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安住紳一郎 TBS社内ボウリング大会必勝の策を語る

安住紳一郎 深夜の新宿歌舞伎町で人生を賭けてボウリングをする 安住紳一郎の日曜天国
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安住紳一郎さんが2012年2月にTBSラジオ『安住紳一郎の日曜天国』で話したトークの書き起こし。安住さんがTBS社内のボウリング大会に日曜天国チームで参加した際、どうしても勝ちたくて行ったある行為について語っていました。

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(安住紳一郎)さて、それからもうひとつ、内輪の話になって恐縮なんですが。先月、1月の中旬くらいでしょうか。このスタジオのある放送センター。20階建ての建物なんですが。廊下にあるポスターが貼りだされていました。これが実物なんですけども。結構、大きなポスターで・・・

(中澤有美子)ありましたね。ありましたね。ええ。

(安住紳一郎)あのー、社内ボウリング大会のお知らせなんですが。ええ。

(中澤有美子)見た見た。

(安住紳一郎)貼りだされてましたよね。『社内ボウリング大会 4人1チームの職場ごとの団体戦 参加チーム募集』と書かれたポスターなんですが。ええ。

(中澤有美子)結構立派な紙で刷ってあったので。『あ、大々的なんだな』と思って眺めてました。

(安住紳一郎)会社にお勤めの経験のある方は、こういう社内レクリエーション、懇親会、コンペティションのようなものにかつて参加されたという方も多いかと思いますが。みなさんはこういうものに積極的に参加をする方でしたですか?どうですか?私はあまり参加はしていなかったんですが。

(中澤有美子)はい。そういうイメージ、ありますよね。

(安住紳一郎)この『ボウリング王座決定戦』というゴシック体に釘付けになりました

(中澤有美子)(笑)。王座決定戦。

(安住紳一郎)とても興味がわき、しばらくこのポスターに見入っていたんですが。長らく番組を来てくださっているという方はご存知かもしれませんが、私自身大変ボウリングが好きで。この番組でも幾度となく話をしたんですが。さらには、興が乗りすぎて、報道局長と仕事の大きな決断を新宿コパボウルの勝敗で決めるという、夢のような出来事もありました。

安住紳一郎 深夜の新宿歌舞伎町で人生を賭けてボウリングをする
安住紳一郎さんがTBSラジオ『日曜天国』の中で2009年4月に話したトークの書き起こし。安住さんが金曜日深夜、新宿歌舞伎町で人生を賭けたボウリング勝負に挑んだ話をしていました。

(中澤有美子)ありましたねー(笑)。

(安住紳一郎)後日、大変なお叱りを受け、この一件は私にとっても局長にとっても大きな悪夢になってしまうという結末を迎えますが。私自身としては、私のサラリーマンの歴史の中での、いいコラムになったなと思っているんですが。少なからず、このラジオ番組、日曜天国とボウリングの関係性は薄くないと自負しています。

(中澤有美子)はい。

(安住紳一郎)ところが、このボウリング大会のお知らせのポスターを見てみると、開催の日時が平日の夕方スタートということが書かれていて。これは、パッと見た時に、現場配属の職場にとってはなかなか出場するのが難しいなということを直感で思いました。平日の夕方っていうのはだいたい現場に近い人間はみんな散らばってますし、私自身もたぶん無理な時間だなということは、すぐにわかりました。なので、まあ大方事務職のみなさん、事務職の職場中心でのレクリエーションになるんだろうな、残念。俺たちはこの大会には、どだい参加できないなと思って、諦めました。

(中澤有美子)なるほど。

(安住紳一郎)しかし、中澤さんおっしゃったように、このポスターの存在感がなかなか強くて。ちょうどトイレから出たところの突き当りに貼ってありまして。トイレから出るたびに目に入るんですね。で、1日4・5回、かならずトイレから出るとポスターに目をとめてしまう。そして、毎回書いてあることは内容変わらないんだけど、毎回読んじゃう。そして、ちょっと鼓動が高鳴るんだよね。

(中澤有美子)(笑)。どうしよう?いやー、でも・・・って。

(安住紳一郎)出られないけど、とても気になるっていうね。どんなチームが出るのかな?それだけでも知りたい。どこの職場が申し込みしてるんだろう?とか。気になりますよね。

(中澤有美子)そうですね。

(安住紳一郎)また、出られないって思っていると余計ね。誰かビデオでも回してきてくれないかな?って気持ちになるわけですよ。

(中澤有美子)そこまで。はい。

(安住紳一郎)たのんで、ちょっと調べてもらったんですよ。事前に。そしたら、とても盛況なようで。すでに70チームもの参加が決定しているって。『ええっ、そうなんだ』と思って。さらに、『えっ、もうちょっと詳しく教えて』って言ったら本当に詳しく調べてくれまして。70チーム、どこの部署が応募してきてるのか?の一覧表を見たんですね。私、参加しないのに。

(中澤有美子)(笑)。物好きですねー。

(安住紳一郎)それで70チーム、見たんですよ。そしたらやっぱりあの、業務、事務系の部署がほとんどで。現場からはほとんど出てないんだけれども。逆にその業務、事務中心で70チーム来てるってすごいなと思いまして。

(中澤有美子)そうですね。

(安住紳一郎)経営企画とか財務とか人事、労政、総務、放送企画。回線部、役員室、社長室秘書部。メディアビジネス局メディア開発部。メディアビジネス局ペイテレビ事業部。メディアビジネス局デジタルコンテンツ制作部。

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)メディアビジネス局コンテンツ販売事業部。どう違うんだ?みたいな。

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)ええっ!?みたいな。うーん・・・なんだ?みたいな。総務本部総務部。うーん・・・なるほどと思って。なかなか、漢字の名前の多い部署が多くて。びっくりして、『へー、どこが強いんだろう?』って思って眺めていたんですが。

(中澤有美子)本当ですね。

(安住紳一郎)私は、2時間くらいこれを眺めていたんですが。競馬の予想をするみたいに。どこが強いんだ?って。

(中澤有美子)そうですね。普段ペンを主に持ってらっしゃるような方々ですからね。

(安住紳一郎)いわゆるそのスーツを着て、デスクのところに構えて、様々なワークをこなす皆さん方ですけども。ところが私、参加70チーム全チームを見て、ラジオ部から1チームしか参加してないことに気づきました。70チーム出てて、ラジオから1チームしか出てない。私はその瞬間に、『かならず参加しなくてはならない!』と、瞬間決意いたしました。

(中澤有美子)(爆笑)

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『かならず参加しなくてはならない!』と決意

(安住紳一郎)TBSラジオからは、TBSラジオアンドコミュニケーションっていう法人になってるんですが。TBS R&C 経営企画部から1チームしかエントリーしていない。これは・・・内輪の話を続けます。恥ずかしい限りですが、サラリーマンのドキュメントだと思って、一緒に一サラリーマンが組織とどう向き合って行くのか?を考えていただきたいと思いますが。

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)ごめんなさい。こんなことを皆さんにお聞かせするはずではなかったんですけれども。いまは会社の名前が変わりまして、TBSホールディングスという組織になりました。私もそのTBSホールディングスの一端を担う係長でありますが。その中で、私も生活をしています。そして、このTBSホールディングスの授業員はいま、5460名います。その中、ラジオを担当しているラジオアンドコミュニケーションという法人は従業員が90名。5400人の中の90名。この数を見ても、ラジオ部は大変小さな所帯であるということは明白です。

(中澤有美子)はい。

(安住紳一郎)ただ、この放送局はラジオ東京を母体にスタートしているという歴史があります。そして、ラジオ部の人間はそれを誇りにし、そして、全国区ではないけれども、関東にしか流れていない放送だけれども、長い歴史を持った中で日々いろんなことに挑戦しているという自負がある。なのに、70チームもあるのに1チームしか参加していないのだっ!

(中澤有美子)ああー・・・

(安住紳一郎)私は、テレビでも事業でも仕事をしていますので、決してラジオの人間だということはできませんが。ただ、自分の名前のついた番組を作ってもらったという恩をラジオ部には感じています。そして、ましてやボウリングとは遠からぬ関係を自負している番組を担当しているのだから、並みいる本局の重要部署をなぎ倒し、『TBSホールディングスの傘下にラジオ部あり!』と、いま一度、大音声で名乗りを上げるべきではないのでしょうか!?

(中澤有美子)(笑)。ごもっとも!

(安住紳一郎)70チームもあるのにさ、1チームだもん。70分の1っていう扱いになっちゃうよ!っていうね。

(中澤有美子)本当に本当に主張しないと!

(安住紳一郎)うん。まあ本音を言うとね、しいては『アナウンス部の一介の係長でありながら、ラジオ部の旗指物をあげ、ラジオ部の復権をかけ、戦う係長とは誰ぞ?』というね。

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)『ああ、あれは安住係長だよ』と。私は、ただ名声を手に入れたい!

(中澤有美子)いいと思います。いいと思います。(笑)

(安住紳一郎)ラジオの魂を見せるなら、決戦の場はここじゃないのか!?そう、社内ボウリング大会、ここに他ならない!

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)いいじゃない。本局の財務部とか経営企画とかさ、ちょっと怖いけど人事とか倒したいでしょ?

(中澤有美子)(爆笑)。しびれますねー(笑)。

(安住紳一郎)しびれるでしょ?うん。これは是非ね、ラジオの意気を見せるべきだと私は思うよ。思った。サラリーマン人生40年といいますけれども。ここぞ!という時にはかならず結果を出すのがプロの会社員ですよ!

(中澤有美子)ほー!プロの会社員。

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ここぞ!で結果を出すのがプロの会社員

(安住紳一郎)それが仮に仕事でなくても、結婚式のスピーチでも、忘年会の宴会芸でも、ゴルフコンペの始球式でも。やる時にはやるんだ!そう認識させないと、組織の中ではとても戦えない!要は、勝ちたい!かならずこのボウリング大会で勝つ!参加するからには、勝たないと意味がない。すでにもうレクリエーションではない!

(中澤有美子)(爆笑)

(安住紳一郎)レクリエーションではない。ところが、お聞きでわかるように、ラジオというのはスタッフが少ない。この日曜天国も番組の専属スタッフは3人から4人。私自身も、当日はテレビの仕事で出られない。ラジオの復権を叫んでおきながら、テレビの仕事に行くのです!

(中澤有美子)(笑)。そうか。やっぱりお仕事か。

(安住紳一郎)そうなんですね。残されたメンバーの中でボウリング好きはいない。でも、なんとかここは本局の重要部署たちを打ち負かすべく、なんとか頑張りたい。2週間くらい前から、少し日曜天国のスタッフで練習を始めましたが、それでもなかなかスコアは伸びない。これでは70チーム中、上位30位に入るのも厳しい。

(中澤有美子)はい。

(安住紳一郎)30位以内に入らなかったら、出る意味はないよね。『やっぱり弱いじゃん、ラジオ』って言われるのがオチでございましょう?これはそうそうたる重要部署をなぎ倒さなくちゃいけないわけよ。こんなの出て行って『やっぱり弱かった』って言われたら、『ああ、斜陽なメディアね』って言われちゃうんだから。

(中澤有美子)あー、そうでしょうか。参加することに意義があるとかそういうレベルじゃないんですね。

(安住紳一郎)本来はそういうレベルだけどね。

(中澤有美子)まあね。ここはね、ひとつ。

(安住紳一郎)みなさん、聞いてくれてますよね。かならず結果を残さなくてはならない。参加の申し込みも済ませました。そして、チーム名も『○○部』という参加が多いんですが、ここはきちんと自分の責任をはっきりさせるために『安住紳一郎の日曜天国』というチーム名で出馬をいたしました。もう、引くに引けません。

(中澤有美子)そうですね。

(安住紳一郎)かならず勝つ。そのために、みなさんだったらどうしますか?ここは外せない。そういう勝負時、ありますよね。人生で。メンバーのボウリングの腕はとても上達しない。そのまま当日を迎える。このままではたぶん30位以内には入らない。でも、ここはやっぱりラジオの意地を見せたい。みなさんだったらどうしますか?かならず勝つためには。中澤さん、どうしますか?レクリエーションではないよ。

(中澤有美子)ええー・・・しかも安住さん、行けないんですよね?

(安住紳一郎)まあ私が参加してたとしても、30位以内ぐらいがいいところだと思うし。私、本番に弱いし。

(中澤有美子)(笑)。どう・・・いやー、八方ふさがりな感じします。

(安住紳一郎)かならず勝つには、これしかない。そうです。不正をするんです。

(中澤有美子)ほっ・・・ほ、ほっ・・・と、いいますと?

(安住紳一郎)武士の嘘は方便と言いますけれども。これは、申し訳ないですけども、不正をするしかないなと。

(中澤有美子)そうなんですか?大丈夫ですか?怖い、怖いわ。『卑怯!』とか言われないんですか?

(安住紳一郎)まあたぶん『卑怯だ』という風には言われると思うけれども。でも、勝ちたいんだもん。

(中澤有美子)そうですよね。

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