東野幸治さんが2026年9月25日放送のABCラジオ『東野幸治のホンモノラジオ』の中で亡くなった中田ボタン師匠を追悼していました。
(東野幸治)さあ、そしてちょっとね、びっくりのニュースというか、悲しいニュースなんですけど。我々の大好きな師匠、中田ボタン師匠がお亡くなりになったっていう。あつむくん、僕はもう本当に昔、若手の頃、『ナンバ壱番館』っていう今田さんと司会させていただいた番組。
これ、どういう番組かというとABCの11時15分から。当時、『ニュースステーション』の後の、言うたらABCがもうドル箱番組よね。当時は紳助さんがやってたりとか、あと色々やってはったよね。で、『ナイトスクープ』もそうじゃないですか。その中で俺、木曜日かな。八方師匠の『楽屋ニュース』の後の『ナンバ壱番館』という番組で吉本の芸人さんをはじめ、いろんな芸人さんがゲストにいらっしゃって。その芸人さんにまつわるゲストもいらっしゃって。で、その芸人さんの芸人人生をVTRで見ながらいろいろ聞いていくっていう番組やったんですけど。
その時、まだ28歳とか……30いってなかったと思うんですけど。それを4年、5年ぐらいやらせてもらいましたけど。その時によく、八方師匠がゲストやったらボタン師匠。当時、きん枝師匠。今は小文枝師匠か。そういうあの世代の方がワチャワチャワチャワチャいらっしゃって。ああでもない、こうでもないってしゃべっている、なんかベテランの芸人さんの楽しい、肩の力抜けたおしゃべりがすごいなと思って。
だから今、俺が59やけどたぶん当時、50代前後やったと思いますけど。ねえ。「みんなでタイに行って……」「やめろやめろ!」とか「ちゃいちゃい!」とか。なんか仕事も充実してるけど、プライベートも楽しく皆さん、旅行に行ったりとかして。楽しそうやな、みたいなのもあるし。「ああ、こういう芸人さんになれたらな」みたいな。その筆頭がやっぱり八方師匠とかボタン師匠とかきん枝師匠。今の小文枝師匠の感じやったんで。
(渡辺あつむ)はい。
(東野幸治)それでなんかね、体調が悪くて。ガンを患ってたみたいなのを聞いたりとかしてて。で、漫才の方もなんかやってなくて。それで最近、ちらほらとNGKの近くで目撃したみたいな話を聞いてたら小文枝師匠のYouTubeにゲストで行ったりとか。あとショージさんかのなんかのインスタとかでは「ランチに行きました」みたいなんで。写真でお顔を何度か見させてもらって。「ああ、元気でよかったな」みたいな矢先にこういうニュースで。びっくりでございますけれども。いや、本当に面白い……なんか素敵なツッコミ。漫才のツッコミの芸人さんで。みんなから愛されて。
なおかつ、若手の頃は本人も仰ってましたけど。「アホやから無茶して」とか。なんかね、怖い人らに両脇を抱えられて事務所の方に連れて行かれて。なんかちっちゃい部屋に監禁されたみたいなのをね、ほんまかどうか、ネタにして。で、ちっちゃい小窓があって、そこから脱出しようとしたりとかっていう話を面白おかしく聞かせていただいたのはいい思い出でございますから。ぜひぜひちょっとね、お別れ会とか、そういうのがあったらぜひ参加したいし。なんかちょっとね、吉本全芸人が寂しくなってると思うし。あつむくんはジャリズム時代とか、共演とかあんまないんかな?
(渡辺あつむ)数は大したことないですけど。でも僕、若手時代に一緒にコントをしてくださって。
(東野幸治)コント!?
(渡辺あつむ)あったんですよ。番組の企画で。その時も優しくて、面白くてっていうイメージで。大好きな師匠です。
(東野幸治)そうよね。たしかにお酒を一滴も飲まんと……1回、営業か特番かでホテルで1泊して。朝ごはんをホテルのビュッフェに食べに行ったらもうボタン師匠がいらっしゃっていて。俺、一番乗りかなと思ったらボタン師匠がいらっしゃっていて。ほんで「ここ座れ、座れ」って言って前に座らせてもらって。「何時から来てるんですか?」「もう2時間前から起きてんねんや。散歩して、どうでこうで」「ええっ、2時間前から?」「もう5時ぐらいに目が覚めんねん」みたいなこと言いながらお話させていただいて。まだ若手の頃やからちょっと寝たい時期やったけども。今、ボタン師匠みたいな気持ちもわかる。もうだからはようパッて目覚めたら「近所を散歩しようかな」っていう気持ちになるような年代になりましたけれども。ボタン師匠、本当にお疲れ様でした。78歳でございました。どうも今までありがとうございます。
中田ボタン師匠の訃報、東野さんにとっても衝撃的だったみたいですね。ご冥福をお祈りいたします……。