オードリー若林　ケンドリック・ラマーのスーパーボウルハーフタイムショーを語る

（春日俊彰）はあ。

（若林正恭）ケンドリック・ラマーの衣装、スタジャンだったんだけど。

（春日俊彰）着てたね。

（若林正恭）それがネットに載るわけですよ。どういうスタジャンなのかって。まあ、ブランドのでケンドリック・ラマーが特注で作ったわけよ。それで自分のアルバムとか、アルバムの曲とかをワッペンにして腕にバンバン入れていたわけ。それで俺、「やられたな」と思って。

（春日俊彰）「やられた」？

（若林正恭）ケンドリック・ラマー、たぶんオードリーの東京ドームライブ、見てると思うんだよね。俺、星野さんとやった時のスタジャンがさ、過去のライブのワッペンを入れたりしてて。ケンドリック・ラマー、背中に自分の地元の感じのとかを入れてたんだけど。「いやー、文脈を被せてきたな」と思って。得意だからね、ケンドリック・ラマーね。文脈が。

（春日俊彰）なるへそ。まあ、あるかもしんないね。5年ぶりに我々が……。

（若林正恭）お前、あるわけねえだろ（笑）。つまんねえな、お前。

（春日俊彰）フハハハハハハハハッ！　なんで私のせいなのよ？　そっちが言いだしたんじゃん？（笑）。なんとか乗ろうと思ってさ。ああ、そうですか？　あれ、そういうスタジャンだったんだね。

（若林正恭）あれ、被せてきてるね。

（春日俊彰）まあ、そうね。1年前の我々の東京ドームライブを見て。

（若林正恭）被せてきてたな、なんて思いながらさ。

（春日俊彰）あのハーフタイムショー、すごかったけども。

（若林正恭）でももう1個さ、「すごいな」と思ったことがあって。スーパーボウルの前日のラジオで我々、なんか話の流れで「春日がエンタメ考察するトークをこれから始める」とか言って、それで『パルプ・フィクション』の話をしたじゃん？

（春日俊彰）したね。

（若林正恭）前日に『パルプ・フィクション』の話をして。それでスーパーボウルのケンドリック・ラマーのショーのMCみたいなのでサミュエル・L・ジャクソンが出てきたじゃない？

（春日俊彰）ああ、そうだ！　『パルプ・フィクション』で言うと、あのアフロの。トラボルタの、ジョンの相棒のさ。そうだね！

（若林正恭）だから……ケンドリック・ラマー、リトルトゥースだな。

（春日俊彰）まあ、そうね。

（若林正恭）でもね、ケンドリック・ラマーだけはね、いいですよ。インスタのアイコン、使っても。あの枠みたいなやつ（笑）。

（春日俊彰）なるほどね（笑）。

（若林正恭）もう急遽、俺たちが『パルプ・フィクション』の話してるからって、サミュエル・L・ジャクソンにオファーを出してさ。

（春日俊彰）だって1日もないよ？　前の日の12時とかなんだから。

（若林正恭）仕事が早いよね。

（春日俊彰）そうだね。1日半ぐらいか。それでなんとかオファーをつけて。ホンも書いて。

（若林正恭）書き直して（笑）。

（春日俊彰）よく空いていたね（笑）。

（若林正恭）俺、本当に大声が出たもん。サミュエル・L・ジャクソンに。「おい、聞いとるな!?」って思って（笑）。

（春日俊彰）なるほど。確信に変わったっていうか。そこでね。

（若林正恭）でもあれ、すごくない？　奇跡だとしても。俺、びっくりしたよ。現地で見ていたら。嘘みたいな……でも嬉しいよな？　『パルプ・フィクション』に出ていた人がフィールドにいるんだもん。

（春日俊彰）それを今、言われて気づいたよ。

（若林正恭）あれはすごかったなー。すごかったな。

（春日俊彰）いや、そうね。そう考えると……その話を聞くとより、もう1回、ハーフタイムショーを見直したくなるね。

（若林正恭）だってあの場所にはサミュエル・L・ジャクソンがいて、ケンドリック・ラマーもいて。すごかったよな。サプライズゲストもさ。それでトランプさんも見に来ていて、テイラー・スウィフトもいて。それで、春日もいるっていう。