VERBALさんが2025年ん3月29日放送のJ-WAVE『DIVE TO THE NEW WORLD』に出演。SKY-HIさんとかつてビーフをしたSEEDAさんとコラボ楽曲『L.P.D.N.』を制作した際の模様を話していました。
(SKY-HI)っていうか、それで言うとまだあれの話をしてなかったっていうくらい……SEEDA feat. VERBALがついに……ついに叶うという。
(VERBAL)いや、そうなんですよ。なんかもう本当に皆さん、いろんな周りのサポートも長年、あって。実は僕も当時のビーフがあった後に反省してたんですよ。やっぱり、そういうつもりじゃなかったんだけど……なんか、こういうのってプロレスじゃん? だから、みんながはやし立てられるようなイメージで進んじゃって。で、僕はSEEDAくんにアウトリーチしたかったし。彼も同じく思っていたけど、なんかそれが……お互いにつるんでいる仲間も違うし。ちょっとなかなか一緒になれなかったっていうのもありつつ。やっぱり元々、TERIYAKIの他のメンバー……RYO-Zくんとか、みんな仲いいから。だから「一緒に会っていろいろ話したいよね」って言ってくれていて。で、最近Takuがまたちょっとリンクアップして話す機会みたいなものを設けてくれて。それで「一緒に話したい」ってなって。で、SEEDAくんから「いや、実は提案なんですけど……」ってことで、こういう話に至ったんですよね。
(SKY-HI)しかもそれ、Takuさんなんですね?
☆Taku Takahashiが話す機会を設けた
(VERBAL)そう。RYO-Zくんとかもみんな、周りの友達は一緒になんというか、お見合いじゃないけど。しようよってしてくれていて。で、本当にね、超人生って不思議で。「あっ、行きたい」って行ってみたら「いや、今ちょうど出ちゃったんですよ」って。でも現場に自然な感じで会いに行ったりとかする方がいいじゃん? あえてっていうより。そういうのをみんな、ナイスキラーパスをしてくれたのに僕がただ、タイミング悪すぎてみたいな。そういうのばっかりが続いて。本当に僕、人生が下手くそな男だなと思いながらずれ込んでずれ込んで。で、ちょっと今に至るみたいな感じなんですよね。
(SKY-HI)でも、なんか本当に満を持して感、ありましたよね。あのトラックって、どこにあったんですか?
(VERBAL)ああ、あの曲の? あれはSEEDAくんが持ってきてくれて。「とあるネタがありまして」っていうので。それでちょっとキュンとしたって感じですね。
(SKY-HI)なるほど。なんか、すごくよくできたストーリーですよね。でも本当に。
(VERBAL)でも本当に何も……本当に超おっしゃる通り、満を持してで。何も言ってなくて突然、お互いにね、ちょっとこれ、これもし、SEEDAくんと話せたら直接話してもらいたいですけども。SEEDAくんもSEEDAくんで「ちょっと自分も思ったこと、ありました」みたいな感じだったから、すごい良くて。で、お互いにやっぱリスペクトがあったのになんか、こうなっちゃって。そうせざるを得ないみたいな感じになっちゃっていたよね、みたいなところから「曲、作りましょう」っていう感じだったんですごく良くて。
で、トラックも「これ、かっこいいと思うんですけど、どうすか?」みたいな。すごい彼も謙虚スタイルなんで。お互いにちょっと寄り添いながら……本当にリリック、どうだろう? 結構、去年半ばぐらいに持ってきてくれて。そこからちょっと間が空いちゃったんですけど。なんか、やっとリリースで。しかも突然リリースっていう感じで。
(SKY-HI)アハハハハハハハハッ! リリースして、本当にだからあの3月末に急にVERBALタイムが立て続けにあるっていう。SEEDA&VERBALが出て、m-floの新譜も出てっていう(笑)。
(VERBAL)全然僕、全くストーリー作りとかしてないから。逆に「これ、突然出したらみんな、びっくりすると思うよ」みたいな話をしてたんだけど。まあ彼は1人でインディペンデントでやってるじゃないですか。だから、そこは彼に託して。タイミングとかを。
SEEDA『L.P.D.N. feat. VERBAL』
(SKY-HI)でも、なんかすごいSEEDAくんとの曲でもびっくりしたんですけど。ラップがいまだに上手くなられてるじゃないですか。
(VERBAL)いやいや、もう……。
(SKY-HI)どうしてるんですか? 練習したり、研究したりとかって、どうしてるんですか?
(VERBAL)いや、僕はバイブスを込み上げさせるために相当、なんていうのかな? 昔みたいにパッとスタジオに入ってもいつでも録れるっていう感じじゃないから、少し助走期間があるけど。なんか気づいたら降ってくるものがあるから。最近、あえて昔に比べると……昔はなんか、勢いでできてたし。リリックも常に書いてたけど最近は、本当にそういう引き出してくれる人と入るっていうことを心がけてるかな。ある意味。
(SKY-HI)なるほど、なるほど。そうですよね。でも、内容もそうですけどフロウが更新されていくのがすごくないですか?
(VERBAL)ああ、本当に?
(SKY-HI)はい。自分も「リリース、めっちゃ空いたな」っていうことをがないんであれですけど。でも、なんかわかんなくなっちゃいそうだな、みたいな怖さがすごいあるんですけど。VERBALさんなんか……ANARCHYの時とかもびっくりしました。「なんだ、このフロウ!?」みたいな(笑)。
(VERBAL)なんですかね? まあ、自分が飽きっぽいっていうのがあって。前にやったことがあることをあんまやりたくないって思っちゃったりする節もあるし。m-floに関してで言うとTakuは長いって話をしたと思うんですけど。彼って、あんまり社交辞令とかない人じゃないですか。だから「えっ、違くない?」とか「それ、フレッシュじゃない」ってなると、そういうふりができないから。
「いいじゃん!」じゃなくて「お、おおう……いいんじゃない?」とか言って。「それ、よくないって意味でしょ?」みたいな(笑)。それで自分が「ちょっともっとかっこよくしない!」とみたいになっていくから、すごくそれが……そういうクリエイティブに率直な人たちに恵まれてきたっていうと、ちょっとまとめみたいになっちゃうけど。でも、本当にそれがあって。なんかやっぱりみんな、プッシュしてくれる環境にいたっていうのがすごいよかったなと思いますね。