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プチ鹿島 アントニオ猪木のデビュー60周年セレモニー・闘魂ビンタ注入を語る

プチ鹿島 アントニオ猪木のデビュー60周年セレモニー・闘魂ビンタ注入を語る YBSキックス
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プチ鹿島さんが2020年3月3日放送のYBS『キックス』の中で武藤敬司さん主催のプロレス興行『プロレスリング・マスターズ』についてトーク。アントニオ猪木さんのデビュー60周年セレモニーの模様を話していました。

(プチ鹿島)だからこういう無観客、もしくは興行を止めるっていうのがね、今のあれなんですけども。その流れで言うと僕、ちょうど先週金曜日。ひとつ注目していた興行がありまして。これもまたご縁なんですが山梨が産んだスーパースター、武藤敬司さん。あの方が主催しているプロレスリング・マスターズという人気興行、大会があるんです。

どういうことかというと、武藤さん……ベテランでカリスマですけど。武藤さんですらまだ若手みたいな感じの、要は言ってみれば昭和末期。80年代後半から90年代にプロレスで活躍していたあのレスラーたちをもう1回、一堂に集めて。ただのOB戦とかじゃないんですよ。ちゃんとトレーニングしてきてもらって、今のファイトを見せてもらうっていう。これがまた当たってね。

(海野紀恵)へー! すごい。

(プチ鹿島)結局、今のプロセスももちろん面白いですけど、やっぱり80年代、90年代を子供の頃に過ごしてた人っていうのはそれが忘れられないから。今はなかなか現場には足を運ばないんだけどで武藤さんとか蝶野さんとか。なんだったら国会議員の馳浩さんも復帰したんですから。馳先生、もう半年ぐらい前から議員宿舎の中にあるジムかなんかで鍛えちゃって。本当に政務は頑張ってるのか?っていうぐらい。でも馳先生はそれぐらい準備をしていたわけですよ。なんだったら現役時代より人気だったですからね。僕も一度、お会いしましたけど。

(海野紀恵)そうですか。

(プチ鹿島)言ってみればタイムスリップですね。そういう興行なんです。だから「マスターズ」っていう。ゴルフにもマスターズってあるじゃないですか。だから単に懐メロとかじゃなく、言ってみればバンドの再結成みたいな、そういう現役感が興行があって。で、しかも今回2月28日は売りがですね、全試合の後にアントニオ猪木さんが来場して。今年喜寿。77歳。デビュー60周年記念。だから17歳の時にデビューしてるってことになるんですよね。それでそのセレモニーがある。ところが、もう先週から興行・エンタメが……「さあ、プロレスリング・マスターズはやるのかどうか?」っていうことで僕、注目したんですよ。密かに。

(海野紀恵)はい。

本当に開催できるのか?

(プチ鹿島)そしたら「やる」ってなったんです。これ、ものすごい大きい決断だったんですよね。実際にそれ、元々人気の武藤さんがやっている大会ですし、猪木さんも来られるということで、チケットも1日、2日で売り切れちゃったんです。ただやっぱり「キャンセルも受け付けます」っていうので、翌日の東スポを見ると、だいたい後楽園って1000人、1100人くらいのキャパなんですけども2、300のキャンセルがあったという。僕も行ったんですけど、やっぱり空席が目立ったんですよね。

まあ当然、それもお客さんの判断だから。それで実際ほら、結構年配のお客さんも多いですからね。ただ僕は行ってみたら、こう考えたんですよね、「むしろもこれ、絶対にやるじゃないか?」と。というのはプロレスっていうのは僕が子供の頃に見ていた、特に猪木さんなんていうのは不謹慎なんですよね(笑)。「不謹慎な中でアントニオ猪木を見る」っていう、またしても、僕が10代の頃見ていたその状況が期せずして訪れちゃったわけなんです。

(海野紀恵)たしかに。

(プチ鹿島)それでたしか猪木さんがデビュー25周年ぐらいの時かな? 90年代の初め、それこそ90年かな? 横浜アリーナで記念大会をやったんですよ。それがものすごい台風が来ちゃってね。僕、当時大阪の大学行ってましたから。でも新幹線のチケットを買って横浜まで見に行くってなったんですけど、もう台風で僕が乗った次の新幹線がストップしちゃって。だからギリギリで行けたんですよ。

(海野紀恵)ええっ、そこまでの?

(プチ鹿島)それで新横浜の駅に着いたら誰もいないんです。そりゃそうです。歴史的な台風ですから。「ああ、これガラガラなのかな?」と思って横浜アリーナに入ったら、めちゃくちゃ盛り上がってるんですよ。むしろなんかそういう世間が、外がそうなんだったら中は盛り上がろうみたいな、そういう変な祝祭感があったんですね。今回もまさしく。だから僕は「自粛してキャンセルをして」っていう、そういう選択肢を選んだお客さんも当然、それも当たり前だと思うんですけど。

一方でこの状況で猪木を見るっていうことにちょっとワクワクしてしまったんですね。「ああ、この感じってプロレスだな」と思ったんですよ。僕はプロレスって世の中の反射鏡だと思ってますから。世の中を反射した鏡だから。そしたら、盛り上がりましたね。本当は猪木さんって今、持病の糖尿病とかのご病気で、77歳でもありますから、歩くのもやっとなんですよ。

(海野紀恵)ああ、そうなんですね。

歩くのもやっとなアントニオ猪木

(プチ鹿島)どうやら車椅子も使われていて。だから最後、セレモニーの時はロープを全部外して猪木さんがリングに上がってこれるように。それで椅子も用意して、そういう準備をして。そして、猪木さんのテーマが鳴るわけですよ。で、猪木さんがやっぱりスーパースターだなと思ったのが、もう足で歩くのも辛いんですよ。お辛いんでしょうけども、付き人に抱えられながらやっとリングに上がって。

そしたら、まっすぐ歩いて椅子に座ればいいじゃないですか。でも、そこで猪木さんがすごいのは、普段通りなら絶対に苦しいはずなんですけど、お客さんが「猪木! 猪木!」っていうとあの赤いマフラーをバーッて掲げて。昔のあのコールをされた時にガウンをバッと脱ぐような。あれをやるんですよ、猪木さんが。もうそれを見るだけで僕なんか、もうたまらなくなっちゃって。

(海野紀恵)うんうん。

(プチ鹿島)絶対痛いに決まってるんですよ。早く座りたいに決まっている。でも、それをやってくれるんです。で、どんどんどんどんと自分の弟子たちが呼び込まれるんです。藤波さんとか前田日明さんとか蝶野さんとか。それで最後、長州さんが入ってきてね。それで「会長!」みたいな。長州さんなんかまた滑舌の悪さで有名だったのがこれ、びっくりするのが、滑舌がよくなっているんですよ!

(海野紀恵)ええーっ!

長州力の滑舌がよくなっている

(プチ鹿島)というのは、ほら。今、Twitterでも話題だし、タレント活動も順調じゃないですか。だからある意味、また化けたんですよ(笑)。だから俺、『KAMINOGE』っていうね、長州さんにもよくインタビューしている雑誌の井上編集長と並んで見てたんですけど。「変な言い方ですけど長州さん、また一皮むけましたね」っつって(笑)。

でもそれぐらい、もう長州力は何度化けるんだ?っていうぐらい。

(海野紀恵)進化が止まらないんですね!

(プチ鹿島)だからある意味、時の人でもあるから。で、ほら。テレビ番組とかよく出ているじゃないですか。だから出てきた瞬間、昔の長州さんだったら何を言ってるか分からなかったですけど、もうマイクをバッと取る「会長! おめでとうございます! 武藤が会長にビンタで喝を入れていただきたいと言ってます!」みたいな。それでドカンですよ。もうね、全部わかってらっしゃる。すごいですよ、長州さん。「ああ、また長州が化けたな。何度目の変身だ、これ?」って思って。そういうのを見るのも好きなんです。

(海野紀恵)へー!

(プチ鹿島)それで正直今、ビンタするのもやっとなんですよ。でも武藤さん、蝶野さん、そして言い出しっぺの長州さんも「じゃあ、お前もやれ! やれ!」みたいな感じで観客にはやされて。で、あと前田日明さんも。昔、猪木さんを徹底批判していた前田日明さんもビンタされて。もうだからみんなね、家族みたいなんだよね。やんちゃな兄弟のね。それを見れてよかったですよ。

弟子たちに闘魂ビンタ

それで翌日ね、武藤さんは東スポに対して「東スポだからぶっちゃけ言うけど、たとえば体力のある団体だったら自粛でもできるけど、体力のない団体だったらもう経済が回らなくて首が絞まる状況になる。そういう人もいるから、考えたい」みたいなことを問題提起してましたよ。で、もちろん新日本プロレスっていうのが今、業界の最大手でね。そこはちゃんとも体力もあるし、むしろ不謹慎とはまた別。逆の。それこそ若い10代とかプ女子とか、そういう健全なファンがついている。

だからいち早く「3月の興行はしばらく中止」っていう判断をしていたり。だからプロレスだからって言って別に全部やっているとかじゃなくて、いろいろとやっぱり世の中の鏡。反射してるんですよね。ちゃんと2週間ぐらい、興行はやめますっていう風に最大手は言っているし。その中で武藤さんみたいな「これをキャンセル食らったら潰れちゃうな」っていう、そういう団体もあるんですよ。だから「自粛ムードのマット界に一石」っていう記事があったんですけど。

「自粛ムードのマット界に一石」

(海野紀恵)なるほど。

(プチ鹿島)まあ、そういうのを見さしてもらって。そういうのも考えさせられたけど、一方でなんか不謹慎な時にアントニオ猪木を見る醍醐味という。猪木さんも最初はさ、黙って聞いていたんですけど。やっぱり今、体力がないから。でもやっぱり不思議なもんで。どんどんどんどん元気が出てきて。最終的にマイク持っていろいろしゃべってるんだよね。「えー、私は今日、ビールを飲んできまして……」なんて。「ビールを飲んできたってどういうことだろう?」って思っていたら、コロナビールとかけているですよ。また不謹慎なダジャレを言ってるんですよ(笑)。

(海野紀恵)なるほど!(笑)。

(プチ鹿島)だからそういう風に乗ってきちゃって。

(海野紀恵)でも、時間がたった今だからこそのの関係性みたいなのが見られて。

(プチ鹿島)そうなんですよ。だからそれが、結局長く見ているものって全然ムダじゃなくて。これ、どんなジャンルもそうだと思いますけど。あれだけいがみ合っていたり……まあでも若いから当然ですよね。「自分が一番なりたい」って言った人が。猪木さんの弟子だから、みんなそういう思いを持つに決まってる。やり手に限って。

それがみんな……どこもかしこもみんな一度はケンカをしている。団体を出ていったりとかしている。それが一堂に集まってね、猪木さんを真ん中に囲んでね。それでビンタして、みんな「ありがとうございます!」って言ってるんですよ。そしてそれをお客さんがね、もう40代以上のお客さんが見守っているんですよ。これはやっぱり僕は行ってよかったなと思いましたね。

(海野紀恵)私、プロレスは全く見ないですけど今のお話を聞いて想像するとやっぱり胸が熱くなるものがありますね。

長く見ていてよかった

(プチ鹿島)ねえ。だから長く見てよかったなっていう。状況はこういう状況で。「本当に呼ぶのかな?」と思っちゃったりしてね。だからこれ、よく考えると猪木さん主催のイベントじゃないんですよ。武藤さんが、要は言ってくれれば目玉として呼んでいる。だから武藤さんのやり手ぶりもあるわけですよ。

だから猪木さんも当然、それが分かってるから。「まあ別に60周年と言われても俺、関係ねえけど。まあ武藤が呼ぶから……」みたいな感じで。それも面白かったですね。いやー、でもね、やっと歩けるぐらいの感じの猪木さんがもう普通にビンタしたり、「ダーッ!」ってやったり。もう元気な歩き姿を見せてくれて。

なんかな……やっぱり「人前に出る」って人のすごさを感じてしまいましたね。まあ、いろんな興行、「さあ、どうなるのか?」ってありますけど、僕はたまたまこういう、本当に特殊なものを目撃できてよかったなというお話でした。

<書き起こしおわり>

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