小沢健二『LIFE』30周年再現ライブを行う理由を語る

小沢健二『LIFE』30周年再現ライブを行う理由を語る J-WAVE

小沢健二さんが2024年5月3日放送のJ-WAVE『J-WAVE SPECIAL PLAY IT BACK, BOOGIE BACK!』の中で『LIFE』30周年を記念して発売日に再現ライブを行う理由について話していました。

(小沢健二)それで今年はだけど、『ブギー・バック』から30年なんだけど。ってことは、僕のアルバムの『LIFE』ってやつから30年で。それでだから、『LIFE』の発売日が8月31日。夏休みの一番最後の日だったんですね。その、ぴったり30年後の8月31日に武道館で『LIFE』再現ライブというのをやります。今年。

(BOSE)これがやばいよね。「再現」ってことは、メンバーを再現して?

(小沢健二)メンバーもスカパラからスチャダラから、みんな呼んで。参加した人を。本当に弾いた人が本当に弾いた譜割りを今、また弾いて。それがどんな風に聞こえるかな?っていうのがあって。あとその当時、僕は『LIFE』を出してすごく忙しくなってしまって。次から次へと曲がいっぱい売れて、なんかもう本当にめちゃくちゃなことになったんだよね。でもその時に、武道館にいっぱい来てくれた人たちが今回、娘さんとか息子さんとかを連れてきてきてくれたら、すごい嬉しいし。あとは当時の友達で来るとかさ。

(BOSE)ああ、それいいね! それはいい!

(小沢健二)「聞いてたじゃん、オザケンの」みたいなさ。

(BOSE)これがきっかけで連絡を取ってたりね。

(小沢健二)そう。これきっかけで連絡を取ってほしいの。

(ANI)そういうね、ちょっと30年の時を経て。

これをきっかけにして昔の友だちとかに連絡してほしい

(小沢健二)そうそう。「なんか久々だけど、行かない? なんかオザケン、やるらしいよ?」って。

(BOSE)結構、もう自立しちゃった子供を呼ぶ理由みたいなね。大学を卒業して、全然会わなくなっちゃっているんだけど。「オザケンのライブ、あるよ」みたいな。

(小沢健二)そう。そういうのでもう1回、集まって。「うわっ、30年経ってる!」みたいなので。ねえ。『ラブリー』なり『ブギー・バック』なり。なんか僕、この間、叔父が亡くなって。

(BOSE)ああ、そうですね。

(小沢健二)そう。小澤征爾という偉大な指揮者が亡くなって。その時に、本当にいろんな人に会って。で、うちの母親が言ってたんだけどさ。「人が亡くなるっていうことは、生きている人を繋ぐことでもあるんだ」っていう。それでその時に本当にさ、そのお別れ会でいろんな人に会って。久々に繋がった、みたいな。

(ANI)ああ、そういうことをしてくれたっていう。

(SHINCO)なんかね、そういう風に言うよね。お葬式ってね。

(小沢健二)だけど『LIFE』はそういうのに……とりあえず『LIFE』30周年、どうせ1日しかやんないから。しかも発売日に1回だけやるっていう、ものすごくコスパが悪いイベントなんで(笑)。だからその時になんか本当に来て、人が繋がって曲が……「カラオケで歌ってたよね」みたいなさ。そういうのが嬉しいなって。

<書き起こしおわり>

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