SKY-HIさんとR-指定さん、テークエムさん、KennyDoesさんが2023年3月18日放送のJ-WAVE『DIVE TO THE NEW WORLD』の中でMCバトルの切り抜きショート動画について話していました。
（SKY-HI）そう。ラジオもね、適当な写真を貼って。しかも字幕をつけれるから。めっちゃ。ただ今、一番ショートが盛り上がっているのって、それこそバトルの気がするけどね。めちゃくちゃ流れてくる。バトルは。
（R-指定）ああーっ！
（KennyDoes）向いてるっすよね！ あれは。
ショートに向いているバトル動画
（SKY-HI）ショートに向いている。バトルで一番盛り上がったパンチラインを見るのに、その8小節4回とかをさ、見て。字幕なしのそこで沸いていたのが、もうそこだけ切り抜かれて上がったりしたら、そりゃバズりやすいわって。人間、そんな欲求に強くないから。
（KennyDoes）あの、めちゃめちゃどうでもいい話、するんすけど。
（SKY-HI）どうよ？
（KennyDoes）「どうよ」!?
（SKY-HI）「どうぞ」と「いいよ」が混ざって（笑）。
（R-指定）「どうよ」（笑）。
（KennyDoes）調子を伺ってくるみたいな（笑）。
（SKY-HI）What’s Up（笑）。
（KennyDoes）でも、ショートになっていくと、1バースしか切られへんっていうことは、やっぱり対話……だから「相手のここを拾って、こう言ったからうまい」みたいなのは結構、断絶していきそうな……。
（SKY-HI）ああ、俺ね、でもたぶん断絶はない気がするよ。
（KennyDoes）ああ、ないっすかね？
（SKY-HI）今、言ってるようなことは当然、ぶっちゃけめちゃ増えると思う。切り抜いて、そこがおもろいで盛り上がっちゃったり、バズっちゃったり、人気になっちゃったり、数字がついちゃったりはあると思うけど。逆に言うと、それが増えれば増えるほど、そこから本質的なのを聞く人も増えるし。「えっ、これを即興でやってるんだ？ すごい！」と思って。何を言われて即興でやっているのかが気になったり。今まで、どんな試合があったのかが気になったり。まあ、バトル文脈で言ってそうだけど、たぶん曲でもこのバースのここっていうのを切り抜いて見てる人が沼落ちして。カルチャー自体にInto Itしていくのは割と多いと思う。
（KennyDoes）これ、非常に重要な話、聞けてるんじゃないですかね？
（SKY-HI）よくあるじゃん？ そういう、禅問答みたいなさ。「インターネットがヒップホップを云々」とか「オタクがヒップホップを云々」とか。あとは逆に「不良がヒップホップを云々」とか言われているけど。なんか、そんな簡単なものでもなくない？っていう（笑）。そんなことでどうこうなる……ああ、それは呂布カルマさんも言ってたな。「ラッパーがバラエティに出たくらいで影響を受けるほど、ヒップホップって弱いもんではないから」っていう。
「ヒップホップはたかが1人のラッパーがバラエティに出ておもろいことをやったぐらいで、崩れたり、弱まったりしていくようなものではそもそもない」っていう。それはね、ちょっとドキッとしたところがあったんだけど。でも、なんか勇気づけられたところもあるし。なんか、それはすごい感じるので。なんかあんまり……ほら。よくないものって、結果的に淘汰されていくじゃん？ だから、自分の信じるものを思い切ってやるのはやっぱりかっこいいよねっていうのを、すごい思いますよ。
（KennyDoes）おお、ちょっとすごい、勇気づけられました。さらに勇気づけられました。
（テークエム）今のところを切り抜いて、俺たちのアカウントに出そう（笑）。
（一同）フハハハハハハハハッ！
（テークエム）収益化させていただいて（笑）。
（KennyDoes）なんで？（笑）。
（R-指定）収益化（笑）。
（SKY-HI）再生回数、カウントしてやろう（笑）。「いくらくらい入っていると思うんですけども……ホワイトリストが……」みたいな（笑）。プロ、怖い……（笑）。
（KennyDoes）「プロ、怖い」（笑）。
（R-指定）怖いよー（笑）。
プロは怖い
（SKY-HI）素人に毛が生えたようなもんが……（笑）。しかも今、経営者だし（笑）。
（R-指定）ほんまや（笑）。
（KennyDoes）いや、そうなんですよね。その話もたくさんしたかったんすけども。ムズいっすね。
（SKY-HI）まあ、それは次回にする？（笑）。
（一同）フハハハハハハハハッ！
＜書き起こしおわり＞