(岩井勇気)ここからなんです。パンッと俺の携帯が鳴るんですよね。母親からLINEが来るんですよ。で、画像が添付されてんですよね。母親からのLINEに。そしたら、その画像にゲームボーイアドバンスが載っているんですよ。
(澤部佑)フハハハハハハハハッ! なんだ、それ? なんで?
(岩井勇気)でも俺はゲームボーイアドバンスを買った覚えがないんですよ。昔、持っていた覚えがないんです。で、「これ、何?」って聞いたら「妹のがあった」という。妹は、持っていたんだよ。紫のゲームボーイアドバンスを。
(澤部佑)お兄ちゃんが知らないところで?
(岩井勇気)やっていたんだよ。『ハムスターパラダイス』か何かのゲームをやっていたんだよね。昔ね。で、「ええっ?」ってなって。「ただ、電池を入れても電源が入らない。うんともすんとも言わない」って。そういう状態だったらしいんだよね。で、「うわーっ、壊れているのか……これをどうにかして、直さなきゃいけないのか?」っていう風に思っていたら、その数時間後ですよ。また母親からのLINEが来るんです。そしたら「直った」って。
(澤部佑)ええっ?
(岩井勇気)「えっ、どういうこと? 直ったって、なに?」って聞いたの。そしたら、母親が中を開けて、ハンダゴテとかピンセットを使って直したっていうのよ(笑)。
(澤部佑)すごっ!
(岩井勇気)「ええっ、どういうこと?」って聞いたら母親は昔、ウォークマンとかを直すパートをやってたから、そういう基板とかを直せるのね。その当時の技術を使って直したっていうのよ。「うわっ、博士いるじゃん!」ってなって(笑)。
(澤部佑)一番近いところに? すごい!
実は母親が博士だった
(岩井勇気)完璧なゲームボーイアドバンス。完成したのが今、実家にあるのよ。これを今週、取りに行こうと思っていますね(笑)。
(澤部佑)フハハハハハハハハッ! それで、念願のプレーを?
(岩井勇気)できるんですよ。
(澤部佑)くぅーっ! すごい物語だな! この物語、このストーリーを味わっていたら、ゲームは楽しくない可能性あるぞ?
(岩井勇気)こっちの方の楽しいのかもしれないな。
(澤部佑)こっちのストーリーが凄すぎてね。
(岩井勇気)手に入れましたよ。
(中略)
(澤部佑)じゃあ、もう近いですね。
(岩井勇気)これ、ちょっと見てください。母親からのLINE。
(澤部佑)うわっ、懐かしい。ゲームボーイアドバンス。
(岩井勇気)起動しているでしょう?
(澤部佑)動いてる。めっちゃ動いてる。
(岩井勇気)「最初は電源が入らなくて。昔、修理で使っていた接点復活剤で復活させました」って。なんか、やったんだろうな。
(澤部佑)なんかやったんだな。母親からLINEが来たって、母親も捜索活動をしていたのにまずびっくりしたな。一緒に親子で探したのか?
(岩井勇気)ラジオを聞いたみたいだな。
(澤部佑)ああ、勝手に動いてくれていたんだ。すごっ!
(岩井勇気)別班がいたんだよ。だから。
(澤部佑)そうか。ウォークマンのをやっていたんだ。
母親が捜索別班
(岩井勇気)これでちょっとね、ドラゴンボールのゲームをやっていきますんで。でもなんでドラゴンボールのゲーム、やらなきゃいけないの?
(澤部佑)お前が20年、借りっぱなしだからだよ。俺のデータ、消さなきゃできないのかな? 当時のやつ。
(岩井勇気)何個かあるんじゃない?
(澤部佑)何個か行けるんだったら、消さないでな? 残しておいてくれよな。
(岩井勇気)わかった、わかった(笑)。
(澤部佑)ぜひ楽しんでください(笑)。
<書き起こしおわり>