麒麟川島さんが2025年4月13日放送のTBSラジオ『川島明のねごと』の中で密かに推していた(G)I-DLEと『ラヴィット!』でサプライズ対面してしまったため、芸能界の夢や人生の目標を見失ってしまったことについて、同じような体験をしたことがあるマユリカ阪本さんと話していました。
(川島明)そういう意味では阪本さんもいろいろサプライズでね、推しの人に会って震えてしまうみたいな。
(阪本)ああ、そうですね。ほんまにラジオで。川島さんもなんか、あったようで。『ラヴィット!』で。
(川島明)そうやねん。
(天津飯大郎)『ラヴィット!』でね。
(川島明)俺がだから今日、阪本と語りたいのはこれ。ほんまに推しをサプライズで呼ぶの、やめてほしいのよ。俺は韓国の(G)I-DLEっていう5人組のアイドルのことがほんまにずっと3年ぐらい前から大好きで。ほんで、こういうことになるからこっそり推してたんよ。コロナ禍からこの曲に勇気づけられたとか、もうずっとAirPodsで聞いて。風呂場でも流して、みたいな。新曲が出るたびに。ほんで昨年、初めてチケットが取れたからアリーナ席で見させてもらったの。日本には絶対に来ないんですよ。レア。
フェスにも来ない。単独のツアー、世界ツアーの中に2daysだけ日本が入ってたから。それぐらい……っていうのは、日本の人を好きになってもやっぱり、なんかこれは番組側とかね、仕事でね、「じゃあ、お会いさせましょう」みたいなことになっちゃうわけ。「誰々がそうですよ」っつったら、その人と……菅野美穂さんと一緒に番組、やらせてもらったりね。そういうことになるから。それも幸せやったけど、もう会えないぐらいの人を推そうと思って。
(阪本)「偶像」ですもんね。
(川島明)そう。生きてるというのをあんまり認めたくないみたいな。神。それをこの間、『ラヴィット!』5周年の日にほんまに完全サプライズで。田村さんも好きやから。田村真子さんと宇賀神さんと3人でライブを見に行ったりしてて。そんな話をこそこそしてたら、どこかから漏れまして。ほんで、日本のテレビ出たことないのに『ラヴィット!』に5人全員、出てきて。
(中谷)ええっ!?
(川島明)終わりました。だから。もう、ほんまやめてほしかった。だから俺、ほんまに思ってん。「実は来てます!」っていうVも流れて。「じゃあ、果たして来てるんでしょうか?」っていうんでバーン!ってカーテンが開いた時に薄い白い幕があって。照明バーン!って、5人のシルエットが出たのよ。またこれ、天津飯大郎とかネゴシックスとか若井おさむ、ムーディ勝山とかであってくれと。
(天津飯大郎)川島軍団の方が。
(川島明)誕生日にはこれやったから。で、第二希望。あなた方がなんかZiDolっていう……。
(阪本)中谷がね。ニッポンの社長ケツ、紅しょうが稲田とか。浦井とか。
(川島明)ZiDolってやっている。それであれって思って。「(G)I-DLE、呼びました(バーン!)」「おい、ZiDolやないか!」って。それであってくれと思ったの。ほな、本人が5人、バーン!って。「(G)I-DLEです。日本初登場。(普段は)テレビ、出ません」みたいな。ほんまに帰りたかったもん。なあ。これ、わかるやろ?
(阪本)会いたいけど、会いたくないっていうか。すごい説明が難しい感情なんですけど。
(川島明)そうそうそう! 本当に向こうの網膜に映るの、申し訳ない。
(阪本)めっちゃわかります。
(天津飯大郎)認知されたくない?
(川島明)ない、ない。現実であってほしくない。
「現実であってほしくない」(川島)
今やっと月曜ラヴィット見たけど、、
川島さんがアイドゥル好きなんめっちゃいい!😍IV Eとかでなくアイドゥル!!🥰(アイヴちゃんも大好き♡)
勝ち組オタクなのに反応ちゃーんとオタクしてて最高だ、、😍😍アイドゥルかわいーーかっけーー😙😙✨ pic.twitter.com/8xJJT4vvdC
— キノピコ (@pino_kioo22) April 1, 2025
(阪本)そうですね、ほんまに僕、そのモーニング娘。の野中美希さんっていう方が推しなんですけども。ラジオでね、ほんまに来てくださったんですけど。これ、もうほんまに、言い過ぎじゃなくてほんまに記憶ないんですよ。その30分間の。
(川島明)ほんまにわかる! 飛んでんねん。
(阪本)飛んでるんですよ。もう異常な何かがかかっていて。後々、聞き直して「俺、こんなこと言ってたんや」ってなって。映像で見て、なんか不思議な感じとか。マジで記憶がないですよ。
(川島明)「何か聞きたいこと、ありますか?」って、頭が空っぽなんですよ。
(阪本)わかります、わかります。ほんまにわかります。
(川島明)「もう、あの、本当に……よくぞご無事で」としか言えない。
(阪本)わかります。
(川島明)ほんまに初詣とか、神社でしていて。「今年もよろしくお願いします」ってやって家に帰ったら神様がいたようなもんで。「いや、ほんまに……ほんまにやないんですよ?」みたいな。いや、言いましたけども、そういうことは……神様、福禄寿様とか弁財天様とかがギターを置いて。「呼んだ?」って。「いや、ちゃうんすよ、ちゃうんすよ。すんません、すんません。あの、帰っていただいて結構です」ってなるぐらい。ほんまにそうやねん。で、この僕とか阪本の反応を見て「あれがほんまのオタクや。普通そうなる」っていう。「ワーッ!って喜んで握手しに行くのは、無理です」っていう。これを言いたい。
(阪本)網膜に入れるにも申し訳ない。ここはよくわかります。
(川島明)時間、とってほしくないよな。
(阪本)はい。
(中谷)推しが目の前にいるのに、そっちを全く見ずに僕ばっかり見るんですよ。もったいない。
(川島明)そうそう。俺はもう、倒れて。通訳のみょんふぁさんしか見れない。もう、あかん。夢がなくなった。
(阪本)身に余る幸せというか。申し訳なさみたいな感情もものすごい……。
(中谷)受け止めきれへんやんねや。
(川島明)で、言ってくれるのよ。で、ほんまは土曜日に日本でライブがあってね。(G)I-DLEは。で、日曜、泊まって帰らはる予定が『ラヴィット!』のために月曜昼の12時の飛行機にしてて。
(天津飯大郎)1泊、のばして。
『ラヴィット!』出演のために1泊、のばした
(川島明)で、朝5時に来て実はめっちゃリハしてくれてて。「すまん!」と。俺のせいや。
(天津飯大郎)いや、「せい」っていうことはないですよ?
(川島明)帰って寝ていたらよかったのに。
(天津飯大郎)いや、周りがね、川島さん、田村さんをね。
(中谷)喜ばせようということで。
(川島明)やっていいことと悪いことがあるよ。
(阪本)わかるなー。
(中谷)でも、一生の思い出じゃないですか。その映像とか、残ってるわけじゃないですか。
(川島明)でも本人の希望としては自分のタイミングで……自分が会える立派な人間になってから会いたかったな。
(阪本)わかります。
(天津飯大郎)いや、これ以上どうなるの?
(川島明)向こうから夢が来るっていうのが一番、残酷なもんで。もうないんですよ、僕。今、芸能界の夢が。
(阪本)ほんまにわかるわ。マジで会いたい人とか、もういないんですよ。早めにゴール来ちゃったみたいな。
芸能界の夢がなくなった
(川島明)いるよ? もちろんこのアーティスト好き、この人好き、この方と語り合いたいはあるけど。登場した瞬間、倒れる人ってもうおらんねん。俺。
(中谷)そうか。それ以上がないんや。阪本もトップやもん。頂点。
(阪本)そうです。だから今、目標なくて空っぽで生きてますから。
(川島明)めっちゃわかる!
(天津飯大郎)そうなん? 空っぽ同士?
(中谷)そんなん、心配なるわ。