爆笑問題・太田 神田伯山「太田さんの松本人志問題コメントはピカソ芸」発言を許せない話

爆笑問題・太田 神田伯山「太田さんの松本人志問題コメントはピカソ芸」発言を許せない話 爆笑問題カーボーイ

爆笑問題・太田さんが2024年1月23日放送のTBSラジオ『爆笑問題カーボーイ』の中で神田伯山さんがラジオ『問わず語りの神田伯山』の中で『サンジャポ』で太田さんが発した松本人志問題に対するコメントを「ピカソ芸」だと指摘したことについてトーク。「許せない」と話していました。

(太田光)まあなんでもね、そうやって今はニュースになるからね。

(田中裕二)そうですよ。

(太田光)しかしながら、許せないの伯山なんだよ。

(田中裕二)えっ、どうしたの? 伯山?

(太田光)聞いてないか。伯山のラジオ。あの野郎! ふざけやがって!

(田中裕二)えっ、なに?

(太田光)この前ね、俺は伯山のラジオ、聞いていたんだよ。そしたらちょっと前、2週間前のサンジャポで吉本、松っちゃんの問題をやったじゃん? で、いろいろと俺が真面目に語ってさ。

(田中裕二)ああ、ピカソ芸だ(笑)。

(太田光)ねえ。俺さ、このラジオでも言っているけどさ、伯山だけが気になる。あの時も俺、「これ、伯山は絶対に……」って。でも、真面目な話、シリアスな話じゃんよ。世の中的にはさ。みんなさ、泣きそうな顔してるじゃん。吉本の芸人とかさ、みんな泣きそうな顔をしてさ。

(田中裕二)まあ、そういう人もいるだろうね。

(太田光)だからさ、茶化していい話じゃないじゃない? だから俺は真面目なことを言ったわけ。そしたら伯山がこの間、聞いてたらさ、「おい、シゲフジ。聞いたか? サンジャポ、見たか? 出たぞ、ピカソ芸!」みたいな。もう始まってさ! 「この野郎!」って思ってさ。

(田中裕二)フハハハハハハハハッ! あいつは……(笑)。

「サンジャポ、見たか? 出たぞ、ピカソ芸!」(伯山)

(太田光)で、笑い屋のシゲフジがね、文化放送の『おいでよ!クリエイティ部』っていう番組……あれ、いい番組なんだけどさ。もったいないなと思うんだけども。シゲフジ、それに出ていたんだよ。「シゲフジな、終わっちゃうのは残念だけどな。でもこれ、俺はお前に言いたいことがある」って伯山が言い出して。「これは俺のオリジナルの言葉なんだけどな。『人は誰でも、自分を一番大事にする権利があるんだぞ』。あっ、これは太田さんの言葉だった!」みたいな。ふざけるなよ! この野郎!

(田中裕二)悪いやつだよ(笑)。

(太田光)あんな性格の悪いやつ、いる? 信じられないと思わない?

(田中裕二)でもさ、伯山にしたらさ、そりゃさ、お前の今日の『ぽかぽか』、フジテレビのスタッフと一緒だよ。目の前に「ほらほらほら」みたいな……(笑)。

(太田光)いや、違う! 俺は違う! 本当に違う。俺は本当に嫌なの。ああいうのを茶化されるのは。それをまた、伯山がさ、俺がちょっとああいうことを言ってピカソ芸みたいなことをやるとさ、イキイキするんだよ。「シゲフジ、出たよ、久々のピカソ芸!」とかって言ってさ。「太田さん、やるんだな。またな。久々のヒットなんだよ、ピカソ芸。大当たり! ここんところさ、統一教会とさジャニーズで不発だったろう? それがさ、久々の大当たりなんだよ。ピカソ芸、すごいな!」なんつってさ。「談志師匠の晩年と一緒」って。

(田中裕二)どういうことよ?(笑)。

(太田光)「談志師匠も晩年、『ああ、談志師匠はもうダメなのかな?』って言われていたけど……芝浜にミューズが降りただろう? あれと一緒!」って……ふざけるなよ! この野郎! あいつ、あんなに人をコケにすること、ある? 真面目にさ、語っていることを! もうさ、どんだけ性格が悪いんだと思わない? 本当に俺、あいつはしくじればいいと思うよ! 本当にあいつにしくじってほしいと思っている! また伊集院とモメてほしい! 本当に。あいつが……俺、それだけがね、気がかりだったんだよ。吉本問題で真面目なことを言う時に、伯山の顔が浮かぶんだよ。それでちょっと言葉を飲み込んだりしているからね。俺。「伯山に言われちゃ嫌だから」って(笑)。

(田中裕二)すごいね。

(太田光)真面目なことで、社会問題で言うことは、あるじゃん? そういうことは。で、伯山だってね、聞いているとたまにすごい真面目なことを延々言う時、あるんだよ。で、伯山と俺らが一緒にやってた番組、あったじゃん? 『はなつまみ』みたいな。あの時もさ、「お前だってさ、この前、聞いていたらさ、楽屋で真面目なことを言ってたよ」っていう。たしかに延々と真面目なことを言ってた時があるのね。すると、あいつがずるいのはさ、「いや、太田さん。それはいいですから」っつって。必ず俺がそれを茶化そうとすると「いや、太田さん。それは盛り上がらないんで。やめましょう」みたいな。なんかさ、「事実無根です」みたいな感じにするんだよ。「戦いまーす」みたいなさ。

(田中裕二)余計なことは言わなくていいんだよ!

(太田光)なんかこうさ、いじっちゃいけないみたいなさ。「俺をいじるな」みたいな空気にするんだよ。あいつは。「戦いまーす」みたいなさ。そういうトーンであいつ、言うんだよ。ずるいと思わない? そういう意味じゃあ。

(田中裕二)まあね。伯山はもう大好きだから。太田さんのそのピカソ芸が。

(太田光)いや、好きなのはいいけど、こっちもいじらせろ!っていう。でもそういう時はさ、「いや、いいんですよ。太田さん、シャレにならないですから。それは」みたいな感じで。「戦いまーす」みたいな感じでさ(笑)。

(田中裕二)うるさいんだよ。「戦いまーす」はいいんだよ!

(太田光)もうひどいんだよ。ピカソ芸って……俺もだから「ピカソ芸」って、俺が言っちゃダメなんだよ! 「芸」じゃないから。本心だからね。

(田中裕二)ちゃんと、真面目にコメントしているんだから。

(太田光)芸でやっているとか、そういうことでまた俺の社会的な信用が失われていくんだよ。それをあいつ、わかっているのかね?

(田中裕二)伯山のせいでね。

ピカソすらキャンセルされる時代

(太田光)そうだよ。「ピカソ芸、ピカソ芸」って言うけども。今やね、もうピカソすら、キャンセルされているんだからね? だから「ピカソに感動した」って言うことすら、ちょっと気を使って言わないと。ピカソって、あの人はとにかく女性に対する扱いがとんでもなかったんだよ。実は。ピカソっていう人は。だからピカソ芸っていうけども、ピカソすら、褒める時には結構気を使わないといけないっていうのはあるわけよ。そういう意味で言うとね、過去のそういうのが全部あれで……だから俺、よくよく考えてみたら、今のこともそうだけども。

やっぱりね、これって人間だからね、要するに時代が昔になっちゃうと、それが結構……今、#MeToo運動とかって、あるじゃない? で、そういうのはたしかに、これは本当にいけないっていう風潮もあるけれども。これがたとえば、もっと全然前のことだとその時代のものは……ってなるじゃない? で、ピカソはギリギリなんだけど。でも今、ピカソをキャンセルしている美術館とか、実際にあるんですよ。実際に、その#MeToo運動の広がりでね。

<書き起こしおわり>

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