モーリー・ロバートソンさんがBSスカパー!『水曜日のニュース・ロバートソン』の中で「全員野球内閣」と題された第4次安倍改造内閣について話していました。
(プチ鹿島)さあ、私が気になったのは安倍改造内閣。「全員野球内閣」ということでね。これ、昨日「全員野球内閣」っていうフレーズを言ったその翌日に高橋由伸監督が辞任っていう……すごく縁起が悪い流れになっていますけども。大丈夫かな?って思うんですけども。
(モーリー)はい。
(プチ鹿島)やっぱり新聞とかは「○○内閣」っていう風にフレーズをつけたがるじゃないですか。僕はそれ、今回毎日新聞に聞かれて。僕は「野球じゃなくてサッカーのボール回し、パス回しじゃないか?」っていう風に答えたんですよ。モーリーさん、どうですか? 要は来年の参院選までフレッシュな新鮮味はない、派閥順送りの人事で……。
(モーリー)いままでの貢献度に応じて褒美を与えているような。
(プチ鹿島)昔ながらのね。モーリーさん、今回の人事とかを見てどう思いました?
(モーリー)新鮮度がないという点では全く同感で。そこにそういう、本来なら劇薬である「教育勅語」をなんかふりかけでパラパラッと。しかもシレッと軽く言ってしまっているというのが、たぶん大臣になられた方も含めてまだ当事者意識がなくて、ぼんやりしている。
(プチ鹿島)だから新しくはじめて大臣になった方が12人ということで。やっぱりそういう記者会見とかでの失言じゃないですけども。そういうのがこれから出てくるんじゃないかって言われているじゃないですか。
帰ってきた人たち
(モーリー)あとは自衛隊の日報問題で辞任をされた元防衛大臣の稲田朋美さん。いま、復権されていますか?
(プチ鹿島)そうですね。また安倍さんの近くのポスト(自民党筆頭副幹事長)に就いたっていう。
(モーリー)このグルグルとパス回し……なんか1回ドアを出たと思ったらドアがグルグル回転しているっていう。
(プチ鹿島)ついでに甘利さんも(自民党選対委員長に)帰ってきちゃったみたいな。すごいですよね。
(モーリー)これはやっぱり内輪を大事にしているっていう……ほら、ずっと「お友達内閣」とか、それは野党から批判されていたんですけども。これ、やっぱり多少内側を見ていて、有権者はもう投票してくれたんだから用済みみたいな、そういう感じが……(笑)。
(プチ鹿島)で、「まあ石破派もうるさいから1人入れておくか……」みたいな。
(モーリー)なんか弱い決定なんだけど。「国難」で選挙に勝ったんじゃなかったっけ? 国難はどこに言ったの?
(プチ鹿島)「北朝鮮が国難!」って言っていましたね。じゃあ、CMです。
<書き起こしおわり>