安住紳一郎の自由研究 真夏の自室の室温で納豆を作る

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安住紳一郎さんがTBSラジオ『日曜天国』の中で2011年8月にしたトークの書き起こし。夏休みの自由研究として、自宅の自室の室温で納豆を作ろうとした安住さん。その顛末を語っていました。

(安住紳一郎)さて、そろそろ夏休みも終わりという方が多いと思いますが。いまは小学生、関東の小学生は8月いっぱい夏休みなんじゃないかな?ってずっと思っていたんですけれども、最近はいろいろ学校の都合などで、もう学校が始まっているというところもあるみたいですね。

(中澤有美子)ああ、そうなんですか。へー。

(安住紳一郎)9月から始まる方も多いと思いますけども。もう学校が始まっているとか。あるいは、3学期制じゃなくて、前期後期の2学期制になっている学校などは結構、早めに授業が始まっているそうですけれども。

(中澤有美子)へー。

(安住紳一郎)そんな私なんですけども、夏休み中の小学生に負けるな!ということで、先週1週間は私、自由研究に没頭しておりました。

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)ラジオをお聞きのみなさんも、小学生時代、どんな自由研究をされましたでしょうか?覚えてらっしゃいますでしょうか?私、38才。今年の夏休みの自由研究。番組でも何度か話してまいりましたが、自由研究のテーマは『自宅で納豆を作る』です。

(中澤有美子)はい(笑)。

(安住紳一郎)齢38、自由研究ですね。

(中澤有美子)そうですねー。自由研究ですねー。ええ。

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安住紳一郎38才 夏の自由研究

(安住紳一郎)これまでずっと番組を聞いてくださっていた方は、もしかすると覚えてらっしゃるかもしれませんが。もともとの事の発端は、去年の夏ですね。2010年の夏ですね。去年の夏は、ここ100年で最も暑いと言われた1年でしたね。1946年の統計以来初の最高気温を続々と、月平均でも記録したという、大変暑い夏だったんですけども。本当に、いつもここで寒暖計を見上げると、10時で既に30度を軽々と超えてましたからね。そして、お昼に向かって32度、33度、34度、35度。本当に日が暮れるまで、気温計の温度が下がらないという、そんな日が続きまして。夜も25度を下回らない。熱帯夜っていうんですか?

(中澤有美子)はい。

(安住紳一郎)25度はおろか、28度を下らない日もありましたからね。本当に、8月、9月に差しかかっても暑い、暑い、昨年の夏だったわけなんですが。そこで私は昨年、こんな話をしたんですけども。私のように、一人暮らしで外に働きに出てますと、昼間、自分の部屋には誰もいないわけですよね。となりますと、朝8時とか9時に仕事をしに外に出ますと、当然、中の空気を入れ替えてくれる人とかですね、冷房とか扇風機をつける人がいません。そして、夕方帰ってくると、部屋が当然、蒸し風呂のように暑くなっていて。

(中澤有美子)ええ。

(安住紳一郎)また、ちょっと私、お金があるもんですから。独身なので。

(中澤有美子)ええ、ええ(笑)。

(安住紳一郎)ちょっとその・・・日当たりのいい部屋を借りちゃったりしてるもんですからね。本当にその、朝、カーテンを閉めるのを忘れると、もう本当に大変なことになっているわけですよ。これは本当に、関東にお住まいの一人暮らしの方は共感できる話だと思うんですけども。昨年、そんな中で話したのは、そういう状況の中で、いちばん困るのは生ゴミだという話になりました。

安住紳一郎 一人暮らしの真夏の生ゴミ処置方法と人間の尊厳を語る
安住紳一郎さんが2010年8月にTBSラジオ『日曜天国』でしたトークの書き起こし。多忙でなかなか家に帰れずゴミ出しができない安住さん。腐敗してしまう生ゴミの処置について語っていまし...

(中澤有美子)そうでしたね。

(安住紳一郎)私、家で自炊をしているわけではないので、家族のいらっしゃる、3人家族、4人家族のお宅のようなわけではありませんが。ちょっとしたその、バナナの皮とか、お弁当に入っていたエビフライのしっぽとかね。あと、ちょっと太っちゃうからと思って、鶏の唐揚げの脂身の部分を残したりとかするわけでしょ?

(中澤有美子)(爆笑)。あ、するんだ。やっぱり、そういうこと(笑)。

(安住紳一郎)ちょっとね、衣が異常に付いている部分とか、あるじゃないですか。あそこはちょっと、30を過ぎると敬遠したりする。で、それが家に残っているわけですね。部屋にね。で、それがその、1日仕事を終えて家に帰ってくると、ちょっともう、足が出ちゃっているという。

(中澤有美子)うーん。

(安住紳一郎)で、さらに、東京はなかなか生ゴミを出せる日っていうのが少ないものですから。私の住んでいるところは週に1回なものですから、要するに、それをどうしたらいいんだ?と。

(中澤有美子)そうです。

(安住紳一郎)それで、結果、私は生ゴミを冷凍庫に入れるという、苦肉の策に出ましたね。これは本当に、人間の尊厳にかかわる問題だと。食べ物を入れるね、冷蔵庫、冷凍庫にゴミを入れていいものか?で、ずいぶん逡巡したんですよ。そうしましたら、番組を聞いているみなさんからも、たくさん意見をもらいました。

(中澤有美子)ねえ。本当にたくさんの。

(安住紳一郎)ええ。『いやいや、最近はいいディスポーザー、生ゴミ処理機がありますよ』とか。あるいは、『新聞紙に包んで水分を吸っておくとぜんぜん違うんですよ』とか。『日の当たるベランダに新聞紙を敷いて、そこに生ゴミを置いて少し乾かすと、全く匂いは出ませんよ』とか。

(中澤有美子)はい。

(安住紳一郎)あるいは、『除菌スプレーのようなものをちょっとしておくと、ずいぶん違うんだ』と。いろいろなことを教えていただきました。勉強になりました。そして、『いやいや、冷凍庫に入れるっていうのは結構一人暮らしでは、よくやっていることなんですよ』という方もいらっしゃって。ちょっと、ホッとね、溜飲を下げる一面もあったんですが。

(中澤有美子)はい。

(安住紳一郎)その中で、特に私、印象に残っているのは、これたぶん中澤さんも印象に残っていると思うんですが。年配の、たしか70過ぎの女性だと思うんですけども。一人暮らしの方で。『私も、あなたのように生ゴミを冷凍庫に入れて、なんとかしのいでいます。でも、年齢も年齢なので、もし、外出先、出先で何か事故にあうとか、病気で倒れてそのまま入院するとか、あるいはそのまま、もう部屋に戻ってこれなくなったら・・・そんなことも想定しているんです。そんな状況になったら、家族がたぶん私の部屋の整理をしに、いずれ来るんだろう。そしたら、「ああ、おばあちゃん。冷凍庫に生ゴミを入れちゃっているよ。結構しっかりしているように見えたけれども、やっぱり結構ボケてたんだね」って言われなねない』と。

(中澤有美子)そうそう。

(安住紳一郎)うん。なので、まさにこれは人間の尊厳ですよね。その70才の女性の方ですね。『私は、「腐敗防止のために生ゴミを入れています」というメモをそのゴミ袋に貼って、冷凍庫に入れている』と。

(中澤有美子)入れるということで。ええ。

(安住紳一郎)この話を聞いた時にね、ちょっとね、切なくなりましたよね。

(中澤有美子)そうでした。なんか、笑う感じではなかったんです。すごくグッと来ました。

(安住紳一郎)ですよね。グッと来る理由はなにか、よくわからないけど。なにか、ああ、そういうこともあるしな・・・と思ったし。私は、なんでこんなに住みにくい日本になっちゃったんだろう!?と思いましたね。私はね。大げさではなくね。

(中澤有美子)うんうんうん。

(安住紳一郎)まあ、生活する上で当然出て然るべきものだと思うけれども。ああ、哺乳類の長たる人間が、生ゴミの処理ひとつで人間の尊厳を一瞬にして奪われる。そんな、住みにくい世の中なんですか!?と私は思いましたね。

(中澤有美子)(笑)。そうですよね。

(安住紳一郎)いかがですか?便利な生活と引きかえに、私たちはなにを失ったんですか?温暖化という問題を抱えましたね。今日は、私の自由研究なので、きちんと、なぜこのテーマに取り組むか?という説明をしています。

(中澤有美子)(爆笑)

(安住紳一郎)小学生のみなさん、クラスで発表する前に、しっかりと準備してください。大事ですよ。なぜ、自由研究を始めるに至ったか?これ、学校でやりましたね。『どうして?そして・・・』みたいなこと、やりますよね。

(中澤有美子)ああ、なるほど。なるほどね。

(安住紳一郎)なぜ、私はこの研究をしようと思ったのか?動機ね。これをきちんと語る。いまの部分が動機でしたよ、小学生。聞いた?

(中澤有美子)(笑)。魅力的な動機にしないとね。

(安住紳一郎)そうですよ。結構荘厳に語っていいんでね。お願いしますよ。

(中澤有美子)大きめにね(笑)。

(安住紳一郎)『いつからこんなに住みにくくなったんでしょうか、私たちの日本はっ!?』。

(中澤有美子)(爆笑)

(安住紳一郎)『How about you?』っていうね。そういう問題の問いかけ、大事ですよ。『便利な生活と引きかえに、私たちはなにを失ったんでしょう!?』っていう。大事ですよ。

(中澤有美子)(爆笑)

(安住紳一郎)私、北国の出身で、上京して20年になります38才です。でも、私ですら、東京が年々暑くなっていることを実感しますよ。みなさん、どうでしょうか?そして、その原因が自分であることもよくわかっている。住んでいる人間が暑くしてるんだな。ヒートアイランド現象とか言いますけども。みなさんもそうではないでしょうか?これだけね、木を切り、土を隠し、アスファルトで固め、そして建物がこれだけ建てば、風の抜けが悪くなる。うーん!

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)このままじゃ、マズい。温度、少し下げなきゃ、100年後東京に人が住めなくなるんじゃないか?って本当に、思う時ありませんか?

(中澤有美子)そうですよね。あります。

(安住紳一郎)どんどん暑くなってますよね。50年前、熱中症でこれだけ人、倒れてましたか?倒れてないですよね。しかし、年平均気温が1度上がったとかね、CO2の量がこれだけ減った、増えたと言われても、なにかこう、危機感っていうのはリアルに迫って来ませんよね。年々順々ですからね。

(中澤有美子)うーん。

(安住紳一郎)そこで、でも、こう言われたらみなさん、どうでしょう?『最近は東京、暑いですよね。私などは昼間、家を空けて仕事して戻ってきたら、ゆでた大豆が納豆になってたんですよ。これはちょっと、おかしいよね?』って言われたら、これはたぶん十中八九、『ああ、ちょっとおかしいね』って思ってくれませんかね?どうですか?おかしいでしょ?こんな年は。

(中澤有美子)うん(笑)。この夏は?

(安住紳一郎)ええ。

(中澤有美子)はあ・・・

(安住紳一郎)そうでもない?ごくごく普通にあり得る?

(中澤有美子)納豆?(笑)。おかしい、おかしい、おかしい・・・

(安住紳一郎)おかしい?

(中澤有美子)おかしいっていうか、なんて返していいか、わかんない(笑)。

(安住紳一郎)こういうなんかね、具体例っていうのがね、あった方が強くメッセージが出るような気がしてならないんだな。『いやー、アスファルトがすごく熱くて。もう東京、ちょっとおかしいよね?』っていうよりも、『この間、スーパーで買い物してね。うっかりちょっとクラクラッと太陽を見て倒れそうになった時に、買ってきた生卵を落としちゃって。そしたら、アスファルトの上で10秒もしないうちに白身が固まってきて。で、30秒後見たら、もう目玉焼きになるんだよ。ちょっとおかしいよね?やっぱりアスファルト、ちょっと作りすぎじゃない?』って言われた方が、『そうね!』という気持ちにはなる。

(中澤有美子)たしかに、そうですね。そうですよねー。そうだな。

(安住紳一郎)なので私はですね、その、東京で一人暮らしをしていると、朝、家にあった大豆が、家に帰ると納豆になっているっていう、この事実をもって強く世の中に打って出たかった。

(中澤有美子)なるほど、なるほど。具体的事実をね。

(安住紳一郎)具体的事実をね、ひとつね、握りしめて・・・ということになるわけですが。そこで私は、大きな社会的使命を持って、今年の夏、自室で納豆作りを始めることにしたのです。はい、これが起承転結の『承』ですよ。小学生のみなさん!

(中澤有美子)(笑)。そうです、そうです。単なる趣味じゃないんですよ。うん。

(安住紳一郎)起、承ときました。次、転ね。転の入りは、たいてい『ところが』とか『しかし』を使ってくださいね。

(中澤有美子)そうそう(笑)。はい。

(安住紳一郎)ところが!

(中澤有美子)おわー!きたー!

(安住紳一郎)ところが、2011年の夏、いかがだったでしょうか?今年の夏、まだ終わってませんけども。6月はとても暑かったですよね。6月の熊谷で、たしか最高気温記録を更新したんじゃないでしょうかね?早々と。ところが、8月に入りまして、台風が来たあたりから、ずいぶんと涼しいとお感じになる方が多かったのではないでしょうか?

(中澤有美子)はい。夏休み前に入って、涼しかったです。

(安住紳一郎)ですよね。そして、まだ8月だっていうのに、これだけ涼しいですからね。みなさんもご存知のように、納豆は大豆からできているわけですが。ゆでた大豆に納豆菌をつけて、摂氏40度ぐらいのところに7時間から8時間ぐらい置いておきますと発酵が進み、みなさんがよく知っている、あの美味しい糸引き納豆ができるわけなんですが。

(中澤有美子)うーん。

(安住紳一郎)私は去年の夏の印象だと、日中の気温が毎日30度を超え続けて、夕方になっても30度を下らない。そんな状況を見て、確実に自分の部屋で、日当たりのいいところに置いておけば、十分自分の部屋で納豆ができるっていう風にね、思ったんですよ。

(中澤有美子)はい。

(安住紳一郎)で、これは今年の自由研究のテーマ設定、完璧だなと思ったんですけども。ちょっとねー、今年はやっぱりね、あんまり気温が行かなかったですね。

(中澤有美子)いかんせん。はあ。

夏の自由研究の結論

(安住紳一郎)夏休みの自由研究、私も始めるのがちょっと遅かったなと悔やんでいるんですけども。結論だけ先に申し上げますが。『納豆ができるほど、今年の東京は暑くない』というのが今年の私の自由研究の結論です。

(中澤有美子)ああー・・・そうでしたか。

(安住紳一郎)ええ。やったんですよ。ここ2週間。8月に入ってから、5回ほどやったんですよ。

(中澤有美子)へえー!がんばりましたね。

(安住紳一郎)ことごとく失敗しました。

(中澤有美子)そうですかー。

(安住紳一郎)ええ。なかなかねー、思ったようにはいかないですね。そして、納豆作りを失敗した時の、物心両面での悲しみ。これはね、筆舌に尽くしがたいよ。当然ね、せっかくの大豆を無駄にしてしまったっていう申し訳なさもあるんだけれども。朝、独身男が圧力鍋で大豆をゆでるんですよ。想像してください。

(中澤有美子)(笑)。ちゃんと、朝ゆでるんだ。

(安住紳一郎)そして納豆菌をちまちまね、ふりかけてですよ、家を出て行くわけですね。そして、サラリーマンですから外で仕事をして、ヘトヘトで帰ってくるわけですよ。しかし、家に入ってみると、納豆はできていない。うん。これが5回続いたわけですよ。『できていない』ってね、一言で簡単に言い切っちゃいますけども、できていないっていうのは、じゃあどういうことですか?

(中澤有美子)そうですねえ。

(安住紳一郎)発酵も腐敗も、科学的現象としては同一のものですよ。人間にとって有益なものを発酵と呼ぶにすぎないんですけどもね。ということは、どういうことか?というと、ことごとく発酵に失敗した。5回連続で失敗したということは、5回、大豆を部屋の中で腐らせてるってことですよ。

(中澤有美子)そうですねー。

(安住紳一郎)仕事を1日終えて家に帰ってくると、部屋の中で大量の大豆が腐ってるんですよ。

(中澤有美子)(笑)。つらい・・・

(安住紳一郎)つらいよ!本当に、泣くよ。

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)ものすごいんだから。拷問ですよ!臭い、取れないんだから。

(中澤有美子)そうなんだー。

(安住紳一郎)女の子連れてくるというレベルじゃないよ。もう、自分でさえ出て行きたいんだから!

(中澤有美子)そんななっちゃうんだ(笑)。

(安住紳一郎)すごいんだよ!わざと腐らせているんだからね。当然、よりよく腐ってるんだよ。ものすごいんだ。穀類腐ると、こんなにか!っていう。

(中澤有美子)へー!

(安住紳一郎)で、もともとね、ちょっとした生ゴミでさえ、始末に困って。腐らせてしまって困っているっていう話に、事の発端があるのにさ。逆にわざわざ大量に、毎日自分で生ゴミ出してるんだから。

(中澤有美子)(爆笑)

(安住紳一郎)なにやってるんだろう?という。

(中澤有美子)もう玄関、開けた瞬間から?

(安住紳一郎)玄関開けたっていうか、玄関の外から臭ってるんだもん!強烈ですよ!

(中澤有美子)そうですかー!

(安住紳一郎)強烈!なんか下水道工事、ありました?っていう感じの。

(中澤有美子)(爆笑)。オー、ノー!

(安住紳一郎)それを毎日、毎日よ。もう相当・・・いや、もう本当にね、ちょっと軽く、危なくちょっと思考回路的にはマイナス、マイナスの方に入ってきましたよ。

(中澤有美子)そうですかー。

(安住紳一郎)で、なにを匂いかいでも、大豆腐った臭いしちゃうしね。指とかさ、なんか。

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)私は、社会的使命を完全に投げ出します。あまりにもリスクが大きすぎる。これは私のやることではない!

(中澤有美子)そうかー。仕方ない。

(安住紳一郎)政治家がやってくれ!

(中澤有美子)(爆笑)

(安住紳一郎)ただ、納豆って本当に作れるんだろうか?という好奇心と、大量に残った生の大豆だけは残っておりまして。こうなったらちょっとね、意地でも・・・ということで、ここで私の自由研究は完全に料理教室へと変貌していきますね。

(中澤有美子)ほう。はい。

(安住紳一郎)最終的には、昨晩、確実にできるという納豆の作り方の方法をとりました。なので、東京の夏が暑いので、部屋の中で納豆ができるというテーマからは離れました。納豆を自分で作ってみようというテーマに移行いたしました。

(中澤有美子)うん。

(安住紳一郎)発泡スチロールの箱がね、結構保温効果があるんですよね。あの、リンゴが入っているような大きめの発泡スチロールの箱ですね。保温効果が絶大なので、この箱を使いまして。中に、お湯を入れたペットボトルを3本くらい入れておきますと、40度から50度ぐらいに、5時間・6時間ぐらい、そのまま温度を保つことができるんですよね。

(中澤有美子)へー!

(安住紳一郎)ちょっとペットボトルにお湯を入れると、ペットボトルがしぼんじゃったりしてね。ちょっと大変だったりするんですけども。で、昨日の土曜日ですよね。朝の7時に私、始めまして。今朝の4時まで寝かせておきました。

(中澤有美子)へー!

(安住紳一郎)ペットボトルを取り替えたのが、朝の7時スタートで昼の12時。ちょうど女子マラソンが終わったくらいに1回取り替えて。そして、夕方、情報7days ニュースキャスターの前に1回、家に帰って・・・

(中澤有美子)そんなことしてたんだ!(笑)。

(安住紳一郎)そうですよ。大変なんだから。納豆作り。『ちょっとすいません』なんつってね。

(中澤有美子)涼しい顔で失礼してらっしゃいましたけど(笑)。

(安住紳一郎)そうよ!あの番組の前後に納豆を育ててたんだから。情報7days ニュースキャスターの前に1回、家に帰ってペットボトル取り替えて。で、情報7days終わってすぐに家に帰って取り替えて。

(中澤有美子)へー!

(安住紳一郎)そして、朝4時まで寝かせて、それから3時間冷蔵して、今朝8時すぎに、できあがりました。というか、できているかどうかわかりません(笑)。

(中澤有美子)ほうほうほう。そうですか。

(安住紳一郎)それが、こちらになります。

(中澤有美子)わー!(拍手)。クーラーボックスですねー。

(安住紳一郎)いやー、もう本当に5回失敗してるんで、あの臭いのトラウマがね、すごいんですよね。

(中澤有美子)へー!すごい!あれ?それ、パックもちゃんと?

(安住紳一郎)これ、市販のパックを洗ってですね、ええ。ちょっとこれ、自分で詰めたものなんですけども。

(中澤有美子)いっぱいありますね!

(安住紳一郎)5パック作ってみました。

(中澤有美子)おお!これは結構な量の大豆を、やっぱりゆでてるなあ。

(安住紳一郎)いやー、これがねー、もうちょっとねー・・・

(中澤有美子)はい。へー。すごいすごい。

(安住紳一郎)あっ、おっ!できてる!おおー!できてる!

(中澤有美子)美味しそう!美味しそう!大粒大豆で。

(安住紳一郎)ちょっと臭いはちょっと、ヤバいね。

(中澤有美子)でも、ここにいる限りでは、まだわかんないんですけど。ちょっとかがせてくださいませ。

(安住紳一郎)ちょっとね、臭いはヤバいね。

(中澤有美子)あっ、大豆ですよ。大豆っていうか、納豆です。納豆です。うんうんうん。あっ、でもそうね。腐敗臭に近い。少し。

(安住紳一郎)そうだよね・・・

(中澤有美子)なんとなく、言ってることはわかります。でも、納豆ですよ。8割、9割方、納豆のにおいです。

(安住紳一郎)その1割が不安だよね。

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)いや、これはちょっと・・・はっきり申し上げますけども、アンモニア臭がキツいですね。これは腐敗かなあ?

(中澤有美子)いやいや、納豆だと思います。

(安住紳一郎)糸はね、結構引いております。

(中澤有美子)しかもキレイな、本当に納豆の、黄土色に仕上がってますね。

(安住紳一郎)うん。糸はね、結構強力に引いてますね。

(中澤有美子)ああ、キレイ。

(安住紳一郎)ただ、これが腐敗なのか発酵なのかですよね。ああ、でも糸引いてますね。あ、これは成功・・・?

(中澤有美子)引いてますね。割と緩めですね。糸の引き具合が。

(安住紳一郎)うん。それが心配だよね。

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)もっと市販の納豆っていうのは、お箸を入れると一瞬箸が動かなくなるぐらいの粘り気がありますけども。

(中澤有美子)固いですよね。

(安住紳一郎)ええ。これは完全になんか、ユルユルの・・・(笑)。

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)糸引いてますね。これは。

(中澤有美子)そうですねー。いや、でもキレイにゆでましたね。

(安住紳一郎)いやいや、まあまあまあ・・・ええ。

(中澤有美子)破れもなく。

(安住紳一郎)そうなんですけど、ただね、5回失敗してるもんですからね。ちょっとこの臭いがね、もう・・・

(中澤有美子)わかんなくなっちゃって。いや、でも大丈夫ですよ。

(安住紳一郎)なにをもって大丈夫とおっしゃってますか?

(中澤有美子)こっちも開けていいですか?ああー・・・

(安住紳一郎)んあー、でもさー・・・

(中澤有美子)なるほどねー。うーん・・・

(安住紳一郎)うーん・・・

(中澤有美子)ちょっとこの、1、2割の香りが心配でしょうかね。

(安住紳一郎)正しく言うと、市販の納豆を買ってきて腐らせちゃったっていうような臭いがしない?

(中澤有美子)市販の納豆を常温に置いておいちゃった感じ?

(安住紳一郎)そうですねー。あとねー、本当にね、この、何回かの実験の過程で、私ね、納豆が嫌いになったのよ(笑)。

(中澤有美子)(爆笑)

(安住紳一郎)これまで大好きだったのに、毎日毎日失敗した時の納豆の臭いをかいでいるもんですからね。ちょっとね、苦手になっちゃったんですよ。

(中澤有美子)そうかそうかそうか。なるほどね。

(安住紳一郎)うーん・・・じゃあちょっと、強めの醤油でごまかして。

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)一応ですね、私の醤油コレクションの中から、納豆に合うんじゃないかな?と思いまして。愛媛県松山市のですね、カネショウ醤油こいくちを持ってまいりました。

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)松山の醤油はちょっと甘めでございまして。少し出汁の雰囲気もありますので、納豆には程よく合っております。それから、腐っているか発酵しているかわからない時の納豆などにはピッタリの、ちょっと濃い目の色になっておりますのでね。これでちょっとごまかして、いただきたいと思います。

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)いや、ちょっとね、これはね、正直私、口に運ぶには勇気がいりますよ。ええ。ちょっとドキドキしてしまいますね。じゃあ、ちょっといただきますね。自由研究だからな、これな。ふー・・・いただきます・・・

(中澤有美子)どうですか?

(安住紳一郎)うん。うーん・・・納豆としての体裁は取っているけれども、うん・・・味は・・・美味しくないね。

(中澤有美子)(爆笑)

(安住紳一郎)うん・・・これは・・・これはダメだね。

(中澤有美子)味、ダメ?ちょっと食べてみましょうか?

(安住紳一郎)いやいや、ダメダメ。お腹こわすから、やめた方がいいよ。こりゃ、ダメだね。

(中澤有美子)(爆笑)

(安住紳一郎)どの過程で失敗したんだ、これ?これ、ダメだ!

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)んん・・・んあー、もう、苦いもん。

(中澤有美子)苦味がありますか?

(安住紳一郎)今日、ご飯にかけてね、ちょっと食べようと思って、炊飯器も持ってきたんですけどもね。ご飯にかけて食べるどころじゃないね。ご飯だけなくなっちゃうよ。

(中澤有美子)(笑)。そうですかー。

(安住紳一郎)ダメだ、こりゃ。

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)あ、苦い!なんかね、猫のおしっこ飲んだみたいだな。んあー!

(中澤有美子)ああー、惜しいですね。

(安住紳一郎)納豆作りをいたしまして、本当にあの、市販されている納豆というのが芸術的なほどの完成度があるということに、本当に私は気づきます。そしてあれ、4パックとか3パックで100円とか120円で売ってるでしょ?

(中澤有美子)いやー、そうですよね。

(安住紳一郎)恐ろしく手間暇かかりますから。ええ。まあ、豆料理は全部ね、大変だって言いますけどね。本当に、恐ろしく手間暇かかる食品なのにもかかわらず、あれだけ美味しいものをあの値段で食べられるというね。本当に食品メーカーのたゆまぬ努力の・・・なんかちょっと目にしみてるんだな。いまね。

(中澤有美子)(笑)。片目つぶってますよね(笑)。

(安住紳一郎)努力の積み重ねがあるんですね。本当にね、ここはね、豆料理。特に納豆、大変なので。改めて、その食文化。ぜひね、みなさんも改めてその偉大さに気づいてほしいなと思います。

(中澤有美子)そっかー。そうですねー(笑)。

(安住紳一郎)結論です。夏休み中の学童の皆さん、自由研究のテーマは慎重に選んでください!

(中澤有美子)(爆笑)

(安住紳一郎)そして、スケジュールには余裕を持ってください。38才からの、心からのアドバイスです。どうぞ受け取ってください!

(中澤有美子)(爆笑)

<書き起こしおわり>

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