(川島明)だからその『ラヴィット!』が終わって、その後に『夜明けのラヴィット!』まで残ってくれはって。で、「一緒に写真、撮りませんか?」って向こうから言ってくれて。それで終わって「もう次の飛行機があるんで」ってマネージャーさんが言って「すみませんでした!」っつったらパッと走ってきて。全員のサインが入ったBlu-rayに日本語で「川島さんへ」って書いていて。それを渡していただいて。プラスチックケースに入れてんねんけど。で、その撮った写真も久しぶりに現像してですね、すぐ額に入れて飾って。で、その12時に思ったんですけど。終わった直後俺、24時間腹減らへんかってん。マジで。
(天津飯大郎)ええっ? 仙豆や!
(川島明)欲がなくなってん。性欲とか睡眠とか食欲も全部なくなった。
(天津飯大郎)すべての欲が満たされすぎて?
(川島明)もう終わってん。何してくれてんの?って話で。
悟りを開いたような状態になった
(阪本)わかる。なんかその、仏みたいなってもうてるんですよ。たぶん。悟りを開いたみたいな。
(川島明)ドラクエとかもクリアしてしまった、みたいな。
(阪本)その野中さんとお会いした時に悟りを開いて携帯、財布、全部をタクシーに忘れたんですよ。
(川島明)めっちゃわかる!
(阪本)もうなにも……ポーッとしてもうて。
(川島明)家に帰っても眠いわけでもないねんけど、動けへんねんな。
(阪本)はい。なんかしゃべりかけられても「おお、ああ……」みたいな。
(中谷)僕も3歳から一緒にいますけど、こいつが泣いたところってほぼ見たことないんですけど。マジでそれ終わり、嘘みたいに綺麗に一筋だけツーッて落ちて。
(川島明)いや、その涙の成分はもう、いろいろあるのよ。嬉しさもあるけど、虚しさもあんねんな。
(阪本)あります、あります。「会えてしまった」って。
(川島明)だからほんまにロールプレイングゲームをやっていて、そのラスボスが寿命で死んだような気分やねん。本当は俺、韓国語を勉強して向こうに行ってライブを見て。もしロケでちょっとお会いしたら……5人のうちの1人でよかったのよ。
(中谷)レベルを上げて、装備もつけて。
(川島明)わかるよ。レベルも99まで行って倒したい派やねん。60とかで倒したくないのよ。そしたらなんか寿命で亡くなったって聞いて。俺、何のためにこれからレベルを上げたらいいか、わからない。だから今、目標がないんです。で、そういう気持ちで推してないから。阪本さんはあると思うけど。別にご飯に行きたいわけでもないねんな。
(阪本)ほんまにそうなんです。
(川島明)連絡先を知りたいわけでもない。ご飯に行きたいとか、飲みに行きたいとかもないねん。段階を踏むやん、普通。女性を見つけたら連絡先を聞いて、ランチに行って、ご飯に行って、飲みに行って、深い話をして……じゃないのよ。もう、会うのがゴールやったから終わってん。マジで。
(阪本)ほんまにそうですね。
(川島明)もう空っぽやねん、今。阪本と川島は。
(阪本)僕も空っぽです。
(天津飯大郎)4の2、空っぽはよくないですよ?
空っぽの川島&阪本
(川島明)ほんまになんのために……本番中はこうやって、めっちゃ楽しいよ。マジで寝室で俺、カピカピやで?
(中谷)そうなんや。燃え尽きてんねや。
(天津飯大郎)いや、これ難しいですね。そうやって会わすことね。
(川島明)それがサプライズやったっていう。それは『ラヴィット!』スタッフ、認知してくれたことには感謝しかないよ。一生、会えへんのやから。ただ、まあこれ、どうしようって。
(中谷)しかも阪本に関してはその一発だけじゃなくて、その後も何度かありましたからね。別のお仕事の現場で、みたいな。
(阪本)それこそ、僕の希望じゃないですけどサプライズ的に『ゴッドタン』とかで、その野中さんが急に出てくるみたいな。
(中谷)ストイック暗記王で。
(阪本)それも申し訳なくても。それもリハしてもらって……。
(川島明)そうやねん!
(天津飯大郎)いや、それは仕事やから別にええやん。
(阪本)こんな、僕みたいな人間が「好き」って言ったばっかりに稼働を増やしてしまって……。
(天津飯大郎)いや、仕事やんか。
(川島明)で、その様子、取り乱す僕らを見て「アハハハハハハハハッ!」って笑うやんか。あれ、俺、全員殴ります。
(天津飯大郎)なんで?
(阪本)人道に反している。
(天津飯大郎)いやいや、喜んでもらうために……。
(川島明)そんなん、未成年に酒を飲ませたのと一緒やな。
(天津飯大郎)ちゃうわ!
(川島明)いやいや、ほんまに。
「人生初の推し」アイドゥル登場で撃ち抜かれる川島さん何度見ても面白いㅋㅋㅋㅋ #ラヴィット https://t.co/iFRnWWi8E1 pic.twitter.com/BbEBa0nPGJ
— Hana (@hanakan_twt) March 31, 2025
ずっと密かに推していたアイドゥルに心の準備もないままサプライズ対面してしまった川島さん。そのあまりの正しいオタク的リアクションに多くの推しがいる方々から共感の声が上がっていましたが、やはりその反動も大きかったようですね。会えてしまったことによってぽっかり心に穴が開いてしまっているような……なかなか難しい問題です!