鈴木もぐらさんが2024年6月10日放送のTBSラジオ『空気階段の踊り場』の中で単独公演で高知を訪れた際にフリー雀荘で麻雀を打ったことについてトーク。一緒に卓を囲んだおっちゃんとの死闘を話していました。
(水川かたまり)もぐらは?
(鈴木もぐら)麻雀に行きまして。
(水川かたまり)例のごとく雀荘に。
(鈴木もぐら)雀荘に行って。で、高知はね、ルールは東京と一緒でした。4人で4人打ちをするっていうルールは一緒だったんですけど……もう雀荘はやっぱりね、おっちゃんが本当に元気で。俺が座ったら「おらっ! 見たことあるな? 見たことあるき顔しちゅうわ。おう!」って。「どうも、ありがとうございます」「わし、あれやで? カンテレの周り、全部いとこやで!」って(笑)。
(水川かたまり)カンテレの周り、全部いとこなの?(笑)。
(鈴木もぐら)で、「本当ですか?」って聞いたら「そうよ。今日も夜から行って、親戚の集まりで帰ってきて。日帰りで大阪まで行っとったんや! すごいやろ!」って言っていて(笑)。
(水川かたまり)日帰りで大阪に行ったことを自慢ですか(笑)。
めちゃくちゃしゃべりながら打つおっちゃん
(鈴木もぐら)「すごいですね!」「ああ、まあまあ、よろしくな」とかって言って、打っていてさ。そしたらもう、めちゃくちゃしゃべりながら打つのよ。打ってる時も「なんや、こら、ほんま! なんでこんなもん、引いてくんねん、ボケ、コラ! もう切るもんないやないか、ほんまに!」みたいな感じで。で、店員さんが一応、卓に入ってたんだけど。店員さんが「いや、ほんますみませんね。悪い人じゃないんですわ。ちょっとほんまね、事故で頭、打ってもうてるんですわ」みたいな。
(水川かたまり)ダメじゃん(笑)。
(鈴木もぐら)で、「何を言うとるねん、ボケ!」「いやいや、冗談ですわ」みたいな。そういうことを言っていて。で、上がれない時とかも「うわっ、これ、ほんまに信じられん! 信じられんわー、ここで……なんでここでこれを引いてくる。アホンダラ!」みたいな感じなんだけども。で、1回、そのおっちゃんと俺が白熱した……本当に競り合っていて、一騎打ちみたいなシーンがあったの。そこでそのおっちゃんが親だったんだけど。「リーチや!」っつってリーチをかけて。そしたら俺が普通に追っかけリーチをかけて。そのおっちゃんが一発で……リーチをかけたらもう、切る牌は選べないから。上がるか、自動的に切るかしかないから、危ない牌を持ってきても、それはもう自分が上がれないんだったら、切るしかないのよ。
で、そのおっちゃんがめっちゃ危ない牌を持ってきて。それをポロッと落として。で、それは俺の当たり牌じゃなかったのよ。そしたらそのおっちゃんが「ふう……ほんまに、なんやこれ! こんなもん、持ってきて……」って。で、店員さんが「あれ? ビビっとるんですか?」って聞いたら「ビビるわけないやろ、ほんまに! ワシは親父やで? 親父がほんま、ビビるわけないやろ! 負けるか、こんなガキに。ほんまに!」って。
(水川かたまり)麻雀漫画ぐらいしゃべるじゃん(笑)。
(鈴木もぐら)「ガキやったらほんまにビビるけどやな」って。「ガキ」っていうのは「子」のことね。で、そのおっちゃんは親番だから。「ワシは親父やからな! ビビっとられるか、んなもん。リーチ、かかってこいや、オラッ!」って言っていて。それで、最終的にそのおっちゃんが「ツモッ! 4000オールや!」っつって。おっちゃんが勝ったの。そしたら牌を流した後におっちゃんが「はあ……ほんまに怖かったで……」って(笑)。
(水川かたまり)フハハハハハハハハッ!
(鈴木もぐら)「ほんまに怖かった……ほんま、親やからって言うとったけどやな。ほんまに怖かった。あんちゃん、高かったやろ、あれ? ほんまに……なんであんなの持ってきたのか。はあ、はあ……よかった! 怖かった!」って言っていて。そういう感じ。それがもう、ずっと。それが楽しかったから、6時間ぐらい打ってました(笑)。やっぱり、全国津々浦々を回ったら、麻雀に行くのがいいですね。
(水川かたまり)その土地の人とお話ができるっていうのは1個、ありますよね。
その土地の人とゆっくりお話できる雀荘
(鈴木もぐら)やっぱりゆっくり話はできないでしょう? 居酒屋とかでも「ああ、このへんで。迷惑なんで」みたいな空気になるじゃん? でも麻雀はならないから。
(水川かたまり)そうね。ずっと一緒のゲームをやっているからね。
(鈴木もぐら)これはおすすめですよ。リスナーの皆さんにも。
(水川かたまり)次は富山ですけども。富山でも?
(鈴木もぐら)打ちます!
(水川かたまり)打つそうです(笑)。
<書き起こしおわり>