ランジャタイ国崎 毎年1回、深見千三郎の墓前でネタを披露する話

ランジャタイ ネタ見せで「解散しろ」と言われて本当に解散した話 佐久間宣行のオールナイトニッポン0

ランジャタイ国崎さんが2022年10月19日放送のニッポン放送『佐久間宣行のオールナイトニッポン0』の中で毎年1回、深見千三郎さんのお墓の前でその年の一番自信のあるネタを披露しているという話を紹介していました。

(佐久間宣行)憧れの芸人みたいなのはいたの?

(国崎和也)ああ、それがビートたけしさんのお師匠の深見千三郎さんっていう方。『浅草キッド』に出てきていましたけども。

(佐久間宣行)ああ、劇団ひとりが映画化して。大泉洋さんがやっていた。

(国崎和也)あの方が僕、ずっと昔から大好きで。で、我々はオフィス北野だったんですよ。

(佐久間宣行)ああ、そうだよね。そうだそうだ。

(国崎和也)当時のマネージャーさん、戸上さんっていう方なんですけど。鯨屋のおかみさんなんですよ。

(佐久間宣行)えっ、そうなの?

(国崎和也)はい。鯨屋さんの、女房です。今の主人の女房が戸上さんで。

(佐久間宣行)えっ、戸上さんってその後に鯨屋に嫁いだっていうこと?

(国崎和也)嫁いではいるんですけど、まだ鯨屋で働いてはいないんですけども。鯨屋の嫁は嫁なんですよ。

(佐久間宣行)マネージャーから鯨屋の嫁になったっていうこと? どっちなの?

(国崎和也)どっちなんだろうな? でも、そういう感じだと思います。

(佐久間宣行)戸上さん、知っているよ。

(国崎和也)で、その戸上さんに「深見千三郎さんがお墓がある」っていうことで、そのお墓の場所を教えてもらって。僕は毎年、1人で行って。深見三郎さんのお墓の前で……。

(佐久間宣行)1人で?

(国崎和也)1人で行くんですよ。

(佐久間宣行)で?

(国崎和也)で、その年……年に1回しか行かないんですけども。その年、自分が一番おもしろいネタを墓の前で全力でやるんですよ(笑)。

(佐久間宣行)フハハハハハハハハッ! すげえな! 墓の前で1人で国崎がその年、ずっと作ってきた中で改良したネタとかを発表するんだ?

(国崎和也)発表するんですよ。これは、絶対に夜です。昼にやったら迷惑になるんで。だから本当の墓場の運動会です(笑)。

(佐久間宣行)夜中に1人で?(笑)。

リアル墓場の運動会

(国崎和也)夜中に1人で(笑)。深見さんの前で全力でやるんですけど(笑)。

(佐久間宣行)それ、何年やってたの?

(国崎和也)これ、結構……4、5年? もっとかな? 結構やってます。

(佐久間宣行)だってさ、ちょっと変なあれだけど。別に墓の前なわけじゃん? だから別にその国崎に対する何の返りもない、夜中の墓なわけでしょう? で、1ネタやって。1ネタ、何分ぐらいやるの?

(国崎和也)長いです。12分とか。

(佐久間宣行)12分、墓の前で1人でやって?

(国崎和也)それこそバスケットゴリラもやりましたし(笑)。お墓の前で「ウホウホ」って。ずっと「ウホウホ」言って。「ウホッ、ウホウホッ!」って(笑)。

(佐久間宣行)伊藤ちゃんの制御もないわけでしょう?(笑)。

(国崎和也)本当に怖いやつ(笑)。

(佐久間宣行)本当にただのバスケットゴリラでしょう? もう墓場の妖怪、鬼太郎だもんね(笑)。

(国崎和也)墓の前にゴリラがいるんですよ(笑)。「ウホッ!」って、墓の前で(笑)。

(伊藤幸司)あれ、走り回るよね?

(国崎和也)走り回って。

(佐久間宣行)で、それでまた家に帰って「今年も報告できたな」って?

(国崎和也)そうです。お酒を……僕、あんまりお酒、飲めないんですけど。その時だけ、ザ・カップをお墓の前で1杯やって。で、なんかほろ酔いで帰っていくっていう(笑)。

(佐久間宣行)で、それを4年ぐらいやって。

(国崎和也)やって。で、M-1決勝に行くことになって。去年かな?

(佐久間宣行)準決勝を勝ち抜いたところで?

(国崎和也)勝ち抜いたところで。で、たまたま……それこそ『浅草キッド』もやっていて。で、この人が「すごい面白かった」って言っていたから「ちょうどいいや」ってなって。M-1の決勝前に、M-1決勝でやるネタを深見三郎さんの前で、この人と一緒に。

(佐久間宣行)えっ、「俺の一番大事な人を紹介します。相方を紹介します」みたいな感じで?

(国崎和也)あれ、なんだっけな? あれ、なんで行ったのかな? でも。たしかそうっす。M-1決勝だからっていうのもありましたね。「師匠、これがM-1でやるネタです」って。

(佐久間宣行)「今まで1人で見せてたネタだけど、M-1決勝に行くことができました。初めて相方を紹介します」と。

(国崎和也)「これで決勝に行きます」っていうことで。耳の中に猫が入ってくるっていうネタを(笑)。

(佐久間宣行)フハハハハハハハハッ!

(国崎和也)「風猫」ってネタなんですけども。「ニャニャニャニャーッ! ズズズズーッ!」みたいな感じなんですけども(笑)。

(佐久間宣行)それを2人で深見師匠の墓の前で夜中にやったってこと?

(国崎和也)それはね、真っ昼間でした。真っ昼間にやって。そしたら、そのお寺の和尚さんがすっとんできて。「なにをやってるんだ?」って(笑)。「君たち……君はなんか『ニャニャニャニャーッ!』とか言っているけど、大丈夫?」みたいな(笑)。

(佐久間宣行)いや、でもなんか本当に漫画の主人公みたいなことじゃん。

(伊藤幸司)いや、でもたしかにすごいね。

(国崎和也)たしかに、でも……。

(佐久間宣行)えっ、その時に伊藤はどう思っていたの?

(伊藤幸司)僕、まずそれもどっきりでしたからね。知らずに。「ちょっと今から行こう」って。

(国崎和也)知らずに連れて行った方がおもろいと思って。

(伊藤幸司)タクシーに乗せられて。で、不安になって。「えっ、テレビなの?」ってずっと聞いて。そしたら「まあ『ロンハー』なんだけど。お前だけに言うわ。ちょっと準備しておいて」って。

(佐久間宣行)そんなことは絶対ないけど。

『ロンハー』のどっきりと偽って連れて行く

(伊藤幸司)っていう風に嘘をつかれて。で、ブワーッていろんなシミュレーションをして、着いたらその墓で。「えっ、なんだろう?」って。

(国崎和也)でもまだわかんないんですよ。『ロンハー』だと思っていたから、全力でやるんですよ(笑)。

(佐久間宣行)フハハハハハハハハッ!

(国崎和也)本イキの。M-1よりうまくいったんだから(笑)。M-1の時よりも鬼気迫るような(笑)。

(佐久間宣行)だって「『ロンハー』のどっきりだ」とか嘘をつかないと、最後まで来てくれないかもしれないもんね。

(国崎和也)そうです。それで最後までやりきって。それで和尚さんが来て、みたいな感じでしたね。「なにをやっているんだ?」って。で、和尚さんも嫌そうだったんですよ。「芸人です」って言ったら「芸人なの? ダメだよ!」「M-1に出るんです」「えっ、M-1?」って(笑)。

(佐久間宣行)いや、これすげえ話だな(笑)。めちゃくちゃおもしれえわ(笑)。っていうかマジで、おかしいけどな。フハハハハハハハハッ!

(伊藤・国崎)フハハハハハハハハッ!

<書き起こしおわり>

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