ドンデコルテ渡辺銀次 白石晃士監督『ノロイ』を語る

ドンデコルテ渡辺銀次 白石晃士監督『ノロイ』を語る ウチらと世界とエンタメと

朝井リョウさんとドンデコルテ渡辺銀次さんが2026年8月10日放送のNHK AM『ウチらと世界とエンタメと』で対談。渡辺銀次さんが白石晃士監督のホラー映画『ノロイ』について話していました。

(渡辺銀次)好きな作品について語り合う番組ということなんですけども。私からじゃあちょっと、いいですか?

(朝井リョウ)嬉しいです。お願いします。

(渡辺銀次)私はホラーが好きで。その決定打となったのがこの2005年の作品『ノロイ』という作品なんですけど。白石晃士監督の映画……最初、ビデオ映画だったのかな? 劇場公開されたのかはわからないですけど。私が初めて見たのはビデオだったんですよ。で、日本が舞台で。モキュメンタリーっていう手法なんで、ドキュメンタリー風。

(朝井リョウ)今ではすごくよく聞きますけどね。

(渡辺銀次)はい。それこそ『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』とかのあの手法なんですけど。なぜかどこかから送られてきたビデオを再生して編集したものがこれですっていう始まり方なんですけど、もう怖くて!

(朝井リョウ)ああ、シンプルにまず?

(渡辺銀次)はい、まず。で、そういうものがあるっていうそのモキュメンタリーの存在もあんまり知らなかったですから。

(朝井リョウ)じゃあ本当、めちゃくちゃいい鑑賞者ですよね。

(渡辺銀次)「えっ、何、これ? こんなの、大事件じゃん!」っていう。

(朝井リョウ)「こんな映像が……?」っていう(笑)。

(渡辺銀次)「いいの!?」っていう。素直に怖かったんです。で、今でもそういう作品って少ないんですけど。テレビ番組でお蔵になったシーンとかが……もちろん、そのフィクションとして作られたテレビ番組ですけど。ちゃんとそのお笑い芸人とか、バラエティタレントさんが出ているテレビ番組のお蔵映像みたいなのがちゃんと当時の……アンガールズさんとかが出演されてるんです。アンガールズ役として。それとかのリアリティもすごくて。ダンカンさんとかが出ていて。当時、よくあったじゃないですか。その心霊検証番組みたいな。そういうののお蔵バージョンっていう。

(朝井リョウ)気になりますよね。そう言われたら。

(渡辺銀次)とかが本当に……「えっ、これ、マジであったんじゃない?」っていう風になるようなやつで。本当に震えたんですよね、これ。

(朝井リョウ)これって物語があるっていう……これ自体は『ノロイ』っていう一作品として長編ということなんですね?

(渡辺銀次)そうなんです。で、ホラー作家の主人公の方がいろんな取材をしていると、ある相談を受けて。最初は「隣の部屋から変な音が聞こえるんです」みたいなのが始まりなんですけど。そこからどんどんどんどん、いろんな謎がバーッて出てくるんです。心霊現象が。それが1本につながって、そのもともとの……「ここが呪いの元凶だった」みたいなところに近づいていくんですけど。

(朝井リョウ)なるほど。じゃあちゃんと、あるんですね。一連の物語の流れが。

(渡辺銀次)はい。繋がっていく感じですね。それがもう面白かったですね。

(朝井リョウ)これが発端となって、それからホラー映画は結構ずっと、ホラーというジャンルがお好きで見ているっていう?

(渡辺銀次)そうですね。これはね、日本が舞台で。日本のその土着信仰とか、そういうのとかも扱ってるんですよ。神社とか、そういう系の。で、やっぱり『エクソシスト』とかも怖いですけど、やっぱり僕ら、クリスチャンじゃないので。

(朝井リョウ)わかります。

(渡辺銀次)その悪魔とかっていうものにだいぶ距離があるんですよ。理性でしか知らないというか。本能的に知らないんですよ。ちっちゃい時からお墓とか、日本だったら見てるじゃないですか。でもその教会とかを体感はしてないんですよね。見ているだけというか。

(朝井リョウ)ちょっとショーみたいに見えちゃいますよね。洋画の怖いシーンって。

(渡辺銀次)これはその土着信仰とか、神社とかなんで。ちっちゃい時から見てる環境の中で起こることだったんです。それが本当に怖くて。たまらないんですよね、これ。

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教会よりも神社や日本の土着信仰に基づくものの方が距離感が近くて怖いというお話、なるほどと思いました!

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