(松本秀夫)まあ、でも3億円ですか?借金っていうのはちゃんとそれでね・・・
(吉田豪)どうしたんですかね?まあ、返したらしいですけどね。最近になって、ね。ムツさんが1人どこかね、都内のマンションに住んでいて。そこがペット不可だったみたいな感じでイジられてましたけど。
(上柳昌彦)(笑)
(吉田豪)ムツさん、『当たり前だよ!そこまで動物好きじゃないよ!』っていう感じの(笑)。
(上柳昌彦)別に一緒に住みたくはないんだよね。
(吉田豪)気づいて!っていうね。
そこまで動物好きじゃない
(上柳昌彦)だから、ねえ。いろんなところに本当に行って、そこの食べ物を食べ、そこの動物の小屋の中に入って一緒になってひっくり返ってね・・・
(吉田豪)プラス、言葉もあれですけど、『僕がよくやるのは、現地の売春婦との交流ですね』みたいな(笑)。買うわけじゃないんですけど、そういう人と話して仲良くなって、みたいな感じで。
(上柳昌彦)話をするというね。はー。なんかこう、衛生概念とかね。
(吉田豪)なにもないですよ。そういうので病気になるわけじゃあないっていう。
(上柳昌彦)そこはいまの日本人に・・・
(松本秀夫)ならないんですか?
(吉田豪)ならないですね。元気でしたよ。だって僕が会った時も、10数年前でもうおじいちゃんだったんですけど。話しているうちに興奮してきて、『ちょっと、あなた!腕相撲しよう!』って言い出して(笑)。『ええーっ!?』と思いながら、当時まだ20代ですよ、僕。完敗ですよ(笑)。強い強い。
(上柳昌彦)はー。細く見えるけど、体は鍛えてるっていうか、丈夫なんですね。
格闘技好きのムツゴロウさん
(吉田豪)丈夫だし、あの人、格闘技大好きなんですね。その時も、スイッチ入ったのが、昔、猪木対アリ戦の時に猪木のことをボロクソに叩いてたんですよ。その話をしたら、本当に『よくぞ聞いてくれました!』っていう感じで(笑)。あの時の猪木がいかに酷かったのか!っていう(笑)。
(松本秀夫)(笑)。そこもスイッチですか!?
(吉田豪)でもね、小川直也は認めています!みたいな。
(上柳昌彦)ちゃんと見てるんですね。
(吉田豪)見てましたよ。
(上柳昌彦)へー!
(吉田豪)なんか、なんの話をしても、スイッチ入るんですよ。動物の話だと入んないんですけど(笑)。
(松本秀夫)(爆笑)
(上柳昌彦)それ、インタビュアーすごい困るよね。
(吉田豪)まあね。だいたい『動物の話を聞きに行ってくれ』って来てるのに・・・っていうね。
(上柳昌彦)そうですね。
(吉田豪)『ああ、はいはいはい。始まった』って。
(上柳昌彦)だいたい入り口は『いやー、小さい頃、見てましたよ』から行くと、もう、『また来たよ、こういう奴が』と。
(松本秀夫)どうしようか?って思いますよね。
(上柳昌彦)はー。79才。ちょっと最近、お見かけする機会が減って非常に残念なんですけどね。
(吉田豪)まあ、たまにテレビ出てもやっぱり、相変わらずのおかしなことは言ってるんで、安心しますよ。
(上柳昌彦)そうか。
(松本秀夫)おかしなことを言ってれば、安心と。
(吉田豪)大丈夫だ!っていう(笑)。守り入ってない!っていう(笑)。
(上柳昌彦)なるほど。でも、麻雀・パチンコで生活費稼ぎながら、奥さんがお腹大きくなっても、なんか飛び出しちゃうっていう。いまの、僕らも含め日本人を見てると、『お前ら、小せえな』と思われてるんでしょうね。
(吉田豪)やっぱりこのぐらいの世代がいちばん元気ですよ(笑)。
(上柳昌彦)結論のようでございますね。はい。プロインタビュアー吉田豪さん。今日は畑正憲さん。ムツゴロウさんのね、その素顔を語っていただきました。阿川佐和子さんとの文春の対談は、いつごろとかって?
(吉田豪)まだ全然わかってないしね、呼び出しがかかっただけで。まだ言っちゃいけないのかもしれないですけど、言っちゃいましたね(笑)。
(松本秀夫)(笑)
(上柳昌彦)知らんがな、もう!という。でも、まあ楽しみですね。これはね。ということで、吉田豪さんでした。ありがとうございました。
<書き起こしおわり>