星野源さんが2023年12月12日放送のニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』の中でオードリーの東京ドーム公演主題歌『おともだち』についてトーク。『おともだち』というタイトルをつけた理由を話していました。
(星野源)はい。そんなわけで、シングル、12月27日リリースします。それで3曲目に入ります『おともだち』という曲。それはオードリーのオールナイトニッポン in 東京ドームの主題歌です。先々週、オードリーのオールナイトニッポンで初出し解禁して作家のサトミツさんが号泣されていたという。予想通り……「予想通り」というか、計画通りではないです。なんとなくサトミツさん、感極まるような気がしていたら、見事にそうなったというね。
メールです。「源さん、『おともだち』聞きました。最高すぎるのでタイムフリー、エリアフリーでさらに聞きまくります」。ぜひ。今日もね、どこかでかけますんで。で、いわゆるラジオ解禁みたいなのはしてないんで。リリースまではこの番組とオードリーのオールナイトニッポンだけです。なんで、お楽しみに。
「曲名の『おともだち』について質問です。『友達』の前に『お』をつけたのには意味があるんでしょうか? 歌詞がオードリーのお二人視点のものだけではなく、第三者から見たオードリーのお二人の関係性の意味合いもあるような気がしました。また自分自身の『おともだち』に『お』をつけて話すことはあまりないので、何か意味があるのかなと思っております」。
ええとですね、放送で若林さんも言ってたような気がするんですけど。なんか、「オードリーだ」っていうようなことを言ってくれていたんですよね。で、若林さんからも春日さんからも連絡……LINEをくれて。感想をくれてすごい嬉しかったんですけど。で、なんか、オードリーってやっぱりなんとなく見ていて思うのは、事あるごとに若林さんも言っているけども。「『仲がいいとか仲がよくあってほしい』って思われることの意味がわからない」っていうことをおっしゃっていたりとか。
オードリーの2人の絶妙な間柄
(星野源)でも、なんていうか、もちろん仲が悪いわけではないし……っていう。なんかその、絶妙な間柄じゃないですか。だからそこで、タイトルは友達っていう方向のタイトルだなと思ったんですけど。でもその漢字の「友達」だとなんていうか、ちょっとスカしてるっていうか。なんて言えばいいだろうな? ちょっと、なんていうか、「感動しな」みたいな感じがするっていうか。なんて言えばいいの? いわゆるハスッている感じがあるんですよ。
で、それはちょっと2人のニュアンスとは違うなって思っていて。で、ひらがなの「ともだち」もやっぱりちょっと狙ってる感じがあるっていうか。なんかちょっと、うん。そんな感じっていう。でも、その『おともだち』っていうのは、ちょっとふざけてる感じっていうか。この曲調であのひらがなの『おともだち』っていう、そのギャップっていうのもオードリー感もあるし。そのちょっとふざけてる感じっていうのが一番ぴったりだなと思って。
で、英語タイトルは『Odd Couple』っていうので。『Odd Couple』って、昔の名作映画で『おかしな二人』っていうのがあって。で、『おかしな二人』っていうタイトルもいいかな?って思ったんすけど、それはユニコーンの昔の作品であるんですよ。もう既に。だから英語タイトルを『Odd Couple』にして、日本語タイトルは『おともだち』しました。
英語タイトルは『Odd Couple』
(星野源)なのでこの『おともだち』も入りますから。ニューシングル、ぜひ、たくさん聞いていただきたい。あれです。リトルトゥースの方からもね、メールが。神奈川県の方。「『おともだち』、最高にトゥースでエモかっこいいやべえテーマソングです。これを東京ドームで聞いたらサトミツさん並みの速さで泣く自信があります」(笑)。もうサトミツさんが泣く速度の基準になってますね(笑)。嬉しかったな。なんか、あんな風に反応してくださって。で、なんか僕、個人的には若林さんと春日さんのあの曲明けのトーンね。「いやー……」っていうそのトーンがすごい嬉しかったですね。なんか、気持ち気持ちがこもってる感じがして。
<書き起こしおわり>