(国崎和也)言ってましたよね。なんか、展開としてはショッカーが襲ってこないですよね。それで「全然襲ってこいやないか!」みたいに僕が怒って。「どけっ!」っつっておばあちゃんのショッカーさんに「お願いします!」って言ったら1人が緑の液体をビューッて吐き出すんですよ。で、僕はそれを手に溜めて、それで顔を洗うっていうね(笑)。それで洗って「これじゃーっ!」みたいな。それを全員にやらせるっていう(笑)。
(伊藤幸司)そうね(笑)。
(国崎和也)全員でおばあちゃんたちが吐いた緑の液体で出た顔を洗うっていうのをやりたいって言ったじゃないですか? で、あれはさすがにダメだって言われて。上層部で引っかかって。
(伊藤幸司)あれはね、ご時世がいろいろありますから。口から出したものを顔に……っていうのはね。
(国崎和也)なんか口から出すの方がダメみたいな。びっくりしたんですけど、泡はOKなんですね。
(伊藤幸司)そうか。でも、塗らないもんね。
(国崎和也)ああ、塗るのがっていう?
(伊藤幸司)やっぱり常軌を逸しているじゃないですか。口から出てきた緑色の液体を。
(国崎和也)いや、テレビは常軌を逸しないと(笑)。テレビなんてもんは。
(伊藤幸司)逸しすぎたからね。一時期ね。
(国崎和也)ああ、まあね。たしかに。逸しすぎていた。
一時期、テレビは常軌を逸しすぎていた
(伊藤幸司)それを経ての、今だから。今、テレビは反省中だからね。「ちょっと逸しすぎていたな」って。
(国崎和也)なんか記憶は定かじゃないんだけども。今の吉本さんの社長さん、岡本さんがダウンタウンのマネージャーだった時代、あるじゃない? あの時、ガキ使に出ていて。なんか、猫を抱えて出ていたじゃない?
(伊藤幸司)ああ、出てましたね。ブリーフ一丁で。
(国崎和也)で、猫が全然なついてなくて。「フギャーッ!」ってなって。めちゃくちゃ引っかいて、胸が血だらけだったじゃないですか(笑)。すごいのを放送していたじゃないですか。で、岡本さんもその猫と喧嘩していたじゃない? で、猫を置いて、なぜか人間大砲って、やらされていたじゃない? そのまま「うっさいのうっ!」ってブチギレたまま、「じゃあ岡本、乗ろうか」ってなって。なんか大砲に乗せられて海に飛ばされてたじゃないですか(笑)。
(伊藤幸司)よくやられていましたね。
(国崎和也)だから、常軌を逸している時代ですよ。
(伊藤幸司)それを経て、ですからね。
<書き起こしおわり>