スチャダラパーのANIさんがTBSラジオ『タマフル』に出演。宇多丸さんが高木完さんから聞いた、ANIさんがスチャに参加するようになったきっかけについて、ANIさん本人に確認していました。
（宇多丸）TBSラジオ『ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル』。ここから登場するのは漫画家にしてエッセイスト、初代しまおまほさんです。よろしくお願いします。
（しまおまほ）お願いします。
（宇多丸）そして今夜は特別ぼんやりゲストに、この方。あの有名なラップグループ、スチャダラパーから、まあ、ぼんやり担当ということでいいんでしょうか？ANIさんがいらしています。
（ANI）どうもー。こんばんは。
（宇多丸）いらっしゃいませー。はい。ということで。
（しまおまほ）よろしくお願いします。
（宇多丸）あ、今週木曜に『たまむすび』に出られていたんですね。瀧さんとね。
（しまおまほ）聞きました。
（宇多丸）まあ、瀧さんとの絡みはね、そりゃもう・・・
（ANI）もう・・・あれですよ。例のやつです（笑）。
（しまおまほ）（笑）
（宇多丸）例のやつ（笑）。
（ANI）バトルが始まって・・・ですよ（笑）。
（宇多丸）でも、もうあれですから。僕からすると、90年代のね、列車に乗った人との・・・
（ANI）あ、でもゼロ年代の列車に乗ってるんでしょ？そういうことでしょ？
（しまおまほ）（笑）
（宇多丸）ゼロ年代は乗ったかもしれないですね。はい。
（ANI）乗りましたよ。そうですよ。我々スチャダラパーもやっと、ライムスターに遅れること、25周年を迎えることができまして（笑）。
（しまおまほ）遅れること（笑）。
（宇多丸）遅れることなの？
（ANI）そうですよ。
（宇多丸）何周年？スチャダラパー、カウントはどうなってるの？だって・・・
（ANI）僕ら、デビューでカウントしてます。
（宇多丸）あ、結成じゃないからね。ええ。まあでもほら、ANIくんの参加・・・この間俺、（高木）完ちゃんとですね、宝島35かな？最近出たんですよ。宝島の昔の。
（ANI）出てますよね。
（宇多丸）あれで、完ちゃんとLAST ORGYっていう当時、完ちゃんと藤原ヒロシさん・・・あ、宝島AGES。宝島AGESってやつで、完さんとLAST ORGYを振り返るみたいな対談をやったんですよ。
（ANI）へー。
（宇多丸）で、その時に話を聞いていて。その時、またよせばいいのに、またスチャダラパーへの恨み言みたいなのを・・・あの、収録されてないんだけど、始めたら、あれだってね。最初の『スチャダラ大作戦』。ファーストの時は、ANIくんほら、ジャケは写っているけど、曲はやってないじゃないですか。
（ANI）あ、うん。ガヤぐらいかな？
（宇多丸）で、なんだけど、3人組の方がいいんじゃない？ってANIを入れたのは完ちゃんで。『俺のアイデアなんだよ』っつってて。
（ANI）そうそう。
（宇多丸）あ、高木完さんのことです。完ちゃんが。
（ANI）そうそう。昔、そういう関係ないけど写っているやつ、いるじゃん？みたいな（笑）。
（宇多丸）昔のだからHIPHOPの、ラップのね。
（ANI）ラップのやつで。（A TRIBE CALLED QUESTの）ジャロビ的な感じね（笑）。
（宇多丸）あるよ。誰なんだ？系、あるよね。いや、でもそれによってっていうのが、初めて聞いたから。すごいことですよね。
（ANI）そう考えると、もう平成のシンデレラ・ボーイですね（笑）。
（しまおまほ）（笑）
（宇多丸）たしかに（笑）。でも、実際SHINCOちゃんとBOSEくん、二人組としてじゃあ・・・って考えると、これ、なんか華がないものね。なにかね。なにか、決定的な華がない感じ、しますもの。
（ANI）マジっすか？でも、あの言わせていただくと、ターンテーブルとか全部僕が買ったやつです。レコードとかも。
（宇多丸）あ、そうなの？そういうあれなんだ。ちょっとじゃあ、経済的に優位に立っている場所があったんだ。やっぱりちょっと。
（ANI）どうかな？あと、車の免許も持っていたし。
（宇多丸）（笑）。移動するとか。とにかくずっと横でビデオを回していたって言ってましたね。完さんね。
（ANI）そうそう。
（宇多丸）だから、それ以来の。そっからカウントしての25周年ですから。
（ANI）そうです。
＜書き起こしおわり＞
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