ハライチ澤部さんがTBSラジオ『ハライチのターン!』の中でパンサー向井と酔った勢いで岩井さんに電話をかけまくった話をしていました。
(澤部佑)えー、この間ね、パンサー向井とご飯に行きましてね。それで岩井さんにちょっと迷惑をかけました(笑)。
(岩井勇気)なんですか、あれ?
(澤部佑)いや、パンサー向井とスタッフさん、ディレクターさんと3人でご飯に行って。なんか酔っ払って岩井に電話かけたんだよね(笑)。
(岩井勇気)本当、お前から電話かかってきてさ。こいつから電話かかってきて。澤部から電話かかってくるって俺、2パターンしかないと思ってるんだよ。まず、番組でなんか「相方にかけよう」みたいな感じで電話をかけるパターン。でも、そのパターンの時って事前にマネージャーが匂わせるような感じのことを言われるわけですよ。
(澤部佑)ああ、「その時に何してますか」とか。
(岩井勇気)とか言われるわけよ。「出れますか」とかみたいな。でも、それがなかったからそれじゃねえなってなって。で、もう1パターンが酔っ払って気が大きくなって電話かけてくるっていうやつ。
(澤部佑)「気が大きくなって」(笑)。
(岩井勇気)そう。
(澤部佑)後者だね(笑)。
(岩井勇気)で、電話がかかってきて。とりあえずシカトして。で、2回目に電話がかかってきて。で、またシカトして。3回目にかかってきて、「ああ、めんどくせーな」って思ったけど、「1回、出てみるか」って出て。で、もう無言で。「どんな感じの様子なんだろう、向こうは?」って。そしたら「もしもし? もしもし? もしもーし?」って言ってるわけよ。「あ、澤部の声じゃねえな」ってなって。でも、そこで1回切ったの。
(澤部佑)そうか。うん。
(岩井勇気)で、ちょっと考えてみたら、「なんか向井くんの声に似てたな……」って。
(澤部佑)フフフ、そうね。
(岩井勇気)で、案の定、向井くんから電話がかかってきて。
(澤部佑)そしたら、すぐに出て。向井からかけたのか。最後ね。すぐに出て。そう。そんな会があったんだよね。すいません、なんかね。
(岩井勇気)いや、本当ですよ。
(澤部佑)それ、そもそもじゃその会がなぜ開かれたかっていうと、最初にそのディレクターさんと飲みに行こうっていうことで。その人、最近子供が生まれて。「じゃあちょっと子供の話を聞かせてくださいよ」みたいな。それで「飲みに行きましょうか」って。でも、その人と1対1で行ったことがなかったから。向こうも「じゃあ誰か呼びますか?」ってなって。「僕が仲がいい芸人さんは、パンサー向井とか……」みたいな。で、何人か挙げてくれて。「パンサー向井……せっかくだから向井にしようか」って。あんだけ岩井が好きになる男の子はどういう男の子なのか……。俺、打ち上げとかは1、2回はあるけど。
(岩井勇気)お前がそう思ったっていうこと?
(澤部佑)そう。プライベートでは向井と飲んだことなかったから。だからちょっと行こう。「向井、呼びましょうか」って。で、向こうが呼んでくれて行ったの。いざ行ったら、やっぱりあれだね。焼き肉なんだね。
(岩井勇気)はー! やっぱり? 向井くんはめちゃめちゃ焼き肉好きだからね。
(澤部佑)いっつも言うじゃん。お前が。「なに食べる?」って言ったら絶対に「焼き肉!」って言うんでしょう?
(岩井勇気)バカみたいにずっと焼き肉食ってるからさ。本当にそうなんだよ。
(澤部佑)フフフ、えらいもんでさ、やっぱり焼き肉屋なんだよ。
(岩井勇気)本当に「なに?」っていうと絶対に「焼き肉!」って言うから。
(澤部佑)焼き肉でさ。「うわっ、岩井の言う通りだ。なんだよ……本当に子供みてーだな」って。で、まず行って。焼き肉をたのむんだけど。まずはドリンクをたのんで。ビールとか。そこでもう向井はマンゴー梅酒ね。
(岩井勇気)そうでしょう? 全然飲まないから。本当に全然飲まないし。
(澤部佑)そう。かわいいのたのむのね! やっぱりね。
(岩井勇気)カクテルみたいなかわいい甘いやつたのむの。
(澤部佑)「かわいいかよだ。あっ、これがあの岩井の世に言う『かわいいかよ』か! マンゴー梅酒って! へー!」って。
(岩井勇気)そうよ。自然と出てきたでしょ? 「かわいいかよ!」って。
(澤部佑)そう。「かわいいかよ!」って自然と出てきてね。で、あとお肉をたのむのもさ、なんかあの人、勝手に全部たのんじゃうの。なにあれ?
(岩井勇気)ああ、なんかそうね。割とポンポンポンポンたのむよね。
どんどん注文するパンサー向井
(澤部佑)そう。そのディレクターさんも俺と同い年で。で、同期でしょう? で、向井も同期で。1個年上だけど。みんなだから同世代。別にみんなで話して決めればいいじゃん? でもなんか向井が全部「あとタンを……僕、厚めのはあれなんで、ちょっと薄いやつを……」とか。「いやいや、澤部は厚いのも好きですけど! なに、勝手に?」って。
(岩井勇気)フフフ、そうよ。
(澤部佑)で、全部。「これはタレで。あと、ライスと……」って。もう子供の。ライスしっかり食べる感じね。
(岩井勇気)そう(笑)。「これはまあ、2個でいいね?」みたいな感じで全部指定してくるでしょう?
(澤部佑)そう。聞いてこなかった。「2個でいいね」もなかったよ。全部勝手に。で、俺も我慢できなくなってさ、「えっ、なんで1人で決めてんの?」って(笑)。
(岩井勇気)フフフ(笑)。
(澤部佑)スタッフさんもいるし、スタッフさんも「えっ?」みたいな顔しているから。「えっ、なんで1人で決めてんの?」って。で、向井くんも「えっ、なに? じゃあ、たのみなよ」って。
(岩井勇気)フハハハハハハッ!
(澤部佑)「えっ、なにこれ? なに? 強めに……」って。
(岩井勇気)そういうとこ、あるよね(笑)。
(澤部佑)そう。だから俺も負けじと、俺はやっぱり最近、サラダを先に食べると太らないっていう情報がついに俺のところまで届いたからさ(笑)。
(岩井勇気)ああ、そうですか(笑)。
(澤部佑)届いてた? 知ってた?
(岩井勇気)まだ届いてなかったんですか?
(澤部佑)最近、届いた。
(岩井勇気)そう? 10年前ぐらいから言われてるんじゃないかな、これ? 遠くに住んでるのかな?
(澤部佑)先週ぐらいに届いたからさ。野菜を食べなきゃってことでサラダだけたのませてもらってね。
(岩井勇気)サラダだけかい!
(澤部佑)肉、結構あいつがたのんじゃっているからさ。
(岩井勇気)しかもさ、がっつりしたのたのむっしょ?
(澤部佑)本当にそう。
(岩井勇気)カルビとかさ。
(澤部佑)カルビ、ロース、タレとか。がっつりしたやつ。で、ライスでバクバク行くでしょう?
(岩井勇気)そうなのよ。
(澤部佑)で、お肉が全部バーッと来て。サラダも店員さんが来て3つに取り分けてくれてね。お肉も向井が焼いてくれるのね。自分で食べたいからだろうね。バンバン焼いて。まあお肉を美味しくいただいていて。で、まあ最初は子供の話になるの。
(岩井勇気)まあ、その話をする予定だったからね。
(澤部佑)そういう会だったから。「どんな感じですか? 子育て。お風呂入れる時、どうですか?」「奥さんにどれぐらい休みとかあげたりしてますか? できてますか?」とかそんな話をして。ただやっぱりそれ、向井はちょっとすねちゃうっていうかさ。「なんで俺、呼んだんだよ?」って。
(岩井勇気)まあ、そりゃそうなるだろうね。その会にはだって子供がいる人を呼んだ方がいいわけだからさ。
(澤部佑)それはそう。俺も思った(笑)。子供の話を盛り上がっている最中に気づいた。「ああ、向井はそりゃあ入れないよな」って。
(岩井勇気)まあ別にさ、俺とかだったら子供がほしいとも思っていないしさ。そういう願望がめちゃめちゃある人間じゃないから。でも向井くんはほしいからね。
(澤部佑)本当にそうみたいだね。言ってた。「俺はだって結婚してさ、子供も好きなのに……これは辛いよ」みたいにずっと言っていた。で、だから向井の恋愛の話とかもするじゃん? でも本当にいま彼はないんでしょう?
(岩井勇気)なんかもういま、ゼロ状態みたいらしいよ。
(澤部佑)なんかうまくできないし……みたいな向井の話もして。で、そんな話をしながら、まあまあ盛り上がって。お酒もすすんで。そうするとだんだん、やっぱり熱い話になるんだよね。熱い話、向井も好きでしょ?
(岩井勇気)熱い話……ああー。
(澤部佑)あんまりしない?
(岩井勇気)なんか向井くん、まあ熱い話っていうか仕事の話はしたがるね。
熱い話好きのパンサー向井
(澤部佑)それも結構、「どうですか? どうなんでしょう、我々の世代。どうすればいいか?」みたいな。もちろん、上からずっといま、詰まっているみたいなお笑い界。さんまさんやビッグ3がいて、その下にもバーッといて。さらには我々の1個上ぐらいの若林さんとか山里さんもMCをして。「じゃあ我々なんてどうやっていくんだ?」みたいな話をして。でも、やっぱりMCをやりたいって。向井とかは。
(岩井勇気)向井くんはやりたいって言っているね。
(澤部佑)「やっぱりMCしかない」みたいなね。
(岩井勇気)だってプレイヤータイプじゃないでしょ?
(澤部佑)そうね。それは言っていた。「なかなかいじってもらえるキャラでもそんなにないし。でもMCとしてならそこそこやれる自信はある。ただ、チャンスがない。いきなりもし俺がMCをやるってなっても、見ている人もそれは納得しないし。やっぱり徐々に場数を踏んで売れて、知名度が上がってやらないとダメなポジションだし……」みたいな。
(岩井勇気)なんか「面白い」って思われてからMCをしないとさ、「なんでやってんの?」って話だよね。
(澤部佑)それは見ないよね。普通にね。だからやっぱり「チャンスをもらえればなんとか……」みたいな。「たしかにチャンスさえもらえれば。逆にいまの後輩、若手とか全然テレビに出てないやつらも、チャンスさえもらえれば、経験さえ積めばもっと全然世に出れるだろうし……」みたいな。それはなんとなくわかるのね。「経験なんて積まれたら、結局いろんなやつに抜かれちゃうんじゃないか?」みたいなことも言うのよ。
(岩井勇気)ふーん。
(澤部佑)「ラフレクランのツッコミの西村とか、ニューヨークの屋敷とか、そこらへんにもう経験を積まれたら簡単に抜かされちゃうよ!」みたいな。たしかに。それは俺もそう思うわ。
(岩井勇気)まあまあ、慣れたらね。
(澤部佑)そう。「結局テレビで緊張とかで力を出せないでいるとか、そういうことだよな。たしかにな……」って。そんぐらいでたぶん岩井に電話したのかな?
(岩井勇気)なにやってんだよ(笑)。
(澤部佑)「うわー、すごい熱くなっちゃった」って。そのディレクターさんも結構、「いや、本当に俺もみんなで番組作りましょうよ!」って。で、「よーし!」ってなってパッと見たらさ、向井が俺のたのんだサラダを一口も食べてないんだよ。「なんだ、こいつ?」って思って(笑)。
(岩井勇気)フフフ(笑)。
(澤部佑)俺がたのんだ辛口ネギサラダを一口も食べてないんだよ。
(岩井勇気)やっぱね。意地でも食わないんだよな。
(澤部佑)自分がたのんだやつしか食べない(笑)。「ふざけんなよ」って思いながら。でも、お酒がすすんで。結局酔っ払ってさ。で、もうお会計が終わってそこから帰るんだけど、ここからまあ話はすごく変わるんだけどさ。これはまあ、ちょっとびっくりしたというか自分が怖かったんだけど。
(岩井勇気)うん。
(澤部佑)酔っ払って帰って。タクシーに乗って帰って。で、家に着いて気づいたらソファーで寝ていたの。で、朝の5時ぐらいにパッと目が覚めて。「歯を磨こう。磨いて、もう改めて寝よう」って。それで歯を磨いていたら、「携帯がないぞ! ああ、やった……もうこれは店かタクシーか、絶対に忘れている。俺がいつも置いているソファーの肘掛け部分に置いてない! トイレの俺がいつも携帯を置く場所にもない。自分の部屋のいつも置く棚のところにもない。ああっ、もうない! 澤部家にはない! これはもう、やっちゃったか!」って。その日はしかも財布とか携帯を裸で、それだけ持ってお出かけしていたの。俺。
(岩井勇気)そんなこと、ある?(笑)。
(澤部佑)その日は家にいて、そっからメシ食いに行って、それで帰るだけだから。「もういいや」ってそれだけ持って出ちゃっているんだよ。家の鍵と。だから「ああ、やっちゃった! うわー、もう終わった! なにこれ? 探すの、大丈夫か? 酔っ払ってタクシーの領収書とかももしかしたらないかもしれない。どうしよう、どうしよう?」って。それで「うわっ、うわーっ!」って床にゴロン!ってしたの(笑)。
(岩井勇気)5時に?
(澤部佑)うん。朝5時に。「うわーっ!」って。で、パッと見たらソファーの下に携帯があるの!
(岩井勇気)あるのかよ。
(澤部佑)「うわぁーーーっ!」って。もううれしくてさ。「やだーっ!」って。もううれしくて、携帯をいじりだすじゃん? で、携帯をいじりだして、もうエゴサーチしちゃうんだよ。
(岩井勇気)なんでだよ!(笑)。エゴサーチする機会じゃねえだろ?
(澤部佑)わかんない。それはもう寝る前に習慣になっているし。エゴサーチをバーッとしたら、そこから朝5時から、気づいたら6時半ぐらいになっているの。エゴサーチで(笑)。エゴサーチで1時間半。怖かったーっ!
(岩井勇気)気持ち悪い(笑)。
(澤部佑)その日、日曜日だったんだけど。その日、俺は結構いろいろと出ているんだよ。いっぱい。そうすると、エゴサーチが止まんなくなっちゃって。
(岩井勇気)なんだよ……。
(澤部佑)いろんな言葉がいっぱい出てきてさ。
(岩井勇気)クソみてーな日だな。
(澤部佑)フフフ(笑)。
<書き起こしおわり>
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