(中略)
(佐久間宣行)もう一生食える発言……まあ、そりゃそうだろ。っていうかだって今、Spotifyの全体(グローバル)のチャートが50位ぐらいだっけ?
(DJ松永)50位ですね。
(佐久間宣行)全部のでしょう? 序章の段階で。
(DJ松永)序章の段階でね。まあSpotifyは一番、世界シェアだから。Apple Musicも……本当に、どこまでマジレスしようかな?っていう感じですから。
(佐久間宣行)そうだね。だからこれ以上、言っていくと本当に「すげえんだ」の連発になっちゃうんだけども。でも、本当にすげえからな。
(DJ松永)そうなんですよね。あと、もっと言わないといけなくなりますから。ひとつ説明すると「あ、これも言わないとな」っていう……難しいっすね。これ、断片的な情報を伝えるって。難しいな? 編集みたいな作業って、必要っすね?
(佐久間宣行)ああ、今ね、俺と同じ気持ちもメールが来たから読むわ。「うわー、松永、うるせー! なつかしいー! おかえりー!」(笑)。
(DJ松永)フハハハハハハハハッ!
(佐久間宣行)俺と同じ気持ちのメールが来たから、読んだわ(笑)。
(DJ松永)うん、ひさしぶりだね(笑)。ひさしぶり、ひさしぶり(笑)。
(佐久間宣行)でもさ、『あちこちオードリー』に何回か来てくれた時に松永が悩んでいるっていうわけでもないんだけども。要は「すごいいい曲、たくさんあるじゃん?」みたいな話になった時に「でも、ヒット曲がね。わかりやすいヒット曲がないんですよ」って言っていたよね? 放送か、オンラインライブかどっちかで。
(DJ松永)言ってました、言ってました。
「わかりやすいヒット曲がない」(2年前のDJ松永)
(佐久間宣行)それが2年前ぐらいだもんね。で、その時にテレビの悪口をすげえ言ったのよ。「テレビは酔狂だ」って。そしたらテレビの仕事が爆発的に増えちゃって。で、1年半ぐらい? 爆発的にテレビの仕事をやって。テンションも体力もおかしくなり。
(DJ松永)いい感じになって。
(佐久間宣行)で、それで1回、本業以外は休むっていう。だから感慨深いよ。2年前か3年前に言っていたんだから。
(DJ松永)いやー、本当に……全部、回収していくでしょう? お見事よ? こんなさ、30前半で回収したくないよ? 早いって!
(佐久間宣行)フハハハハハハハハッ!
(DJ松永)もうないもん? ある?
(佐久間宣行)今、皆さん、松永は『ショーシャンクの空に』みたいな手の上げ方をしていますから。
(DJ松永)ある? 教えて? いや、ないって! 逆に教えて? 俺、DJで世界一になった時点で「もうないよ」って言っていたのに。で、そこからテレビに出て。
(佐久間宣行)バラエティでも売れて。
(DJ松永)で、自らの意思でやめるっていうそのかっこよさも経験して。で、売れてからの、なんですかね? 売れてからのバカンス期間も経験して。これ、家で本当に足を組みながらこんな感じ。
(佐久間宣行)ああ、もうやることない?
(DJ松永)やることない。
(佐久間宣行)『ラジオビバリー昼ズ』、聞いているんだもんな?
(DJ松永)聞いてる、聞いてる。『ビバリー昼ズ』、聞いてるし。もう、福田さんのやっているラジオも片っ端から聞いてる。で、『はたわらワイド』も全部見ているし。最近、『インシデンツ』も見ているし。もう、本当に暇! 本当にこんな全部、手に入れていいもんかね? こんな世界的バズを……。
(佐久間宣行)フハハハハハハハハッ! いや、マジで俺、海外スターの吹き替えを見ているのかな?(笑)。
(DJ松永)フハハハハハハハハッ! 本当にだからリアルタイム翻訳ですよね。
(佐久間宣行)なんかディカプリオがさ、ドラッグにハマってディーラーのトップになっている映画……『ウルフ・オブ・ウォールストリート』。あれのピークの時のパーティーにいるやつみたいな。それかITでめちゃくちゃ当てた人。ぐらいの……。
(DJ松永)でも、その人たちってその後に、痛い目を見ますよね? 痛い目、見ないからね。マジなんで。
(佐久間宣行)ああ、作ってるもんね。なんか、フロックとかじゃないもんな。だって作った曲で当ててるんだからな。
(DJ松永)そうなんですよね。なんか、物語の世界みたいにたまたまね、やっちゃって。調子こいちゃってどうのじゃないわけですからね。
(佐久間宣行)だって、悩んだ時期もあるしね。
(DJ松永)だってもう本当に実力のみで……その、まあ不労所得なんでね(笑)。転がり落ちないわけですから、これは(笑)。
(佐久間宣行)そうだね。これは曲を残したわけだから。要は、よっぽどとんでもない何かにはまったりして、使い込んだりとかしない限りは……。
(DJ松永)そうなんですよ。だから曲が売れたことは、財産ですね。資産ですな。
「売れた曲」という資産
(佐久間宣行)まあ、曲っていうのはね。曲が売れるということは、あとは曲が勝手にね。
(DJ松永)で、入ってくるし。だから、その資産自体を売るってことも基本、選択肢にはないわけですから。権利を売るっていうのは。
(佐久間宣行)そうだね。売るなんて、マイケル・ジャクソンがちょっと売ったとか。ぐらいしか聞かないもんね。
(DJ松永)だから映画みたいなことにはならないです。ごめんなさいっていう感じではある。
(佐久間宣行)しかもね、これがまだだからね。物語で言うとね。
(DJ松永)そうなんですよね。いやー……。
(佐久間宣行)皆さん、今ね、椅子にあぐらをかいて座っているんですよ。吉住の宣材写真を思い出してください。
(DJ松永)フハハハハハハハハッ!
(佐久間宣行)吉住のアー写と同じポーズを今、取っています(笑)。
<書き起こしおわり>