吉田豪 新間寿から入手したアントンハイセルパンフレットのヤバさを語る

吉田豪 新間寿から入手したアントンハイセルパンフレットのヤバさを語る 大吉ポッドキャスト いったん、ここにいます!

吉田豪さんが2024年7月10日配信の『大吉ポッドキャスト いったん、ここにいます!』の中で自身のプロレスグッズコレクションについてトーク。新間寿さんから入手したというアントンハイセルのパンフレットのヤバさについて話していました。

(博多大吉)さっきの質問、もう1回言いますけど。寝てます?

(吉田豪)もちろん、もちろん。しっかり寝てますよ。

(博多大吉)あれですよね。お酒、飲まないですよね?

(吉田豪)ええと、打ち上げとかだったら飲みますけど、普段は飲まないようにしていて。なぜなら、飲み屋街に住んでるから、お酒が日常になると一発アウトっていう。家の下で飲めちゃうので。

(博多大吉)そこはもう、自分で決めてるんですね?

(吉田豪)そうですね。1人じゃ絶対飲まないし。

(博多大吉)僕、たまむすびの打ち上げでしか飲んでないですけども、そこまで……。

(吉田豪)そう。ああいう時は飲んでたけど。

(博多大吉)そこまでガブガブ飲んでるイメージもなく。

(吉田豪)おかしくなるような飲み方はしないし。イベントでたまに飲むことあるけど。でも、基本が自転車移動だから。

(博多大吉)飲酒運転になっちゃうし。

(吉田豪)だから、飲めないじゃないですか。たまの電車移動の時に、ちょっと飲むことはあるかも……程度でしかないし。

(博多大吉)いや、豪さんって変わった人だな。「変わった人」って、もちろん褒め言葉ですよ? だってね、人間って欲があるじゃないですか。なんか、具体的な欲はちょっと言いづらいけど。同い年だから。この時代をともに生きてきた人間として、横道にそれそうなもんだけど。やっぱりね、僕らが横道にそれている時にたぶん豪さんは本を読んでたんだろうな、とか。

(吉田豪)とか、本当に「くだらない」って言っちゃうとあれですけど。レアなプロセスグッズを落札することの欲とかの方がすごくて。

(博多大吉)ちょっと僕らがお姉ちゃんに行っているような時間は全部、そっち使ってたんでしょうね?

(吉田豪)「ヤバい! SWSのジャージが出たぞ!」みたいな感じで(笑)。「いくらまで出せるかな?」みたいな感じで、友達とオークションで戦ったりとか。

(博多大吉)お部屋の写真、一度見たことありますけど。すごいっすもんね。コレクション部屋みたいなのは。

プロレスラージャージコレクションは日本有数

(吉田豪)物しかないっていう。たぶん、プロレスラーのジャージのコレクションは日本有数だと思いますよ。誰かもつぶやいてましたけど。今、アントニオ猪木展とかやってますけど。「吉田豪の協力を仰げばよかったのに」って言っていて、たしかにそれはあるかもしれないなって。「僕も結構、提供できるのに」っていう。

(博多大吉)ぜひね、声かけていただければね。

(吉田豪)「出しますよ」っていう。アントンハイセルのパンフとか。

(博多大吉)ああ、アントンハイセルの会社のパンフですね? 「こういう事業をやります」っていう?

(吉田豪)「こういう事業をするので皆さん、ここにお金を出してください」みたいな。

(博多大吉)そんなの、よく出ましたね。

(吉田豪)これは新間寿さんと仲良くなって。新間さんからいろんな内部資料をもらったことがあって。アントン・トレーディングのパンフとか。そのアントンハイセルのパンフの何がヤバいって、新間さんが持ってたやつだから、メモがついてるんですよ。要は当時、そのアントンハイセルっていう猪木さんの副業ですよね。サトウキビの搾りカスを云々というブラジルの事業で大変な赤字になって。当時、新日本がたくさん稼いでいたはずなのに、全てがそっちに流れていって。さらには社債まで発行して……みたいな。で、その社債とかを誰がいくら買ったかっていうメモがそのパンフに書いてあって。藤波家がものすごいお金を入れていることがわかるんですよ(笑)。

(博多大吉)うわーっ! ああ、つらい! これはつらいっすね!

アントンハイセルの社債を買いまくっていた藤波家

(吉田豪)だからそれが後のクーデター事件とかに繋がる伏線なのがよくわかるというか。藤波さんがそっちに担がれそうになる流れとかもこれはわかるわっていう。

(博多大吉)だって、買ってるんですもんね。

(吉田豪)もちろん。親族も。山ほど(笑)。

(博多大吉)そら長州は出ていくけど、藤波は残るかっていうね。何十年越しの答え合わせなんですか、これ? アントンハイセルの(笑)。

(吉田豪)「これ、僕が持っていてもいいのかな?」っていうね(笑)。

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