オードリー若林さんが2023年12月23日放送のニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』の中で東京ドーム公演の主題歌、星野源さんの『おともだち』についてトーク。「別に好きとかじゃない。波の数がたまたま合うだけ」という歌詞について話していました。
(若林正恭)そういえばこの間、星野源さんの方のオールナイトニッポンで我々のテーマ曲『おともだち』についてトークしてくれていて。それを聞くとさらにね、やっぱり味わい深く聞こえるっていうか。そうそうそう。星野さん、一緒にご飯を食べた時に「高校生の時、すげえ夜、電話してましたね」って話をして。「なるほど!」みたいな。あの時代さ、電話があったもんな。今、電話ってするか? ああいう感じで電話、してるのかな? LINEとかあったら、どうなんだろうな?
(春日俊彰)ああ、電話はしてるんじゃない? その、テレビ電話的なさ。
(若林正恭)で、この歌詞が……これ、サトミツともしゃべったんだけど。本当にオードリーの距離感だな、みたいなことを思うんだけど。これさ、改めて思うけどさ。俺、春日のことが好きじゃないのよ。
(春日俊彰)いやいや(笑)。そんなことはないよ(笑)。
(若林正恭)学歴主義……拝金主義であるし、学歴主義者でもあるし。あと、家柄とかで人を見るところがあるから。
(春日俊彰)そんなこと、ないだろう?(笑)。
(若林正恭)だから俺、あんまり好きじゃなくて。
(春日俊彰)こんな、大したところから出てない人間が? 家柄を見てるってこと? そんなことはないよ。
(若林正恭)なんか、自分の自分の学校の派閥の人間しか信じないっていうか。テレビ局の廊下で平気で自分の大学、母校の話をしてるやつみたいなイメージがあるんだよ。
(春日俊彰)そんなことないだろう? どこがだよ!
(若林正恭)「君も日大商学部なんだよね? じゃあ◯◯会だ」みたいな。「△△さん、知ってる?」みたいなのを平気でテレビ局の廊下で大声でしゃべっちゃう。「痛えな、こいつ!」って思ったこともあるのよ(笑)。
(春日俊彰)1回もないよ。別に大きな声でも言わないしね。言うようなほどのことでもないし。「日大商学部のさ……」って。
(若林正恭)内田理央さんに、びっくりしたけど。「君も日大商学部なんだよね?」っつって(笑)。
(春日俊彰)言ったことないよ(笑)。
(若林正恭)「参加している? 同窓会とか、行ってんの?」みたいな。◯◯会みたいなのがあるんだよな。日大商学部の、なんかね。
(春日俊彰)ああ、そうなの?
(若林正恭)知らねえよ!
(春日俊彰)なんで怒られなきゃいけないのよ! 知らないから。私だって。
なかなか伝わらない「別に好きとかじゃない」
(若林正恭)「別に好きとかじゃない」っていうのも、誰にしゃべっても伝わらないね。でもさ、それで考えたらさ、男友達っていう言い方も変だけども。男で好きなやつって……でも春日は浜ちゃんのことが好きなんだよな。普通に。
(春日俊彰)ああ、そうだね。ハマカーン浜谷ね。
(若林正恭)でもサトミツだって俺、聞かれたら好きじゃないよ。こんなやつ(笑)。
(春日俊彰)フハハハハハハハハッ! いや、まあまあ、そうだね。それはわからんでもないけどね。「なんだよ、こいつ」ってやっぱりどこか思ってるじゃない?(笑)。
(若林正恭)俺、ゴンちゃんのことも別に好きじゃないよ。一緒にいて「面白いな」とは思う。サトミツもゴンちゃんも春日も。ただ、好きな人間ではない。そんな、「好き」なんてものはそんな大した話じゃないっていうのが、なかなか伝わらないよな。
(春日俊彰)ああ、なるへそ。
(若林正恭)どこの間、ウエストランドの井口とも話したけども。「好きでコンビを組んでる」って思われてるところ、あるよな?(笑)。
(春日俊彰)ああ、まあ世間的にはね。そうだね。なんだかんだで。絶対にそれがついて回るというかね。
(若林正恭)「好きなわけないじゃん」って思うよ。
(春日俊彰)「でも結局は……」みたいなことを言うよね。「なんだかんだ言うけど」みたいな。
(若林正恭)いや、みんなのことを「面白いな」とは思うよ。みんなのことを。一緒にいると。それの方が全然、上にあることだから。「好き」かどうかなんてほぼ……俺、好きなやつなんていないよ。俺は。
(春日俊彰)順位的に「好き」はそんなに上じゃない。
順位的に「好き」はそんなに上じゃない
(若林正恭)俺、山ちゃんだって好きじゃないよ。人間としては。安島さんなんて好きじゃないよ、俺は。人間としては(笑)。
(春日俊彰)絶対に「なんだ、こいつ」っていう部分あるわけだよね(笑)。
(若林正恭)フハハハハハハハハッ!
(春日俊彰)「なんだ、こいつ?」っていうね。
(若林正恭)そんなの、考えちゃったら「好きっていう人で会う人、いるかな?」みたいな。
(春日俊彰)なるへそ。「ただただ好きだから、話したい。一緒にいたい」っていう人、いないね。
(若林正恭)なんか、そう言われたら説明つかないよな。
(春日俊彰)そうだね。
(若林正恭)こんなの、男女で分けて話しちゃいけないけど。俺は男としては、わかんないなと思って。その感覚。それは思うでしょう? 谷口のこと、好きじゃないでしょう?
(春日俊彰)好きじゃないよ。あんなやつ。しょうもない。
(若林正恭)フハハハハハハハハッ! でも、たまには会いたくなっちゃう?
(春日俊彰)まあ、そうだね(笑)。「あいつ、何してるかな?」って考えちゃう(笑)。
(若林正恭)それが『おともだち』なんだよ。星野源さんの。
(春日俊彰)「今頃、何してるかな?」って考えちゃうね(笑)。
(若林正恭)それが『おともだち』なんだよ。意味なくLINEしちゃうっていう。電話しちゃうっていう。
(春日俊彰)そういうことか(笑)。
(若林正恭)それを『おともだち』にしてくれたんだよ。源さんは(笑)。
「別に好きとかじゃない。波の数がたまたま合うだけ」
<書き起こしおわり>