安住紳一郎 大分の郷土料理・りゅうきゅうを語る

安住紳一郎 大分の郷土料理・りゅうきゅうを語る 安住紳一郎の日曜天国

安住紳一郎さんが2022年2月20日放送のTBSラジオ『日曜天国』の中で大分の郷土料理・りゅうきゅうについて話していました。

(安住紳一郎)今日のメッセージテーマ、「お勧めしたいもの」です。香川県の48歳女性の方、ありがとうございます。「私がお勧めしたいのは『りゅうきゅう』です」。

(中澤有美子)あっ!

(安住紳一郎)知ってます?

(中澤有美子)お魚の料理?

(安住紳一郎)ああ、さすが中澤さん。お目が高い。沖縄のことかと思ったら、違うんですね。りゅうきゅう。「なぜりゅうきゅうと呼ぶのかは分からないのですが、私が生まれ育った大分の郷土料理です。お醤油とみりん、ごまなどを合わせた調味液の中に生の魚を漬けこんだら出来上がり。簡単でおいしいです。我が家ではスーパーマーケットで売っているお刺身を買ってきたら、半分は普通に刺身で食べ、残りはごま油を少し足し、青ネギを加えりゅうきゅうにします。2度、おいしく食べられます。ご飯にもお酒にも合うと思います。よかったら試してみてください」。おおっ! りゅうきゅう。

(中澤有美子)そう。どうしてりゅうきゅうって言うんだろう?って思うんだけども。義理の母が作ってくれておいしくて目が覚めましたですよ。

(安住紳一郎)ああ、義理のお母さんは大分ですか?

(中澤有美子)ええ、ええ。

(安住紳一郎)いわゆる、博多名物のごまさばみたいなこと? 醤油的な調味液につけて……。

(中澤有美子)ごまさばを食べたことがないです。

(安住紳一郎)鯛茶漬けの鯛みたいな感じですか?

(中澤有美子)ああ、そんな感じです。

(安住紳一郎)味付き刺身みたいなことでしょう?

(中澤有美子)非常にそんな感じ。ヅケのちょっと甘いというか。

(安住紳一郎)ああ、いいですねえ!

味付き刺身・りゅうきゅう

(中澤有美子)東京のものより、お醤油の色はあんまりついてないんだけども、味はしっかりしているというような……。

(安住紳一郎)あらー、おいしそう! たしかに。

(中澤有美子)お魚がいくらでも行けてしまいますですね。

(安住紳一郎)そうね。ちょっとね、わさび・お醤油で食べる生の刺身で飽きたら、そういうね、ちょっと味付き刺身。ヅケ的なものはいいかもしれないですね。

(中澤有美子)ごま油。そうか。そういうことだったのか。

(安住紳一郎)あとね、ちょっと言い方冷たいかもしれませんけども。少しね、脂の乗りが足りなかったりとかすると、こういう味付きのものはたまらないでしょうね。きっとね。

(中澤有美子)そうですね。

(安住紳一郎)ちょっと自分の好みでなかったりしたらね。へー、りゅうきゅう。すぐできるじゃないですか。お醤油とみりん、ごまを合わせた調味液の中に刺身を漬け込む。で、この方はごま油と青ネギ。いいですね。青ネギとか、ちょっと多めに入れたいところがね。

(中澤有美子)いいですね!

(安住紳一郎)ごまとかね。

(中澤有美子)お魚を小さめに切りますよ。

(安住紳一郎)ああ、そうなの? あのまんまじゃなくて?

(中澤有美子)わりかしね、細長く切ったりする感じです。

(安住紳一郎)へー。細長く? 青椒肉絲的なこと?

(中澤有美子)そう(笑)。すごくそう。

お魚を細長く切る

(安住紳一郎)すごくそう? へー! あんまり切りすぎると、違うわけでしょう? すごいちっちゃいサイコロみたいなことではない。

(中澤有美子)まあ、そうですね。なくて。細長い感じですね。

(安住紳一郎)へー! 細長いのはいいかもね。私は本当にそのまんまの刺身の大きさかと思った。

(中澤有美子)そうか。東京はそんな感じですよね。

(安住紳一郎)鯛茶漬けはそうだもんね。ああ、そう。へー! ちょっと切るのが大変かもね。

(中澤有美子)そうね。でも、お口に馴染みやすくて。

(安住紳一郎)うまく方向を見たらいいかもしれないですね。

(中澤有美子)お魚のね。はい。

<書き起こしおわり>

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