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プチ鹿島とマキタスポーツ 2014年のニュースを振り返る

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プチ鹿島さんがラジオ日本『マキタスポーツラジオはたらくおじさん』に出演。2014年、日本で話題になった数々のニュースを振り返りました。


(マキタスポーツ)さて、半期に一度のですね、はたおじニュース総決算。もちろんこの方に来ていただいております。時事芸人のプチ鹿島さんです。よろしくお願いします。

(プチ鹿島)どうも、こんばんは。半期に一度のクリアランスおじさんです。

(夏江紘実)(笑)

(マキタスポーツ)クリアランスおじさん。

(プチ鹿島)この間、上半期も来てね。またクリアランスして。

(マキタスポーツ)毎年来ていただいて。

(プチ鹿島)そうなんですよ。

(マキタスポーツ)鹿島さん、ご安心ください。もうね、このラジオ日本ではいちばん放送コードゆるくしゃべっていただいて。

(プチ鹿島)そうでしょう?僕は今日、ラジオ日本さんのカレンダーをもらいにきたんです。

(マキタスポーツ)(笑)

(夏江紘実)ちょっと、どういうことですか?(笑)。

(プチ鹿島)去年ね、上半期・下半期出させていただいて。下半期にいただいたカレンダー、いまいちばんウチ、使ってます。書き込みやすいんですよ。『もらってこい』と言われまして。

(マキタスポーツ)うん。どなたに言われたんでしょうか?さあ、というわけでございまして、2014年。いろんなことが前半、ありました。とにかくいろんなことがありすぎましたよね。

(プチ鹿島)僕が言えたのは、今年はなんと言ってもですね、やっぱり大沢樹生さんと喜多嶋舞さん。あれ、今年ですよ。みなさん。あのDNA鑑定。

(マキタスポーツ)あれ、今年なの?

(プチ鹿島)僕は声を大にして言いたいです。みんな、もう覚えているかどうか、鑑定したいぐらいですよね。

(マキタスポーツ)鑑定したい!

(プチ鹿島)それぐらい今年は多かったんですよ。ニュースが。あれ、今年ですから。

(夏江紘実)いや、ぜんぜんもっと前な感じ、しちゃってた(笑)。

(マキタスポーツ)そうだね。

(プチ鹿島)忘れていいです。

(マキタスポーツ)忘れていい。

(夏江紘実)いいニュースもあるんですね(笑)。

(マキタスポーツ)でね、1月とかからザーッと洗っていくと、なんか猪木が久しぶりに北朝鮮に訪問していたりとか。あったんですね、これね。

(プチ鹿島)もう26、7回行ってますからね。あのおじさんね。もう清水健太郎みたいな感じでね。

(マキタスポーツ)なんで?

(プチ鹿島)中にいるのか、外にいるのか。日本にいるのか、北朝鮮にいるのかっていう。

(夏江紘実)なんかいろんなところに行っている気がしちゃって(笑)。

(プチ鹿島)インセプション的なね。どこにいるんだろう?って。夢なのか、どうなのか?みたいな。そういう感じですね。猪木おじさんは。はい。

(マキタスポーツ)はあはあ、こんなことがあって。そっから始まって、佐村河内があって。

(プチ鹿島)今年ですよね。

(マキタスポーツ)で、いいとも!が終わってたりとか。

(夏江紘実)あっ、そうだ!それ、ありましたね。

(プチ鹿島)そうです。

(マキタスポーツ)で、オバマも来日してたんだよ。

(プチ鹿島)来日、しましたねー。

(マキタスポーツ)オバマおじさんだったから。一時。PK(プチ鹿島)さんは。

(夏江紘実)オバマおじさん!?(笑)。

(プチ鹿島)オバマおじさんは上半期にたっぷり話したんです。オバマおじさんの寿司問題についてね。

(マキタスポーツ)そうそうそう。

(夏江紘実)あー!

(プチ鹿島)はい。それは、みなさんそれぞれネットで検索してください。出てるから。

[関連リンク]プチ鹿島が読み解く オバマ来日時の次郎・久兵衛寿司ハシゴの意味

(夏江紘実)出た出た。ザギンのなんちゃら、みたいな。ありましたねー。

(マキタスポーツ)そうそうそう。このおじさんがいろいろしゃべったことによって、結構反響すごかったんだから。

(プチ鹿島)意外とあるんですよ。そういうのが。

(マキタスポーツ)で、シャブ&ASKA事件とかあって(笑)。

(プチ鹿島)これ、僕がこれに関してですね、面白いなと思ったのは、いわゆるオヤジジャーナル。僕がウォッチしている、この世の中のニュースってね、おじさんが発進しておじさんが受信してるだけじゃないか?と思うと、すごく楽しくなるんですよ。週刊誌とかスポーツ紙とかタブロイド紙とかね。それをチェックするのが趣味になって。で、ASKA逮捕については、オヤジジャーナルがものすごく興味を示して、叩いてたんですよ。

(マキタスポーツ)そうだ、そうだ。

(プチ鹿島)これ、なんでかな?って思ったら、たぶん同世代なんですよね。ASKAと。

(マキタスポーツ)なるほど。そういうことだね。

(プチ鹿島)20年前のヒットも、ちゃんとオヤジ世代知ってるし。で、面白かったのは、日刊ゲンダイおじさんっていうのがいるんですけども。

(夏江紘実)どんなおじさんですか?

(マキタスポーツ)擬人化です。

(プチ鹿島)これはすごくASKAに食いついてですね。たとえばですよ、僕らの中では『シャブ&ASKA、なんて・・・』みたいなことが出てて。ちょっとそう言うのも気恥ずかしいですけど。日刊ゲンダイを追ってみるとですね、5月21日までが『シャブ&ASKAことASKA逮捕』って報じてたんです。ところが、5月23日からですね、『シャブ&ASKA容疑者は』ってこう・・・

(マキタ・夏江)(笑)

(プチ鹿島)『こと』が抜けたんです。正式に『シャブ&ASKA容疑者は』って。

(夏江紘実)確定してますね(笑)。

(プチ鹿島)もう笑いとかじゃないです。『シャブ&ASKAでしょ?お前は』って確定して。なんかこう、行間には嫉妬とか憎しみみたいなのがあるじゃないですか。それはたぶん同世代で、『お前、いまだにあんな若い女とモテて・・・』みたいなのがね。そういうのが、切り口から。いま、だからその女から入って、派遣会社が悪いんじゃないか?みたいな、社会派的に叩いてますけど。あの、嫉妬です。切り口が。

(マキタ・夏江)(笑)

(マキタスポーツ)ぶっちゃけて言うと、嫉妬です、という。でもPKさん、言ってますよね。時代的にはこれ、嫉妬の空気が蔓延してるんですよね。

(プチ鹿島)いや、本当そうだと思います。これ、本当に今日の僕のここでお話したいテーマに通じるんですけど。マキタさんもね、『一億総ツッコミ時代』っていう本を出しましたけど。まさに、これがもう具現化して。僕、去年東京スポーツっていう高級紙で、年末を振り返ったんですよ。『今年のキーワードは謝罪です』と、振り返ったんですけど。

(夏江紘実)謝罪。

(プチ鹿島)だっていろいろ謝罪会見があったじゃないですか。で、『みなさまにご迷惑をおかけしました』と。ピークを迎えた時にその人が登場して、一礼して、で、サーッとガス抜きのようにその事例が終わるという。もう、どんどんセレモニー化してくわけですよ。『だから来年、2014年は謝罪のピークを総決算として迎えるんじゃないか?』ということで言ってたら、まあ佐村河内さんですよね。

(マキタスポーツ)そうだよな。

(プチ鹿島)で、小保方さん。

(マキタスポーツ)そうだ。小保方さん。

(夏江紘実)出ましたねー。

(プチ鹿島)で、あと号泣議員ですよね。

(マキタスポーツ)号泣議員だ。

(プチ鹿島)で、朝日新聞の吉田調書とか吉田証言とか諸々の会見ですよね。

(夏江紘実)どんどん出てくる(笑)。

(プチ鹿島)で、あれ、謝罪会見じゃないですか。この間は小4なりすましとか。会見はしてないけど、謝罪してましたね。で、もっとね、これリンクしているキーワードがあるんじゃないか?って思うのは、一連の謝罪の空気というのはですね、言ってみれば美談っていうのが絡んでるんですよ。

(マキタ・夏江)美談?

(プチ鹿島)今年の裏テーマは美談だと思うんですよね。みんな意外と美談っていうかいい話、大好きでしょ?

(マキタスポーツ)うん、そうだな。

(プチ鹿島)これ、なんでそんなに好きなのかな?って思うと、まさしくその、マキタさんがさっき言っていた、フラット化してるんですよね。社会が。SNSとか発達してて、誰もが自由に発信できるようになって。みんな自由になった。自由ってことは、嫉妬も表明できるようになったっていう部分もあるんですけども。

(マキタスポーツ)うんうんうん。

(プチ鹿島)そうすると、誰かすぐ叩かれる、突っ込まれるじゃないですか。考えたんですけど、SNSのおかげでね、フラットになった。じゃあ自由か?って言ったら、意外と自由になりすぎて、みんな周りの様子をうかがってね、下手なことを言ったら叩かれるとか炎上するとか、様子見する社会が少なくともSNSの空気には蔓延してると思うんです。

(マキタスポーツ)あるある。

(夏江紘実)そうですね。

(プチ鹿島)菊地成孔さんっていう方がね、いまのSNSのことを『終わりのない学級会』っておっしゃってて。まさにそれが学級化社会になってるんですよ。SNSの中では。その中では、みんながかえって自由になりすぎて言論萎縮しちゃっているって中で、じゃあ出てくるものは何か?って言ったら、両極端なものなんですよ。たとえばそれがヘイトスピーチ出会ったり、美談であったり。これ、美談とヘイトスピーチって僕、つながっていると思うんですよ。

(マキタ・夏江)うん。

(プチ鹿島)みんなが萎縮して、なんとなくのことしか言えなくなった時には、やっぱり過激なものしか出てこないっていう。度を過ぎたヘイトか、度を過ぎたいい話しか出てこないんですよ。で、ヘイトスピーチだってあれ、当然許されるものではないじゃないですか。でも、なんでああいうのが支持されるのか?一部にはね。それはやっぱり、ああいうことを言う人が現れたら、なんかみんな、『言えない本音を言ってくれた!』と勘違いして溜飲を下げちゃう人がいるんじゃないか?と。

(マキタスポーツ)うん。

(プチ鹿島)それはつまり、あの人たちが悪いっていう、ただそれだけじゃなくて、中庸な、真ん中の、普通の意見がどんどんどんどん言えなくなってきちゃっている。

(マキタスポーツ)言えなくなってる。白か黒か、はっきりせい!みたいな。

(プチ鹿島)一方でその逆がいい話ですよ。いい話っていうのは、だって中身を問われないんですよ。だっていい話だから。なんだったら、それ嘘を盛ってもいいわけだし。

(夏江紘実)あー!

(マキタスポーツ)それがあれだ。佐村河内事件の・・・

(プチ鹿島)そうなんです。結局、佐村河内っていうのはまんまとそこを突いてきた人なんですよね。だって僕が佐村河内のことをちゃんと知ったのって、恥ずかしいですけどこの事件の時ですよ。それまではなんとなくは知ってたんです。NHKスペシャルで。でも、そういうのって、くすぐったいというか。ちょっとスルーしてたんですよ。

(夏江紘実)うんうん。自分の中で。

(プチ鹿島)でも、それは結局、『あれ、なんだ?』って。昔だったらね、ある意味意識の低いおじさんが、『あんなもん、だって聞こえてんじゃねーか?』って。

(マキタ・夏江)(笑)

(プチ鹿島)迂闊な言論っていうか、迂闊なツッコミっていうのが成り立っていたわけですよ。だけどいまですよ、たとえば1年前、2年前、佐村河内がね、ピークの時に『あれ、おかしくねーか?耳、聞こえてるんじゃねーか?』って言ったら、すぐ叩かれますよ。こっち側が。だからこう、スルーしてしまう。黙殺してしまう。で、一方では絶賛する人しか現れない。世の中が、絶賛と黙殺の二極化になって、中間がいなくなったら、熟考する人がいなくなったら、それは佐村河内みたいにやり逃げする人が登場するに決まってるんですよ。

(マキタスポーツ)そうだよね。

(プチ鹿島)それはたぶんヘイトスピーチの論理と同じなんですよね。

(マキタスポーツ)そうなんだよなー。

(プチ鹿島)だから俺、佐村河内って本当にあの問題って、ただ笑って、『ああ、こんなこともあったね』って言うんじゃなくて、意外とこの時代を象徴する、まんまと大逃げした人物ですよ。絶賛と黙殺にわかれるから。

(マキタスポーツ)このおじさんが言ったように、絶賛の反対は批判ではなくて、実は黙殺っていうものがあって。

(プチ鹿島)もしくは苦手っていうね。

(マキタスポーツ)そうそうそう。俺も完全にそうだったもん。だから江頭さんの美談とかよくネットで出回るじゃん。俺、苦手だから避けちゃう。

(プチ鹿島)くすぐったくて。で、なんだったら、たけし軍団さんがフライデー襲撃事件の時にね、志村けんさんが面倒を見てくれたっていう・・・俺、いいね!押しそうになったんだけど。

(マキタ・夏江)(爆笑)

(プチ鹿島)どうも違うな、くすぐってーなと思って。やっぱり、全部は読まなかったわけです。そしたら去年ですよね、ついに当事者であるグレート義太夫さんが『いや、これ嘘ですから』って。やっと声をあげたんです。その時にやっと声を上げたっていうのは、だって、誰も被害者がいないわけで。しかもこれ嘘ですよって言うの、芸人として野暮ったい気持ちがあって。だけど、あれだけシェアされて広まっちゃうと、やっぱり当事者として声をあげなきゃいけないっていうので義太夫さんが。

(マキタスポーツ)そうなんですよ。

(プチ鹿島)で、やっぱり沈静化するじゃないですか。そういうことですよ、やっぱり。

(マキタスポーツ)意外と義太夫さんっていうのは普段、声小さい人なんだよ。で、それがネットで結構大きい声になったっていう(笑)。

(夏江紘実)大きい声になっちゃった。どうしましょう?っていうことで。

(プチ鹿島)だからあれも結局、美談っていうのは本当に怖いなって。美談怖い説を唱えていて。ただ過激ないい話で、中身は問われないんですよ。だって、いい話だから。だからそこに嘘を盛り込まれる。だってね、これ、いい話と面白い話を比べてみたらわかると思うんです。『いまから面白い話をやります』っつったら、チェックが入るでしょ?中身の精度が問われるでしょ?

(夏江紘実)どういうものか、気になりますよね。

(プチ鹿島)そうでしょう?面白くないよ!っていう査察が入るでしょ?だけどいい話って、いいんですよ。それだけで。いい話だから。

(マキタスポーツ)(笑)

(夏江紘実)たしかに!『あ、よかったね』で終わりますね。

(プチ鹿島)いちいち突っ込むのが、もうなんか億劫だし。

(マキタスポーツ)そうだよね。

(プチ鹿島)だから僕、思うんです。羽生事件・・・

(マキタスポーツ)羽生事件って(笑)。袴田事件みたいになってるけど(笑)。事件なの?

(プチ鹿島)あの、激突してね。血だらけに。頭を負傷して包帯を巻いて出てきました。で、僕はうっかり、『へー、がんばってるな』って思っちゃったんですけど。

(マキタスポーツ)(笑)

(夏江紘実)ちょ、ちょ、ちょーっ!(笑)。

(プチ鹿島)だけどちょっとネットを覗いてみたら、もうだから先ほどの学級会化する真面目な社会で。『これは棄権したほうがいい』『いや、美談にするな』っていう。そういう意見で。迂闊な言論って、ちょっとヤバかったじゃないですか。言えなかったじゃないですか。

(マキタスポーツ)そうだよね~。言えなかったみたいね。

(夏江紘実)触れづらい感じ。

(プチ鹿島)なにが足りなかったって、ああいう時はやっぱり熱いおじさんのね、『ああ、もう羽生、怪我して出るんだったら優勝してほしかったわ』っていう、迂闊なおじさんが昔はいたんです。

(夏江紘実)(笑)

(マキタスポーツ)昔はいたね(笑)。いたいたいた。

(プチ鹿島)でも、それがいま認められない。なかなか言えない空気になって来た。そしたらね、どんどん学級会化しちゃいますよ。だから僕は来年の自分のテーマでもあるんですけど。じゃあこれをどうするか?っていう時には、やっぱり意識の高い人たちっていうのがご活躍されるわけじゃないですか。そういうところでは。だからむしろ意識の低い言論を放っていけばいいんじゃないか?と。

(マキタスポーツ)そうだ。だからそれがボケ化することでしょ?だからそれは、実は頭のいい人じゃないとできないんですよ。

(プチ鹿島)もっと言うと、意識の低い言論が許されるひとつのアリバイというのは、その物事に対して熱く見てる人ね。たとえばその羽生のスケートを熱く見ていたおじさんにしか言えないわけ。『俺、優勝してほしかったわー』って。たとえば、延長50回の高校野球の。あんなのブラック企業だなんだって真面目な人が言います。だけど、ねえ。『こんなのすぐにタイブレーク制度を導入した方がいいんじゃないか?』とか『大阪ドームでやれ』とか。もう、全てご正論なんですよ。

(マキタスポーツ)それを言う側っていうのは実は・・・

(プチ鹿島)通りがかりの正論でね。あってもない正論でね。

(マキタスポーツ)ションベン正論。

(プチ鹿島)だけど、それより実は、ちゃんと見ているおじさんっていう。延長50回をずっと見ててね、『うわー!どっちにも勝たせてやりてー!』とか。『51回までやりゃいいじゃねーか!』とか。それ、迂闊な言論です。だけど、意識が低くてもいいんです。ちゃんとその物事を熱く見ていれば。そういう人になれば・・・だからマキタさんがよく、『視野狭窄になった方がいいんじゃないか?』っていう。そこに通じるんですよ。

(マキタスポーツ)あえてね、狭くしていった方がいいんじゃないか?っていう。

(プチ鹿島)迂闊な言論が僕は必要だと思うんですよね。

(マキタスポーツ)そうだね。だからそれをね、PKさんとか僕もね、提唱してるんですけど。これ、なかなか難しくてね。いまね。

(プチ鹿島)難しいんですよ。

(マキタスポーツ)だけどそれはね、我々の役目として言ってった方がいいと思うんですね。で、視野狭窄おじさんでもありますから。PKさんとか。で、それを面白く語っていればいいじゃないですかっていうような話ですよね。

(プチ鹿島)そうなんですよね。

(夏江紘実)ああ、たしかに。楽しそうに話して。

(プチ鹿島)だからどんどんみんながね、真面目な学級会化してるっていうのが、それはしょうがないんでしょうけど。誰もが意見を言えるから。もっと迂闊な、意識の低い人がいてもいいんじゃねーかな?っていうのは僕、来年の自分のテーマでもあるんですよ。たとえばこの間、ご存知ですか?ジャポニカ学習帳の話、知ってます?

(夏江紘実)よく使いますね。小学校の時とか。

(プチ鹿島)そうでしょう?あれがほら、植物のデザイン。表紙が。

(夏江紘実)あったあった!緑の枠に写真が。

(マキタスポーツ)虫とかあった。

(プチ鹿島)虫。昆虫。これがびっくりしたのが、この間、その昆虫の表紙が、『昆虫気持ち悪いからやめろ!』っつって。ジャポニカから昆虫の表紙が消えるんですって!

(夏江紘実)うえーーーっ!?

(マキタスポーツ)マジで!?

(プチ鹿島)びっくりするでしょ?

(マキタスポーツ)本当に?

(プチ鹿島)本当に。大問題ですよ、これ。これ、いちばん今年のね、大ニュースだと思うんです。

(マキタスポーツ)ダメだよ、クレーマーの方、向いちゃ。そんな。

(プチ鹿島)そうなんですよ。だから、そうでしょう?

(夏江紘実)長年に渡って、誰もが知っている・・・

(プチ鹿島)だからそれが、親とかだけじゃなくて教師からもそういう意見があがってたっていう。

(マキタスポーツ)(笑)

(夏江紘実)おかしいでしょ!?なんでいま出てくるんですか?

(プチ鹿島)で、ショウワノートさん、真面目だから。『ひとりでも嫌な人がいるんだったら、やめよう』って。もう昆虫の表紙、消えるんです。

(マキタスポーツ)欽ちゃんみたいなこと言ってんじゃねーかよ。

(夏江紘実)なんでもありじゃないですか。もう。

(プチ鹿島)だからこれもおかしいでしょ?よく考えたら。だからこれも、おかしなポイントって2点あって。そのクレームを入れた人っていうのは、何人なんだ?っていう話ですよ。

(マキタスポーツ)そうだよね。

(プチ鹿島)これ、そんなだって少ないと思うんですよ。圧倒的多数じゃないと思うんです。でもいま、声の大きい少数者の意見の方が通っちゃうんです。普通の人は、意識の低いおじさんは黙ってるんですよ、だから。だいたい、届けないわけですよ。

(マキタスポーツ)これ、だからあべこべになってるからね。言っておくけど。みんなね。実はPKさんが言うところの意識高い系っていうのは、実はヤバいと。意識低いというのは、実は数が少なくて、しかも結構黙っているっていう。

(プチ鹿島)だから、ここのラインナップにもありますけど、写真週刊誌のFLASHっていうのがね、何月ごろかな?回収で発売が・・・9月か。FLASH回収っていうニュースがありましたよね。で、僕Twitterとか見てたら、やっぱり意識高い感じの人たちは『いや、これはもう報じてはいけないものを。虎の尾を踏んだからだ!』みたいな。

(マキタスポーツ)(笑)

(夏江紘実)おー、すごい力説してますね。

(プチ鹿島)みたいなのがあって。で、僕、マキタさんの後を継いでいま山梨でね、週に1回、3時間のラジオをやってるわけです。毎週火曜日に行ってるんですけど、山梨に行ったら、午前中に普通にそれ、売ってたんですよ(笑)。

(マキタスポーツ)(笑)

(夏江紘実)もう、いい(笑)。そういうの、いいじゃないですか。

(プチ鹿島)山梨、最高なんです。だから俺、買って。当然、答え合わせするじゃないですか。どれだけ、たとえば報道ステーションがなにかマズいことを報道したんじゃないか?みたいなね。いかにも大好きな話題、あるでしょ?ところが、袋とじで、要はセレブの自撮りヌードを載せちゃったんですよ。だから。

(夏江紘実)ほう!

(プチ鹿島)もしそれがセレブから訴えられたら、莫大な金が発生するから回収した方がいいっていう。どうやらそれがいちばん回収した理由らしいんです。事実って意外とそういうマヌケなことなんですよ。別に報道ステーションがね、なんかアンタッチャブルなことを報じたからとかね。それによって誰か犠牲者が出たとかね。ぜんぜん違うの。だけどまだ俺がそういうことをTwitterで報告しても、『いや、それじゃない』ってさ。お前、じゃあ見たのか?FLASH、お前見てねーだろ?っていうさ。

(夏江紘実)ものをね。

(プチ鹿島)だから現物を見てないのに。俺からすれば、熱く見たおじさんですよ。俺、見てるんだもん。だって。これがアウトなんでしょ?って。全部いろいろ、裏付けを探ってみる。どうやらそれらしいんですよ。だけど、やっぱり自分の物語に落ち着きたい。だから俺、意識高い人は意外と低いんじゃないか?っていう説も唱えているんですね。自分の思想っていうか、意見から離れられない。意外と世の中ってマヌケですよって言っても、気にしないんですよ。

(マキタスポーツ)そうなんだよね。

(プチ鹿島)こういう風にしなきゃ、落ち着かないっていう感じがね。

(マキタスポーツ)さあさあPKさん、面白いんですけど。後半戦に行く前に、ちょっと1曲はさみたいと思います。何を聞きましょう?

(プチ鹿島)あの、あみんのですね、『待つわ』。

(マキタスポーツ)何でだよ!?

(プチ鹿島)この間、ある番組を聞いてたらですね、池上彰さんが出てて。何をリクエストするのかな?って、この曲だったんです。

(マキタスポーツ)ああ、そうなんだ。

(プチ鹿島)はい。意外と意識低いです。

(マキタ・夏江)(笑)

(プチ鹿島)真似してみました。だからいいんです。待つわで。この2014年、待つわで。

(マキタスポーツ)行きましょう。行きましょう。

(プチ鹿島)熱いですよ。



(マキタスポーツ)いや、もうねー、いま曲の間も話は尽きないんですけどね。

(夏江紘実)止まらないし、もっと・・・

(プチ鹿島)『池上さんはドSじゃねーか?』っていうね。

(マキタスポーツ)池上さん。ちょっとあのね、まばたきの目がね、怖いんですよ。

(プチ鹿島)俺、ドSだと思いますよ。あの人を追い込んでいくね。ちょっとヨダレが見える感じですよね。

(マキタスポーツ)俺、手の上にウンコ乗せてクチャクチャずっとやってるって。勝手なイメージですよ(笑)。

(夏江紘実)なんでクチャクチャしてるんですか?(笑)。

(マキタスポーツ)クチャクチャやってないと気がすまないみたいな。

(プチ鹿島)でも、池上さんが受けるっていうのもすごくわかっていて。やっぱりこれだけのツッコミ社会だったら、さらに突っ込む人。もしくはこれだけ意地悪な社会だったら、さらに意地悪な人が受けるんですよ。去年だって半沢直樹の土下座が受けたのはやっぱり、みんな『もっと面白い意地悪がいるぞ!』っていうことなんですよ。

(マキタスポーツ)うんうんうん。

(プチ鹿島)で、さっきのジャポニカですけど、結局あの2つめね。うちの嫁が言ってたんですよ。『私も昆虫嫌い。だけど、嫌いだから別に植物の方を買っていた』っていう。
(夏江紘実)わかるわかる!

(プチ鹿島)嫌なら買わなきゃいいじゃん。ただそういうことですよね。だけど、嫌なら買わなきゃいいだけの話なんだけど。昆虫の表紙を。だけどそれを排除しようってことは、世の中に自分の気に入らないものが存在するのが嫌!っていう人がいるんですよ。これはものすごい潔癖症と言えば聞こえはいいけど。ものすごい排他主義ですよね。

(マキタスポーツ)ものすごい排他主義。

(夏江紘実)っていうか苦手なものがあっても、仕方がないと思っているのが普通じゃないんですか?

(プチ鹿島)それ、大人の態度で。世の中の99%は自分のわからないものだったり、理解できないものだったり、苦手なものであったりって、普通思うじゃないですか。

(マキタスポーツ)そうだよ。

(プチ鹿島)だけど、やっぱり買わないっていう選択肢をしないで、もうやめろ!って言うっていう。どれだけ危機的なんだ?っていう。だからそれはツッコミ社会の極地ですよね。それで言うと今年ね、これぜひ話したいんですが。11月に、百田尚樹さんの『殉愛』という本が発売されて。

(マキタスポーツ)出た出た出た。

(プチ鹿島)やしきたかじんさんの最後の2年間を看病、看取った奥様ですよね。奥様のお話を聞いて百田さんが本にしたという本で。これ、マキタさん読みました?

(マキタスポーツ)俺、読んでないのよ、これ。ちょっとわずらわしくて。

(プチ鹿島)わずらわしい?ザワザワしますよね。僕はわずらわしいことになるんじゃねーかな?って思ったからこそ、発売2日目に読んだわけですよ。これは好きとか嫌いとか、面白いとか面白くないとかじゃなくて。これは読んでおこうと。まず結論から言うと、めちゃくちゃ面白かったんですね。読み物としてはね。

(夏江紘実)へー!

(マキタスポーツ)読み物として面白かった。

(プチ鹿島)百田尚樹、恐るべし。やっぱり筆の力がね、めちゃくちゃ面白いです。ただ僕が買った時から、『あれ?これ奥さん側の証言を一方的に書いてるんじゃないの?』とかみたいな。それこそツッコミみたいなのは来てたから。だから僕も読みながらね、付箋を貼ってたわけ。たぶんこういうところが突っ込まれるんだろうなって。こういうところが、反論の余地が向こうはあるんだろうなと思ったら、まあ付箋だらけになったんですけど。

(マキタ・夏江)(笑)

(プチ鹿島)ただね、読み物として面白いんですよ。で、意外と・・・美談っていうテーマで、今日僕、裏テーマだって話してますけど。意外とお涙頂戴の美談調にはしてないんですよね。というのは、その奥さんが話している2年間の百田尚樹に話したエピソードが、もう壮絶すぎて、劇的すぎて、それをさらに美談にしない方がいいっていう判断があったんだろうね。淡々と書いてるの。

(マキタスポーツ)あー。

(プチ鹿島)だから俺は読み物として、書き手としてどれぐらい抑えて書いてるのかな?っていうので、正直読みたかったんです。そしたらもう、見事に淡々と抑えて、なんか次の章に誘導するような。そういう書き方をして。やっぱり読み物としては面白かったですね。ただ、いま言いましたよね?僕ね。奥さんの話した劇的すぎるエピソードっていうのがいまネットで検証されていて。面白いんですよ、これ。言っておくけど、プロローグがいちばん面白いんですよね。

(マキタスポーツ)プロローグ?始まりだよ。

(プチ鹿島)要は奥さんと百田尚樹が、たかじんさんを偲ぶ会で出会うエピソードがいちばん面白いんですよ。というのは、『家鋪の妻でございます』と言って百田さんにご挨拶してきた。で、『うちの主人は百田さんのことを本当に褒めていて。メモ書きがある。ついては、いつかお時間がある時はこのメモ書きを読みに来てください』と。で、百田尚樹は上手いなと思うのは、そこで『これが噂の奥さんか』と。その時はもう女性週刊誌でね、遺産目当てって叩かれてたから。『これか』ということで、『気持ちはうれしいが、なぜ?私を利用する気だろうか?』みたいな、半信半疑のことを百田尚樹が。言ってみれば疑心暗鬼になっている。

(マキタスポーツ)へー!おもしれー!

(夏江紘実)自分の気持ちも書いてあるんですね。

(プチ鹿島)ここはやっぱり書き手として上手いわけです。最初からそこを奥さん絶賛でいくと、『ああ、これは完全に奥さんの・・・』ってね。そうじゃないんです。百田尚樹は半信半疑の自分の心情を書いている。で、しかも、『次にまたメールが来た。で、私は一応返信だけ、型通りにしておいた』と。まだそこで、怪しいぞっていうのを疑っているわけです。で、いわゆる関西のスタッフの方とかに『奥さん、どういう人なの?』っていうとやっぱり、『あの人は、かわいげのあるいい人ですよ』っていうのがあって、初めて会って。そこでメモを見せられて、グッと来ちゃうわけですよね。

(マキタスポーツ)はー。

(プチ鹿島)で、そっから。でもまだね、まだアリバイ的なことを書いてあるんですよ。『その後、奥さんの闘病記が3時間ぐらいに渡ったんだけど、私はとりあえず途中で、適当なところで話を聞いて席を立とうと思った。だけどその話が面白い、劇的すぎるので、私は3時間経ってしまった。で、東京に帰って全ての編集者たちにスケジュールを半年ずらしてくれと。その半年間、この手記を書くから』っていうので、始まるわけですよ。

(マキタスポーツ)へー!

(プチ鹿島)つまり半信半疑。読者に対してはですね、『これ、怪しくないよ、怖くないよ、怖くないよ』って言いながら、自分の戸惑いを見せているわけです。

(夏江紘実)そっから入ってくるんですねー!

(プチ鹿島)変な話、プロローグがいちばん面白い。入ったらもう、闘病記の、奥さん絶賛の。奥さん、スーパーウーマンなんだから。だって、お医者さんでもわからないような症状をネットで調べて、『これは○○じゃないですか?症状じゃないですか?』って言って。『これを治すには、こういう施設のある病院に転院させたい』。そういうのを自分でどんどんやっていくんですから。

(マキタ・夏江)へー!

(プチ鹿島)スーパーウーマンです!で、お医者さん曰く、『こんなに介護に熱心だった人もいない』と。で、いまネットにあがっているのはいい話ですよ。いい話ですが、だからこれ美談のいい話の極地なんですよね。で、いまネットで上がっているのは、そのそもそもの、たかじんさんの残したメモと筆跡が・・・奥さんが書いてるんじゃねーか?って説ですよ。

(夏江紘実)マジですか!?

(プチ鹿島)だからいま、そこネットのツッコミ社会のすげーな!っていうところはそういうところなんです。いざ、これ怪しいぞっつったら、警察とか公とかマスコミが動く前に集結して。まあ警察はこの件は関係ないですよ。マスコミとかが動く前に集結して、徹底的に審査してくれるわけです。

(マキタスポーツ)審査ね。調べる。

(プチ鹿島)だからそこはいい機能が働いてるんですよ。

(マキタスポーツ)だってそのイタリアかなんかに嫁いでいた時の写真とかも、バンバンあがってきたりとか。すごいよね。

(夏江紘実)へー!どっからそれ引っぱってくるんですか?

(プチ鹿島)だから2年前。2012年か。2年前に知り合ってるんですよね。クリスマスにイタリアからたまたま帰国した時に、Facebookでたかじんさんと知り合ってっていうのはあるんですけど。実は、そのネット捜査隊によると、その時にすでにイタリア人と結婚してた疑惑。で、それを掘っていくと、そのブログを奥さんが更新しているらしいんです。で、そもそもたかじんさんとFacebookで知り合ったのが、お互い犬好きだったんですよね。

(マキタスポーツ)(笑)

(プチ鹿島)で、たかじんさんに『いいね!』って言われた犬が、その奥さんがイタリアであげていたブログにも登場してるんじゃないか?って。

(マキタスポーツ)そうそう。同じ犬だ!って。

(プチ鹿島)すっごいんです。いま、捜査隊は。

(マキタスポーツ)ネットあるある探検隊が。

(プチ鹿島)そう。

(夏江紘実)うーわ!すごいですね。

(プチ鹿島)で、そのメモの筆跡も、昔のたかじんさんの残した筆跡と合わせて、これは怪しい。これ、たかじんさんの筆跡と違うじゃねーか?みたいな。

(マキタスポーツ)だからお前は誰なんだよ!?

(プチ鹿島)これも僕がよく提唱している半信半疑なんです。全ては。これ、いま白黒つけようとしてるじゃないですか。たかじんの本を書いた百田尚樹が白か黒か?いや、物事にはいろんな角度があって、百田尚樹は奥さん側のたぶん角度を見たんです。だからこれは、実はね、僕結論から言うと、百田尚樹と奥さんの本なんですよね。言ってみれば。

(マキタスポーツ)うんうんうん。

(プチ鹿島)たかじんさんと奥さんの本じゃないんです。百田尚樹がいかに奥さんにハマってですね、熱くなって。じゃあこれを書こう!っていう。それを味わえばいいんですよ。で、それを怪しいっていう人は、どんどん本を出せばいいと思うし、追求すればいいと思う。だから僕は変な話、これを最初に読みましたよね。言いましたよね。週刊誌とかがね、逆側のサイドの意見をバンバン出してくれて、論争になっていくんじゃないか?と思って。下世話な興味で僕は読んだんです。

(マキタスポーツ)うん!

(プチ鹿島)そしたら週刊誌、一切やってないです。この時点で。12月の中旬の時点で。

(マキタスポーツ)やってないよな!

(プチ鹿島)どうやら百田タブーっていうのがもしかしたらあって。大ベストセラー作家ですから。週刊誌にはいろいろ、百田叩きをしたらマズいんじゃないか?見たいな。俺、最初はさ、そんなことを言っている人がいて。『いやいや、いくらなんでもそんなことはないでしょ?』と。そしたら、いまだに12月中旬ですけど。出てないですよ。

(マキタスポーツ)ぜんぜん出てないよ。ネットだけだよ。ネットだけ。SNS市民の人たちだけの話になっちゃってるもん。

(プチ鹿島)いや、本当にそうなると残念なことで。じゃあ『ネットだけにしか真実がない』って言う人の気持ちも分かるよね。だってもうみんな、自分に都合の悪いこと、なんだったら自分にしがらみのあることはもう、書かないんだから。で、林真理子さんが、週刊文春のコラムで、ここをあえて、『なんでみんなスルーするんだ?』と。林真理子さんも結果的に、俺、あの人いいなと思ったのは、同じことを言ってるんです。あの人も結局、下世話基準なんです。

(マキタスポーツ)そうだね。

(プチ鹿島)あの人もたかじんさんの本を読んで。『やっぱり百田尚樹さんの本をグイグイ読んでしまった。徹夜で』って。おんなじ印象なんです。でも、それに関して、これは怪しいと。『百田さんは本当に騙されたのか?私は週刊誌を待ち望んでいる』と。そしたら出てこないから、林真理子は怒っているわけです。

(マキタスポーツ)下世話目線だ!

(プチ鹿島)そう。だから正義とかじゃない。『私の下世話な知る欲望を、なんで週刊誌は書いてくれないのか?』と。おんなじことなんです。だから、言ってることは。

(マキタスポーツ)そりゃそうだ。

(プチ鹿島)で、『これを突っ込まないんだったら、書かないんだったら、じゃあ朝日新聞が嘘だとか、20年間吉田証言を口をつぐんできたとか、みんな突っ込めないよ?』と。まさにおっしゃる通りなんです。林さんの。

(マキタスポーツ)そうだよね。

(夏江紘実)たしかに。

(マキタスポーツ)だからその下世話基準っていうのも通用しなくなっちゃってきてるような感じの空気も嫌だよね。

(プチ鹿島)だから、自主規制なんですよね。だからこの間ね、選挙があって。ある与党がね、『じゃあ公平中立にやってください』って放送局に出しましたよね?それ、やっぱり問題点。論議されるところっていうのは、出した方も出した方ですけど、もしですよ、それを真に受けて自主規制しちゃったら、それはダメじゃん!っていう。でも、やらないよね?っていう。少なくとも、僕らは信頼性が、一縷の望みがあるわけじゃん。

(マキタスポーツ)うん。

(プチ鹿島)でも今回のね、もっとレベルを下げて、この百田スルーをしてるってことは、意外と僕は根がつながっていて。『ああ、やっぱり自主規制しちゃうんだ』っていう残念さがあるんですよね。

(夏江紘実)規制しちゃった結果みたいになってますもんね。いま、なにも出てこないってことは。

(プチ鹿島)意外とその下世話基準で見ると世の中が見えてくるっていう。やっぱり百田スルーしてるじゃん!っていう。

(マキタスポーツ)百田スルー(笑)。百田スルーっていう言葉が生まれましたな。

(プチ鹿島)もう1回言うけど、僕はあの百田本を読んで、どっちなの?これは奥さん側の言い分をただやっているだけなんだと。じゃあ奥さん側の反対する人はどんどん証言していけばいいし、じゃんじゃん週刊誌も報じればいいし。なんだったら、そっちの本も読めばいいと思うんですよ。

(夏江紘実)いろんな意見が出てきて。

(プチ鹿島)そうですよ。だって、もっと壮大な話をすると、宗教とかもそういうことだと思うんですよ。あるカリスマがいて、その言葉を伝えるカリスマ作家が書を作って。それを信じる民に布教する。それを信じた人は、ひとつの宗教で。じゃあ、いいじゃないですか。これ、殉愛っていう。じゃあ殉愛を信じる人たちがいてもいいわけです。でも、殉愛どうなの?っていう人たちもいても、当然いいわけですよ。

(夏江紘実)たしかに。

(プチ鹿島)そういうところは活発にならないと、気持ち悪いじゃないですか。だって。

(マキタスポーツ)それはたしかにそうだ。

(プチ鹿島)ただ、読み物としてはめちゃくちゃ面白い。やっぱり。筆の力がすごい。

(マキタスポーツ)で、俺はやっぱり思うのは、間にさ、いまその教義を整理してさ、本にまとめる人がいるわけじゃんか。PKさんが言ったことはまさにそういうことだと思うんだけど。それの本人は、当のカリスマはただ生きただけ、みたいなところがあるわけだから。そこで物語が作られるわけですよ。その次に。で、物語をみんなありがたがるっていう風潮はやっぱりあるよね。

(夏江紘実)ありますね。

(マキタスポーツ)で、いまもう一方で、神話がいらないって言われているような時代でもあると思うんですよ。神話を必要とされてない時代であって。すぐ神話に対して突っ込みが入ってくるんです。だけどその実、結構みんな物語ってほしがっていると思うんですよね。

(プチ鹿島)そうなんです。だから本当にキーワード、美談なんですよね。その羽生の時の『美談にするな!』っていうのは、やっぱり美談にやられてきた自分。美談が相変わらず・・・で、そういう人たちっていうのは前近代なというか、旧日本的な、土着にまみれた汗臭い美談って大嫌いじゃないですか。

(マキタスポーツ)そうだね。

(プチ鹿島)だからそういう突っ込みがくるんですよ。でも相変わらず、人々は物語を欲しているから、殉愛っていうのがものすごく売れて。それ、どうなの?っていうその立場は絶対に必要だし、あっていいんだけど、それすら、下世話な記事が口をつぐんじゃう。その人としがらみがあるんだったら。それ、じゃあその週刊誌がどれだけこれから辛口で切り口で、政治家のをスキャンダル!とか言っても、『しがらみがないから書いてるだけでしょ?』っていう冷めた気分になっちゃう。

(マキタスポーツ)そうそうそう。

(夏江紘実)そこは書ける分野なんでしょ?みたいな。

(プチ鹿島)冷めた気分になっちゃうわけ。だから、書いてほしいんだよね。これ、別にアンチ百田とかそういうことじゃなくて。いろんな角度をやればいいじゃん。これは百田尚樹が信じた物語を書いているだけで。じゃあ百田尚樹の言うことなんか、奥さんの言うことなんか嘘だよっていう物語を誰か発してほしいんだよね。それを読み比べればいいんですよ。それが半信半疑の下世話なおばちゃんたち。僕もおばちゃんですけど。

(夏江紘実)ちょっと待ってください。おばちゃんだったんですか?

(プチ鹿島)欲することなんですよ。おばちゃんおじさんですからね。

(マキタスポーツ)おばちゃんおじさん。よくわかんないです。

(プチ鹿島)林真理子的なね。林真理子もだから・・・

(マキタスポーツ)おばちゃんおじさんなんですね(笑)。

(プチ鹿島)おばちゃんおじさんです。林真理子、たまにおじさんになる瞬間がある。だから今回、林真理子がああいう風に書いてくれたっていうのは、ポンと膝を打ちましたよね。おばちゃん、おじさんたちは。

(夏江紘実)そういう意見を述べたってことですもんね。

(プチ鹿島)でも林真理子さんの大御所ぐらいでしか口にできない怖さっていうのもありますよね。

(マキタスポーツ)そうだな。下のものが・・・いや、PKさんなんかひょっとしたら存在してないってことでしょ?

(プチ鹿島)してない。

(マキタスポーツ)みたいなことにされているかもしれないんだから。そうなんだよねー。

(プチ鹿島)これ、全てつながってますよ。美談と、過激な美談っていうね。うん。

(マキタスポーツ)本当にね、話が尽きませんけども。今年はもう、PKさんが予言してたこととかがね、結構バチバチ来ちゃってるっていうところも結構あってね。

(プチ鹿島)ああ、そうですねー。

(夏江紘実)パチンパチン。

(マキタスポーツ)そうなんだよ。当たってきちゃっていることとかも、ちょっと恐ろしいこともありますけど。

<書き起こしおわり>

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