ハライチ岩井 ゲームボーイカラー本体探しの旅を語る

ハライチ岩井 ゲームボーイカラー本体探しの旅を語る ハライチのターン

ハライチ岩井さんが2024年1月25日放送のTBSラジオ『ハライチのターン!』の中で20年以上澤部さんから借りっぱなしのゲームボーイカラーのドラゴンボールのソフトをやるため、ゲームボーイカラーの本体を入手するため秋葉原に行った際の模様を紹介していました。

(岩井勇気)このラジオの正月の放送でね、澤部に昔、ドラゴンボールのゲームソフトを借りたっていう話をしていて。で、それをずっと返してないっていう。それ、たしか中学の終わりから高校入るぐらいの時だったような気がするんだよな。澤部の家に行った時に、澤部の机の上にたしか、あったんだよね。ゲームボーイカラーっていう携帯ゲームのソフトがあってね。「これ、面白そうだな。貸してよ」って言ったら貸してくれて。

(澤部佑)私はもう、クリアしてたんだね。

(岩井勇気)で、俺はそれを全くやらずに、ずっと借りたままだったっていうね。

(澤部佑)恐ろしい男だよね。

(岩井勇気)で、そのことなんですけど。先週ね、アフタートークで話したじゃない? 実家から澤部に借りたそのソフトを箱ごと見つけたんですよ。

(澤部佑)先週、アフタートークで持ってきたんだよね。

(岩井勇気)持ってきたんですよね。で、それに対して澤部は「プレーしてから返してよ」って言ったじゃないですか?

(澤部佑)プレーするためにこっちは貸してるからね。

(岩井勇気)まあね。で、それを言われたから。ただ俺はね、それってゲームボーイカラーっていう昔の携帯ゲームのハードウェアでできるソフトだったんですけど。実家から俺、「これがゲームボーイカラーだな。これでできるな」って思って持ってきたものが、ゲームボーイポケットっていう、1世代前のハードでね。それは白黒なんですよ。で、ゲームボーイカラーっていうはカラーの画面でできる。俺は白黒のちっちゃいやつを持ってきちゃっていて。それだとそのドラゴンボールのゲーム……『ドラゴンボールZ 伝説の超戦士たち』っていうゲームなんですけども。それはできないっていう。「ああ、違ったな。じゃあ、これはできないわ」っていう話になってね。

(澤部佑)「どうするんだよ?」みたいなね。

借りたまま忘れていた『ドラゴンボールZ 伝説の超戦士たち』

(岩井勇気)それを先週のアフタートークで話して。で、このゲームをやるためにゲームボーイカラーを手に入れようっていう動きになったわけですね。で、先週、「じゃあちょっと、ゲームボーイカラーを探し行くか」ってなって、秋葉原に出かけたんですよ。で、俺がたまに行くレトロゲームの店があるんですけども。そこは本当にファミコンとかスーパーファミコン、プレステとかのソフトとかハードウェアが売ってる店なんですけど。そこにゲームボーイカラーがもしかしたら、あるかもって思って、行ったんですよね。で、入って、バーッてショーケースとかを見たんだけど、なくて。で、店員がいたから、聞いたんですよね。「ゲームボーイカラーの本体、ありますか?」って言ったら「いや、カラーは今、ないっすね」って感じになって。

「ああ、当てが外れたな。じゃあ、ちょっと出るか」ってなって。出て。その近くにもう1軒だけ、レトロゲームの店があるの。中古のレトロゲームの店があったから、行ったんですよ。で、バーッて見たらそこもなくて。店員にまた聞いたの。「ゲームボーイカラーの本体って、ありますか?」って聞いたら「ああ、ありますよ。1個だけ」って言われて。で、なんか奥の方のショーケースに行って、見たらあったんだよね。それで値段を見たら、3万5000円するの。

(澤部佑)おおーっ!

(岩井勇気)「えっ、こんな今、高いの!? もうプレミア、ついちゃってるじゃん?」っていう話で。で、そんなに綺麗じゃないんだよ。しかも。「正常に動く」っていうだけで、3万5000円するからね。

(岩井勇気)「これはさすがに買えないな」ってなって。

(澤部佑)まあ、ちょっと高いね。

(岩井勇気)で、「『ドラゴンボールZ 伝説の超戦士たち』はゲームボーイアドバンスでもできます」って書いてあるんだよね。ゲームボーイカラーというゲーム機か、ゲームボーイアドバンスっていうゲーム機でできるという。ゲームボーイカラーの次に出たのがゲームボーイアドバンスっていうやつで。で、その店にゲームボーイアドバンスもあったの。で、「おっ、あるじゃん!」って思ってそれの値段を見たんだけど、2万8000円ぐらいするの。「うわっ、高いわ……」ってなって。

(澤部佑)買うけどな。

(岩井勇気)えっ、買う? 高くない?

(澤部佑)『伝説の超戦士たち』をやるためなら……。

(岩井勇気)いやいや、それだけのためちょっと買えないわ。だって、そうなってきたらさ、その『ドラゴンボールZ 伝説の超戦士たち』が2万8000円ということになるよ?

(澤部佑)まあ、そういうことだね。

(岩井勇気)買えるかよ!(笑)。

(澤部佑)でもお前、2万8000円分ぐらいは借りているぞ? 延滞料金として考えたら。20年ぐらい借りているんだから(笑)。

ゲームボーイアドバンスでも2万8000円

(岩井勇気)で、「これはちょっと諦めよう」っていう話になったんですよね。で、どうしようか? たぶん、どの店に行ってもこれぐらい値段はするんだろうなっていう話になってね。「もう中古でゲームボーイカラーを買うのは、諦めるしかないのか。じゃあ、どうする? どうすればこのドラゴンボールのゲームがやれるのか?」っていうのを考えたんですよね。それで最近、出ている昔のソフトを入れて遊べるハードみたいなの、たまにあるじゃない? それを買うっていう。で、たぶん公式じゃないのとかもあるんだろうけども。調べたんですよね。そしたら、意外となくて。ゲームボーイのって。で、海外に1個だけあるのが、出てきたんだよね。

それがゲームボーイとゲームボーイカラーとゲームボーイアドバンスの全てのソフトができるという、スタイリッシュなゲームボーイみたいな。近未来のゲームボーイみたいなデザインのやつ。それが、海外のやつであって。当然、オフィシャルじゃないんだけど。ただ、それの値段が200ドルぐらいだったかな? 言ったら、3万ぐらいだね。で、アダプターもあって。そのアダプターも7000円ぐらいするから結果、3万7000円ぐらいするわけですね。だから「これじゃあ同じだな。同じだったら、公式のレトロなやつの方がいいだろう。偽物の最新のやつをゲームボーイをやるために買うのもな……」ってなって。

それで俺の持っているゲームボーイポケット。先週持ってきたゲームボーイポケット。「それを改造して、ゲームボーイカラーができるような状態にするっていうのはどうだ?」ってなって。中のパーツはいろいろ使えると思うんだよね。

(澤部佑)まあまあ、近いは近いだろうね。ほぼね。

(岩井勇気)そう。だから「これ、どうにかできないか?」と俺は思ったの。で、一応ね、秋葉原にラジオデパートっていうジャンク品を売ってるところがあってね。その中の、ジャンク品の店がいっぱい並んでる中に、ゲームのジャンク品が売ってるところがあるの。で、そこに行ってみたんだよね。もう何でもありそうなの。もうゲーム機じゃなくて、ゲームの中の部品がいっぱい売っているの。で、ゲームボーイの中の部品とかも売っていて。

(澤部佑)書いているの? 「ゲームボーイの◯◯」とか?

(岩井勇気)そうそうそう。「液晶です」とか「基盤です」とか、そういうのがブワーッと置いてあって。そこに行ったんだけど。それを見ていて。またさ、ジャンクショップのおじさんみたいな人がいるんだよ。漫画に出てくるジャンクショップのおじさん。ヒゲを生やした。その人に「ゲームボーイポケットを今、持ってるんですけど。これをゲームボーイカラーにできないですかね?」って聞いたら「そういうのはない」って(笑)。

(澤部佑)ああ、ない? その人が言ったら、もう絶対だな。

(岩井勇気)「ああ、ないんだな」って思って。で、よく考えたんだけど。「部品を買っても、俺にそれができるのか?」ってなって(笑)。

(澤部佑)そりゃそうだよ(笑)。

(岩井勇気)難しいんだよなー。

(澤部佑)すごい細かいあれだろうかな。

(岩井勇気)しかもまたさ、ネジが違うんだよね。そのゲームボーイポケットのネジが。プラスとかマイナスじゃないの。なんか、Y字のネジなんだよね。特殊なやつなんだよ。

(澤部佑)それはだってね、開けちゃダメなやつだからね。本来ね。

(岩井勇気)もう博士みたいなやつが俺の友達にいないと無理だっていう。そいつに預けないと。

(澤部佑)そうだね。いろんなジャンル得意な博士みたいなやつが。

友達に博士がいないと無理

(岩井勇気)「ならば……これが一番安上がりなんじゃないか?」っていう案をその時、思い浮かんだんですよ。「中古の攻略本をアキバで見つけよう。その攻略本を読んで、やった気になろう」っていうね(笑)。

(澤部佑)フハハハハハハハハッ! 全然違うよ、それは!

(岩井勇気)攻略本を読んでやった気になる。俺はね、その能力はめちゃくちゃ高いの。だって、自分の持ってるゲームの攻略目的で買ったファミ通の、自分の持ってないゲームのページを隅々まで読んで、すごくやった気になるから。俺は(笑)。

(澤部佑)ファミ通の中のやつなんて、そんな、そこまで載っているわけじゃないだろう?(笑)。

(岩井勇気)でも、俺はすごくそれでやった気になったの。これはその能力に長けてるんで。頭の中でそのゲームを完成させることができるのよ。俺は(笑)。

(澤部佑)頭の中で組み立てる?

(岩井勇気)その方法もあるなって。もしくは、秋葉原にレトロゲームがプレイできる系のカフェとかバーがあるんですよ。そこに行けば、ゲーム機もあるし。そこでのソフトもめちゃくちゃ遊べるわけです。そこにゲームボーイカラーがもしあれば、自分の持ってきたドラゴンボールのソフトをそこでやるっていう。ただ問題は、持ち込みが可能かどうかっていうことで。

(澤部佑)持ち込み……行けない可能性もあるね。

(岩井勇気)そうなんですよね。あと、クリアまでいくらかかるんだ?っていう。

(澤部佑)そうね。時間制なのかな?

(岩井勇気)時間制だと思うんですよね。あと、そういう店でRPGをやってる人いないっていう(笑)。

(澤部佑)だいたいそうね。アクションとかだね。

(岩井勇気)格ゲーとかね。その案とか。あと、中古の店で中古のタイムマシンを買って、ゲームボーイカラーの時代に戻って、手に入れるっていう。

(澤部佑)こいつ、やらないつもりだ……。

(岩井勇気)っていうことですよね。

(澤部佑)「っていうことですよね」じゃなくて。

(岩井勇気)それも考えたんだけど、どうやらないみたいですね。それをね、いろいろと考えていた矢先ですよ。澤部さん、ここからです。

(澤部佑)えっ、ここからなの?

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