんだんフェードインして行って。

(太田光)ちょっと、もう1回言ってもらえます?

(田中裕二)なんでもう1回言うんだよ!?

(高嶋政宏)(笑)

(太田光)ぜんぜんわからなかった。

(高嶋政宏)だから1個が・・・

(田中裕二)まあCMの間にね。講座を開いていただいて。いったんコマーシャルと交通情報でございます。

<書き起こしおわり>

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