(粗品)俺、かわいいもんやで。しかも俺、悪いことしてないっていう。俺、自分の金でしかやってないからね。
(せいや)あかんよ。それは俺の人生でもあるからね。ダメよ? その、とんでもないからな。違法ギャンブル。怖いねー!
(粗品)まあね。せいやさんはその、ネットバンキングで銀行振り込みとか、やったことあんの?
(せいや)いや、それはあるよ。さすがに。
(粗品)ああ、やり方わかるんや。教えたろうかなって思って。
「絶対に粗品に口座を触らせたくない」(せいや)
(せいや)お前に口座を触らすの、絶対に嫌やな……。お前、俺のものまねするやろう?
(粗品)なんやねん? お前のものまねって。やかましいわ。いや、ええねん。電話でふりをして、みたいな。
(せいや)ものまねをして。
(粗品)いや、教えたるで。
(せいや)口座は一切、触らせません。一切ね。怖いですねー。
(粗品)何個、口座持ってんの? せいやさん。
(せいや)言わない! そんな、口座のことは。高座には上がりますけどね。
(粗品)あら、落語家じゃないの? 漫才師なのに?
(せいや)まあ、落語も好きなんで。いずれ、高座には上がりますけどもね。
(粗品)上がらんやろ?いや、なんかあれやで? 大谷翔平もあんまり手をつけなかったっていう。金にね。
(せいや)全く、たぶん……もうスターの証っていうかな。どうでもええんやろうな。お金。
(粗品)なあ。ということで、せいやさんもね、それはどうなんですかね?っていう。
(せいや)「どうなんですかね」って?
(粗品)そういうタイプなのかな、みたいな。だって今、残高がさ、ちょっと減ったぐらいでは気付かんのちゃうか?
(せいや)いや、それはどれぐらい減ってるかによりますけども。それはね。
(粗品)1000万とか減っても、気づかんでしょう? せいやさん。
(せいや)1000万減ったら、そら0円になるがな! そんなもん!
(粗品)フハハハハハハハハッ! ええっ?
(せいや)そんなね、団地育ちの情熱芸人ですよ?
(粗品)「情熱芸人」? お前、安いホルモン屋みたいに言うな!
(せいや)情熱価格よ?
(粗品)おい! ドン・キホーテみたいに言うな! なんやねん?
(せいや)いや、金ないから。お前がマイナス何億円くんみたいにやるせいで、「じゃあ、あいつを貯蓄何億円くんってことか?」みたいなの、めっちゃ言われるからな。
(粗品)フハハハハハハハハッ! そんなことでもないし。
(せいや)親に家を買って、全部なくなった。
(粗品)ほんまやな。家、買ってるし。
「親に家を買って、貯金は全部なくなった」(せいや)
(せいや)そうそう。もう親、団地から脱出ですよ。情熱芸人。口座とかになんぼあるとか、もう絶対に言ったらあかん! 泥棒入る!
(粗品)UFJですか? ちなみに、口座は。
(せいや)いや、言わない。そんなんも、言わない。絶対に言わない。そんなんね。
(粗品)UFJか、住友やろう?
(せいや)いやいや、もう本当に、聞いたことがない。すみれとか、そんなんやったと思うわ。
(粗品)すみれ? すみれ支店とかはあるけどな。ガーネット支店とかな。昔、使っていたのはじぶん銀行やろ?
(せいや)言うなー!
(粗品)フハハハハハハハハッ! ああ、今も?(笑)。
(せいや)言うなー♪
(粗品)言うなー♪(笑)。えっ、「ゆうな」って……生き別れた妹? なんやねん、その言い方。
(せいや)いやいや、使ってませんけどね。
(粗品)なんか「おろされへん」とかって言って、おもろかったけどな。「ええっ、この時間、おろされへんの?」って。あったやん。じぶん銀行。
(せいや)それは使ってませんよ。
(粗品)金、怖いね。
(せいや)怖い! 本当に、そうやな。粗品さんがそういうトラブルになっていないの、俺もラッキーやなとさえ思ったわ。もう、やっぱりギャンブル、怖いな!
(粗品)怖い! でも、俺はそこはないな。人の金とか、違法とかは。
(せいや)怖いね。
<書き起こしおわり>