小沢健二さんが2024年5月3日放送のJ-WAVE『J-WAVE SPECIAL PLAY IT BACK, BOOGIE BACK!』の中で歌詞解説サイトGeniusの認証アカウントについてトーク。このシステムにインスパイアされて『ぶぎ・ばく・べいびー』CDの歌詞カードでも解説を行っていることを話していました。
(小沢健二)いや、これは最高。(『ぶぎ・ばく・べいびー』の)盤をを買うと、その注意書きが読めるようになっていて。それと、中の……小さくはしたんだけど、開くと実は歌詞カードはすごく大きくて。J-WAVEで何回も聞いていただいている、なんかふざけた歌詞がみっちりと入っていて。しかもそれに僕らが解説をつけております。
(BOSE)そうだ。
(小沢健二)みんながちょっとずつ。で、これはGeniusっていう、英語圏ではすごく頼りにされてる歌詞サイトがあって。
(BOSE)これ、知らなかったんだよね。
(ANI)俺も知らなかった。
(小沢健二)不思議なんだよ。今やもう、英語圏でちょっと変な歌詞が出ると、すぐみんなGeniusを見て。しかも本人が解説を加えることができるようになったの。前は勝手に、世間の人がいろいろと書いていたんだけども。本人がVerified Accountって言って。公式アカウントを持って。それで曲を作った本人が「ここは違うよ。みんな、こう言ってるけど、本当はそんな意味じゃないよ」とか、言い返すみたいなシステムができていて。
(ANI)日本版も誰か、やるかね?
(小沢健二)僕はずっと、もう5年ぐらい前から押しているんだけども。
(ANI)ああ、そんな昔から?
曲を作った本人が認証アカウントで「こういう意味だ」と解説できる
(小沢健二)でもたぶんGenius、日本語に対応してくるんじゃないのかな? なんかさ、歌詞に勝手に意味を付けられて、嫌なことってあるじゃん?(笑)。
(BOSE)もう、それがメインみたいになってる時、あるよね(笑)。
(小沢健二)で、下手したらWikipediaに書いてあるから。
(ANI)ああ、Wikipediaに書かれていてね。声の大きいやつが勝つみたいな世界だもんね。そういうのがね。
(小沢健二)そう。それがGeniusだと「違う、違う」って言えて。で、僕も「違う、違う」って言いたいのはあるし。そう。そんなのをパロディにしたデザインでやっていて。しかも、そのトークが30分も入っているっていう。
(BOSE)こういうようなしゃべりの、キュッと詰まったやつ入っているんで。そんな風なやつがCDになっているんでぜひね。これ、CDを買ってこそのおもしろみっていうのがあるんじゃないかって。
(ANI)おもしろトークね。
(小沢健二)おもしろトーク、おもしろいよ。
(ANI)おもしろトーク、本当に聞いてほしいですよね。雑談ですけどね(笑)。
Geniusで認証を受ける方法
<書き起こしおわり>