星野源さんが2026年3月3日放送のニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』の中で作曲についてのリスナーからの質問メールに回答。初めて聴く曲の楽しみ方について話していました。
(星野源)続いて。長崎県の方。「星野源のオールナイトニッポンで数々の質問をしてきて、どうしても源さんのプライベートでの音楽の聴き方をお聞きしたいです。私は新曲がリリースされると耳で数回聴いてから、わからないところだけを歌詞を見たり、楽器を調べたりします。源さんは初めて聴く曲は事前にクレジットなどを見たりされるのでしょうか? 面白い音楽の聴き方や感じ方などありましたら教えていただけると嬉しく思います」。ありがとうございます。いいね、これ。「嬉しく思います」っていう言い方、いいね。かわいい。
ええと、そうですね。僕は情報はなるべくし入れないですね。で、音楽を聴くとだいたいなんか、わかるので。その「こういう楽器を使ってるな。ああ、これは音源だな。これは生だな」とか、だいたいはわかる。しかもね、打ち込みをやり始めてもう5年経ったのでだいたい、「ああ、こういうプラグインかな。これはあのアウトボードで作ってるんだな。これはじゃあ、プラグインだな」みたいな、そういうのもなんとなくはわかります。
ただ、なんとなくですけどね。実際、それが合っているのかは、わかんないけど。で、よっぽどわかんない時とか、あとは「これ、誰が叩いてるんだろう? いい演奏だな」とか「誰が弾いてるんだろう? いい演奏だな」っていう時はクレジットを見ます。で、クレジットを見てから聴くと、やっぱり先入観が生まれちゃうんであんまり楽しくないんですよね。
「こういう感じだな」って思ってから聴いちゃうので。で、それが予想と違った時も、なんか変な感触としてまず音楽が入ってきちゃうんで。僕は音楽だけを聴いて、景色を思い浮かべたり、自分の心が動いたり、グッと来たり。まあ、それは音楽を聴いて歌詞を聴いてもそうだし、音楽の音そのものを聴いて自分の思いが動くのが好きなんです。でもちっちゃい頃から、それはできなかったんで、だんだんできるようになっていきました。
ちっちゃい頃はやっぱりテレビで流れていて、その映像を見て「ああ、なんか素敵」って思ったりとかしてたけど。僕は音楽が好きになってからはどんどん、音楽だけでそれを感じれるようになってきました。なので今もミュージックビデオも作ってるし。ミュージックビデオが好きだから、もちろん見てもらいたいけど。音楽だけで何か感じられるともっと楽しいよっていうのは思うし。感想とかね、なんかコメントとか、あるじゃないですか。そういうのも音楽のことが書いてあると、うれしい。ビジュアルとか、なんかそういうところも超一生懸命、作ってるから全然うれしいんだけど。音楽のことが書いてあると一番、やっぱりうれしいな。音楽家なので。という感じですね。
なるべく先入観を入れずにただ音楽を楽しみたいという星野さんの意見は聞いていて「なるほど」と思いました。たしかに、なんとなく聞いていていいなと思っていた部分を後からいろいろ調べて知るのも楽しいですよね!